新・三国志 

明日ハレル

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第1章 河北決戦編

第1章 第5節 河北決戦編 その4

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 第5節 河北決戦編 その4

新年会の後誓約の儀が行われ決戦場と日取りが決められた。両軍は2か所に分散した軍を白馬平原に集結させる。

劉備は1月3日に自分の宮廷に5軍師や太傅、5将軍等主な部下を集めて、さっそく軍議を開くこととした。

今回の件は秦王閣下が以前より御考えになった事の様だ。決戦の場所と日程まで決まってしまった。

取り合えず皆の意見を聞きたい!太傅はどう考える?

秦王閣下は両者の戦争が民間に影響を及ぼさぬよう地域を限定し、日程迄決められました。白馬平原は街からもかなり離れているので、影響は小さいでしょう。

父上は戦争の影響を考えてこれ等を決まられたのか?

そうです、日にち迄限定したのは恐らく1週間程で決着が着くと見ているからでしょう。審配が答える。

下手をすると3日ほどで着くかもしれませんよと沮授が呟いた。

へ!3日で!劉備が絶叫する。

関羽が沮授に尋ねる、3日とは余りに早くないですか?

関羽殿、白馬平原は見通しの良い小細工が出来ない場所です。

この地では両者が真面にぶつかるでしょう、そうなれば将と兵の力が真面に出ます。

宋王軍特に主力の徐州軍は強い!豫洲の兵も精強だが徐州軍が一番です。

まあ決戦が始まれば、直ぐに状況が判るでしょう。

今回は魚鱗の陣と車係りの陣を組み合わせ敵を粉砕します。

宋王様には期待していただいて良いでしょう。

荊州歩兵軍20万余と淮南歩兵軍10万余が、まず魚鱗の陣で敵を待ち受けます。

更に両軍の騎馬隊各10万余が車係で両翼から攻め込みます。

そして主力の徐州・豫洲の歩兵軍20万余と騎馬部隊10万余が先の騎馬隊の後方より紡錘陣形で敵に攻め込み決着をつけます。

車係とは?

10万余の騎馬部隊より1万づつが波状攻撃で敵の陣に次々と襲い掛かる戦法で、破壊力があります。

これらが一巡するのに3日掛かる見込みです。

それで3日ね。

そうなります。沮授と田豊が述べた。

沮授がそれらの前に白馬港を巡って両軍の水軍がぶつかると述べた。

秦王閣下の書に、まず、白馬港にて初戦を謀るべしと記されています。

燕王軍が白馬港を守り、わが軍が攻める形になります。

我が方の水軍はどれ位の戦力だったかね、

荊州水軍2万余、洛陽の水軍4万余、曹操の水軍1万余、呉の水軍一部の蒙動部隊2万余となります。諜報部の神楽将軍が述べた。

呉の水軍主力は修理中だね。

楼船300隻3万余の主力部隊は夏頃には復帰する予定です。

それでも9万余もいるんだ、混成部隊で指揮が大変だね。

現在後将軍の黄忠閣下が昨年末より猛訓練を施しています。3月までには終了する予定です。

そこは黄忠将軍に任せるしかないな。

敵の水軍の戦力は?

冀州水軍3万余、青洲水軍2万余、幽州水軍1万余でほぼ艨艟で構成されています。楼船は冀州軍に100隻のみです。

こちらは洛陽水軍に楼船200隻、荊州水軍に楼船100隻の計300隻が有ります。

冀州水軍は輸送部隊の衛報分が指揮し、青洲水軍は水明離島が指揮しています。水明離島元々は青洲沿岸の海賊出身です。

6万対9万の勝負か!勝てそうか?

攻め込むより守る方が有利ですが、こちらは楼船などには装甲を張っているので、そこは有利でしょう。審配が答える。

火矢を打ち合えば敵は燃え尽きます。

今回は火矢に油壷を敵にぶつけて火炎を広がるように工夫しています。

呉の水軍に対抗するために取った戦法ですが燕王軍はまだ知らないようです。

装甲は薄くその上に木版を打ち付けているので、見ても分からないようにしています。

水軍担当の審配が勝てると自信を示した。

後3か月後に白馬平原にて決戦となる!




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