【3話完結のモヤモヤ現代ドラマ】糠(ぬか)にコーヒー

なずみ智子

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破にあたる第二話

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――おばあちゃん……っ!!

 長崎県にいる祖母が倒れた。
 幼い頃から自分を可愛がってくれた祖母が危篤状態にあると!

 新幹線に乗って帰省しなければならない。
 そのうえ、祖母のかかりつけの病院は長崎県の都市部ではなく、やや田舎寄りの土地であるため、新幹線を下りてからも路面電車を乗り継ぐこととなる。
 どんなに急いだとしても、今から数時間はかかるであろう。

――早くアパートに帰って、喪服の準備もして……

 喪服の準備なんてしたくなどない。でも、母からのメールの文面にあった”危篤”という言葉は、”喪服を準備して帰省しなければならない事態”を意味していると、沙彩は汲み取った。

 弾かれるように席を立った沙彩は、室内の一番奥にいる部長に事のあらましを告げ、席へと戻った。
 社内チャットに届いている、璃子からのメッセージに、沙彩は気づく。

(安斎璃子)
 何かありました?
 顔、真っ青ですよ。

(信谷沙彩)
 父方の祖母が危篤状態との連絡が、母からあったの。

(安斎璃子)
 え?!
 早く帰った方が良くないですか?!
 仕事とかしてる場合じゃないですよ。

(信谷沙彩)
 私だって一刻も早く帰りたいし、さっき部長だって、そう言ってくれた。
 でも、あの人に任せていたら、もう何もかもぐちゃぐちゃのカオス状態になるはずだよ。
 このまま出荷業務担当の人たちに、あの人の入力を元にしたピッキングリストを渡してしまったら、お客様に迷惑がかかるって次元じゃすまないと思う。
 今から30分で全てのチェック終わらせるつもり。頑張るよ。

(安斎璃子)
 やっぱり先輩って責任感強いですね。
 私もできることがあったら手伝いますから、声かけてください。

(信谷沙彩)
 ありがとう。


 璃子との社内チャットでの会話を素早く終えた沙彩は、隣の芙弓へと椅子ごと向き直った。

「腰塚さん、明日出荷手配分の受注書全部を。私、あと30分で帰宅しなければいけない事情ができましたから。受注書、今からチェックしますから」
 会話の文法等が少しおかしくなったが、早口でまくしたてた沙彩が”早く受注書を見せろ”と言うことは、芙弓にも分かったであろう。

 しかし――
 芙弓は「あ……はい」と数秒の間を置いて返事した後、机の上をガサゴソと探し始めた。
 まだ、受注書の入力しか頼んでいない、というか頼める仕事がないのに、なぜこんなに机の上が乱雑な状態となっているのか?

 いつもより、長く感じられる”待機”時間。
 やっと明日出荷分の受注書をノソノソと探し当てたらしい芙弓は、それらを揃えもしないまま、沙彩に手渡した。
 そのうえ「あ、こっちにもありました」と、ばらけていた数枚の受注書まで、沙彩に後から手渡すというおまけつきで。

 なぜ、大切な受注書をこうまで、ばらけさす?!
 なぜ、大切な受注書を整理しておくという単純なことができない?!!

 沙彩の体内にて、マグマがゴオッと蜷局を巻いて湧き上がったが、今は怒っている場合じゃない。
 そう、怒っている場合じゃない。今は、何よりも……

 1件目、2件目、3件目、4件目……と、沙彩は素早く受注書を確認し、出荷業務担当者に渡すピッキングリストを作るはずであった。

 けれども、腰塚芙弓に頼んだ入力の1件目からすでに間違いを見つけたのだ。
 「虹夢オリジナル ピリ辛カレーペースト」が3パック必要なところ、1パックしか入力されていない。
 続いて、2件目にも間違いを見つけた。
 11月25日納品希望なのに、11月26日納品で入力されている。
 さらに、3件目にも間違いを見つけた。
 「虹夢オリジナル クリーミーミルクペースト」が1㎏サイズ×1パック必要であるのに、なんと特大サイズの5㎏×1パックで入力されている。
 そして、4件目は商品の届け先が、お客様の店舗の支店である心斎橋支店なのに、なぜか本社の世田谷区の住所で入力されている。


 沙彩は、自身は自他ともに認める”温厚な気質”であると思っていた。
 裏返せば気が小さいということかもしれないけど、人に向かって声を荒げたり、怒鳴ったり、暴力を振るったことなど、この29年の人生で一度たりとしてなかった。
 
 だが、今の沙彩の手はブルブルと震え、喉はカラカラに乾き、今にも叫び出しそうであった。
 苛立ちと怒りだけではない。
 幼い頃から自分を可愛がってくれた大好きな祖母が、近いうちにこの世からいなくなるかもしれないという恐怖によって、震え、叫び出しそうにもなっていた。
 祖母の元へと一刻も早く駆け付けたい。
 死に目に会いたい。まだ、あたたかいであろう祖母の手を握りたい。
 でも、一分一秒だって惜しい状態にあるのに、自分は”ここ”に足止めされて動くことができない。

 腰塚芙弓が、ちゃんと入力してさえくれていれば……そもそも入力後にきちんと、見直しさえしてくれていれば、すぐにだって飛んで帰ることができるのに……!


「あの……腰塚さん……尋常じゃないぐらい、間違っているんですけど…………」
 あらゆるものを押さえ込み、絞り出した沙彩のその声に、芙弓ではなく、向かいの席の璃子がビクリとした。
 璃子の方が敏感に察したのだ。
 沙彩の精神が今、どういう状態に向かいつつあるかを。
 だが、当の芙弓は――

「え? そうですか? すいませぇん」

 いつも同じだ。
 糠に釘。
 糠に釘。
 糠に釘、釘、釘、釘、釘……!!

 ブチッ。

「……すいませぇんじゃないでしょ! いったい、何なんですか! こんなに、こんなに、こんなに、こんなに、こんなに、何度も、何度も、何度も同じ間違いして! あなた、日本語読めないんですか! 私は入力後にきちんと見直しをしてくれって、言ってるだけじゃないですか! 私、そんなに難しいこと言ってますか! 私のおばあちゃん、危篤なんですよ! 早く帰りたいんですよ! せめて、最後におばあちゃんに会いたいんですよ!!」


 最後は涙交じりになった沙彩の怒声に、通販事業部は静まり返った。
 ボロボロと溢れ出る涙が、沙彩の頬へとせき止められることなく流れていく。

 沙彩のすすり泣く声だけが音として存在しているかのように、室内はシーンと静まり返ってしまっていた。

 会社で泣いてしまった。
 泣くなんてことを会社ではしちゃいけないのに、泣いてしまった。

 視界が涙で滲んでいたため、室内の様子が分からない沙彩であったが、課内の誰もが――璃子も、部長も、そして”原因である腰塚芙弓”ですら、その場で引き攣ったように固まってしまっていることを感じ取れた。


「すいません……私、そのこと知らなくて」
 重苦しい沈黙という空気を、ビリッと紙を裂くがごとく破り、腰塚芙弓がか細い声で呟いた。
 
 しかし、この際、問題であるのは、腰塚芙弓が沙彩の祖母が危篤状態にあることを知らなかったことではなく、何度も何度も同じ間違いを繰り返し、一刻も早く帰らなければならない沙彩の手をわずらわせ、帰宅時間を遅れさせていることであるのだが……


 一番奥の席にいた部長が慌てて立ち上がり、沙彩たちの席にまでやってきた。
「信谷くん、いいから今日は早く帰りなさい。……で、安斎くん、引継ぎを頼めるかな? 残業もちゃんとつけてくれていいからね」
「……はい。分かりました」
 璃子が小さな声で頷いた。





 濡れた頬のまま、飛ぶように自宅まで帰宅し、新幹線と路面電車を乗りつぎ、祖母が運びこまれた病院へと飛んだ沙彩。
 どうにか、祖母の死に目に会えた。
 まだ、あたたかい祖母の手を握ることはできた。
 祖母が息を引き取ったのは、日付が変わった土曜日の午前1時であった。

