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39.戦闘の幕開け
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人の命をなんだと思ってるんだあいつは。ミルトンはたしかに嫌なやつだったが死ぬようなことはしていない。ちょっと傲慢だっただけだ。
「カナンさん無事?」
「和澄くんが教えてくれなきゃ危なかったわ。あと学校ではカナン先生ね」
思ったより余裕そうだ。というかこの感じは忌纏か。まさか警備隊全員標準で忌纏使えるんじゃないだろうか?
ともあれ俺はミナを抱き寄せる。ルナトもソルティアを抱き寄せていた。ムラサキはまぁ自分でなんとかしてくれ。
「ミナ、ブレードを頼む」
俺はミナからブレードを受け取り装着。ブレードを起動した。
「おい、おかしいぞ和澄」
ルナトが話しかけてくる。なにがおかしいのだろうか?
「どうした?不測の事態か?見た感じブレードは起動してるようにみえるが」
「ブレードではない。普通に考えたら黒澤祐樹は校舎付近にはいるはずだよな?」
「あぁ。あいつの能力は衝撃を与えないと爆発しないからな」
「反応がないんだ」
反応・・・。この場合は<模倣眼>だろう。周りにはクラスメイトがいるからルナトはぼかした。じゃあ範囲外にいるってことか?どうやってミルトンに触れた?まさか範囲外で触れて爆発せずにここまできたのか?ありえなくはないが・・・。
「あらら、さすが和澄。勘が良いってレベル超えてるよ」
「祐樹・・・」
やはりいた。じゃあなんでルナトの魔眼は反応しないんだ?まさか相手の魔眼に魔眼を無効化する奴が?いやそれなら<未来視>も無効化されてないのはおかしい。端からみたらルナトも魔眼持ちでないのだ。模様がないし気づけるはずもない。
おっとそんなこと考えてる場合じゃない。祐樹には言ってやりたいことが山ほどあるしな。こっちに集中しないと。
「アメリカ軍は何を考えている?人を爆弾にするなんて論理的に問題あるだろ」
「悪魔の帝国民様は自国民が傷つくと怒るんだな。こちとら無抵抗の民間人を何人も殺されてるんだ!同じ日本人として言ってやろう。因果応報ってやつだ」
「なら俺も同じ日本人として言ってやろう、それは間違った使い方だ。もしそのことが本当なら因果応報というならその報いは行った張本人もしくは命令したやつに向けるべきだ」
苦虫を噛んだような表情をする。あげ足を取られて怒っているのだろう。しかしその表情はすぐに戻り笑みを浮かべる。すると突如天井が抜けた。ガタイのいい男と俺たちと同い年くらいの少女の赤い髪の二人が振ってきた。
「祐樹、すまない遅れた」
「イヴァン、アタイたちは予定通りさ。全く祐樹ちんは早過ぎるのよ。早過ぎる男は嫌われるわね」
「ベロニカの言うとおりだイヴァン。顔見知りがいるから俺が少し早く来てしまっただけだ。あと俺は早漏じゃないから安心していいぞベロニカ」
「祐樹ちんにセクハラされたわ。帰ったら隊長に言いつけてやるんだから」
なにかコントをみてるような会話をしているが、俺たちはそれどころじゃなかった。空いた天井からみえるのは20名以上の浮遊した少年少女達。ライフルを手に持っていたり武器が周りに浮遊していたりする。浮遊してる武器はおそらくオールレンジ武器だろう。二次創作の昔から人気のあるロボットアニメでしか俺はみたことないが。
武器の形に特徴はないが一つだけ特徴があった。全員髪が赤い。この戦力は学園の生徒相手過剰過ぎんだろ!
「ルナト。どうだ?」
「ダメだ。こんな近くにいるのに反応がない」
「俺は?」
「和澄のなら平気だ」
ルナトの魔眼はちゃんと機能している。ということは少なくとも祐樹の魔眼には何かあるって事か。アンデルさんの魔眼も模倣することができなかったんだしありえるだろう。
しかし忌纏があるとはいえこの数相手で俺たちが逃走したとしてもすぐに追いついてくるだろう。下手をしたら学園の生徒を殺害する可能性だってある。
正直優先度はミナだ。けれど生徒が殺されても何も思わないわけじゃない。なら応戦して少しでも武器を破壊するなどして無力化すれば追撃の手も減るしいいのではないか?
「ルナト。ミナとソルティア、それに生徒全員に被害がいかないように護ってくれ。カナン先生は攻撃してくる敵を迎撃よろしく」
「いいけど何をする気?」
「少なくとも重火器の使用者は無力化する」
ルナトは笑いながら俺に言う。俺が何をするか気づいたのだろう。
「ふはは。出会った頃のお前ならこの場で逃走を選択していただろうな。しかし今は相対するつもりか。それでこそ未来の俺の右腕だ」
「誰が右腕だ!少し数を減らして逃走しやすくするだけだよ」
そういうと俺はミナに、ルナトはソルティアにクラスメイト達のところへ行くように促した。
そして俺は両手を横に向ける。ルナトクラスメイトに向けて片手を向けた。
「祐樹ちんがアタイに説教してる間に敵さん何かしようとしてるよ」
「なに!?まぁ和澄は頭は切れるがブレードの扱いはヨシュアや白銀ほど脅威ではない」
「でもそれは昔の話だろう祐樹」
「昔と言っても一月程度だ。そんだけの期間で何か変わると言うこともないだろう?」
祐樹達は油断してくれている。前回は俺はブレードを逃走にしか使用していなかった。それにイヴさんのおかげで雷属性だけならかなり色々なことができるくらい扱えるようになっている。言い訳に聞こえるがそれが幸をなした。
「祐樹!お前にも日本人として一つ言ってやろう。油断大敵だ。”電磁重力”」
そう俺がいうと電磁場を当たりにまき散らす。空襲浮遊していた少年達は勢いよく落下していく。
やはりオールレンジ武器の材質には鉄が使われていたか。俺の電磁重力は電磁浮遊をするより簡単だ。電磁浮遊は周りの鉄筋コンクリートなんかで磁力を反発させて浮かせてるのに対して、電磁重力は磁力を引き寄せることだけを行った。
武器である以上少しくらい重みが加わる程度に鉄を使用しているかと思ったが、想像以上に鉄を使っていたようだ。それでも空中浮遊してる奴らは数人残っていたが動けずにいた。二人に守らせる必要もなかったな。
「なに!?和澄いったい何をした!?」
「敵であるお前に堪える義務があるなら教えてほしい。そこのガタイのいい男、次はお前のことを殴る。全力で殴るからな。先に言ったぞ」
「攻撃を宣言するバカがあるか。まぁ何もしない情態で殴られたら死にかねないから良い判断だ」
俺は忌纏と電磁浮遊を使いイヴァンという男に超速接近。腹に一発お見舞いした。くの字で俺の前方に勢いよくふき飛んで行く。
殴った瞬間に違和感があった。まるで鉛の塊を殴ったような感覚だ。
「結構重たかったがなんとか吹き飛ばせた。とりあえず出だしは上々じゃないか?今なら逃走できるぞ」
「いや、ここは欲張ろう。全員捕縛だ。ミナよ和澄を応援してやれ」
「フレーフレーカーズくーん!」
「ミナほんとに応援しちゃうんですの!?」
ソルティアは驚いてる。ミナなら応援してくれると俺は確信してたよ。
ミナの応援もあるしまぁ捕縛くらいやってやるか。この程度で焦るならそこまで脅威じゃない。祐樹の魔眼は忌纏を覚えた今は何も心配はいらない。
「まだまだ敵はいるんだけどな。まぁルナトかカナン先生がミナ達を守ってくれるなら安心して戦えるし構わないけどな」
それにミルトンだったからまだ発狂してないがこれがミナやソルティア、それにムラサキなどの非戦闘員が標的になっていたらと思うとゾッとする。今後の憂いのためにもここで捕縛するのは決して悪い選択肢ではない。
ルナトも俺の横に前にくる。カナンさんは守りに徹するようだ。
見たところ今は騒いでいるベロニカという女の子は近代兵器を持っていない。格闘家かブレード持ちか。おそらくブレード持ちだろう。祐樹と合わせて2人のブレードの持ちに数人の兵士。先ほどの練度を見るに実践慣れもしていないようだしルナトと2人なら余裕かな。
「さぁ反撃と行こうか和澄」
「もう俺が十分反撃したけどそれはノーカンなのな。まぁ頼りにしてるよルナト」
いつもの調子で相づちを交わし、俺は忌纏のみの高速移動、ルナトはブレードも合わせた超速を移動を始めた。
「カナンさん無事?」
「和澄くんが教えてくれなきゃ危なかったわ。あと学校ではカナン先生ね」
思ったより余裕そうだ。というかこの感じは忌纏か。まさか警備隊全員標準で忌纏使えるんじゃないだろうか?
ともあれ俺はミナを抱き寄せる。ルナトもソルティアを抱き寄せていた。ムラサキはまぁ自分でなんとかしてくれ。
「ミナ、ブレードを頼む」
俺はミナからブレードを受け取り装着。ブレードを起動した。
「おい、おかしいぞ和澄」
ルナトが話しかけてくる。なにがおかしいのだろうか?
「どうした?不測の事態か?見た感じブレードは起動してるようにみえるが」
「ブレードではない。普通に考えたら黒澤祐樹は校舎付近にはいるはずだよな?」
「あぁ。あいつの能力は衝撃を与えないと爆発しないからな」
「反応がないんだ」
反応・・・。この場合は<模倣眼>だろう。周りにはクラスメイトがいるからルナトはぼかした。じゃあ範囲外にいるってことか?どうやってミルトンに触れた?まさか範囲外で触れて爆発せずにここまできたのか?ありえなくはないが・・・。
「あらら、さすが和澄。勘が良いってレベル超えてるよ」
「祐樹・・・」
やはりいた。じゃあなんでルナトの魔眼は反応しないんだ?まさか相手の魔眼に魔眼を無効化する奴が?いやそれなら<未来視>も無効化されてないのはおかしい。端からみたらルナトも魔眼持ちでないのだ。模様がないし気づけるはずもない。
おっとそんなこと考えてる場合じゃない。祐樹には言ってやりたいことが山ほどあるしな。こっちに集中しないと。
「アメリカ軍は何を考えている?人を爆弾にするなんて論理的に問題あるだろ」
「悪魔の帝国民様は自国民が傷つくと怒るんだな。こちとら無抵抗の民間人を何人も殺されてるんだ!同じ日本人として言ってやろう。因果応報ってやつだ」
「なら俺も同じ日本人として言ってやろう、それは間違った使い方だ。もしそのことが本当なら因果応報というならその報いは行った張本人もしくは命令したやつに向けるべきだ」
苦虫を噛んだような表情をする。あげ足を取られて怒っているのだろう。しかしその表情はすぐに戻り笑みを浮かべる。すると突如天井が抜けた。ガタイのいい男と俺たちと同い年くらいの少女の赤い髪の二人が振ってきた。
「祐樹、すまない遅れた」
「イヴァン、アタイたちは予定通りさ。全く祐樹ちんは早過ぎるのよ。早過ぎる男は嫌われるわね」
「ベロニカの言うとおりだイヴァン。顔見知りがいるから俺が少し早く来てしまっただけだ。あと俺は早漏じゃないから安心していいぞベロニカ」
「祐樹ちんにセクハラされたわ。帰ったら隊長に言いつけてやるんだから」
なにかコントをみてるような会話をしているが、俺たちはそれどころじゃなかった。空いた天井からみえるのは20名以上の浮遊した少年少女達。ライフルを手に持っていたり武器が周りに浮遊していたりする。浮遊してる武器はおそらくオールレンジ武器だろう。二次創作の昔から人気のあるロボットアニメでしか俺はみたことないが。
武器の形に特徴はないが一つだけ特徴があった。全員髪が赤い。この戦力は学園の生徒相手過剰過ぎんだろ!
「ルナト。どうだ?」
「ダメだ。こんな近くにいるのに反応がない」
「俺は?」
「和澄のなら平気だ」
ルナトの魔眼はちゃんと機能している。ということは少なくとも祐樹の魔眼には何かあるって事か。アンデルさんの魔眼も模倣することができなかったんだしありえるだろう。
しかし忌纏があるとはいえこの数相手で俺たちが逃走したとしてもすぐに追いついてくるだろう。下手をしたら学園の生徒を殺害する可能性だってある。
正直優先度はミナだ。けれど生徒が殺されても何も思わないわけじゃない。なら応戦して少しでも武器を破壊するなどして無力化すれば追撃の手も減るしいいのではないか?
「ルナト。ミナとソルティア、それに生徒全員に被害がいかないように護ってくれ。カナン先生は攻撃してくる敵を迎撃よろしく」
「いいけど何をする気?」
「少なくとも重火器の使用者は無力化する」
ルナトは笑いながら俺に言う。俺が何をするか気づいたのだろう。
「ふはは。出会った頃のお前ならこの場で逃走を選択していただろうな。しかし今は相対するつもりか。それでこそ未来の俺の右腕だ」
「誰が右腕だ!少し数を減らして逃走しやすくするだけだよ」
そういうと俺はミナに、ルナトはソルティアにクラスメイト達のところへ行くように促した。
そして俺は両手を横に向ける。ルナトクラスメイトに向けて片手を向けた。
「祐樹ちんがアタイに説教してる間に敵さん何かしようとしてるよ」
「なに!?まぁ和澄は頭は切れるがブレードの扱いはヨシュアや白銀ほど脅威ではない」
「でもそれは昔の話だろう祐樹」
「昔と言っても一月程度だ。そんだけの期間で何か変わると言うこともないだろう?」
祐樹達は油断してくれている。前回は俺はブレードを逃走にしか使用していなかった。それにイヴさんのおかげで雷属性だけならかなり色々なことができるくらい扱えるようになっている。言い訳に聞こえるがそれが幸をなした。
「祐樹!お前にも日本人として一つ言ってやろう。油断大敵だ。”電磁重力”」
そう俺がいうと電磁場を当たりにまき散らす。空襲浮遊していた少年達は勢いよく落下していく。
やはりオールレンジ武器の材質には鉄が使われていたか。俺の電磁重力は電磁浮遊をするより簡単だ。電磁浮遊は周りの鉄筋コンクリートなんかで磁力を反発させて浮かせてるのに対して、電磁重力は磁力を引き寄せることだけを行った。
武器である以上少しくらい重みが加わる程度に鉄を使用しているかと思ったが、想像以上に鉄を使っていたようだ。それでも空中浮遊してる奴らは数人残っていたが動けずにいた。二人に守らせる必要もなかったな。
「なに!?和澄いったい何をした!?」
「敵であるお前に堪える義務があるなら教えてほしい。そこのガタイのいい男、次はお前のことを殴る。全力で殴るからな。先に言ったぞ」
「攻撃を宣言するバカがあるか。まぁ何もしない情態で殴られたら死にかねないから良い判断だ」
俺は忌纏と電磁浮遊を使いイヴァンという男に超速接近。腹に一発お見舞いした。くの字で俺の前方に勢いよくふき飛んで行く。
殴った瞬間に違和感があった。まるで鉛の塊を殴ったような感覚だ。
「結構重たかったがなんとか吹き飛ばせた。とりあえず出だしは上々じゃないか?今なら逃走できるぞ」
「いや、ここは欲張ろう。全員捕縛だ。ミナよ和澄を応援してやれ」
「フレーフレーカーズくーん!」
「ミナほんとに応援しちゃうんですの!?」
ソルティアは驚いてる。ミナなら応援してくれると俺は確信してたよ。
ミナの応援もあるしまぁ捕縛くらいやってやるか。この程度で焦るならそこまで脅威じゃない。祐樹の魔眼は忌纏を覚えた今は何も心配はいらない。
「まだまだ敵はいるんだけどな。まぁルナトかカナン先生がミナ達を守ってくれるなら安心して戦えるし構わないけどな」
それにミルトンだったからまだ発狂してないがこれがミナやソルティア、それにムラサキなどの非戦闘員が標的になっていたらと思うとゾッとする。今後の憂いのためにもここで捕縛するのは決して悪い選択肢ではない。
ルナトも俺の横に前にくる。カナンさんは守りに徹するようだ。
見たところ今は騒いでいるベロニカという女の子は近代兵器を持っていない。格闘家かブレード持ちか。おそらくブレード持ちだろう。祐樹と合わせて2人のブレードの持ちに数人の兵士。先ほどの練度を見るに実践慣れもしていないようだしルナトと2人なら余裕かな。
「さぁ反撃と行こうか和澄」
「もう俺が十分反撃したけどそれはノーカンなのな。まぁ頼りにしてるよルナト」
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