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第七章《秋桐家と龍の加護》
【六】
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鮮やかな金の髪に、それにそぐわないほんのり茶色い瞳。見た目は別人だ。だが雰囲気が、その目元が、口角が、ところどころが失ったはずの想い人だった。
「私の主が危機に晒されたからですよ」
野杏の問いに、至極冷静にクロが答える。
庇われた弥生すらも驚愕の表情でクロを見ている。主人の命に逆らったのかと野杏は戸惑う。
刃物を腹から抜いたというのに出血はない。よくみれば、刺された箇所には手ぬぐいが幾重にも巻かれていた。どうやらそれで刃を受け止めたらしい。
「いやぁ、用心していて正解でしたね」
とクロが弥生の方を振り返る。
弥生は一瞬怪訝そうな顔になったが、「まさか」と呟き身を返す。
クロがなぜいきなり主人の前に現れることができたのか。その問の答えがそこにあった。
以前故姫伝のあった村で、弥生が似たようなことをして見せた。それを感覚的に学んで、それを自身の術に応用したのだ。
「……どうして君まで」
血の飛び散った屋敷に、燃え盛る屋敷に、その景色が似合わない彼女が居た。
今の姿を他の誰より見られたくない相手だった。
苦しそうに眉を寄せ顔を背ける弥生に、婚約者──紅子は歩み寄る。
「ごきげんよう、弥生様。なぜ今回の件、お話して下さらなかったのです?」
「それは君を巻き込まないために」
「私は巻き込まれたかったんです」
顔を上げると、真っ直ぐで寂しげな瞳と目が合った。柔らかな緑の瞳が濡れ、かすかに目尻が赤い。凛と立ってるものの、握られた拳は緩む気配がない。
紅子の手がおそるおそる弥生の頬へ伸ばされる。頬に触れることを躊躇う彼女の手を、弥生は刀を持っていない手でそっと包んだ。
久しい感覚に、言いようのない心地になる。
頬がかすかに赤らんでいるのに、触れる手は酷く冷たい。そんな婚約者の胸に、紅子は頭を押し当てた。
突飛な行動に弥生は目を剥く。だがそれを拒否することはなく、おそるおそる丸こい頭を抱こうとしたものの、その手が血まみれなことに気づき動きを止めた。
秋桐の家はもともと贄を容認して神を信仰するほどに強欲で、自分本位な一族だった。その見返りとして、人の恨みが束になって襲いかかってきただけのこと。そんな家の事情を、この巻き込まれただけの想い人に背負わせることはできない。
いつしか自由を返すと言った。だがその手を離すことが、いつの間にか惜しくなってしまった。そして彼女は予想の斜め上をいき、なんと破談にはしないと言ってのけた。
だがそれが、果たして本当に彼女の望みなのか。意地から出た言葉なのではないか。悩まない日はなかった。
「……っご無事でよかった」
擦れた声で、彼女は弥生の胸の中で言った。
瞬間、弥生の理性はあっさり崩れ、その背を、頭を抱きしめた。簡単に潰れて居なくなってしまいそうな感触にぞっとする。彼女を包む腕には力がより一層強く込められた。
「……こっちのこと見えてないですね、あれは」
とクロは苦笑を浮かべ、目の前で青ざめる野杏の目の前で膝をつく。
「さて、どうやら私のことがわかるようですね?野杏」
「わかる……?それは貴方が既に死んでるってことが?それとも貴方の体がもう燃えて無くなっていること?それとも」
虚ろな目で彼女はクロを見上げた。
「貴方が生きていた人の体を乗っ取ったということですか?」
しん、と二人の間に重い空気が流れる。
沈黙を破ったのはクロだった。
「……先ほど、なぜ今さら正体を顕にしたのかと言いましたね」
「ええ。だって正体を明かさなくたって、今まで通り普通に過ごしていれば──」
そうしたら気づくこともなかったのに。
野杏は唇を震わせるその顔を手で覆い隠す。
クロは野杏を安心させるように微笑むと、自身の左腕の袖をめくった。
手首の所から、おどろおどろしい黒い蛇のような文様が伸び、肘の先の二の腕部分に続いている。
野杏の反応は顕著だった。
涙の止まった目が丸々と開き、続く言葉を探しても出てこないとでもいうように、吐き出す息を堪える。
「呪印です。この体を乗っ取ったときに顕現したもので、この印は──」
「いやっ」
短く拒絶した野杏は、両耳を塞いで蹲る。
「聞きたくない!」
幼子のように拒絶し続ける野杏の手に、クロの冷たい手が触れた。
驚くほど冷えきった手に、野杏はびくりと身体を震わせた。あの頃の温もりは見る影もない、死人の手。
──怖い。
パシンと乾いた音を響かせ、野杏はクロの手を振り払った。
「……屍人を操っていたのに、死人が怖いんですか?」
「ちがいます」
間髪入れずに否定する。野杏の反応が意外だったのか、クロは目を見張り、動きを止めた。
「ちがいます」
と彼女は繰り返す。
死人そのものは怖くない。本当に怖いのは──……。
「──嫌いに、なったでしょう」
復讐のためなら悪魔にだってなる。火事の時なんの力にもならなかったこの力だって、今度は使いこなしてみせる。たとえそれで我が身が廃れようと知ったことではない。
けれど。
もし黄泉の国があるのなら、もう一度会えたならと考えなかったわけじゃない。けれどあまりに浮世離れしている話で、無理なことだと諦めている節があった。
そもそも彼は善人であり、私は罪を犯そうとしている悪人なのだ。同じ場所へは行けまい。そう自分を納得させた。さすれば自分の汚い部分を見せずに済む、と安心した。
力の入った肩が縮こまっている。
「……長男様が次男様を恨んでないことくらいわかってました。けれど、私はやっぱり許せなかった。長男様の継ぐものを全て奪っていく男も、それを黙って見ていることしかできなかった私も……っ!だから決意したんです!私が絶対、絶対全て奪ってやるって!奪い返してみせるって……この男じゃ駄目だった、長男様じゃなきゃ駄目だったって、言わせたくて」
嗚咽が混じり、声が揺れる。
「ごめんなさい……ごめんなさい……っ弟君のこと好いておられたのに……私は長男様の大事な人を傷つけようと……っごめんなさい……!」
「──うん」
酷く優しい声色だった。
その声音と共に、そっと後頭部に長い指をかけられ、そのまま引き寄せられる。
押し込められるようにクロの腕の中に収まった野杏は、瞬きすらできずに硬直した。
「……間に合ってよかったです。人を殺めてしまっては、野杏の笑顔はきっと一生見ることが叶わなかったでしょうから」
回した手の指が震えてることを隠すように、炎に焼かれて傷んだ髪を撫でながら、クロはすっかり暮れてしまった空を見上げた。
記憶の片隅に残っている、夜の記憶が引っ張り出される。どこからか聞こえてきた三味線の音。あのときの寂しげな音色が蘇る。
そうか、と彼は目を閉じる。
あの曲は悲しい曲なのだとばかり思っていたが、そうか。
──誰かを案じる曲だったのか。
体に残っていた記憶がゆっくりと消えていくのを感じながら、彼は閉じた目から溢れた仄かな熱を零した。
「私の主が危機に晒されたからですよ」
野杏の問いに、至極冷静にクロが答える。
庇われた弥生すらも驚愕の表情でクロを見ている。主人の命に逆らったのかと野杏は戸惑う。
刃物を腹から抜いたというのに出血はない。よくみれば、刺された箇所には手ぬぐいが幾重にも巻かれていた。どうやらそれで刃を受け止めたらしい。
「いやぁ、用心していて正解でしたね」
とクロが弥生の方を振り返る。
弥生は一瞬怪訝そうな顔になったが、「まさか」と呟き身を返す。
クロがなぜいきなり主人の前に現れることができたのか。その問の答えがそこにあった。
以前故姫伝のあった村で、弥生が似たようなことをして見せた。それを感覚的に学んで、それを自身の術に応用したのだ。
「……どうして君まで」
血の飛び散った屋敷に、燃え盛る屋敷に、その景色が似合わない彼女が居た。
今の姿を他の誰より見られたくない相手だった。
苦しそうに眉を寄せ顔を背ける弥生に、婚約者──紅子は歩み寄る。
「ごきげんよう、弥生様。なぜ今回の件、お話して下さらなかったのです?」
「それは君を巻き込まないために」
「私は巻き込まれたかったんです」
顔を上げると、真っ直ぐで寂しげな瞳と目が合った。柔らかな緑の瞳が濡れ、かすかに目尻が赤い。凛と立ってるものの、握られた拳は緩む気配がない。
紅子の手がおそるおそる弥生の頬へ伸ばされる。頬に触れることを躊躇う彼女の手を、弥生は刀を持っていない手でそっと包んだ。
久しい感覚に、言いようのない心地になる。
頬がかすかに赤らんでいるのに、触れる手は酷く冷たい。そんな婚約者の胸に、紅子は頭を押し当てた。
突飛な行動に弥生は目を剥く。だがそれを拒否することはなく、おそるおそる丸こい頭を抱こうとしたものの、その手が血まみれなことに気づき動きを止めた。
秋桐の家はもともと贄を容認して神を信仰するほどに強欲で、自分本位な一族だった。その見返りとして、人の恨みが束になって襲いかかってきただけのこと。そんな家の事情を、この巻き込まれただけの想い人に背負わせることはできない。
いつしか自由を返すと言った。だがその手を離すことが、いつの間にか惜しくなってしまった。そして彼女は予想の斜め上をいき、なんと破談にはしないと言ってのけた。
だがそれが、果たして本当に彼女の望みなのか。意地から出た言葉なのではないか。悩まない日はなかった。
「……っご無事でよかった」
擦れた声で、彼女は弥生の胸の中で言った。
瞬間、弥生の理性はあっさり崩れ、その背を、頭を抱きしめた。簡単に潰れて居なくなってしまいそうな感触にぞっとする。彼女を包む腕には力がより一層強く込められた。
「……こっちのこと見えてないですね、あれは」
とクロは苦笑を浮かべ、目の前で青ざめる野杏の目の前で膝をつく。
「さて、どうやら私のことがわかるようですね?野杏」
「わかる……?それは貴方が既に死んでるってことが?それとも貴方の体がもう燃えて無くなっていること?それとも」
虚ろな目で彼女はクロを見上げた。
「貴方が生きていた人の体を乗っ取ったということですか?」
しん、と二人の間に重い空気が流れる。
沈黙を破ったのはクロだった。
「……先ほど、なぜ今さら正体を顕にしたのかと言いましたね」
「ええ。だって正体を明かさなくたって、今まで通り普通に過ごしていれば──」
そうしたら気づくこともなかったのに。
野杏は唇を震わせるその顔を手で覆い隠す。
クロは野杏を安心させるように微笑むと、自身の左腕の袖をめくった。
手首の所から、おどろおどろしい黒い蛇のような文様が伸び、肘の先の二の腕部分に続いている。
野杏の反応は顕著だった。
涙の止まった目が丸々と開き、続く言葉を探しても出てこないとでもいうように、吐き出す息を堪える。
「呪印です。この体を乗っ取ったときに顕現したもので、この印は──」
「いやっ」
短く拒絶した野杏は、両耳を塞いで蹲る。
「聞きたくない!」
幼子のように拒絶し続ける野杏の手に、クロの冷たい手が触れた。
驚くほど冷えきった手に、野杏はびくりと身体を震わせた。あの頃の温もりは見る影もない、死人の手。
──怖い。
パシンと乾いた音を響かせ、野杏はクロの手を振り払った。
「……屍人を操っていたのに、死人が怖いんですか?」
「ちがいます」
間髪入れずに否定する。野杏の反応が意外だったのか、クロは目を見張り、動きを止めた。
「ちがいます」
と彼女は繰り返す。
死人そのものは怖くない。本当に怖いのは──……。
「──嫌いに、なったでしょう」
復讐のためなら悪魔にだってなる。火事の時なんの力にもならなかったこの力だって、今度は使いこなしてみせる。たとえそれで我が身が廃れようと知ったことではない。
けれど。
もし黄泉の国があるのなら、もう一度会えたならと考えなかったわけじゃない。けれどあまりに浮世離れしている話で、無理なことだと諦めている節があった。
そもそも彼は善人であり、私は罪を犯そうとしている悪人なのだ。同じ場所へは行けまい。そう自分を納得させた。さすれば自分の汚い部分を見せずに済む、と安心した。
力の入った肩が縮こまっている。
「……長男様が次男様を恨んでないことくらいわかってました。けれど、私はやっぱり許せなかった。長男様の継ぐものを全て奪っていく男も、それを黙って見ていることしかできなかった私も……っ!だから決意したんです!私が絶対、絶対全て奪ってやるって!奪い返してみせるって……この男じゃ駄目だった、長男様じゃなきゃ駄目だったって、言わせたくて」
嗚咽が混じり、声が揺れる。
「ごめんなさい……ごめんなさい……っ弟君のこと好いておられたのに……私は長男様の大事な人を傷つけようと……っごめんなさい……!」
「──うん」
酷く優しい声色だった。
その声音と共に、そっと後頭部に長い指をかけられ、そのまま引き寄せられる。
押し込められるようにクロの腕の中に収まった野杏は、瞬きすらできずに硬直した。
「……間に合ってよかったです。人を殺めてしまっては、野杏の笑顔はきっと一生見ることが叶わなかったでしょうから」
回した手の指が震えてることを隠すように、炎に焼かれて傷んだ髪を撫でながら、クロはすっかり暮れてしまった空を見上げた。
記憶の片隅に残っている、夜の記憶が引っ張り出される。どこからか聞こえてきた三味線の音。あのときの寂しげな音色が蘇る。
そうか、と彼は目を閉じる。
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