55 / 59
シーズン3
第五十話前
しおりを挟む
かつて、毎週楽しみでしかたなかった月曜日に、凡子は朝からずっと憂鬱だった。
夢に和人が出てきたのだ。
内容は大したことはなく、一緒にカフェでお茶を飲んだだけだ。
夢の中で凡子は、ただただ「五十嵐室長、カッコいい」と、思っていた。
「浅香さん?」
泉堂に呼ばれて、我に返った。
いつものようにランチに誘われて、一緒に来ていた。今日は一人で食べたい気分だったのに、起きてすぐ、夢の内容に呆然としているときメッセージが来て、何も考えずに『はい』と返してしまったのだ。
「さっきからため息ばかりついてるね」
「そうですか? 気づいていませんでした」
凡子はまた、深いため息をついた。
「休みの間に何かあった?」
凡子は「まあ……」と、曖昧に返した。
ここは、泉堂が見つけた薬膳料理の店だ。
壁も床も白木で、テーブルや椅子も、木目がはっきりと見える。『天然素材』を意識した内装で雰囲気が良い。凡子も初めてなので、もっとワクワクできるはずなのに、和人のことで頭がいっぱいになり、テンションが上がらなかった。
テーブルについたあとも、メニューを選ぶ心の余裕がなくほとんど何も見ないまま「日替わりで」と、泉堂に伝えた。
「体調が悪い……いや、どちらかというと『恋煩い』っぼい?」
凡子は泉堂の言葉に対して「絶対、恋じゃありません」と、過剰反応した。
「その否定は、正解だと言ってるようなもんだよ」
泉堂は「冗談のつもりだったのに……」と少し困ったような顔をした。
「相手は蓮水じゃないよね?」
凡子は「違います! あっ、だいたい恋じゃないです」と、拳を握りながら否定した。
「前に会った、憧れの人?」
泉堂は、蓮水と憧れの人が同一人物とは知らない。
「違います! それに、恋じゃないと思います……」
「だんだん、自信なくなってきてるよね……」
「自信がないというか……恋というものがよくわからないんです」
泉堂は「ああ、そういうこと」と、納得している。
凡子は、心を落ち着かせるために、お茶を一口飲んだ。よくある野草茶の味がした。
「相手は、どんな人? 僕は知らない人、だよね……」
凡子は首を傾げた。泉堂と蓮水は大学で出会ったはずだ。和人と会ったことがあるかもしれない。
「即答じゃないってことは、僕が知ってる可能性があるんだ」
「はあ、まあ……」
「で、どんな人?」
凡子はどう答えればいいかわからなかった。
「よく知らないので……」
「外見でいいよ」
凡子は和人の姿を思い浮かべた。
「背が高くて、服装も髪型もおしゃれで、いつ……」
『樹さん』と言いそうになり、凡子は言葉を止めた。誤魔化すために「いつもクールな蓮水さんが、表情豊かになったような感じの方です」と言った。
「蓮水が表情豊か……へえ、そんな人がいるなら、僕も会ってみたい」
泉堂は、和人に会ったことがなさそうだと、凡子は思った。
「あっ、瓜二つってわけじゃなくて、なんとなく似てる程度です」
本当はよく似ているが、わざと訂正した。
「でも、あれでしょ。眉目秀麗だっけ?」
「はい、眉目秀麗でした……」
凡子は和人の表情や声を思い出し、またため息をついた。
「えっと……、この土日で出会った相手に、一目惚れしたってこと?」
凡子は力強く顔を左右に振った。
「一目惚れなんかしてません」
「さっきからの反応だと、そうとしか思えないんだけど」
「それでも違います」
凡子は必死で否定した。和人に恋をするなんて、絶対にあってはならないからだ。
蓮水の親族であること以上に、わかりやすくプレイボーイである和人に惹かれて、酷い目に遭いたくなかった。
「その人とはどこであったの?」
「言えません」
泉堂が「その返し、ますます気になっちゃうなあ」と目を細めて笑った。
凡子は、失敗したと思った。買い物に出かけた先で会ったと適当に誤魔化せばよかった。
「僕が知っている可能性があって、言えない相手かあ……」
泉堂の言葉を聞いて、凡子は適当な嘘をつかなくて良かったと思い直した。
「でも、昨日初めて会ったなら、グループ会社の人じゃないよなあ……」
凡子には、泉堂を納得させる嘘を思いつけない。黙秘を貫くしかないと決意した。
「あっ、前にレンタル彼氏がどうとか言ってたよね。今度はマッチングアプリとか?」
「まっ、マッチングアプリ……」
「僕や蓮水と出身大学が同じだったとかさ。でも、嘘の経歴かもしれないよ」
凡子は、肯定した方が良いか、迷った。
「違うみたいだな」
迷っているうちに、泉堂は判断を下した。
凡子は「お願いですから、もう、訊かないでください」と言って、頭を下げた。
「ごめん。そこまで嫌がってるとは思ってなくて」
「嫌がっているわけではなく、困っています」
「わかった。困らせたくないから、この辺りでやめておく。すごーく、気になっているけどね」
泉堂がおどけてみせた。こういう時、優しい人だと感じる。
泉堂は人との距離の取り方が、上手い。人懐っこく距離を縮めてきたが、無遠慮に感じるラインはこえてこない。
蓮水はというと、やはりどこか近寄りがたい。
料理が届いた。
適当に選んだ日替わり定食だったが、小鉢がいくつも並んでいて、色とりどりだった。
主菜は、豚肉と春キャベツのミルフィーユ煮だ。コンソメの香りが食欲をそそる。
ほかには、ホタルイカの炊き込みと山菜のお吸い物。小鉢は、そら豆のがんもどき、アサリとアスパラの酒蒸し、筍と大葉の和物と、デザートにゼリーもついていた。
「泉堂さんのは、天ぷら御膳ですか?」
「そう、お茶の葉の天ぷらが気になって」
「珍しいですね。アスパラも美味しそうです」
主菜以外は、日替わり定食と同じだ。
「よかった」
泉堂が嬉しそうに笑った。
「初めて来たお店ですけど、ここは当たりですね」
凡子も笑顔を返した。
「たしかにこのお店も良いけど。浅香さんがいつも通りになってよかったなあって思ったんだよ」
――て、天使なの?!
蓮水や和人からは感じない癒しが、泉堂からは得られた。
夢に和人が出てきたのだ。
内容は大したことはなく、一緒にカフェでお茶を飲んだだけだ。
夢の中で凡子は、ただただ「五十嵐室長、カッコいい」と、思っていた。
「浅香さん?」
泉堂に呼ばれて、我に返った。
いつものようにランチに誘われて、一緒に来ていた。今日は一人で食べたい気分だったのに、起きてすぐ、夢の内容に呆然としているときメッセージが来て、何も考えずに『はい』と返してしまったのだ。
「さっきからため息ばかりついてるね」
「そうですか? 気づいていませんでした」
凡子はまた、深いため息をついた。
「休みの間に何かあった?」
凡子は「まあ……」と、曖昧に返した。
ここは、泉堂が見つけた薬膳料理の店だ。
壁も床も白木で、テーブルや椅子も、木目がはっきりと見える。『天然素材』を意識した内装で雰囲気が良い。凡子も初めてなので、もっとワクワクできるはずなのに、和人のことで頭がいっぱいになり、テンションが上がらなかった。
テーブルについたあとも、メニューを選ぶ心の余裕がなくほとんど何も見ないまま「日替わりで」と、泉堂に伝えた。
「体調が悪い……いや、どちらかというと『恋煩い』っぼい?」
凡子は泉堂の言葉に対して「絶対、恋じゃありません」と、過剰反応した。
「その否定は、正解だと言ってるようなもんだよ」
泉堂は「冗談のつもりだったのに……」と少し困ったような顔をした。
「相手は蓮水じゃないよね?」
凡子は「違います! あっ、だいたい恋じゃないです」と、拳を握りながら否定した。
「前に会った、憧れの人?」
泉堂は、蓮水と憧れの人が同一人物とは知らない。
「違います! それに、恋じゃないと思います……」
「だんだん、自信なくなってきてるよね……」
「自信がないというか……恋というものがよくわからないんです」
泉堂は「ああ、そういうこと」と、納得している。
凡子は、心を落ち着かせるために、お茶を一口飲んだ。よくある野草茶の味がした。
「相手は、どんな人? 僕は知らない人、だよね……」
凡子は首を傾げた。泉堂と蓮水は大学で出会ったはずだ。和人と会ったことがあるかもしれない。
「即答じゃないってことは、僕が知ってる可能性があるんだ」
「はあ、まあ……」
「で、どんな人?」
凡子はどう答えればいいかわからなかった。
「よく知らないので……」
「外見でいいよ」
凡子は和人の姿を思い浮かべた。
「背が高くて、服装も髪型もおしゃれで、いつ……」
『樹さん』と言いそうになり、凡子は言葉を止めた。誤魔化すために「いつもクールな蓮水さんが、表情豊かになったような感じの方です」と言った。
「蓮水が表情豊か……へえ、そんな人がいるなら、僕も会ってみたい」
泉堂は、和人に会ったことがなさそうだと、凡子は思った。
「あっ、瓜二つってわけじゃなくて、なんとなく似てる程度です」
本当はよく似ているが、わざと訂正した。
「でも、あれでしょ。眉目秀麗だっけ?」
「はい、眉目秀麗でした……」
凡子は和人の表情や声を思い出し、またため息をついた。
「えっと……、この土日で出会った相手に、一目惚れしたってこと?」
凡子は力強く顔を左右に振った。
「一目惚れなんかしてません」
「さっきからの反応だと、そうとしか思えないんだけど」
「それでも違います」
凡子は必死で否定した。和人に恋をするなんて、絶対にあってはならないからだ。
蓮水の親族であること以上に、わかりやすくプレイボーイである和人に惹かれて、酷い目に遭いたくなかった。
「その人とはどこであったの?」
「言えません」
泉堂が「その返し、ますます気になっちゃうなあ」と目を細めて笑った。
凡子は、失敗したと思った。買い物に出かけた先で会ったと適当に誤魔化せばよかった。
「僕が知っている可能性があって、言えない相手かあ……」
泉堂の言葉を聞いて、凡子は適当な嘘をつかなくて良かったと思い直した。
「でも、昨日初めて会ったなら、グループ会社の人じゃないよなあ……」
凡子には、泉堂を納得させる嘘を思いつけない。黙秘を貫くしかないと決意した。
「あっ、前にレンタル彼氏がどうとか言ってたよね。今度はマッチングアプリとか?」
「まっ、マッチングアプリ……」
「僕や蓮水と出身大学が同じだったとかさ。でも、嘘の経歴かもしれないよ」
凡子は、肯定した方が良いか、迷った。
「違うみたいだな」
迷っているうちに、泉堂は判断を下した。
凡子は「お願いですから、もう、訊かないでください」と言って、頭を下げた。
「ごめん。そこまで嫌がってるとは思ってなくて」
「嫌がっているわけではなく、困っています」
「わかった。困らせたくないから、この辺りでやめておく。すごーく、気になっているけどね」
泉堂がおどけてみせた。こういう時、優しい人だと感じる。
泉堂は人との距離の取り方が、上手い。人懐っこく距離を縮めてきたが、無遠慮に感じるラインはこえてこない。
蓮水はというと、やはりどこか近寄りがたい。
料理が届いた。
適当に選んだ日替わり定食だったが、小鉢がいくつも並んでいて、色とりどりだった。
主菜は、豚肉と春キャベツのミルフィーユ煮だ。コンソメの香りが食欲をそそる。
ほかには、ホタルイカの炊き込みと山菜のお吸い物。小鉢は、そら豆のがんもどき、アサリとアスパラの酒蒸し、筍と大葉の和物と、デザートにゼリーもついていた。
「泉堂さんのは、天ぷら御膳ですか?」
「そう、お茶の葉の天ぷらが気になって」
「珍しいですね。アスパラも美味しそうです」
主菜以外は、日替わり定食と同じだ。
「よかった」
泉堂が嬉しそうに笑った。
「初めて来たお店ですけど、ここは当たりですね」
凡子も笑顔を返した。
「たしかにこのお店も良いけど。浅香さんがいつも通りになってよかったなあって思ったんだよ」
――て、天使なの?!
蓮水や和人からは感じない癒しが、泉堂からは得られた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同居人の一輝くんは、ちょっぴり不器用でちょっぴり危険⁉
朝陽七彩
恋愛
突然。
同居することになった。
幼なじみの一輝くんと。
一輝くんは大人しくて子羊みたいな子。
……だったはず。
なのに。
「結菜ちゃん、一緒に寝よ」
えっ⁉
「結菜ちゃん、こっちにおいで」
そんなの恥ずかしいよっ。
「結菜ちゃんのこと、どうしようもなく、
ほしくてほしくてたまらない」
そんなにドキドキさせないでっ‼
今までの子羊のような一輝くん。
そうではなく。
オオカミになってしまっているっ⁉
。・.・*.・*・*.・。*・.・*・*.・*
如月結菜(きさらぎ ゆな)
高校三年生
恋愛に鈍感
椎名一輝(しいな いつき)
高校一年生
本当は恋愛に慣れていない
。・.・*.・*・*.・。*・.・*・*.・*
オオカミになっている。
そのときの一輝くんは。
「一緒にお風呂に入ったら教えてあげる」
一緒にっ⁉
そんなの恥ずかしいよっ。
恥ずかしくなる。
そんな言葉をサラッと言ったり。
それに。
少しイジワル。
だけど。
一輝くんは。
不器用なところもある。
そして一生懸命。
優しいところもたくさんある。
そんな一輝くんが。
「僕は結菜ちゃんのこと誰にも渡したくない」
「そんなに可愛いと理性が破壊寸前になる」
なんて言うから。
余計に恥ずかしくなるし緊張してしまう。
子羊の部分とオオカミの部分。
それらにはギャップがある。
だから戸惑ってしまう。
それだけではない。
そのギャップが。
ドキドキさせる。
虜にさせる。
それは一輝くんの魅力。
そんな一輝くんの魅力。
それに溺れてしまう。
もう一輝くんの魅力から……?
♡何が起こるかわからない⁉♡
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる