ソシャゲの相棒(♂)は異世界転移したら美少女(♀︎)だった!?

雨夜☆ドリー

文字の大きさ
25 / 62
~第二章~

初めてのクエスト!【一】

しおりを挟む
 《大鴉の尻尾レイヴンテイル》のギルドホームはギルドマスターの執務室にサブマスターの執務室が二つに、皆が食卓を囲めるほどのリビングにキッチンと十程の個室とかなり広い造りになっていた。

 各自各々、好きな部屋を自分の部屋とし、一旦自室に入る。

 「結構部屋も広いなぁー」
 「でも、部屋の中に何も無いからかな…これから家具とかも揃えないとなぁー」
 と、僕は一人でぶつぶつと呟いていた。

 
 「さて、各自自分の部屋も決まり、これからの事を話したいと思う」
 部屋の確認を終えたギルドメンバー全員でリビングに集まり、マーチンさんに耳を傾ける。

 「最終目標は、現実世界への帰還なのだが…とりあえずはこの世界で生き延びなくてはならない。まずは生活水準を上げようと思う」
 「そうね、部屋はあっても家具とか日用雑貨とかも必要だもんね」
 「その通りだ、レインくん。折角の異世界転移だ!楽しんでいこうではないか」
 「ですね」
 「とりあえず明日はクエストを受けようと思う、戦闘系のクエストは私とリョウマくん、レインくん。街中の情報収集の意を込めて、お使いクエスト系はブッフォンくん、カヴァルくん。それと、やはり日用雑貨なども早急に欲しいから、買い物をスズくん、サクラくんに頼みたい。明日の予定はこんなところでどうだろうか?」
 「あぁ、問題ない。戦闘は早くしてみたいが…まぁ、情報収集は任せてくれ」
 と大輔。
 「お買い物~!サクラちゃん明日はよろしくね」
 「うん」
 「これを明日は使ってくれたまえ」
 と、マーチンさんはストレージから十万ラピスをテーブルの上に出す。
 「ありがとう、マーチンさん」
 「マーチンさん、これからこういうギルドに関して必要経費なんだけど、皆で少しづつ貯金して使わないか?」
 守がマーチンさん含め皆に提案する。
 「そうだね、マーチンさんに頼り過ぎもね」
 と、僕も守の案に賛同する。
 「わかった。では月初めに一人一万ラピスを貯金しようではないか」

 皆、その案に賛同した。

 「さて、明日は朝から動くし、今日はそろそろ解散としようではないか」
 「ですね。ではおやすみなさいです」
 「おやすみなさい」
 「おやすみー」

 各自部屋に戻って殺風景の自室に戻った。

 暫く何もない部屋で明日の事などを考えていたら、なんだか全然寝れなくなってきた…。
 (ちょっと夜風にも当たって来ようかな…)

 ギルド会館を出て夜中の街中を散歩する。
 すると…広場に出た。
 昼間はたぶん人でごった返してた広場にはほとんど人はいなくベンチも空席だらけだ。
 僕はベンチに座りぼーっと明日の事を考える……。

 「あれ、リョウマ?寝れないの?」
 顔を上げると僕の目の前にレインが立っていた。
 「おぅ!レイン。うん、ちょっと寝付けなくて」
 「そっか…私も……まぁ、いつもあんまり寝てないんだけどね」
 確かにレインはEI最高のイン率を誇っていた。
 イン率がいいと言うことは寝る時間も削ってインしていたのだ。
 「でも、EIと違って、この世界はある意味現実世界だから、寝ないと身体持たないぞ?」
 「うん。もう少ししたら戻るわ。それまで少しリョウマと話もしたいし……」
 そう言うとレインは少し顔を赤らめて下を向く。
 「なら、少しだけ」
 「うん。ありがとう」

 僕らは明日のクエストについてや、固有スキル、才器について話し合った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

『異世界に転移した限界OL、なぜか周囲が勝手に盛り上がってます』

宵森みなと
ファンタジー
ブラック気味な職場で“お局扱い”に耐えながら働いていた29歳のOL、芹澤まどか。ある日、仕事帰りに道を歩いていると突然霧に包まれ、気がつけば鬱蒼とした森の中——。そこはまさかの異世界!?日本に戻るつもりは一切なし。心機一転、静かに生きていくはずだったのに、なぜか事件とトラブルが次々舞い込む!?

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g
ファンタジー
※本作はフィクションです。 「異世界に転移したら、ぼっちでした!?」 20歳の普通の会社員、ぼっちーが目を覚ましたら、そこは見知らぬ異世界の草原。手元には謎のスマホと簡単な日用品だけ。サバイバル知識ゼロでお金もないけど、せっかくの異世界生活、ブログで記録を残していくことに。 一風変わったブログ形式で、異世界の日常や驚き、見知らぬ土地での発見を綴る異世界サバイバル記録です!地道に生き抜くぼっちーの冒険を、どうぞご覧ください。 毎日19時更新予定。

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...