日本には1942年当時世界最強の機動部隊があった!

明日ハレル

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第2章 東アジア攻略編 

第1章 東アジア攻略編 その10

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第1章 東アジア攻略編 その10

各神軍の強化が10月位にはほぼ終了した。2つのスキルを覚えるだけなので、それ程難しくはない。トリプル掛けは時期尚早と雷天らと16名の神達との協議で今後に持ち越された。ただ一般人である闘士達は元々の魔力量が少ないので難しいことも神々には伝えてある。

その中で素質の有る者が推薦されて、地下100キロに在るアテナ神殿で特別訓練として閃光のゼストが指導した。年間数名が門を叩いた。

アテナ神軍はもう少し訓練が掛かるが、他の神軍はいよいよ攻勢に出る。これらの物語はここでは語られない。

ここは日本帝国が活躍する場面だからだ。ただダブルやトリプルは出来ないが、7つのスキルを身に着けた神軍達が勝利した事は告げて置こう。

1940年も終わりに近づいていた。イギリスはアメリカの武器・軍需物資の援助で何とか持ちこたえていた。


アメリカは世界の危機だとルーズベルト大統領が叫んでも国民はアメリカの参戦を認めない。ナチス・ドイツは狡猾でこちらの手には乗ってこない。

日本帝国はナチスとは距離を置き、アジアの植民地解放を積極的に進めていた。前世と違い3国同盟を結んでいない日本と戦争してもアメリカはドイツとの戦いにはならないのだ。

日本はイギリスのアジアに於ける重要拠点を次々と占領していく。既に今年の内にインドネシアやマレーシア、ラバウル等ビスマーク諸島、ソロモン諸島等を支配下に収めた日本帝国はポートモレスビーを11月に占領した。

アジア連合を組織し、独立国であるタイ、モンゴル共和国、満州合衆国、ルト共和国、インドシナ共和国、ムガール帝国、ペルシャ王国等が参加する。アメリカの植民地であるフィリピンにも独立運動が巻き起こる。

遂にルーズベルトも決断するどのような罠を仕掛けても太平洋の覇権を邪魔する日本帝国の存在は許せない!

諜報部の総力を挙げて、アメリカが日本帝国との戦争を開始出来る様に謀略を尽くせと命じた!

アメリカは日本との開戦を決断するが、陰謀は翌年も交わされ続けるのである。
 
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