63 / 71
6.復讐の相手
会議
しおりを挟む
「──全員揃いましたね。それでは会議を始めます」
アランジュ家の会議室には、当主と奥方、リヨク騎士団団長、 ブラク騎士団団長と中隊長、末席にはソッフィオーニとアレクが顔を揃えていた。
話題は当然の事ながら、不法侵入をした輩についてである。ひりつくほどの緊張感の中、当主のツェルン・アランジュが普段の温厚な空気を仕舞いつつ開会を宣言した。
「まず侵入者についてですが、現在はブラク騎士団が身柄を押さえているということで間違いないですか」
「ええ 仰る通りです」
当主の問いに答えたのはブラク騎士団団長のアインベル・リデルトだ。目に見える筋肉はなく細身だが、雰囲気に貫禄がある。
「アランジュ邸を抜け出した後、駆けつけたイーゼル中隊長が捕縛。牢に繋がれております」
名が上がったイーゼルは一礼し、
「抱えていた子猫のような生き物をみたアランジュ家のメイド殿が誘拐だと主張したので、当人に尋ねようとしたところ煙幕を使って逃げ出したので、住民に対する迷惑行為という名目で捕らえました。その後の聴取で、誘拐ならびに不法侵入、貴族への冒涜行為諸々の罪状に変わっております。煙幕の騒動で一時騒然としましたが、すぐに元の空気に戻りました」
と述べた。それを端で聞いていたソッフィオーニは「よく言う」と内心鼻を鳴らす。
街が騒然とし、すぐに元の空気に戻ったのは事実として違いは無い。しかし赤毛という目立つ容姿をもつ中隊長に恐れをなした住民たちがそそくさとその場から立ち去ったというほうが正しい。
「……なんと、あのイーゼルが」
アインベル団長は信じられないものを見る目で隣の息子を見た。どうやら友人がいない話は本当だったらしい。社交性に欠ける息子を彼なりに心配していたようだ。
「ついに女性に興味をもつとは」
興味深そうな視線を受けたソッフィオーニは思わずイーゼルを睨んだ。完全に誤解をされているが、この場での発言権はないに等しい。胸中で「社交性無し男め」と罵ることしかできない。
「話を戻すが、侵入者に抱えられた動物が『獣人』だとすぐに気づいた、ということだな」
視線を受けたソッフィオーニは臆せずに「はい」と答えた。
「既に団長様はお聞き及びと存じますが、アランジュ家第二子のオルガ様が保護している獣人はテルベ家から非人道的扱いを受けており、その証人である獣人が他家に渡ってしまったことを酷く恐れている様子だったため、誘拐の線もあると考えておりました。また獣人の血であることは確実に知られていることでしょう。今回の強行な誘拐がそれを裏付けていると思っております」
メイドの考察にその場が静まり返る。口を開いたのはブラク騎士団の団長だ。
「とても一介のメイドと思えない考察だな。王宮に仕えていると言われても信じてしまうほどだ。それにしてもどこかで訓練を積んだような動体視力と危機察知能力だね」
探る視線に、
「お褒め頂き光栄です」と端的に答えた。
団長相手に「答える気はない」と宣言したかのような態度に、場はうすら寒い空気が漂う。アインベルは「まあ別にそこはどうでもいい」と腕を組み、
「その特異な力を隊で活かす気は無いかい?我が団初の女騎士として」
唐突な勧誘を受けたソッフィオーニは眉をひそめ、
「ご冗談がお上手ですね。私は長く大きな剣を振るうことに長けているわけではありません」と即答するも、
「無論そなたに合わせた剣を作らせるさ。私は本気だぞ」
威厳ある声にソッフィオーニは口を噤む。のらりくらり躱そうとしていた魂胆ではご納得頂けないらしい。
「私はお嬢様に生涯仕えると決めております。無礼であることは承知の上で、お申し出はお断りさせて頂きます」
「そこまで入れ込む人物なのか?そなたの人生を費やしても損は無いと思えるようには見えなかったがな」
「損得で考える団長様にはきっとお分かりになりますまい。私はただ、壊れそうになっていたお嬢様をお守りしたいと思った。それだけにございます」
しん、と再び部屋に静寂が落ちた。話の行き先が迷子になる会議で、
「息子の相手はどうしてこうも……」
と私情を露わにするアインベルは眉間をおさえた。
「本題に戻しましょう。アランジュ家のメイドの隣に座しているのが拐われたという獣人です。事実上妾子で貧民と変わらぬ生活をしていたようです。しかし唐突にテルベ家の次男だと告げられ、我が家の催しに参加をさせられた──ということで間違いはありませんか」
「はい」
話を振られたアレクは緊張で強ばらせた面持ちでうなずいた。初対面のときはあれだけ食ってかかっていたのが嘘のようだ。おそらく貴族と話をすることの重みを知ったからであろう。
「犯罪に加担させられたというのが事実だったとしても、平民の意見は通らないでしょう。なにを根拠にテルベ家を潰すおつもりです」
ため息とともに吐き出されたアインベルの意見に、リヨク騎士団団長ことフィリップ・ラルドが「潰せるでしょう」と初めて口を開いた。
「強大な力の存在を知っていたにも関わらず国王に進言することもなく、あまつさえ自身が保有して隠し持っていた──充分国家転覆を図っていたととれますよね。仮にその気がなかったという主張が通ったとしても、アレク殿をテルベ家から引き離すことはできるのでは?」
フィリップの主張にアインベルは不機嫌な顔を隠す様子もなく「なるほどたしかにそうですな」と棒読みで首肯した。会議の場でなければ舌打ちでも飛び出していただろう態度に、イーゼルは軽くため息を吐いた。
「それでは、一次の会議は閉じましょう。二次では屋敷の防犯と捕らえる算段について──」
とアランジュ当主は淡々と進行させていった。
アランジュ家の会議室には、当主と奥方、リヨク騎士団団長、 ブラク騎士団団長と中隊長、末席にはソッフィオーニとアレクが顔を揃えていた。
話題は当然の事ながら、不法侵入をした輩についてである。ひりつくほどの緊張感の中、当主のツェルン・アランジュが普段の温厚な空気を仕舞いつつ開会を宣言した。
「まず侵入者についてですが、現在はブラク騎士団が身柄を押さえているということで間違いないですか」
「ええ 仰る通りです」
当主の問いに答えたのはブラク騎士団団長のアインベル・リデルトだ。目に見える筋肉はなく細身だが、雰囲気に貫禄がある。
「アランジュ邸を抜け出した後、駆けつけたイーゼル中隊長が捕縛。牢に繋がれております」
名が上がったイーゼルは一礼し、
「抱えていた子猫のような生き物をみたアランジュ家のメイド殿が誘拐だと主張したので、当人に尋ねようとしたところ煙幕を使って逃げ出したので、住民に対する迷惑行為という名目で捕らえました。その後の聴取で、誘拐ならびに不法侵入、貴族への冒涜行為諸々の罪状に変わっております。煙幕の騒動で一時騒然としましたが、すぐに元の空気に戻りました」
と述べた。それを端で聞いていたソッフィオーニは「よく言う」と内心鼻を鳴らす。
街が騒然とし、すぐに元の空気に戻ったのは事実として違いは無い。しかし赤毛という目立つ容姿をもつ中隊長に恐れをなした住民たちがそそくさとその場から立ち去ったというほうが正しい。
「……なんと、あのイーゼルが」
アインベル団長は信じられないものを見る目で隣の息子を見た。どうやら友人がいない話は本当だったらしい。社交性に欠ける息子を彼なりに心配していたようだ。
「ついに女性に興味をもつとは」
興味深そうな視線を受けたソッフィオーニは思わずイーゼルを睨んだ。完全に誤解をされているが、この場での発言権はないに等しい。胸中で「社交性無し男め」と罵ることしかできない。
「話を戻すが、侵入者に抱えられた動物が『獣人』だとすぐに気づいた、ということだな」
視線を受けたソッフィオーニは臆せずに「はい」と答えた。
「既に団長様はお聞き及びと存じますが、アランジュ家第二子のオルガ様が保護している獣人はテルベ家から非人道的扱いを受けており、その証人である獣人が他家に渡ってしまったことを酷く恐れている様子だったため、誘拐の線もあると考えておりました。また獣人の血であることは確実に知られていることでしょう。今回の強行な誘拐がそれを裏付けていると思っております」
メイドの考察にその場が静まり返る。口を開いたのはブラク騎士団の団長だ。
「とても一介のメイドと思えない考察だな。王宮に仕えていると言われても信じてしまうほどだ。それにしてもどこかで訓練を積んだような動体視力と危機察知能力だね」
探る視線に、
「お褒め頂き光栄です」と端的に答えた。
団長相手に「答える気はない」と宣言したかのような態度に、場はうすら寒い空気が漂う。アインベルは「まあ別にそこはどうでもいい」と腕を組み、
「その特異な力を隊で活かす気は無いかい?我が団初の女騎士として」
唐突な勧誘を受けたソッフィオーニは眉をひそめ、
「ご冗談がお上手ですね。私は長く大きな剣を振るうことに長けているわけではありません」と即答するも、
「無論そなたに合わせた剣を作らせるさ。私は本気だぞ」
威厳ある声にソッフィオーニは口を噤む。のらりくらり躱そうとしていた魂胆ではご納得頂けないらしい。
「私はお嬢様に生涯仕えると決めております。無礼であることは承知の上で、お申し出はお断りさせて頂きます」
「そこまで入れ込む人物なのか?そなたの人生を費やしても損は無いと思えるようには見えなかったがな」
「損得で考える団長様にはきっとお分かりになりますまい。私はただ、壊れそうになっていたお嬢様をお守りしたいと思った。それだけにございます」
しん、と再び部屋に静寂が落ちた。話の行き先が迷子になる会議で、
「息子の相手はどうしてこうも……」
と私情を露わにするアインベルは眉間をおさえた。
「本題に戻しましょう。アランジュ家のメイドの隣に座しているのが拐われたという獣人です。事実上妾子で貧民と変わらぬ生活をしていたようです。しかし唐突にテルベ家の次男だと告げられ、我が家の催しに参加をさせられた──ということで間違いはありませんか」
「はい」
話を振られたアレクは緊張で強ばらせた面持ちでうなずいた。初対面のときはあれだけ食ってかかっていたのが嘘のようだ。おそらく貴族と話をすることの重みを知ったからであろう。
「犯罪に加担させられたというのが事実だったとしても、平民の意見は通らないでしょう。なにを根拠にテルベ家を潰すおつもりです」
ため息とともに吐き出されたアインベルの意見に、リヨク騎士団団長ことフィリップ・ラルドが「潰せるでしょう」と初めて口を開いた。
「強大な力の存在を知っていたにも関わらず国王に進言することもなく、あまつさえ自身が保有して隠し持っていた──充分国家転覆を図っていたととれますよね。仮にその気がなかったという主張が通ったとしても、アレク殿をテルベ家から引き離すことはできるのでは?」
フィリップの主張にアインベルは不機嫌な顔を隠す様子もなく「なるほどたしかにそうですな」と棒読みで首肯した。会議の場でなければ舌打ちでも飛び出していただろう態度に、イーゼルは軽くため息を吐いた。
「それでは、一次の会議は閉じましょう。二次では屋敷の防犯と捕らえる算段について──」
とアランジュ当主は淡々と進行させていった。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
【完結】ドアマットに気付かない系夫の謝罪は死んだ妻には届かない
堀 和三盆
恋愛
一年にわたる長期出張から戻ると、愛する妻のシェルタが帰らぬ人になっていた。流行病に罹ったらしく、感染を避けるためにと火葬をされて骨になった妻は墓の下。
信じられなかった。
母を責め使用人を責めて暴れ回って、僕は自らの身に降りかかった突然の不幸を嘆いた。まだ、結婚して3年もたっていないというのに……。
そんな中。僕は遺品の整理中に隠すようにして仕舞われていた妻の日記帳を見つけてしまう。愛する妻が最後に何を考えていたのかを知る手段になるかもしれない。そんな軽い気持ちで日記を開いて戦慄した。
日記には妻がこの家に嫁いでから病に倒れるまでの――母や使用人からの壮絶な嫌がらせの数々が綴られていたのだ。
リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~
RIU
ファンタジー
「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。
試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。
「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」
枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる