17 / 70
第17話 冒険者と言うゴミ分別はしっかりしましょう
しおりを挟む
戦士であるエイプリル、ヒーラーであるオーガス、剣士であるオクトパス、商人であるマンス、バッファーであるムーン、バーサーカーであるファスト、弓使いであるアーチェリーの7人は1000人のジェイグルンド共和国兵士達と冒険者300人と共に移動していた。
エイプリル達が先頭を切る理由は、ゴミ王国の事を一番知っているからだ。
「それで、隊長、敵は未知の存在です。奴隷がいる程度ですので、すぐに制圧は可能かと」
「うむ、エイプリルよ、そなたらはレベル300以上の貴重な戦力だ。後方で見守っておれ、わし達の活躍を見て感動するが良かろう」
大地を埋め尽くす兵士達。
冒険者でもレベル200以上だろう。
彼等はゴミ王国が乗っ取られた事により仕事を失い、怒り狂っている。
「それにしても、本当にゴイルの野郎がゴミ王国を牛耳ったのか?」
「そうみたいだよ、エイプリル」
商人のマンスが告げる。
「僕の情報網を舐めないで欲しい、エルレイム王国が復興し、アララスタ王国のジスタ領地が独立宣言したという情報まで掴んでいるんだよ」
「さすがはマンスと言うところか」
弓使いのアーチェリーが帽子をずらしながら恰好を付ける。
「前方に、男が8人向かってきています!」
隊長の近くの兵士が叫ぶ。
「鑑定士鑑定しろ」
「左から、全員測定不能と表示されました」
「なんだと、何かしらの妨害スキルか」
「いえ、単純に強すぎるだけです」
「ぐぬぬぬ、弓兵構えー放てー」
矢が数百本空を支配した。
一直線に8人の男の元へと落下していく。
だが、全ての矢は軌道を逸れる訳ではなくて、8人の男達が普通に歩きながら避けていた。
「あ、ありえん、数百本の矢を避け続ける等、騎兵隊前へー突撃いいいい」
騎兵隊が突き進むと。
2人の男が前に出た。
「くっく、久しぶりの馬を見た気がするぜ、なぁ小次郎」
「馬に乗りたいと思うのは当然の概念だが、我らの戦い方では馬は似合わず武蔵!」
2人が地面を跳躍する。
まず騎馬隊の乗りて達の首が落下した。
1人また2人と落下し。
2人が着地すると、馬自体がばらばらに切刻まれた。
2人がぐるりと回転すると、次の騎馬隊の馬の真上に着地していた。
瞬く間の瞬間にまた首が落下。
次に別の2人が動き出す。
「なぁ、アーサー王、エクスカリバーを使える事、相当嬉しいだろ」
「当たり前だアレキサンダー大王、お前は今軍団がいないが、とても悲しいだろ」
「ふ、そうでもないさ、この戦場では血がたぎると言う物だ」
アーサー王とアレキサンダー大王の2人が剣をぶんと振り回すだけで、空気の斬撃が飛び。
騎馬隊そのものが一瞬にして崩壊した。
その隙間を2人の偉丈夫がかけ走る。
「ヘクトル、かつての歴史に名を刻んだ者同士、命を懸けて戦おうぞ」
「もちろんだとも、アキレウス、またアキレス腱をやられて死なぬことをな」
「たりめーだ」
2人が馬の死体と兵士の死体の隙間を縫って、兵士達に躍りかかる。
無数の兵士達が一度に宙を舞った。
彼等の体が地面に着地した時。
爆発するように吹き飛んでいく。
「何をしている。兵士達がほぼ壊滅ではないか、冒険者共はどうした。早くあの化物どもを」
「御仁、少し行動が遅いな」
「クー・フーリンが早すぎるのではないかな?」
「ジークフリート、お前が遅すぎるだけだ」
「かは」
者も言わさずに、クー・フーリンの槍が隊長の喉を突き刺していた。
クー・フーリンとジークフリートが地面に着地すると。
突如として8人の英傑達が片膝をついたではないか。
エイプリル達生き残った200名の冒険者達は何事かと見ていた。
だが、そこにやってきたのは1人の元冒険者。
姿形はみすぼらしく、どこにでもいる青年と言う感じの男。
荷物持ちの冒険者で唯の雑魚として扱われて来た男。
