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アンリエッタとエゼキエル、十六歳 デビュタントの夜③
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初めての夜会で各諸侯の挨拶をエゼキエルと共に受けているアンリエッタの前に、
父親であるアイザックとベルファスト家門に養子として迎え入れられたタイラーが前に進み出た。
「エゼキエル陛下、妃殿下、アイザック=ベルファストがご挨拶を申し上げます」
エゼキエルは笑顔で義父であるアイザックに挨拶を返した。
「久しぶりですねベルファスト伯。息災そうで何よりです」
エゼキエルのその言葉にアイザックは臣下の礼を執りながら返した。
「勿体なきお言葉にございます。陛下におかれましてもお元気そうで何よりにございます」
「大切なアンリのお父上です。王とはいえこちらは若輩者、どうか気楽に接して下さい」
エゼキエルが柔らかく告げる。
自分だけでなく父親にも優しくしてくれる、アンリエッタはそんなエゼキエルがますます素敵だと思った。
「ありがとうございます」
アイザックがそう返すと、エゼキエルはアイザックの後ろに控えるタイラーに視線を移した。
「……して義父上、そちらは?」
エゼキエルに水を向けられる形となり、アイザックはタイラーの方に顔を少し向けて頷き、そして促した。
それを受けタイラーが一歩前に進み出て、改めて臣下の礼を執る。
口上はアイザックが述べた。
「この者はタイラー=ベルファスト。この度我が弟の養子として家門の一員となった者にございます」
「そうですか。ではいずれは彼がベルファストの爵位を?」
「はい。襲爵させたいと存じます」
エゼキエルはタイラーをじっと見遣った。
そして微笑みを浮かべて告げる。
「とても立派な青年のようですね。彼がベルファスト家門を背負い、国境の安全を担ってくれるなら頼もしく喜ばしい事です」
その言葉を受け、ここへきてタイラーが口を開いた。
「勿体なきお言葉、生涯の誉と致します」
エゼキエルはタイラーに直接話しかけた。
「聞けばアンリエッタの従兄であるとか?」
「はい。妃殿下にはご幼少の砌にとてもよく懐いていただきました」
「……そうか」「はい」
ーーこ、これは……
今の夫と未来の夫候補が顔を合わせるなんて……ど、どうすればいいの?
アンリエッタは心の中で嫌な汗をかいていた。
ーー落ち着きましょう。とりあえず気まずさを感じているのは私だけよ。
エルはタイラーが私の次の旦那様(予定)だという事は知らないわけだし、第一知ってもどうこう思うわけではないのだから平然としておけばいいのよ。
なんとかそう自分に言い聞かせて表面上の笑顔を貼り付ける。
その瞬間、タイラーと目が合った。
「……!」
どきりとして思わず口から心臓が飛び出しそうになる。
何故だろう。その場から逃げ出したくなる。
不安というか何とも言えない複雑な気持ちになってしまう。
「アンリ?」
ふいにエゼキエルがアンリエッタの方を見た。
「え?」
「どうしたの?」
「え?何が?」
エゼキエルが何を気にしているのかわからない。
きょとんとするアンリエッタにエゼキエルが自身の腕の方をちらりと見た。
アンリエッタもそれに倣い視線を移す。
「え……えっ?」
アンリエッタは驚いた。
知らず知らずのうちに縋るようにエゼキエルの袖の上部を握っていたのだ。
「やだ私ったら……」
アンリエッタが慌てて手を離そうとすると、エゼキエルはアンリエッタのその手を掴み、優しく手を繋いでくれた。
まるで心配は要らないと言ってくれているように優しく手を包み込んでくれる。
それだけでアンリエッタは不思議と心が落ち着いた。
不安で波打つ心が静かに凪いでゆく。
その様子を父であるアイザックとタイラーは黙って見つめていた。
その後も国内外の有力諸侯の挨拶を受け、それが漸く終わった頃には夜会は既に最高潮の時間帯に突入していた。
「大丈夫?アンリ」
一旦休憩を取るためにエゼキエルと二人で王族専用の控えの間に入ると、エゼキエルが気遣わしげに声をかけてきた。
「かなり疲れたけど大丈夫よ。でもこれはアレね、気疲れね。だから体の方はなんともないわ」
「無理をせず、アンリはもう今夜は戻っても大丈夫だよ?」
「え、嫌よ。せっかくのデビュタントなのに。御歴々の挨拶を受けただけで終わってしまうなんて悲しすぎるわ」
アンリエッタが小さく抗議するとエゼキエルは少し困った顔をして「そうだね」と頷いてくれた。
でもひと時、二人で冷たい果実水を飲んだり軽食を摘んだりして憩いの時間を取った。
ややあってエゼキエルの実母である王太后ベルナデットが控えの間に入って来た。
「ここにいたのねエゼキエル、探しましたよ」
「母上、どうかされましたか?」
エゼキエルが訊ねるとベルナデットは息子に告げた。
「わたくしの祖国の大使夫妻が貴方に挨拶をしたいと言っているの、少し良いかしら?」
「それは構いませんが……」
エゼキエルは心配そうにちらとアンリエッタを見た。
その様子にベルナデットは心得ているといった体で告げる。
「アンリちゃんなら寂しくないようユリアナ嬢を連れて来たわ」
「アンリエッタ様っ!」
その名を呼ばれた途端にユリアナはアンリエッタに飛びついた。
「ユリアナ様。先ほどぶりですわね」
「早くお会いしたくて堪らなかったですわ」
くすんと嘆くユリアナの頭を撫でているアンリエッタの様子を見て、エゼキエルは言った。
「わかりました参ります。でもアンリ、絶対にユリアナ嬢と一緒に居てくれ。一人で行動したら駄目だからね?」
「わかったわ。おかしなエルね、私はもう子どもじゃないのよ?」
「子どもじゃないから心配してるんだ」
そう言うエゼキエルにユリアナが自身の胸をどーんと叩いて告げた。
「ご心配にはお呼びませんわ陛下。アンリエッタ様はこのワタクシが、全身全霊を懸けてお守りいたしますから!」
大使夫妻を待たせているのだろう。
ベルナデットが痺れを切らしたように言った。
「ほら、エゼキエル早くして頂戴」
「……今行きますよ。じゃあユリアナ嬢、アンリを頼むよ」
「お任せくださいませですわっ!悪い奴が来たら攻撃魔術でドッカンですからっ!」
ユリアナが物騒な事を言い放った。
「会場を破壊しても許す」
エゼキエルも物騒な事を言い、そしてベルナデットに伴われ部屋を出て行った。
外に控えていたリックとアーチーがエゼキエルに従って行くのが見えた。
ユリアナが嬉しそうにアンリエッタに言う。
「アンリエッタ様、ご一緒に果実水を頂きましょう♪」
だけどしばらくそうやって控えの間でユリアナと待っていたのだが、エゼキエルはなかなか戻って来なかった。
このままでは夜会を楽しむ事なく終わってしまうのでは?と焦りを感じたアンリエッタは、とりあえずユリアナを伴って会場へ戻る事にした。
待っていろと言われだが、帰って来ないのだから仕方ない。
大人しく待つ場所を会場に移すだけだ。
そこでユリアナとお喋りをしながら夜会の様子を眺めて、雰囲気だけでも楽しむ事にしたのだ。
壁の花よろしく会場の隅に置かれた休憩用のソファーに座り直した時に、ふいに声を掛けられた。
「こんな所にいらしたのですねアンリエッタ様」
「タイラーお兄様……」
従兄のタイラー=ベルファストが、
アンリエッタの側に近づいて来た。
父親であるアイザックとベルファスト家門に養子として迎え入れられたタイラーが前に進み出た。
「エゼキエル陛下、妃殿下、アイザック=ベルファストがご挨拶を申し上げます」
エゼキエルは笑顔で義父であるアイザックに挨拶を返した。
「久しぶりですねベルファスト伯。息災そうで何よりです」
エゼキエルのその言葉にアイザックは臣下の礼を執りながら返した。
「勿体なきお言葉にございます。陛下におかれましてもお元気そうで何よりにございます」
「大切なアンリのお父上です。王とはいえこちらは若輩者、どうか気楽に接して下さい」
エゼキエルが柔らかく告げる。
自分だけでなく父親にも優しくしてくれる、アンリエッタはそんなエゼキエルがますます素敵だと思った。
「ありがとうございます」
アイザックがそう返すと、エゼキエルはアイザックの後ろに控えるタイラーに視線を移した。
「……して義父上、そちらは?」
エゼキエルに水を向けられる形となり、アイザックはタイラーの方に顔を少し向けて頷き、そして促した。
それを受けタイラーが一歩前に進み出て、改めて臣下の礼を執る。
口上はアイザックが述べた。
「この者はタイラー=ベルファスト。この度我が弟の養子として家門の一員となった者にございます」
「そうですか。ではいずれは彼がベルファストの爵位を?」
「はい。襲爵させたいと存じます」
エゼキエルはタイラーをじっと見遣った。
そして微笑みを浮かべて告げる。
「とても立派な青年のようですね。彼がベルファスト家門を背負い、国境の安全を担ってくれるなら頼もしく喜ばしい事です」
その言葉を受け、ここへきてタイラーが口を開いた。
「勿体なきお言葉、生涯の誉と致します」
エゼキエルはタイラーに直接話しかけた。
「聞けばアンリエッタの従兄であるとか?」
「はい。妃殿下にはご幼少の砌にとてもよく懐いていただきました」
「……そうか」「はい」
ーーこ、これは……
今の夫と未来の夫候補が顔を合わせるなんて……ど、どうすればいいの?
アンリエッタは心の中で嫌な汗をかいていた。
ーー落ち着きましょう。とりあえず気まずさを感じているのは私だけよ。
エルはタイラーが私の次の旦那様(予定)だという事は知らないわけだし、第一知ってもどうこう思うわけではないのだから平然としておけばいいのよ。
なんとかそう自分に言い聞かせて表面上の笑顔を貼り付ける。
その瞬間、タイラーと目が合った。
「……!」
どきりとして思わず口から心臓が飛び出しそうになる。
何故だろう。その場から逃げ出したくなる。
不安というか何とも言えない複雑な気持ちになってしまう。
「アンリ?」
ふいにエゼキエルがアンリエッタの方を見た。
「え?」
「どうしたの?」
「え?何が?」
エゼキエルが何を気にしているのかわからない。
きょとんとするアンリエッタにエゼキエルが自身の腕の方をちらりと見た。
アンリエッタもそれに倣い視線を移す。
「え……えっ?」
アンリエッタは驚いた。
知らず知らずのうちに縋るようにエゼキエルの袖の上部を握っていたのだ。
「やだ私ったら……」
アンリエッタが慌てて手を離そうとすると、エゼキエルはアンリエッタのその手を掴み、優しく手を繋いでくれた。
まるで心配は要らないと言ってくれているように優しく手を包み込んでくれる。
それだけでアンリエッタは不思議と心が落ち着いた。
不安で波打つ心が静かに凪いでゆく。
その様子を父であるアイザックとタイラーは黙って見つめていた。
その後も国内外の有力諸侯の挨拶を受け、それが漸く終わった頃には夜会は既に最高潮の時間帯に突入していた。
「大丈夫?アンリ」
一旦休憩を取るためにエゼキエルと二人で王族専用の控えの間に入ると、エゼキエルが気遣わしげに声をかけてきた。
「かなり疲れたけど大丈夫よ。でもこれはアレね、気疲れね。だから体の方はなんともないわ」
「無理をせず、アンリはもう今夜は戻っても大丈夫だよ?」
「え、嫌よ。せっかくのデビュタントなのに。御歴々の挨拶を受けただけで終わってしまうなんて悲しすぎるわ」
アンリエッタが小さく抗議するとエゼキエルは少し困った顔をして「そうだね」と頷いてくれた。
でもひと時、二人で冷たい果実水を飲んだり軽食を摘んだりして憩いの時間を取った。
ややあってエゼキエルの実母である王太后ベルナデットが控えの間に入って来た。
「ここにいたのねエゼキエル、探しましたよ」
「母上、どうかされましたか?」
エゼキエルが訊ねるとベルナデットは息子に告げた。
「わたくしの祖国の大使夫妻が貴方に挨拶をしたいと言っているの、少し良いかしら?」
「それは構いませんが……」
エゼキエルは心配そうにちらとアンリエッタを見た。
その様子にベルナデットは心得ているといった体で告げる。
「アンリちゃんなら寂しくないようユリアナ嬢を連れて来たわ」
「アンリエッタ様っ!」
その名を呼ばれた途端にユリアナはアンリエッタに飛びついた。
「ユリアナ様。先ほどぶりですわね」
「早くお会いしたくて堪らなかったですわ」
くすんと嘆くユリアナの頭を撫でているアンリエッタの様子を見て、エゼキエルは言った。
「わかりました参ります。でもアンリ、絶対にユリアナ嬢と一緒に居てくれ。一人で行動したら駄目だからね?」
「わかったわ。おかしなエルね、私はもう子どもじゃないのよ?」
「子どもじゃないから心配してるんだ」
そう言うエゼキエルにユリアナが自身の胸をどーんと叩いて告げた。
「ご心配にはお呼びませんわ陛下。アンリエッタ様はこのワタクシが、全身全霊を懸けてお守りいたしますから!」
大使夫妻を待たせているのだろう。
ベルナデットが痺れを切らしたように言った。
「ほら、エゼキエル早くして頂戴」
「……今行きますよ。じゃあユリアナ嬢、アンリを頼むよ」
「お任せくださいませですわっ!悪い奴が来たら攻撃魔術でドッカンですからっ!」
ユリアナが物騒な事を言い放った。
「会場を破壊しても許す」
エゼキエルも物騒な事を言い、そしてベルナデットに伴われ部屋を出て行った。
外に控えていたリックとアーチーがエゼキエルに従って行くのが見えた。
ユリアナが嬉しそうにアンリエッタに言う。
「アンリエッタ様、ご一緒に果実水を頂きましょう♪」
だけどしばらくそうやって控えの間でユリアナと待っていたのだが、エゼキエルはなかなか戻って来なかった。
このままでは夜会を楽しむ事なく終わってしまうのでは?と焦りを感じたアンリエッタは、とりあえずユリアナを伴って会場へ戻る事にした。
待っていろと言われだが、帰って来ないのだから仕方ない。
大人しく待つ場所を会場に移すだけだ。
そこでユリアナとお喋りをしながら夜会の様子を眺めて、雰囲気だけでも楽しむ事にしたのだ。
壁の花よろしく会場の隅に置かれた休憩用のソファーに座り直した時に、ふいに声を掛けられた。
「こんな所にいらしたのですねアンリエッタ様」
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従兄のタイラー=ベルファストが、
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