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しおりを挟むダイアさんが放つ光で夜空が明るく照らされると、飛行船に来て初めて一瞬夜が明けた。
「ボクちゃん、私たちきっとまた会える……」
ダイアさんの姿が消えると辺りはまた静かな夜空に戻り、そこには皆が貼った祈りだけが光っている。
飛行船の中にチラチラと残った光の粒の中に、僕は小さな祈りを一つ見つけた。
僕はその祈りも籠に入れると、デッキに向かって思いっきり走った。
夜空へ飛び出し、まだ誰も星を貼っていないとびきりの場所でそれを取り出すと、手の平でそっと包み込む。
―――どうか、私の所に来てね。
キラキラの祈りの中から、大好きなダイアさんの声が聞こえた。
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