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崩れ始めたのいつだったろうか…
中学生になった。
わたしの中学は全生徒合わせて900人くらいの、マンモス校と言われるほど生徒の人数が多かった。
わたしは新しい友達ができることと、学校生活に胸を踊らせていた。

いざ入学!したのはいいが、わたしは友達を作るというのが苦手だったんだなーと思った。新しいクラスで、小学生の時の友達とは全く一緒にならず、出遅れてしまい。わたしには1人も友達が出来なかった。孤立してしまったのだ。
どうしたものか…と思い毎日1人ですごしていた。隣のクラスや小学生の時仲の良かった。友達に会いに休み時間に行ったりしてみたが、友達は順調に友達を作っていてそれはもう楽しそうに、嬉しそうに、新しい友達とやらを紹介された。
新しい友達とはなんとか仲良くなれそうだったが、所詮違うクラス。やはり1人が続いた。

しばらくして…いつから始まったのかということかはわからないが、わたしのことを無視するといういじめのようなことが始まった。無視する。わたしが話しても反応しない。わたしはここにいるのにいないように扱われる。そんな日々が続いた。そして、気持ち悪いとバイ菌だ。触るな近づくなと、物に触ったり、人にあたったりすると汚れを落とすように手ではらう。だんだんいじめはエスカレートした。わたしはこんなこと初めてで何もすることができなかった。言い返すことも、無視されることにも、何も言わず、黙っていた。次には、からかうようにわたしの物を取ったり、掃除中に掃除道具を取ったりされるようになった。返してと言うとくすくす笑うだけで返してくれない、男女関係なく、わたしをからかって遊んでは、わたしが反応する度に笑い、わたしが何しても笑ってくる。わたしが話しかければ無視をし、いないように扱う。
どうすることもできなかった。
誰も助けてくれる人などいない。
わたしは親にも言えずにいた。その時、わたしはいじめられてるんじゃないと思っていた。そもそもこれがいじめ…というものだとは思っていなかった。
わたしはどうしたらいいのかもわからず…、行きたくないと思うようになった。
行ったらまた無視される。笑われる。嫌だ。わたしは何もしていないのに。そう思うと自然と具合いが悪くなった。お腹が痛い、吐き気がする。学校に行くと保健室に行くようになった。保健室に行けば帰るという流れになる。
母が迎えに来る。母は私をどうしても学校に行かせる人で具合いが悪かろうと、熱が無ければ学校に行かせるという形だったので、具合いが悪くても学校に行った。
保健室に通うわたしを母は不思議に思った。
わたしは別になんでもない、ただ具合いが悪いだけと言い続けた。
母にこんな自分を知って欲しくなかった。
この頃わたしは部屋で静かに1人で泣くようになった。気付かれないように1人で…
何故私は生きてるんだろうと…死にたいと思った。
無視され、からかわれ、笑われて、バイ菌扱いされて、わたしはいないのに、何もしていないのに笑われる。そんな自分がいやでいやで、家に帰って1人で泣くことしかできなくて。死にたいと思うようになった。
食欲もあまりなく、わたしはどんどん痩せていった。少食になる。具合いが悪くなる。それで、母はわたしを学校に行かせたかったのだろう…とうとう母はわたしを問い詰めた。
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