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シーズン2
第四十三話
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今朝、蓮水が遅くなったのは凡子のせいでもあった。できるだけ執筆してもらおうと、ギリギリまで声をかけなかった。そんな事情を泉堂が知るわけはない。
「推しには完璧でいて欲しいので」
「蓮水に、幻想を抱いてるわけね」
凡子から見れば、幻想ではなく本当に完璧に近い。
泉堂は頬杖をついて目を細めた。
「蓮水、なんだか今日は朝から機嫌が良くてさ」
凡子は、とっさに朝から執筆できたからだと思った。
「彼女でもできたんじゃないかと」
「彼女じゃありません」と、泉堂の言葉を遮った。
「そこ普通、断定する?」
凡子は自分の失言に気づき、固まった。
「冗談だから……。浅香さんが、そこまでショックを受けるとは考えなかった」
泉堂が都合の良い方向に勘違いしてくれたので、凡子は否定せずに黙っていた。
「やっぱり、推しにはフリーでいて欲しいよね」
泉堂の問いかけに、凡子は少し考えたあと
「いいえ」と返した。
「推しには幸せになってほしいので、愛する人と結ばれるのはむしろ歓迎です」
「でも、さっきは嫌がってたよね?」
「突然で心の準備が整っていなかったせいです」
泉堂は「なるほど」と、頷いた。
「浅香さんってほんと純粋だよね。何かしらの想いを寄せてる相手の幸せを願うなんて、僕は無理かな」
珍しく泉堂の声が冷たい。顔を上げると目が合った。
凡子は、泉堂に睨まれている気がした。
何が気に障ったのかまったくわからない。そもそも凡子は、純粋なわけでもない。推しは元々、自分のものにしたい対象ではないだけだ。
「推しへの想いと恋心は別物ですから」
「浅香さんも、恋する相手には違うんだ」
凡子は頷けなかった。いつだって、漫画や小説のなかの男性の方が素敵で、身近な人たちには魅力を感じなかった。クラスメイトに泉堂くらい容姿が良い男子がいれば、話が違ったかもしれない。
「今は、好きな相手はいないの?」
「そうですね……」
今はどころか、凡子はまともに異性を好きになったことがない。いつでも、どこか好きなキャラに似ている部分を持った相手を気にいるだけだ。
うどんがはこばれてきた。途端に、先ほどまでの少し暗い雰囲気はなくなった。
凡子は箸をとった。
「写真は撮らないの?」
今は、SNSでの広報活動を熱心にしている余裕はない。しかし、撮っておけば後で使えるかもしれない。
「お言葉に甘えて撮ります」
数枚撮影させてもらい、「では、いただきます」と、手を合わせた。
凡子の頼んだ和風のクリームうどんには、海苔としらすがたっぷり散りばめてある。中心には艶やかな卵黄がのせてある。
凡子が卵黄を崩そうと箸を近づけていく。泉堂が向こうから手を伸ばしてきて、凡子より先に卵を崩した。
皿の中央で箸がぶつかり合う。
「え?」
凡子は驚いて箸を持つ手を引いた。
「見てたら、崩してしまいたくなって」
そうだとしても普通は人の皿には手を出さない。凡子は楽しみを取り上げられた気分だった。
「たかが卵黄でも他人に手を出されれば不快でしょう?」
「不快とまでは……」
ただ、嬉しくはない。
「まだ箸に口はつけてなかったから、安心して」
泉堂は、いつもの軽い口調に戻った。
凡子は、泉堂のとった行動の意味がわからなかった。単なるイタズラなのか。凡子に、自分が楽しみにしていることを邪魔されると、不快だと知らせたかったのだろうか。
「うどん屋だと思って侮ってた。すごく出汁が美味しい」
すっかり、機嫌がなおっている。
凡子も気を取り直してクリームうどんを口にした。クリーム仕立てのスープは、濃厚でありながら出汁の旨みもしっかり感じられる。黄身が溶け込んで、カルボナーラ風になっているのも良い。塩加減も、シラスの塩気を考えてきちんとバランスがとってある。
「天麩羅がサクサク」
泉堂が美味しそうに蓮根の天麩羅を食べている。
揚げ物を食べたからか、泉堂の唇が艶やかだ。
凡子は泉堂の唇を見つめながら、化粧をしたらどれだけ綺麗になるだろうと考えた。
「何?」
泉堂の問いに凡子は何も考えずに「綺麗だなと思って」と返した。
泉堂は勢いよく凡子から顔をそむけたあと、「今、口説かれてる?」と、言った。
凡子は焦った。
「容姿を褒めたら、口説いたことになるんですか!」
蓮水の容姿を何も考えずに褒め称えてしまった。
「なんか思ってたのと、反応が違う……」と、泉堂が眉根を寄せた。泉堂がどんな反応を予想していたかは凡子にとってはどうでもよかった。
「とにかく、口説いたことになるかを教えてください」
「教えたくない」
泉堂は口を軽く尖らせた。拗ねた顔まで絵になる。
「異性の容姿を褒めない方が良いのは理解しました」
泉堂は少し考えてから「うん、そうした方が良いよ」と言った。
「浅香さんに僕を口説く気はないのはわかってたんだけどさ」
泉堂は微笑んだ後に、真剣な表情になった。
「無自覚に、男を自惚れさせる言動があるから気をつけた方がいいよ」
蓮水からも似たような指摘を受けた。
「わかりました。とにかく褒めないようにします」
凡子はそう言ったあとに、それは困ると気づいた。
「あの、文章というか、持っている技術を褒めるのもダメです?」
「仕事のスキルとかそういう方面?」
「そんなところです」
「それは構わないんじゃない」
凡子はホッと胸を撫で下ろす。
「浅香さんさあ、具体的に、思い浮かべる相手がいるの?」
凡子は「ま、まあ」と口ごもった。
「同じ会社の人?」
「違いますが……」
「グループ会社の誰か?」
特定しようといているのだろうかと不安になる。泉堂は真剣に考え込んでいる。
「会社関連じゃないなら、道場の人?」
泉堂とは稽古に行く途中で会った。凡子は「そんなところです……」と、返した。
「違うみたいだなあ」
すぐに見破られてしまった。
「もう、いいじゃないですか。泉堂さんの知らない人です」
凡子が褒めたい相手は蓮水であって蓮水ではない『水樹恋』なのだ。泉堂も知らない蓮水のもう一つの顔。
「僕の知らない人か……」
泉堂はつぶやいた後、食事を再開した。凡子は先に食べ終わり、湯呑みを手に取った。泉堂を見つめ続けるわけにもいかず、食べ終わった皿に視線を落とす。
ーークリーム系だったけど和食器だ。うどんだからか。近いうちに似たアレンジの料理を作ってみようかな。
凡子はこの先、蓮水のために作る料理を考え始めた。
「あっ」
泉堂が声を出したので凡子は顔を上げた。
「日曜日に会った相手、もしかして男だった?」
凡子は驚きすぎて、目を見開いたまま固まった。
「やっぱり、そうか」
凡子は自分に、落ち着け……落ち着け……と言い聞かせた。世の中の『男』は蓮水だけではない。
「憧れの人に会うのをあれだけ楽しみにしていたのに、実際会った時のことを話したがらないから、何かあったんだろうとは思ったんだよね」
凡子はなんとなく「すみませんでした」と謝った。服を選ぶため、泉堂に時間を使わせたのはたしかだ。
「謝らなくても……インターネットで知り合った相手の性別がプロフィールと違うのは、良くあるからさ」
「そうなんですね……」
凡子は店で蓮水を見る瞬間まで、女性だと信じて疑わなかった。
「で、会ったみたら結構好みだったわけか」
泉堂の言葉を凡子は全力で否定した。
「存在自体が尊い方なのです。好みだなどと考えるだけでもおこがましい」
泉堂は目をしばたたかせながら「なんか、仰々しいね」と言った。
「褒めて良いかを気にするくらいだから、継続して会うことになってるんだ」
泉堂が鋭すぎるので、凡子は慎重になった。ただ否定しても墓穴を掘りそうだ。
「そんなところです」
