Ｇ　記憶喪失になった魔法美少女戦士フォンティーリア（１8禁）

ヒロイン小説研究所

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　魔法のステッキを持って構える魔法美少女戦士フォンティーリアを囲んで等距離で回っている戦闘員、マントを持ってくるっと回れば戦闘員を吹き飛ばす魔法力があるのに、使うことを躊躇する魔法美少女戦士フォンティーリアだった。
「戦闘員のみなさん、真面目に生きるのです、このわたくしが・・、えぃ、たぁ～・・」
　突然、電気棒を持った戦闘員襲ってきた。それをスルリと身をかわして魔法のステッキで打ちのめす。いつもは倒されたふりして起きない戦闘員だが、今日は違った。
　魔法美少女戦士フォンティーリアを捕まえなければ、リーダーが怪人に責任をとらされて殺されてしまうから、必死なのだ。一方の魔法美少女戦士フォンティーリアも、リーダーの熊のおじさんを助けたいと思って弱腰だ。この怪人を倒しても、敵に怪人は多く、失敗したら他の怪人が戦闘員のリーダー熊のおじさんを・・・。
　リーダー熊のおじさんが仲間の戦闘員に命令する。
「一斉に棒で魔法美少女戦士フォンティーリアを突け！」
「いくぞ、魔法美少女戦士フォンティーリア！」
「えいっ、たぁ～・・」
「あっ！」

　ビリビリビリ～　ビリビリビリ～　

「当たったらしびれて動きが鈍くなってしまいますわ」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは、軽く身をかわして、強く当たることはない。戦闘員がじゃまをして怪人を倒せない魔法美少女戦士フォンティーリアは、マントを使って怪人の真上に飛んだ。そして、隙だらけの真上から攻撃する。
「フォンティーリアフラッシュ！」

　ワァアアア～～～　　バ～～～～ン

「やりましたわ、まずはこの怪人を倒せたので、次は、戦闘員、はっ！」
　戦闘員の後ろに、また怪人が出現している。しかも、三体もいるのだ。
「戦闘員、魔法美少女戦士フォンティーリアにX攻撃だ！」
「キー！」
　今まで普通に応答していたのに突然、戦闘員の正式な言葉で返答した。この怪人は幹部なのだろう。
　戦闘員が、また、魔法美少女戦士フォンティーリアを囲んで、ゆっくりと回り始めた。
「何回やっても無駄ですわ！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは、魔法のステッキを構えて前を向いたり後ろを見たり用心していたが、戦闘員が一斉に電気棒を突き刺してきた。
「きゃぁあぁああああ～～～～～～・・・」
　戦闘員の電気棒の先が魔法美少女戦士フォンティーリアに当たったのだ。戦闘員が突き刺す部位が決められていて、腹を刺す者、背中を刺す者、右胸を刺す者、左胸を刺す者、お尻を刺す者、そして、女の花園、お〇んこを下から突き刺す者など一斉にやられたので受け身が取れなかったのだ。
「魔法美少女戦士フォンティーリアが、跪いているぞ、立ったらもう一度だ！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは立ち上がった。
「そうは、させませんわ、フォンティーリア、きゃぁあぁああああ～～～～～～・・・」さらに、強い電気で体中を突き刺され、魔法美少女戦士フォンティーリアは魔法ステッキを落として、そのまま前に倒れた。顔は手で防いだが、棒のように倒れたので、ダメージは大きい。
「今だ、捕まえろ！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは、前に伏したまま見渡すと魔法のステッキが近くにあったので、拾って魔法をかけた。それは、魔法のステッキの先から光の攻撃で駆け寄ってくる戦闘員の足をひっかけて転ばしたのだ。勢いよく走ってきた戦闘員は勢い良く吹っ飛んだ。そして、三体の怪人の方にステッキを向ける。
「戦闘員のバカどもめ、後はお前たちだけの力で、必ず魔法美少女戦士フォンティーリアを基地に捕まえてこい！　もし、捕まえてこれなければ、どうなるか、わかっているな、おい、リーダー、おまえの命がかかっているんだぞ！」
「キー！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは、立ち上がって魔法のステッキを前に出してかまえ、戦闘員を説得する。
「わたくしが、出来る限りお守りいたします、だから、もう、おやめください」
「いつもそばにいることができるのか、このメスガキ！　俺たちは社会を恨んで悪に入ったんだ、正義のヒロイン、魔法美少女戦士フォンティーリアを基地にお持ち帰りし、調教して怪人に引き渡す、覚悟しろ！」
「言ってもわからないようですね、それではお相手いたしますわ！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは、魔族から人々を守る使命があるから、熊のおじさんとの私情に流されないように強い意思をもった。
「えいっ！」
「はっ！」
「たぁっ！」
「はぁあああ！」
「それぇっ！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは戦闘員の電気棒を避けながら攻撃し、ついにリーダー熊のおじさんと対峙した。
「もう、あなた方の負けです、やめて帰るのです」
「お前が守る人々がいるように、俺にも引き取った学生や目の中に入れても痛くないほどの記憶喪失のかわいい娘のようなやつもいる、だから、俺は死ねない、魔法美少女戦士フォンティーリアを倒して基地に連れていく、やぁ～」
「熊のおじさん・・・」
　魔法美少女戦士フォンティーリアのつぶやきは聞こえずに、リーダー、熊のおじさんは強力電気棒を二本を突き刺した。
「ぎゃああああぁあっ・・・」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは熊のおじさんの言葉で、もう攻撃をすることが出来なかった。

　バタリ～～～～～～～～

「やったぞ！　魔法美少女戦士フォンティーリアを倒した！　おい、お前たち、いつまで倒れているんだ、基地に運ぶぞ！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは戦闘員を戦闘で気絶させただけなので、リーダーの言葉で目を覚ました。
「リーダー、やりましたね！　魔法美少女戦士フォンティーリアを怪人のいる基地に連れて行きましょう、ざまあみろ～魔法美少女戦士フォンティーリア！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは、戦闘員に担がれて基地へと連れて行かれた。　　

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