 それから、お通夜。そして、葬儀と……
 悲しみに満ちた2日間の時は、いつもの倍速で過ぎていった。

――もっとたくさん、おばあちゃんと話がしたかった。そして、おばあちゃんにウェディングドレス姿だって見せてあげたかった。
 祖母への思慕と後悔。
 火葬場にて、祖母が秋空を昇り天へと還っていく煙を親族たちを眺めていた沙彩の脳裏に、祖母の最期の穏やかな顔と幼き日からの優しい祖母との思い出がつきることなく蘇ってきた。
 いつだったか「沙彩ちゃんは何もかも自分の中に溜め込み過ぎるからね。そんなに我慢しなくていいんだよ」と祖母が言っていたことも、沙彩は思い出さずにはいられなかった。 
 

 日曜日の23時前に、まだ癒えていない悲しみに包まれながらも、沙彩は1人暮らしのアパートへと戻った。
 今は頬を涙に濡らしてはいないも、涙の源泉はまだまだ乾いていないし、乾くにはまだかなりの時間を有するであろう。

 けれども、明日から仕事がある。
 葬儀が終わった後、部長とそして(自分と腰塚芙弓の尻拭いのため)残業をすることになったであろう璃子には、それぞれ電話で謝罪のうえ、月曜日には出勤する旨はすでに伝えている。
 沙彩は悲しみを胸にいただいたまま、元の日常へと戻るつもりであった。
 祖母だって悲しみにくれるのではなく、沙彩含む残された遺族たちが前を向いて生きることを望んでいるに違いないであろうから……




 月曜日。
 かつてないほど重い足と重い心のまま、沙彩は会社へと向かった。

 沙彩が自身の部署である通販事業部へと向かう社内の道のりにおいて、同期入社の女性社員や上司たちが「もういいの?」や「大変だったね」と声をかけてくれた。
 その度に立ち止まって詫びの言葉を口にする沙彩は、自分の祖母が亡くなったことを人事部のみならず、他の部署の人たちまで知っている――つまりは自分が新入社員に泣きながらブチ切れたことも社内で高速で広まったに違いないことに、かなりバツが悪くなった。

 いくら精神的に余裕がなかったとはいえ、金曜日に社会人としてあるまじき醜態をさらしてしまった。
 会社の皆に、迷惑をかけてしまった。
 そのうえ、腰塚芙弓を”傷つけてしまってはいないということはない”であろう。
 もしかしたら、自分のせいで腰塚芙弓は退職してしまうかもしれない。


 昨日の璃子との電話では、自分がついにキレたあの後、今まで何を言っても”糠に釘”としか思えなかった腰塚芙弓もさすがにオロオロとうろたえていたらしい。
 璃子は、腰塚芙弓のあまりのポンコツぶりも部内の皆も知ることになった、と璃子は言っていた。
「うちの部の上の人たちって見ているようで見てませんからね。あの人がクビになるかどうかはまだ分かりませんけども」とも――


――あの人、もしかしたら、会社に来ないかもしれない。何回注意しても、仕事を覚えないあの人にも非はあるけど、金曜日のことは私にだって非がある。まず、顔を合わせたら、あの人が”謝ってくる前に”私から謝ろう。


 午前8時15分過ぎの通販事業部には、すでに安斎璃子と他数名の社員は出勤していた。
 しかし、腰塚芙弓の姿はまだ見えなかった。

 沙彩は璃子たちに丁重に詫びを言い、そして、璃子たちからはお悔やみの言葉をもらった。
 ”沙彩が思う”普通の社会人としての光景が今というこの時、通販事業部内には確かにあった。

 
 自席へと着いた沙彩に、璃子が小声で言う。
「先輩……あの後、あの人の打った受注書を私が確認していったんですけど、23件中18件に間違いがあったんです。もうグチャグチャでしたよ。あのままだったら、先輩で30分で切り上げるどころか、確認と訂正を終えるまでに絶対に30分以上かかってたと思いますよ」

 そのことを聞いた沙彩は、”案の定の腰塚芙弓の入力作業の惨状”にゾッとすると同時に、自分と腰塚芙弓の尻拭いをしてくれた璃子に、心から感謝せざるを得なくなった。
 そして、それだけではない。

 璃子はトレイからソーサー、そしてコーヒーカップを、沙彩の机の上へと静かに置いた。
「はい。先輩はブラックでしたよね」
 璃子は、沙彩にコーヒーまで入れてくれたのだ。
 デキる後輩・璃子は、コーヒーはブラックで飲むという沙彩の好みをしっかりと覚えていてもくれていた。

「先輩、私できることがあったら、言ってくださいね。それに、まだ、お疲れでしょうし、今日は定時でパッと切り上げて、家でゆっくり休んだ方がいいですよ」
 芳醇なコーヒーの香りに、優しい璃子の言葉が重なり合った。

「ありがとう」
 沙彩が、コーヒーカップを手にとったその時――



「……はよう、ございます」
 腰塚芙弓だ。
 部長はさておき、平社員の中では、新入社員の腰塚芙弓が誰よりも遅い出勤であった。
 部屋の空気が、張りつめる。
 張りつめるというか、室温が一気に数度下がったかのような妙な空気へと変化した。

 幸運にもこの通販事業部内には、率先して社内虐めをするような、意地の悪い社員はいなかった。
 もちろん、沙彩だって、そんなことをするつもりは毛頭ない。
 人としてやっちゃいけないことだと理性では分かっていた。例え、相手がどんなに仕事ができなくても、どんなに自分たちの足を引っ張ろうともだ。
 だから、先週の金曜日にブチキレるまでは、ひたすら溜め込み続けるかのごとく耐えて、自分が頑張ってフォローすれば、と努めていたのだ。


 璃子が入れてくれたコーヒーに口づけることなく、ひとまずソーサーへと置いた沙彩は立ち上がった。
 腰塚芙弓に、金曜日のことを”自分からも”謝罪するために。

「腰塚さん……」
 沙彩に名前を呼ばれた芙弓は、怯えるでもなく、バツが悪そうな表情をするでもなく、”え?”と言った具合に目をぱちくりさせていた。
 彼女の表情に違和感を感じた沙彩であったが、言葉を続けた。

「あ、あの……先週の金曜日は、皆の前であんなに声を荒げて、申し訳なかったです。ちょっと私も余裕がなかったもので……」

 しかし、”しかし”だ。

「いいえ~、そんな」
 腰塚芙弓から、返ってきたのはすこぶる軽い調子の返事であった。





――何? 何なんですか、あなた! 普通、あなたも謝るんじゃないですか! というか、”あなたから謝る”んじゃないですか? そもそも、私のおばあちゃんに何があったか知ってるくせに、お悔やみの言葉一つないんですか!? ……………あの金曜日に何があったのか、もう忘れたんですか!? どんだけ、記憶力ないんですか!? 自分がどれだけ、私の足を引っ張り続けてきていたか、分かってないんですか!? 何、何、何、何なの…………!!


 ブチ、ブチ、ブチ、ブチ……ッ

 沙彩の中で、理性によってせき止められていた憤怒の堤防が音を立てて崩れて決壊していく。
 いや、まはや完全に決壊してしまった――


「先輩、駄目ッ!!」
 熱々のブラックコーヒーが入ったカップをムンズと掴み上げた沙彩は、璃子の叫び声をどこか遠くで聞いているような気がした。
 自分を制止しようと叫んだのが璃子でなくても、例え、わずか2日前にこの世を去った大好きな祖母の声であっても、沙彩はもう手を止められなかったであろう。

 ”うわ……っ”と顔をしかめた璃子が、両手のトレイをまるで盾にするかのようにして、バッと後ろへと身を引いた。
 璃子は、ついにブチ切れた沙彩が芙弓に何をするかを察し、いち早くその場から飛びのいたのだ。


 コーヒーカップは宙を舞った。
 腰塚芙弓の顔目掛けて――

 コーヒーカップの中の熱々のコーヒーは、狙いを外すことなく、腰塚芙弓の顔をバシャッと覆い尽くした!

「ぎゃあああああああ!!!」

 腰塚芙弓の絶叫と、空になったコーヒーカップが床で無惨なまでに砕け散るのは、どちらが早かったであろうか。

 真っ赤な顔でフーフーと鼻息を荒くしたまま、肩を上下させ息をし続ける沙彩は、先ほどの璃子の制止の叫びよりも”さらに遠いどこかで”、「早く氷持ってきて!」「いや、救急車だ!」という同僚たちの声を聞いていた……
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