日本には1942年当時世界最強の機動部隊があった!

明日ハレル

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第5章 ハワイ攻略編

第1章 ハワイ攻略編 その2

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第1章 ハワイ攻略編 その2

第1護衛隊の第1次攻撃隊を指揮する佐々木少佐は天雲偵察機に乗座し、攻撃隊の先頭にあった。

敵艦隊に接近していると敵の母艦よりわらわらと戦闘機が発進して来た様だ、直掩の戦闘機を指揮する前田大尉と内田大尉にそれぞれ2個中隊32機の天風を率いて迎撃に向かわせる。

残る戦闘機は64機4個中隊ある攻撃隊は攻撃位置に到着した。艦爆隊が急降下で敵の軽空母と護衛空母に向かっていく。

打ち合わせでは半個中隊8機で6隻の母艦を叩く残る16機は軽巡洋艦を狙う手はずになっていた。この部隊のパイロットはクラスCで、凡そ6割前後の命中率が期待できる。それぞれに5~6発の500キロ爆弾が命中する計算になる。

相手は軽空母と護衛空母だ2~3発500キロ爆弾が当たれば大破炎上するだろう。商船構造の薄い船体を突き抜けてはいけないので、信管を瞬発式に調整してある。

敵艦の飛行甲板に突っ込んだ直後に爆発するだろう。まあ、ほぼ撃沈出来る形になる。

味方戦闘機がまだ高度の取れない敵戦闘機を撃滅していく、上空から攻める方が有利なので、おそらく圧倒するだろう。

佐々木少佐の予想通り敵戦闘機隊は半数が撃墜され、半数は逃走した。

攻撃隊は軽空母2隻と護衛空母4隻を炎上させ、敵の航空戦力を奪った。軽軽巡洋艦2隻も炎上している様だ。

戦闘機隊は半数が暫く残って、半数の敵戦闘機が残っているので迎撃のため残す。それ以外の攻撃隊は帰還していった。

30分後第2次攻撃隊が来襲し、残る軽巡洋艦4隻と駆逐艦多数に攻撃を加え、軽巡洋艦は全て炎上し後沈没した。駆逐艦7隻を撃沈した。

更に第3次攻撃隊も帰還した攻撃隊より編成され攻撃に向かった。

更に残った駆逐艦、護衛駆逐艦、その他護衛艦を狙い撃ちし、大半を撃沈し残るのは輸送船とタンカーになる。

重巡洋艦4隻からなる第34戦隊と第18水雷戦隊はほぼ全速で敵艦隊を目指し、第3次攻撃隊が大半の護衛艦をせん滅後に接触した。

第34戦隊を率いる宇部中将は反撃する戦力の無いゴームリー中将以下の敵第3任務部隊を降伏させた。

これにてアメリカの3個任務部隊は壊滅し日本側の大勝利となる。

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