日本には1942年当時世界最強の機動部隊があった!

明日ハレル

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第5章 ハワイ攻略編

第1章 ハワイ攻略編 その9

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第1章 ハワイ攻略編 その9

日本海軍は3月末までにハワイ諸島で一番大きいハワイ島以外のハワイ諸島をほぼ制圧した。ハワイ島は連日の空爆で防衛設備等は破壊され1個旅団1万名いた守備隊は2千名までに減少していた。

補給の絶えたハワイ島には食料や弾薬、燃料等も底を尽き反抗できる力はなかく、本土から見捨てられたハワイ島は4月10日に降伏した。

アメリカ本土では勝手に戦争始めたルーズベルト大統領を批判していたが、昨年太平洋艦隊が壊滅し、ハワイを見捨てたことを合わせて連日反戦勢力が民主党含む政権に抗議デモやストライキを初め国内が大混乱する。

共和党と反戦勢力が反ルーズベルトで一致し今年初めから攻撃を強めていた、この為各地の民主党勢力は支持率が低下し、今後の活動にも支障を来たしていた。

この為民主党幹部はルーズベルト大統領を切り捨て,病気療養で大統領から罷免し代わりに戦時中なので選挙をするわけにもいかず、副大統領のトルーマンを大統領とし全ての責任をルーズベルトに押し付けて彼を葬った。

彼の補佐官など周辺の人材も排除され多くが大統領府を去り、人員が一新されて新たなる大統領の下で挙国一致して戦争を戦い抜こうのキャッチフレーズの元ある程度反戦勢力も攻撃目標を失ったことで鎮静化し民主党の計略は上手く行った様だ。

ただ切り捨てられたルーズベルトは病気が悪化し年末には寂しく死亡する事となる。野望に突き動かされた男の最後であった。

ハワイが陥落し日本軍は防衛力を高めて各島を要塞化し軍需物資を蓄える。1年分の食料、弾薬、燃料は地下倉庫に格納された。

移動式の長20センチ連装高角砲陣地が多数配備されて防衛力を高める。ハワイ全土では120基が配置された。

高度15000メートルまで攻撃でき、水平20000メートルを攻撃できる最新鋭の砲台で1分間に12発を連射する。

これらが10基集合すれば100機程度の航空機を簡単に対空レーダーと連動し撃破できる強力な対空砲部隊だ。








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