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第49話 皇帝も普通に人間です ★皇帝 SIDE
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慌ただしかった謁見の間には、やっと穏やかな空気が戻り、ゆっくりと動き出したように感じた。
「クックッ、簡単に言質が取れてしまいましたなぁ」
ジョエルが楽しそうに話しかけて来た。部屋にはジョエルしかいないように見えるが、恐らくジョセフたちもいるはずだ。彼らの隠密魔法は気配まで消してしまうから、私では全く分からない。
「確かに、あっさりと取れたな。それよりジョエル、大事な場面で私を笑わせようとしないでくれ。厳かにと言うなら余計にな? 何度吹き出しそうになったことか」
「ホッホッ。それはそれは、申し訳なかったのぉ。まぁ、存在の大きな公爵家に穴が開く方が大変じゃろう? ワシはそちらに尽力しようかのぉ。ホッホッ」
全く申し訳ないと思っていないな。公爵家の在り方に話を逸らされたが、そちらに尽力してくれるのは助かる。穴が空いたことによって、この国の均衡が崩れるのは困るからな。付け入る隙は一切与えず、ささっとジョエルに埋めてもらおうか。このジョエルという男、普段からふざけているのだが、仕事は抜かりなくできるのだ。さすがはジョセフの双子の弟だと言える。
「そうだな。ロドリゲス公爵は、爵位を取り上げた上で処刑となるだろう。息子もロクデナシだと聞いているしな」
ロクデナシという言葉に、ニヤッと笑ったジョエルとは違うところから声が聞こえて来た。上だな? ジョエルとそっくりな声が降って来る。
「はい。ロドリゲスの息子は女好きで、愛人が両手の数でも足りません。足の指を使っても足りないのではないでしょうか」
スタッと天井から降って来たのはジョセフだ。爺さんなのに軽やかな動きだよな。飄々とした雰囲気を纏っていて……ん? 腕が、小さな動物か何かを抱えるような形をしているな?
「ジョセフ、腕の中にいるのはそなたの孫か? アトラ殿の契約者なのだろう?」
「ええ、そうです。クリス、陛下にご挨拶しましょう」
そう言うと、ジョセフは腕から孫を降ろした。そして隠密魔法を解いて現れたのは……神秘的という言葉はこの子のためにあるのでは? と思わせるような存在で。透明で澄んだ赤い瞳をしているのだが、見つめられると吸い込まれてしまいそうだ。中性的な見た目だが、男の子なのだろうか。ズボンを履いているし、『クリス』は男の子の名前だからそうなのだろう。
髪も透け感のある銀髪で、前に流してまとめてはあるが、柔らかそうな髪質と纏う雰囲気は、人とは思えぬほどに美しい。この子が天使だと名乗れば、間違いなく誰もが信じてしまうだろう。
「お初にお目にかかります。辺境伯ジョセフの孫で、クリスです。どうぞお見知り置きを」
声まで澄んでいて美しい。皇帝である私すら膝をつきたくなるようなこの衝動が、こんなに小さな子どもに対して起こるなんておかしいよな? 一目で特別だと分かる、目の前の子どもから丁寧な挨拶を受け、ついポーッと見惚れてしまった。三歳ぐらいの幼子に、だ。所作も既に完璧で、ジョセフの孫らしく堂々としている。
「何とも美しい子であるな。特別な子ども……ん? ジョセフ、この子は……」
「はい。先日報告いたしました、行方の分からなかった孫娘にございます。色々な者から守らねばならず、中性的な顔立ちからも、普段は男の子を演じさせています」
「そうか、その子が『ティア』で間違いないか?」
「え? は、はい。家族は『ティア』と愛称で呼びます。この子のフルネームは『クリスティアーナ』です」