「主君!」
「主よ」
「今こそ立ち上がるときです」
エイプリルは耳を疑った。
これだけ強い英傑達を配下に揃えている。
それがゴイルと言う男なのかと。
「ご、ゴイル、これはどういう事なんだよ」
「ああ、俺は今このゴミ王国の王様になってるつもりだ」
「ふざけるなよ、お前はただの荷物持ちだろうがよ」
「俺のゴミガチャな、ゴミを破壊するとガチャが出来る」
「それがどうした」
「今まできっと不幸な目に合いまくっていたからさ、だからなのかもしれないけど、俺は今幸運に恵まれている」
「だからなんなんだよ」
「さぁ、リベンジマッチだ。俺が相手になってやる冒険者達。出来ればエイプリル達と殺し合いたい」
「はは、バカだなーお前は雑魚だろ、良い事思いついた、俺達が勝てば、その英雄達をくれよ」
「ああ、良いだろう、俺に勝てればの話だがな」
バッファーであるムーンがバフ魔法を発動させると。
「マジックキャンセラー」
ゴイルがそう呟くだけで、バフ魔法が解除されてしまった。
「なんだと、お前そんなスキルはないはずだが」
「ファイアーボールとフリーズボール」
右手に炎の塊を、左手に氷の塊を出現させる。
2つを融合させていくと。
赤白い塊が出現する。
プラズマのようなバリバリという音を響かせながら。
さらに圧縮スキルなのか、小さく固められて。
こちらに投げてきた。
そして爆発した。
ムーンの体が四散して即死だった。
「さて、次だ」
「ひ、ひいいいいい」
腰を抜かした剣士のオクトパスとバーサーカーのファストが、剣と斧を振り回して走って近づこうとする。
「マジックバリアと付与ボム」
攻撃が弾かれると。彼等の体に爆弾魔法が付与される。
頭上にタイムリミットが表示される。
残り10秒。
「ひ、ひいい、解除してくれえええ、こんな魔法、超上級魔法じゃねーか」
「爆弾がとまらねえええええええ」
2人が爆発する。
肉片が飛び散り、頭がエイプリルの横を転がっていく。
「ひ、ひいいいいい」
オーガスとアーチェリーとマンスが後ろを振り返って逃亡を始める。
「マジックアーチャー」
魔法の弓を出現させて、自動で射出する。
矢は直線に飛び、3人の頭蓋骨を貫いた。
「どうした。エイプリル、お前だけになったぞ」
「い、命だけは、頼む」
「しょうがない、何度か助けられたよしみだ、逃げてくれ」
「あ、ありがとう」
エイプリルは涙を流しながら、立ち上がり、必死に後ろを向いて、太陽の光を見て。
希望を見て。
そして、真っ直ぐに走り続ける。
だが、突如として空より何かが落下してくる。
「メテオ」
「すまんが、200人の冒険者を逃すほど馬鹿じゃない、エイプリル運がよければまた会おう」
「ひ、ひぎゃあああああああ」
エイプリルの意識はそこで途絶えた。
空より落下したメテオに200人の冒険者が即死した。
そして、エイプリルはぎりぎり生き延びたとされるが、誰も目撃していない。
この日、世界の終わりの大賢者が覚醒したという情報が流れた。
その大賢者が住まう国はゴミ王国。
彼等は随時ゴミを集めているそうだ。
エイプリル達が先頭を切る理由は、ゴミ王国の事を一番知っているからだ。
「それで、隊長、敵は未知の存在です。奴隷がいる程度ですので、すぐに制圧は可能かと」
「うむ、エイプリルよ、そなたらはレベル300以上の貴重な戦力だ。後方で見守っておれ、わし達の活躍を見て感動するが良かろう」
大地を埋め尽くす兵士達。
冒険者でもレベル200以上だろう。
彼等はゴミ王国が乗っ取られた事により仕事を失い、怒り狂っている。
「それにしても、本当にゴイルの野郎がゴミ王国を牛耳ったのか?」
「そうみたいだよ、エイプリル」
商人のマンスが告げる。
「僕の情報網を舐めないで欲しい、エルレイム王国が復興し、アララスタ王国のジスタ領地が独立宣言したという情報まで掴んでいるんだよ」
「さすがはマンスと言うところか」
弓使いのアーチェリーが帽子をずらしながら恰好を付ける。
「前方に、男が8人向かってきています!」
隊長の近くの兵士が叫ぶ。
「鑑定士鑑定しろ」
「左から、全員測定不能と表示されました」
「なんだと、何かしらの妨害スキルか」
「いえ、単純に強すぎるだけです」
「ぐぬぬぬ、弓兵構えー放てー」
矢が数百本空を支配した。
一直線に8人の男の元へと落下していく。
だが、全ての矢は軌道を逸れる訳ではなくて、8人の男達が普通に歩きながら避けていた。
「あ、ありえん、数百本の矢を避け続ける等、騎兵隊前へー突撃いいいい」
騎兵隊が突き進むと。
2人の男が前に出た。
「くっく、久しぶりの馬を見た気がするぜ、なぁ小次郎」
「馬に乗りたいと思うのは当然の概念だが、我らの戦い方では馬は似合わず武蔵!」
2人が地面を跳躍する。
まず騎馬隊の乗りて達の首が落下した。
1人また2人と落下し。
2人が着地すると、馬自体がばらばらに切刻まれた。
2人がぐるりと回転すると、次の騎馬隊の馬の真上に着地していた。
瞬く間の瞬間にまた首が落下。
次に別の2人が動き出す。
「なぁ、アーサー王、エクスカリバーを使える事、相当嬉しいだろ」
「当たり前だアレキサンダー大王、お前は今軍団がいないが、とても悲しいだろ」
「ふ、そうでもないさ、この戦場では血がたぎると言う物だ」
アーサー王とアレキサンダー大王の2人が剣をぶんと振り回すだけで、空気の斬撃が飛び。
騎馬隊そのものが一瞬にして崩壊した。
その隙間を2人の偉丈夫がかけ走る。
「ヘクトル、かつての歴史に名を刻んだ者同士、命を懸けて戦おうぞ」
「もちろんだとも、アキレウス、またアキレス腱をやられて死なぬことをな」
「たりめーだ」
2人が馬の死体と兵士の死体の隙間を縫って、兵士達に躍りかかる。
無数の兵士達が一度に宙を舞った。
彼等の体が地面に着地した時。
爆発するように吹き飛んでいく。
「何をしている。兵士達がほぼ壊滅ではないか、冒険者共はどうした。早くあの化物どもを」
「御仁、少し行動が遅いな」
「クー・フーリンが早すぎるのではないかな?」
「ジークフリート、お前が遅すぎるだけだ」
「かは」
者も言わさずに、クー・フーリンの槍が隊長の喉を突き刺していた。
クー・フーリンとジークフリートが地面に着地すると。
突如として8人の英傑達が片膝をついたではないか。
エイプリル達生き残った200名の冒険者達は何事かと見ていた。
だが、そこにやってきたのは1人の元冒険者。
姿形はみすぼらしく、どこにでもいる青年と言う感じの男。
荷物持ちの冒険者で唯の雑魚として扱われて来た男。
「主君!」
「主よ」
「今こそ立ち上がるときです」
エイプリルは耳を疑った。
これだけ強い英傑達を配下に揃えている。
それがゴイルと言う男なのかと。
「ご、ゴイル、これはどういう事なんだよ」
「ああ、俺は今このゴミ王国の王様になってるつもりだ」
「ふざけるなよ、お前はただの荷物持ちだろうがよ」
「俺のゴミガチャな、ゴミを破壊するとガチャが出来る」
「それがどうした」
「今まできっと不幸な目に合いまくっていたからさ、だからなのかもしれないけど、俺は今幸運に恵まれている」
「だからなんなんだよ」
「さぁ、リベンジマッチだ。俺が相手になってやる冒険者達。出来ればエイプリル達と殺し合いたい」
「はは、バカだなーお前は雑魚だろ、良い事思いついた、俺達が勝てば、その英雄達をくれよ」
「ああ、良いだろう、俺に勝てればの話だがな」
バッファーであるムーンがバフ魔法を発動させると。
「マジックキャンセラー」
ゴイルがそう呟くだけで、バフ魔法が解除されてしまった。
「なんだと、お前そんなスキルはないはずだが」
「ファイアーボールとフリーズボール」
右手に炎の塊を、左手に氷の塊を出現させる。
