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1 地球に着任
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1 地球に着任
マロンは地球の年齢では20歳であり,出身はエプシロン星である。刑事になったのは正義感が小さい頃から強く,一貫して夢は宇宙刑事であった。そして厳しい訓練をのりこえて,初めての配属先が地球であった。地球は宇宙連盟に参加しておらず,マロンは極秘に捜査し,解決するのである。
敵と対戦する時には,シルバーのフルマスク,耳に通信器をつけて,髪の毛はないが,目,鼻,口があり,まるでお面のような感じだ。着衣もすべてシルバーである。腰のベルトに敵にわからない装置がついている。シルバーのロングブーツにロング手袋である。
地球では新聞記者をしているが,今日は趣味の水泳をしている。真っ赤なハイレグ水着は水分をマロンに与えていた。エプシロン星人であるマロンは普通に水分をとっているだけでは足らないのだ,だから,水泳を日課としている。そして,マロンには秘密があった。体液は,他の生命体の力の源となってしまうので,ふるさとの星では悪人は手に入らないと考え,エプシロン以外の星にいるエプシロン星人は狙われているのだ。刑事として悪の敵を追いながらも正体が知れたら追われる身となってしまう危険性を含んでいた。
プールサイドに置いてあった通信機が悪の宇宙人出現を知らせている。変身アイテムの腕時計で,「宇宙刑事マロン」になって現場に急いだ。顔だけ違って後は地球人と変わらない宇宙人がお金を積んだ護送車を襲っている。
「待て。私は,宇宙刑事マロン,宇宙法により逮捕する,大人しくするんだ!」
「へえっ,こんな辺鄙な地球に宇宙刑事さんがいるとはな!」
「シルバーソード!」
マロンが手を上げて叫ぶと,手に銀色の剣が現れた。
敵の宇宙人も手に棒のようなものを出現させてマロンに向かってきたが,剣さばきはマロンの方が上だった。
「えいぅぅぅ・・・・・・・・・・・・」
マロンの腕への一撃で悪の宇宙人の手に持っていた棒は飛び去った。すると,銃らしきものをポケットから取り出そうとしたのを見て,
マロンは腰に付けていたマロンシューターで銃を撃って,これも飛ばした。あわてて逃げる悪の宇宙人は足が速かった。
「シルバーモートー!」
手を上げて叫ぶと,目の前にバイクが物質化して現れた。もちろん,地球では見たこともない不思議なシルバーの乗り物だ。マロンは跳び乗り,後を追った。
すぐに捕まえて,スマフォらしきものを出して宇宙刑務所に送信した。地球に来て初めての仕事が順調にいったことを喜んでいた頃,宇宙人を使ってお金を奪おうとしていた悪の科学者,金岡博士はドローンを飛ばして様子を見ていて憤慨していた。
「宇宙刑事,そんなものが存在していたのか,まず,あいつを始末しなければ何もできない,あいつのことをもっと調べてみよう」
金岡博士は,「宇宙生物学」が専門だった。
マロンは地球の年齢では20歳であり,出身はエプシロン星である。刑事になったのは正義感が小さい頃から強く,一貫して夢は宇宙刑事であった。そして厳しい訓練をのりこえて,初めての配属先が地球であった。地球は宇宙連盟に参加しておらず,マロンは極秘に捜査し,解決するのである。
敵と対戦する時には,シルバーのフルマスク,耳に通信器をつけて,髪の毛はないが,目,鼻,口があり,まるでお面のような感じだ。着衣もすべてシルバーである。腰のベルトに敵にわからない装置がついている。シルバーのロングブーツにロング手袋である。
地球では新聞記者をしているが,今日は趣味の水泳をしている。真っ赤なハイレグ水着は水分をマロンに与えていた。エプシロン星人であるマロンは普通に水分をとっているだけでは足らないのだ,だから,水泳を日課としている。そして,マロンには秘密があった。体液は,他の生命体の力の源となってしまうので,ふるさとの星では悪人は手に入らないと考え,エプシロン以外の星にいるエプシロン星人は狙われているのだ。刑事として悪の敵を追いながらも正体が知れたら追われる身となってしまう危険性を含んでいた。
プールサイドに置いてあった通信機が悪の宇宙人出現を知らせている。変身アイテムの腕時計で,「宇宙刑事マロン」になって現場に急いだ。顔だけ違って後は地球人と変わらない宇宙人がお金を積んだ護送車を襲っている。
「待て。私は,宇宙刑事マロン,宇宙法により逮捕する,大人しくするんだ!」
「へえっ,こんな辺鄙な地球に宇宙刑事さんがいるとはな!」
「シルバーソード!」
マロンが手を上げて叫ぶと,手に銀色の剣が現れた。
敵の宇宙人も手に棒のようなものを出現させてマロンに向かってきたが,剣さばきはマロンの方が上だった。
「えいぅぅぅ・・・・・・・・・・・・」
マロンの腕への一撃で悪の宇宙人の手に持っていた棒は飛び去った。すると,銃らしきものをポケットから取り出そうとしたのを見て,
マロンは腰に付けていたマロンシューターで銃を撃って,これも飛ばした。あわてて逃げる悪の宇宙人は足が速かった。
「シルバーモートー!」
手を上げて叫ぶと,目の前にバイクが物質化して現れた。もちろん,地球では見たこともない不思議なシルバーの乗り物だ。マロンは跳び乗り,後を追った。
すぐに捕まえて,スマフォらしきものを出して宇宙刑務所に送信した。地球に来て初めての仕事が順調にいったことを喜んでいた頃,宇宙人を使ってお金を奪おうとしていた悪の科学者,金岡博士はドローンを飛ばして様子を見ていて憤慨していた。
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