ほお、この子が。ウィリアムの『お願い』である、『助けたい女の子』なのだな。確かに、ウィリアムが一目惚れするのも分かる。恐らく、彼女が公爵家の地下牢に軟禁されていた頃に出会ったのだろう。汚れ方や着ている服から奴隷かもしれないとウィリアムが言っていた。彼女の置かれていた状況が、とても酷いものだったということが窺える。
ウィリアムに、彼女は助けられたのだと今すぐ教えてやりたくもあるが、折角彼女のためにやる気になっているウィリアムの気持ちを無碍にしたくはないな。結果を出すまで見守っておくか。このことはクロウしか知らないはず。助かっていることがバレなければ問題ない。公爵家にはどうせ招待状がなければ入れないからな。ウィリアムを先に部屋に戻しておいて良かった。
「陛下、どうかなさいましたか?」
「いや、クリスは特別な子どもなのだろう、つい美しさに魅入ってしまった。まるで時間が止まっているようだ」
「状況を理解していただき、ありがとうございます。それで、クリスの保護者……ゴホン、守護者である神獣殿とエルフ殿を紹介させていただいてもよろしいでしょうか?」
「あぁ、もちろんだ。よろしく頼む」
スッと現れたのは、クリスより年上だと思われるがウィリアムより小さな男の子と、長身の男性。二人とも美男子というか、美丈夫というか……近づき難いほどの美しさだな。クリスの時と同じく跪きたくなることからも、特別な存在なのだと本能が言っている。
「そなたが皇帝か。我は神獣フェンリルのレオン。クリスのお陰で人の形を取れるようになったが、この姿ではあまり威厳がないか? ちと待て」
ポン! と男の子が大きなフェンリルに変身したぞ! いや、こちらが本来のお姿なのだろう。こちらのお姿も、神々しいと言うか、とても美しい……。
「お姿を拝見させていただき、恐悦至極――――」
「よいよい。そなたは皇帝で、我らは人間とは違うルールで生きているからな。普段は関わらない存在であると思うが、クリスがこの国にいる間は関わることもあるだろう。その時はよろしく頼むぞ」
「か、かしこまりました」
「そんなに畏まらなくて大丈夫ですよ、皇帝陛下。私は賢者のエルフと呼ばれております。クリスのことも、ウィリアムのことも気に入っているので、知恵を授けたいと思っておりますが、よろしかったでしょうか?」
優しげな微笑みなのに凛とした眼差しが、そうじゃないと告げている。少し怖いな……神獣殿は始終友好的だと感じたが、こちらのエルフ殿には試されているように感じる。
「も、勿論です! ウィリアムは次期皇帝として、既に期待に応えてくれておりますが、知識欲が旺盛で、家庭教師では物足りないようでしたので……どうぞよろしくお願いいたします」
私は深々と頭を下げた。ウィリアムに知恵を授けて頂けるのであれば、間違いなくこちらがお願いする立場だからな。暗に第二皇子であるウィリアムを後継とするようにとも言われているから、そちらも肯定しておく必要がある。
「はい、任されました。これからも、帝国で生活をする民を、しっかりと導いてあげてくださいね。帝国の平和を願っています」
にっこりと笑顔を向けてくださるエルフ殿に、何とか彼の期待する答えを出せたようだと安心する。
「かしこまりました。この国の皇帝として、粉骨砕身全力を尽くすと、神に誓います」
レオン殿とエルフ殿は大きく頷き、優しく微笑んでくださった。それから皆で隣の応接間へ移動し、今回の件には『人ならざる者』が関与している可能性があると説明された。そして、それは『悪しき者』である可能性が高いことも。だから神獣殿とエルフ殿が出ていらしたのか? それとも、この件を予知していたからこそ、クリスが生まれたのか? これは、それくらいの大事ということか。
「アトラ!」
「おっけー!」
思考に沈んでいた私はビクッと体を震わせて驚いた。急に大きな声を出したクリスに、アトラ殿が返事をした瞬間、声が頭の中に響いてきたのだ。アトラ殿が我々と何かを繋いだ? 声と言うか、思考と言うか……低く響く音が、頭の中に再生されたのだった。
「クックッ、簡単に言質が取れてしまいましたなぁ」
ジョエルが楽しそうに話しかけて来た。部屋にはジョエルしかいないように見えるが、恐らくジョセフたちもいるはずだ。彼らの隠密魔法は気配まで消してしまうから、私では全く分からない。
「確かに、あっさりと取れたな。それよりジョエル、大事な場面で私を笑わせようとしないでくれ。厳かにと言うなら余計にな? 何度吹き出しそうになったことか」
「ホッホッ。それはそれは、申し訳なかったのぉ。まぁ、存在の大きな公爵家に穴が開く方が大変じゃろう? ワシはそちらに尽力しようかのぉ。ホッホッ」
全く申し訳ないと思っていないな。公爵家の在り方に話を逸らされたが、そちらに尽力してくれるのは助かる。穴が空いたことによって、この国の均衡が崩れるのは困るからな。付け入る隙は一切与えず、ささっとジョエルに埋めてもらおうか。このジョエルという男、普段からふざけているのだが、仕事は抜かりなくできるのだ。さすがはジョセフの双子の弟だと言える。
「そうだな。ロドリゲス公爵は、爵位を取り上げた上で処刑となるだろう。息子もロクデナシだと聞いているしな」
ロクデナシという言葉に、ニヤッと笑ったジョエルとは違うところから声が聞こえて来た。上だな? ジョエルとそっくりな声が降って来る。
「はい。ロドリゲスの息子は女好きで、愛人が両手の数でも足りません。足の指を使っても足りないのではないでしょうか」
スタッと天井から降って来たのはジョセフだ。爺さんなのに軽やかな動きだよな。飄々とした雰囲気を纏っていて……ん? 腕が、小さな動物か何かを抱えるような形をしているな?
「ジョセフ、腕の中にいるのはそなたの孫か? アトラ殿の契約者なのだろう?」
「ええ、そうです。クリス、陛下にご挨拶しましょう」
そう言うと、ジョセフは腕から孫を降ろした。そして隠密魔法を解いて現れたのは……神秘的という言葉はこの子のためにあるのでは? と思わせるような存在で。透明で澄んだ赤い瞳をしているのだが、見つめられると吸い込まれてしまいそうだ。中性的な見た目だが、男の子なのだろうか。ズボンを履いているし、『クリス』は男の子の名前だからそうなのだろう。
髪も透け感のある銀髪で、前に流してまとめてはあるが、柔らかそうな髪質と纏う雰囲気は、人とは思えぬほどに美しい。この子が天使だと名乗れば、間違いなく誰もが信じてしまうだろう。
「お初にお目にかかります。辺境伯ジョセフの孫で、クリスです。どうぞお見知り置きを」
声まで澄んでいて美しい。皇帝である私すら膝をつきたくなるようなこの衝動が、こんなに小さな子どもに対して起こるなんておかしいよな? 一目で特別だと分かる、目の前の子どもから丁寧な挨拶を受け、ついポーッと見惚れてしまった。三歳ぐらいの幼子に、だ。所作も既に完璧で、ジョセフの孫らしく堂々としている。
「何とも美しい子であるな。特別な子ども……ん? ジョセフ、この子は……」
「はい。先日報告いたしました、行方の分からなかった孫娘にございます。色々な者から守らねばならず、中性的な顔立ちからも、普段は男の子を演じさせています」
「そうか、その子が『ティア』で間違いないか?」
「え? は、はい。家族は『ティア』と愛称で呼びます。この子のフルネームは『クリスティアーナ』です」
ほお、この子が。ウィリアムの『お願い』である、『助けたい女の子』なのだな。確かに、ウィリアムが一目惚れするのも分かる。恐らく、彼女が公爵家の地下牢に軟禁されていた頃に出会ったのだろう。汚れ方や着ている服から奴隷かもしれないとウィリアムが言っていた。彼女の置かれていた状況が、とても酷いものだったということが窺える。
ウィリアムに、彼女は助けられたのだと今すぐ教えてやりたくもあるが、折角彼女のためにやる気になっているウィリアムの気持ちを無碍にしたくはないな。結果を出すまで見守っておくか。このことはクロウしか知らないはず。助かっていることがバレなければ問題ない。公爵家にはどうせ招待状がなければ入れないからな。ウィリアムを先に部屋に戻しておいて良かった。
「陛下、どうかなさいましたか?」
「いや、クリスは特別な子どもなのだろう、つい美しさに魅入ってしまった。まるで時間が止まっているようだ」
「状況を理解していただき、ありがとうございます。それで、クリスの保護者……ゴホン、守護者である神獣殿とエルフ殿を紹介させていただいてもよろしいでしょうか?」
「あぁ、もちろんだ。よろしく頼む」
スッと現れたのは、クリスより年上だと思われるがウィリアムより小さな男の子と、長身の男性。二人とも美男子というか、美丈夫というか……近づき難いほどの美しさだな。クリスの時と同じく跪きたくなることからも、特別な存在なのだと本能が言っている。
「そなたが皇帝か。我は神獣フェンリルのレオン。クリスのお陰で人の形を取れるようになったが、この姿ではあまり威厳がないか? ちと待て」
ポン! と男の子が大きなフェンリルに変身したぞ! いや、こちらが本来のお姿なのだろう。こちらのお姿も、神々しいと言うか、とても美しい……。
「お姿を拝見させていただき、恐悦至極――――」
「よいよい。そなたは皇帝で、我らは人間とは違うルールで生きているからな。普段は関わらない存在であると思うが、クリスがこの国にいる間は関わることもあるだろう。その時はよろしく頼むぞ」
「か、かしこまりました」
「そんなに畏まらなくて大丈夫ですよ、皇帝陛下。私は賢者のエルフと呼ばれております。クリスのことも、ウィリアムのことも気に入っているので、知恵を授けたいと思っておりますが、よろしかったでしょうか?」
優しげな微笑みなのに凛とした眼差しが、そうじゃないと告げている。少し怖いな……神獣殿は始終友好的だと感じたが、こちらのエルフ殿には試されているように感じる。
「も、勿論です! ウィリアムは次期皇帝として、既に期待に応えてくれておりますが、知識欲が旺盛で、家庭教師では物足りないようでしたので……どうぞよろしくお願いいたします」
私は深々と頭を下げた。ウィリアムに知恵を授けて頂けるのであれば、間違いなくこちらがお願いする立場だからな。暗に第二皇子であるウィリアムを後継とするようにとも言われているから、そちらも肯定しておく必要がある。
「はい、任されました。これからも、帝国で生活をする民を、しっかりと導いてあげてくださいね。帝国の平和を願っています」
にっこりと笑顔を向けてくださるエルフ殿に、何とか彼の期待する答えを出せたようだと安心する。
「かしこまりました。この国の皇帝として、粉骨砕身全力を尽くすと、神に誓います」
レオン殿とエルフ殿は大きく頷き、優しく微笑んでくださった。それから皆で隣の応接間へ移動し、今回の件には『人ならざる者』が関与している可能性があると説明された。そして、それは『悪しき者』である可能性が高いことも。だから神獣殿とエルフ殿が出ていらしたのか? それとも、この件を予知していたからこそ、クリスが生まれたのか? これは、それくらいの大事ということか。
「アトラ!」
「おっけー!」
思考に沈んでいた私はビクッと体を震わせて驚いた。急に大きな声を出したクリスに、アトラ殿が返事をした瞬間、声が頭の中に響いてきたのだ。アトラ殿が我々と何かを繋いだ? 声と言うか、思考と言うか……低く響く音が、頭の中に再生されたのだった。
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