さすがに、相手が蓮水であることまでは予想できないはずだ。
泉堂は、食事を進めながら「憧れの人と継続的に交流がもてるなんて、なかなかできないことだよね」と言った。
「はい、本当に幸運だと感じてます」
単に交流だけなら心から幸運だと思える。契約婚までしたから、なにかと煩わしいのだ。
「推しには完璧でいて欲しいので」
「蓮水に、幻想を抱いてるわけね」
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「蓮水、なんだか今日は朝から機嫌が良くてさ」
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泉堂が都合の良い方向に勘違いしてくれたので、凡子は否定せずに黙っていた。
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「いいえ」と返した。
「推しには幸せになってほしいので、愛する人と結ばれるのはむしろ歓迎です」
「でも、さっきは嫌がってたよね?」
「突然で心の準備が整っていなかったせいです」
泉堂は「なるほど」と、頷いた。
「浅香さんってほんと純粋だよね。何かしらの想いを寄せてる相手の幸せを願うなんて、僕は無理かな」
珍しく泉堂の声が冷たい。顔を上げると目が合った。
凡子は、泉堂に睨まれている気がした。
何が気に障ったのかまったくわからない。そもそも凡子は、純粋なわけでもない。推しは元々、自分のものにしたい対象ではないだけだ。
「推しへの想いと恋心は別物ですから」
「浅香さんも、恋する相手には違うんだ」
凡子は頷けなかった。いつだって、漫画や小説のなかの男性の方が素敵で、身近な人たちには魅力を感じなかった。クラスメイトに泉堂くらい容姿が良い男子がいれば、話が違ったかもしれない。
「今は、好きな相手はいないの?」
「そうですね……」
今はどころか、凡子はまともに異性を好きになったことがない。いつでも、どこか好きなキャラに似ている部分を持った相手を気にいるだけだ。
うどんがはこばれてきた。途端に、先ほどまでの少し暗い雰囲気はなくなった。
凡子は箸をとった。
「写真は撮らないの?」
今は、SNSでの広報活動を熱心にしている余裕はない。しかし、撮っておけば後で使えるかもしれない。
「お言葉に甘えて撮ります」
数枚撮影させてもらい、「では、いただきます」と、手を合わせた。
凡子の頼んだ和風のクリームうどんには、海苔としらすがたっぷり散りばめてある。中心には艶やかな卵黄がのせてある。
凡子が卵黄を崩そうと箸を近づけていく。泉堂が向こうから手を伸ばしてきて、凡子より先に卵を崩した。
皿の中央で箸がぶつかり合う。
「え?」
凡子は驚いて箸を持つ手を引いた。
「見てたら、崩してしまいたくなって」
そうだとしても普通は人の皿には手を出さない。凡子は楽しみを取り上げられた気分だった。
「たかが卵黄でも他人に手を出されれば不快でしょう?」
「不快とまでは……」
ただ、嬉しくはない。
「まだ箸に口はつけてなかったから、安心して」
泉堂は、いつもの軽い口調に戻った。
凡子は、泉堂のとった行動の意味がわからなかった。単なるイタズラなのか。凡子に、自分が楽しみにしていることを邪魔されると、不快だと知らせたかったのだろうか。
「うどん屋だと思って侮ってた。すごく出汁が美味しい」
すっかり、機嫌がなおっている。
凡子も気を取り直してクリームうどんを口にした。クリーム仕立てのスープは、濃厚でありながら出汁の旨みもしっかり感じられる。黄身が溶け込んで、カルボナーラ風になっているのも良い。塩加減も、シラスの塩気を考えてきちんとバランスがとってある。
「天麩羅がサクサク」
泉堂が美味しそうに蓮根の天麩羅を食べている。
揚げ物を食べたからか、泉堂の唇が艶やかだ。
凡子は泉堂の唇を見つめながら、化粧をしたらどれだけ綺麗になるだろうと考えた。
「何?」
泉堂の問いに凡子は何も考えずに「綺麗だなと思って」と返した。
泉堂は勢いよく凡子から顔をそむけたあと、「今、口説かれてる?」と、言った。
凡子は焦った。
「容姿を褒めたら、口説いたことになるんですか!」
蓮水の容姿を何も考えずに褒め称えてしまった。
「なんか思ってたのと、反応が違う……」と、泉堂が眉根を寄せた。泉堂がどんな反応を予想していたかは凡子にとってはどうでもよかった。
「とにかく、口説いたことになるかを教えてください」
「教えたくない」
泉堂は口を軽く尖らせた。拗ねた顔まで絵になる。
「異性の容姿を褒めない方が良いのは理解しました」
泉堂は少し考えてから「うん、そうした方が良いよ」と言った。
「浅香さんに僕を口説く気はないのはわかってたんだけどさ」
泉堂は微笑んだ後に、真剣な表情になった。
「無自覚に、男を自惚れさせる言動があるから気をつけた方がいいよ」
蓮水からも似たような指摘を受けた。
「わかりました。とにかく褒めないようにします」
凡子はそう言ったあとに、それは困ると気づいた。
「あの、文章というか、持っている技術を褒めるのもダメです?」
「仕事のスキルとかそういう方面?」
「そんなところです」
「それは構わないんじゃない」
凡子はホッと胸を撫で下ろす。
「浅香さんさあ、具体的に、思い浮かべる相手がいるの?」
凡子は「ま、まあ」と口ごもった。
「同じ会社の人?」
「違いますが……」
「グループ会社の誰か?」
特定しようといているのだろうかと不安になる。泉堂は真剣に考え込んでいる。
「会社関連じゃないなら、道場の人?」
泉堂とは稽古に行く途中で会った。凡子は「そんなところです……」と、返した。
「違うみたいだなあ」
すぐに見破られてしまった。
「もう、いいじゃないですか。泉堂さんの知らない人です」
凡子が褒めたい相手は蓮水であって蓮水ではない『水樹恋』なのだ。泉堂も知らない蓮水のもう一つの顔。
「僕の知らない人か……」
泉堂はつぶやいた後、食事を再開した。凡子は先に食べ終わり、湯呑みを手に取った。泉堂を見つめ続けるわけにもいかず、食べ終わった皿に視線を落とす。
ーークリーム系だったけど和食器だ。うどんだからか。近いうちに似たアレンジの料理を作ってみようかな。
凡子はこの先、蓮水のために作る料理を考え始めた。
「あっ」
泉堂が声を出したので凡子は顔を上げた。
「日曜日に会った相手、もしかして男だった?」
凡子は驚きすぎて、目を見開いたまま固まった。
「やっぱり、そうか」
凡子は自分に、落ち着け……落ち着け……と言い聞かせた。世の中の『男』は蓮水だけではない。
「憧れの人に会うのをあれだけ楽しみにしていたのに、実際会った時のことを話したがらないから、何かあったんだろうとは思ったんだよね」
凡子はなんとなく「すみませんでした」と謝った。服を選ぶため、泉堂に時間を使わせたのはたしかだ。
「謝らなくても……インターネットで知り合った相手の性別がプロフィールと違うのは、良くあるからさ」
「そうなんですね……」
凡子は店で蓮水を見る瞬間まで、女性だと信じて疑わなかった。
「で、会ったみたら結構好みだったわけか」
泉堂の言葉を凡子は全力で否定した。
「存在自体が尊い方なのです。好みだなどと考えるだけでもおこがましい」
泉堂は目をしばたたかせながら「なんか、仰々しいね」と言った。
「褒めて良いかを気にするくらいだから、継続して会うことになってるんだ」
泉堂が鋭すぎるので、凡子は慎重になった。ただ否定しても墓穴を掘りそうだ。
「そんなところです」
さすがに、相手が蓮水であることまでは予想できないはずだ。
泉堂は、食事を進めながら「憧れの人と継続的に交流がもてるなんて、なかなかできないことだよね」と言った。
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