2つを融合させていくと。
赤白い塊が出現する。
プラズマのようなバリバリという音を響かせながら。
さらに圧縮スキルなのか、小さく固められて。
こちらに投げてきた。
そして爆発した。
ムーンの体が四散して即死だった。
「さて、次だ」
「ひ、ひいいいいい」
腰を抜かした剣士のオクトパスとバーサーカーのファストが、剣と斧を振り回して走って近づこうとする。
「マジックバリアと付与ボム」
攻撃が弾かれると。彼等の体に爆弾魔法が付与される。
頭上にタイムリミットが表示される。
残り10秒。
「ひ、ひいい、解除してくれえええ、こんな魔法、超上級魔法じゃねーか」
「爆弾がとまらねえええええええ」
2人が爆発する。
肉片が飛び散り、頭がエイプリルの横を転がっていく。
「ひ、ひいいいいい」
オーガスとアーチェリーとマンスが後ろを振り返って逃亡を始める。
「マジックアーチャー」
魔法の弓を出現させて、自動で射出する。
矢は直線に飛び、3人の頭蓋骨を貫いた。
「どうした。エイプリル、お前だけになったぞ」
「い、命だけは、頼む」
「しょうがない、何度か助けられたよしみだ、逃げてくれ」
「あ、ありがとう」
エイプリルは涙を流しながら、立ち上がり、必死に後ろを向いて、太陽の光を見て。
希望を見て。
そして、真っ直ぐに走り続ける。
だが、突如として空より何かが落下してくる。
「メテオ」
「すまんが、200人の冒険者を逃すほど馬鹿じゃない、エイプリル運がよければまた会おう」
「ひ、ひぎゃあああああああ」
エイプリルの意識はそこで途絶えた。
空より落下したメテオに200人の冒険者が即死した。
そして、エイプリルはぎりぎり生き延びたとされるが、誰も目撃していない。
この日、世界の終わりの大賢者が覚醒したという情報が流れた。
その大賢者が住まう国はゴミ王国。
彼等は随時ゴミを集めているそうだ。
0
あなたにおすすめの小説
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
九尾と契約した日。霊力ゼロの陰陽師見習いが大成するまで。
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
ファンタジー
「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
現代ダンジョンの苦情係 〜元クレーム処理担当の俺、魔物の言葉がわかるので菓子折り一つで世界を救う〜
ぱすた屋さん
ファンタジー
「その咆哮は、騒音公害に当たります」
現代日本に出現した『ダンジョン』と、そこから溢れ出す魔物たち。
人々が英雄(Sランク探索者)の活躍に熱狂する一方で、組織の闇に葬られた部署があった。
――ダンジョン管理ギルド・苦情係。
そこへ左遷されてきたのは、前職で数万件のクレームを捌き倒した伝説のカスタマーセンター職員・久我良平(くが りょうへい)。
彼にとって、新宿に降臨した災害級ドラゴンは「騒音を撒き散らす困ったお客様」であり、聖女の奇跡は「同意なきサービスの押し付け(強売)」に過ぎない。
「力」でねじ伏せる英雄たちが敗北する中、久我は「正論」と「どら焼き」と「完璧な事務手続き」を武器に、魔物たちの切実な悲鳴(クレーム)をハックしていく。
一癖も二癖もある仲間と共に、久我はギルド上層部の腐敗や外資系企業の傲慢な介入を次々と「不備」として処理していく。
これは、組織の鎖を断ち切った一人の事務屋が、人間と魔物の間に「新しい契約」を紡ぎ、世界を再起動させるまでの物語。
「――さて。予約外の終焉(ラグナロク)ですか? 承知しました。まずは、スケジュールの調整から始めましょう」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる