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~第四章~
いざバルトロ領へ!【三】
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グラン·カルロリムで抱えていたクエストなどの全ての用事を済ませバルトロ領への引越しの準備に二週間程、時間を要した。
「朝から集まって貰ってすまない。いよいよ明日バルトロ領に入る」
「マーチンさん、漸くだな」
「あぁ、ブッフォンくん。私に領主が務まるか一松の不安はあるが……まぁ、皆が一緒だ。全幅の信頼を置けるメンバーだ。皆どうか宜しく頼む」
「マーチンさん……任せてくださいとは強く言えないですけど、僕らもマーチンさんの事は信頼出来るギルドマスターだと思ってますから」
「お兄ちゃん……恥ずかしい……」
「だな」
リビングに笑顔が弾ける。
「では、バルトロ領への先行部隊として、またカヴァルくんに小隊を頼みたい。ブッフォンくん、スズくん、サクラくん頼んだぞ」
「あぁ、心得た」
「僕らはまた馬車ですか?」
「うむ。ただ、今回はバルトロ領へ向けて必要な人員を確保してるので、その者達の護衛も兼ねてリョウマくん、レインくんに頼みたい」
「分かったわ」
「マーチンさん一つ質問いいかな?必要な人員って?何人くらい?」
「リョウマくん、いい質問だ」
そう言うと笑顔を見せ両手を開いてギルドメンバーに見せる。
「十人か……結構いるな……」
「いやいや、カヴァルくん。十人じゃないぞ」
「え?」
「な、何人なの?マーチンさん……」
カヴァルに続いてスズも質問する。
「ふふふっ 百人だ!」
「はい?なんて?」
マーチンさんを除くギルドメンバー全員でハモる。
「だから、百人だ!」
「そんな人数どこで集めたんだよ!」
「マーチンさん、ブッフォンの言う通りですよ、百人なんて人員どこで集めたんですか?それにその人達なんの為の人員?」
僕も百人は想像してもいなくマーチンさんに疑問をぶつけた。
「正直に言う………よく分からないけど気づいたら百人になっていたんだよー」
「答えになってないわよ!」
レインもテーブルに乗り出してマーチンさんに食って掛かる。
マーチンさんを皆で問い詰め、事実確認をすると内訳はこうだ………。
マーチンさんはギルド職員のアニマさんに今回のバルトロ領への件を相談しに行った所……。
アニマさんからバルトロ領にはギルド支店が無いので、この際ギルド支店を作ってしまいましょう!……と言われ、いい案だな!とその案を呑み。
さらにバルトロ領は農村なので開拓民も入れましょう!と言われ。それもいい案だな!と受け入れ。
あまつさえ、人員に関してはアニマくんに任せる!と丸投げした。
………結果がギルド職員十五名、開拓民八十五名になった。
「まぁ、お願いしちゃった手前、もう断れませんね………」
「…………すまない」
「まぁ、切り替えて前向きに考えましょう」
「そうだね、サクラちゃん。私なんかギルドメンバーが百人増えちゃうのかと思ったよ」
えへへー と笑うスズを見て皆で、ナイナイ…と片手を振る。
「でも、マーチンさん百人となると問題もありますよね?僕とレインだけで百人は護衛厳しいと思うんだけど………」
「あぁ、それも問題ない」
「と言うと?」
「護衛クエストとしてギルド《蒼き深雷》が護衛にあたる」
「蒼き深雷?」
「あぁ、この世界に四つしかないSランクギルドの一つだ。安心だろ?」
「いやいや、おかしい!いろいろおかしい事だらけだよ」
「そうかー?断るか?」
「いやいや、断らないで!」
「なら、良かったぞ」
この先がかなり不安になる旅路の始まりとなったのだった………。
「朝から集まって貰ってすまない。いよいよ明日バルトロ領に入る」
「マーチンさん、漸くだな」
「あぁ、ブッフォンくん。私に領主が務まるか一松の不安はあるが……まぁ、皆が一緒だ。全幅の信頼を置けるメンバーだ。皆どうか宜しく頼む」
「マーチンさん……任せてくださいとは強く言えないですけど、僕らもマーチンさんの事は信頼出来るギルドマスターだと思ってますから」
「お兄ちゃん……恥ずかしい……」
「だな」
リビングに笑顔が弾ける。
「では、バルトロ領への先行部隊として、またカヴァルくんに小隊を頼みたい。ブッフォンくん、スズくん、サクラくん頼んだぞ」
「あぁ、心得た」
「僕らはまた馬車ですか?」
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「分かったわ」
「マーチンさん一つ質問いいかな?必要な人員って?何人くらい?」
「リョウマくん、いい質問だ」
そう言うと笑顔を見せ両手を開いてギルドメンバーに見せる。
「十人か……結構いるな……」
「いやいや、カヴァルくん。十人じゃないぞ」
「え?」
「な、何人なの?マーチンさん……」
カヴァルに続いてスズも質問する。
「ふふふっ 百人だ!」
「はい?なんて?」
マーチンさんを除くギルドメンバー全員でハモる。
「だから、百人だ!」
「そんな人数どこで集めたんだよ!」
「マーチンさん、ブッフォンの言う通りですよ、百人なんて人員どこで集めたんですか?それにその人達なんの為の人員?」
僕も百人は想像してもいなくマーチンさんに疑問をぶつけた。
「正直に言う………よく分からないけど気づいたら百人になっていたんだよー」
「答えになってないわよ!」
レインもテーブルに乗り出してマーチンさんに食って掛かる。
マーチンさんを皆で問い詰め、事実確認をすると内訳はこうだ………。
マーチンさんはギルド職員のアニマさんに今回のバルトロ領への件を相談しに行った所……。
アニマさんからバルトロ領にはギルド支店が無いので、この際ギルド支店を作ってしまいましょう!……と言われ、いい案だな!とその案を呑み。
さらにバルトロ領は農村なので開拓民も入れましょう!と言われ。それもいい案だな!と受け入れ。
あまつさえ、人員に関してはアニマくんに任せる!と丸投げした。
………結果がギルド職員十五名、開拓民八十五名になった。
「まぁ、お願いしちゃった手前、もう断れませんね………」
「…………すまない」
「まぁ、切り替えて前向きに考えましょう」
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えへへー と笑うスズを見て皆で、ナイナイ…と片手を振る。
「でも、マーチンさん百人となると問題もありますよね?僕とレインだけで百人は護衛厳しいと思うんだけど………」
「あぁ、それも問題ない」
「と言うと?」
「護衛クエストとしてギルド《蒼き深雷》が護衛にあたる」
「蒼き深雷?」
「あぁ、この世界に四つしかないSランクギルドの一つだ。安心だろ?」
「いやいや、おかしい!いろいろおかしい事だらけだよ」
「そうかー?断るか?」
「いやいや、断らないで!」
「なら、良かったぞ」
この先がかなり不安になる旅路の始まりとなったのだった………。
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