暑い日の昼下がり、ベッドで熱くなる二人

トルマ・フラーナ

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 ルシアの次の作戦は、伸びをすることだった。
 枕にむかって両手を伸ばし、枕をつかみ、それを支点にして彼の魔の手と魔の棒から逃れるように、上へ上へと体を上ずらせていく。

 ところが、その様子が彼にとっては大好物だった。
 両手もろてを上げて無防備に寝転ぶ彼女の姿が、彼は大好きだった。

 本来隠すべき場所、急所である腋をすべてこちらにさらし、腋の下の複雑なスジも、くぼみも、日に焼けずに真っ白なままの二の腕の内側のまぶしさも、ひじの内側に薄く張り出したはかなげな腱と骨の丸みも、彼女の柔らかいところが全部丸見えになっているのをじっくり眺めるのが、彼はこの上なく好きだ。
 
 乳房も鎖骨付近まで引っ張り上げられて、いつも以上に量感を増している。豊満な姿をいっそう強調して、見るものの目を楽しませる。
 彼女はあまり日焼けしないほうだ。それでも柔胸の上部や鎖骨まわりにはほんのり日焼けのあとがみとめられる。肩にはキャミソールの細く白い線。それより下の胴体部分、体の内側の肌は、雪のように白い。

 というか青白いほどだ。
 明け方に初雪が降り積もったかと勘違いするほどに。
 冷たい雪のような見た目なのに、つかむと火を触ったかと思うほど熱い。
 雪のように白いのに、はだえはたっぷり火照っていて、汗ばむ肌にふんわりと薄桃色の花をあでやかに咲かせている。

 白いのに、血色がよい。
 頬はバラ色に染まり、首すじ、鎖骨、肩口あたりもところどころが華やかに色付いている。
 上胸周囲まで火照りが広がっているから、彼女が強く発情していることが一目瞭然だ。乳頭や乳輪の果汁たっぷりな色合いも目に楽しい。その乳首周辺には特に目を引く鮮紅色が点々と出ていて、彼女のカラダが今、収穫にベストなタイミングであることを伝えていた。
 雪原に赤い果汁をパッと振りまいて、その鮮やかでみずみずしい色合いで見る者を目移りさせて、こちらの色欲をかきたててくるような、そんな煽情的な肌だ。

 絶妙にふっくらとして、丸い弧を描いて、ほわほわの湯気でも立ち上りそうな柔美乳。これでもかと食欲をそそってくる乳房の表面には、ところどころに青い線が走っている。
 血管だ。
 彼は、その線をじっと見ていると、たまに妙な欲望がもたげてくることがあった。そのどれか一本を狙って柔肉まんに歯を立てて、柔もち肌皮を噛み、破り、血管を歯に引っ掛け、引き抜き、脈打つ管をくわえ、もてあそび、鉄の匂いを嗅ぎながら、味わいながら、血管のコリコリとした食感を凌辱的に楽しみたい——そんな誘惑だ。
 まあ、実際にはしないけれど。

 けれど彼の獣欲は、もう我慢ならないところまできていた。
 ぐいぐいと力強く覆いかぶさっていく。
 片手で彼女の両手首をまとめ、頭の上で固定させる。
 彼のもう片手は豊かな柔桃乳の一方をわしづかむ。
 空いているほうの乳房には、顔ごとガブリとかぶりつく。

「はぁ……っ! あぁぁんっ……んんっ!」
 啼きながら、彼女が拘束から逃れようと身悶えた。
 しかし彼女は両手を抑えられ、両乳房を抑えられ、かなめの腰は下腹部の奥深くまで突き入れられた肉杭で挿し留められて、身動きがとれない。

 切なげにくねる裸の脚が、彼の背中や腰を叩く。
 柔らかいふくらはぎをこすりつけ、かわいいかかとを打ち付けて抗議してきた。
 
 もっともっと! と抗議してきた。
 もっともっと! つかんで! 揉んで! かぶりついて! いっぱい突いて! めちゃくちゃにして! という抗議だ。

 もちろん彼は彼女の抗議に存分にこたえる。
 彼女の手首をつかみながら、指を伸ばして彼女の手を愛撫し、結局は指を絡め合う。
 手のひらで乳房を揉みながら、指先では乳頭をつまみ、すり潰す。
 
 頬張った口の中では、乳房の汗を吸い、舐め取り、ときには横乳に、そしてその奥の腋にまで出張して、シーツに流れ落ちかけた汗を、舌でペロペロとすくい取っていった。

「ひゃ……ん……。ゃぁらぁんっ」
 彼女はくすぐったいのか、半笑いしながら体をくねらせ逃れようとしているが、もちろん逃げることはできない。
 彼は腋から乳房に戻ると、今度は乳輪のまわりを丹念に舐め、乳嘴にゅうしの根元を、固くした舌先で突っつき、乳のくちばしがさらに硬く勃ち上がったのを見計らって歯と歯の間に拘束し——クチュッ!

 乳首がつぶれるような音がするほど、強く噛んでやった。

「イッ!? ゃぁぁぁぁあああっ!!」
 強すぎる痛み。だが痛いだけでなくて、噛みつぶされた乳頭果実から甘い快感が弾け飛ぶ。
 胸を中心にパッと果汁が飛んだように、裸の肌にジューシーな性の色が飛び散っていく。

 すると、彼女のぬめる膣がさらにぬかるんでいった。乳首を責められて、さらなる性感に昂ぶってしまったことを如実に伝えてくれる、素直ながらもいやらしさたっぷりな生殖器だ。
 その艶めく雌の器官の内側で、彼の棒はめいっぱい奥まで潜り込んでいく。同時に外側でも陰茎の根元を使って擦り付け、クリトリスに大らかな刺激を与えてやった。

 ころあいを見計らって、わざとゆっっっくりと肉棒を引き抜いていくと——
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