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さわこさんと、風邪 その2
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『ドラコが迎えに来てくれるから、一緒にスア師匠のところまで行ってくるわ』
バテアさんがそう言われました。
そうお聞きいたしました私は、そのドラコさんという方が何か魔法の乗り物に乗ってこられるのかな、と想像した次第でございます。
例えば魔法の絨毯とか
例えば魔法の箒とか
ひょっとしたら、映画やアニメなどで拝見した魔法使いのようにドラゴンなどの使い魔に乗ってこられるのかもしれませんね……
バテアさんがドラコさんの到着を待たれている間に、私はそんな考えを巡らせていた次第です。
そんな事を考えながら、私は厨房へと移動いたしました。
スア師匠にお飲み頂ける、風邪に効く飲み物でも準備しようと思った次第でございます。
食べ物は、症状次第では喉を通らないかもしれませんからね。
準備いたしましたのは、梅干しと生姜、それに蜂蜜と水飴の4種類です。
梅干しは先日作成した物を使用いたします。
今年漬けた梅を始めて使用するのですが……私は、味見といたしまして1つ容器から取り出し、それを口にいたしました。
……うん
いい塩梅に出来上がっておりました。
酸っぱさがほどよく口の中に広がっています。
これならお店でも出せますし、これから作成いたします飲み物にもバッチリ使用出来ますね。
私は早速作業を開始いたしました。
梅干しの種を取り除きまして、潰していきます。
それをお鍋にいれまして、くつくつ中火で煮こんでいきます。
ここに、すりおろした生姜を加え、さらにくつくつ煮こんでいきます。
湯気が立ち始めたところで、蜂蜜と水飴を加えて味を調えます。
水飴は隠し味程度に、蜂蜜の方を多めにするのが私流です。
これで梅干し湯が完成でございます。
体の芯からあったまりまして、風邪引きさんから風邪の予防にまで広く効能が見込める飲み物でございます。
私がおばあちゃんから教えてもらいました、直伝の一品……と、そこまで大げさに言う程手が込んでいるわけではないんですけどね。
「……うん、こんなもんかな」
味見を終えた私は、お鍋の中身を水筒へ移していきました。
私の世界で購入いたしましたステンレス製の水筒でございます。
これなら、少々時間が経過いたしまても、冷めることはございません。
……もっとも、バテアさんがお持ちになられておられます魔法袋に入れておけば、そんな心配もしなくていいのですが……まぁ、そこは気持ちの問題ということで。
「さーちゃん、それ美味しそうニャ」
私が、水筒にお鍋の中身を入れ終えたところで、ベルが声をかけてまいりました。
どうやらベルは私が作業を終えるのを待って、それから声をかけてくれたようです。
最近のベルは、こんな感じで私の作業が一段落するまで待ってくれることが多いのです。
以前は、私が何をしていようがお構いなしといいますか、自分が話したいと思ったらすぐに話しかけてきておりましたので、それだけ気を利かせることが出来るようになったのかもしれませんね。
「ベルも、少し飲んでみますか?」
「ニャ! 飲んでみたいニャ!」
私の言葉に、ベルは満面の笑顔を浮かべました。
その時でございます。
「ニャ?」
そんなベルが耳をピクピク動かしました。
同時に、お店の外へ視線を向けていきます。
「ドラコが着いたわ」
バテアさんはそう言われると、立ち上がり、お店の外へ向かって足早に進んでいかれました。
「あ、バテアさん、これを」
私は、水筒をバテアさんにお渡しいたしました。
「さわこ、これは?」
「はい梅干し湯です。よかったらスア師匠さんにお渡しくださいな」
「ん、わかったわ。ありがとうさわこ」
バテアさんは、笑顔で水筒を手にとると、そのままお店の外へと移動なさいました。
私も、お見送りを兼ねてその後を追いかけました。
「……え?」
その先で、私は思わず目を丸くいたしました。
バテア青空市の後方……その空地にドラコさんはおられました。
そこには、一頭のドラゴンがいたのでございます。
はい……見間違うはずがございません。
映画やアニメで見たことがごさいます、手足が短くて、胴が大きくて、首が長い……そんなドラゴンがそこにいたのでございます。
その大きなドラゴンさんを見つめながら、私はその背中の方を一生懸命見つめていました。
はい、このドラゴンの背中にドラコさんが乗っておられる……そう思ったものですから、一言ご挨拶を申し上げようと思っているのですが……
「あれ? ドラコさんはどこに……」
私は思わず首をひねってしまいました。
そのドラゴンさんの背中には誰も乗っていなかったのです。
「さわこ、どうかしたの?」
そのドラゴンさんに向かって移動されているバテアさんが、首をひねりながら私に声をかけてくださいました。
「あ、はい、ドラコさんにご挨拶をと思ったのですが……ドラコさんはどこにおられるのでしょう?」
私がそう申し上げましたところ、
「何を言ってるのさわこ? ドラコなら目の前にいるじゃない」
そう仰られました。
すると、そのドラゴンさんが私に視線を向けてこられました。
『どうも~ドラコでございます~』
同時に、そんな言葉が私の脳内に響いて来た次第でございます。
これは後で知ったのですが……このドラゴンさんは口で人の言葉を話せないそうでして、その代わりに相手の脳内に直接魔法で話しかけてこられるのだそうでございます。
先ほど、お店の中でバテアさんだけでなく、私にまで声が聞こえてきていたのは、バテアさんの正確な位置が把握出来なかったそうでして、バテアさんがおられると思われるあたり一帯に向かって魔法を使用なさったために、バテアさんの近くにおりました私もその声をお聞きすることが出来たそうなんです。
……と、まぁ、そんなわけで……
はい……魔法使いのドラコさん……って、このドラゴンさんが、魔法使いのドラコさんその方だった次第でございます。
「……え? ど、ドラゴンさんが、魔法使いさん?」
私は、思わず目を丸くしながら、そのドラゴンさんを見つめておりました。
な、なんと申しますか……この世界にはいろんな方がおられるのですね……
そんな事を考えながら私は、
「あ、私さわこと申します。バテアさんがいつもお世話になって……」
そんな声をおかけいたしながら頭を下げました。
するとドラコさんは
『いえいえ~私の方がいつもお世話されているんですよ~』
そう言いながら、その長い首を下げて、頭を下げ返してくださいました。
……あれ?
そういえば、以前、森でお会いしたドラゴンさんがいたような……そういえばあのお方、名前はなんと言われましたっけ……
◇◇
その後……バテアさんはドラコさんの背にのられまして、そのまま出発なさいました。
「じゃ。さわこ行ってくるわ。スア師匠がホントに風邪を引いていたら、その風邪を倒して帰って来るから」
最後にそんな言葉を残されたバテアさん。
「はい、くれぐれもおきをつけて」
そう言いながら、私はバテアさんとドラコさんに手を振っておりました。
……ん? 風邪を倒す?
その言葉に若干違和感を覚えた私だったのですが。
「さーちゃん、梅干し湯を早く飲みたいにゃ」
一緒にお2人を見送ったベルが、私の腕を引っ張りながらそう言いました。
そうですね……お2人も出立なさったことですし、ベルと一緒に飲み物でも飲みながらバテアさんのお帰りをお待ちすることにしようと思います。
ーつづく
バテアさんがそう言われました。
そうお聞きいたしました私は、そのドラコさんという方が何か魔法の乗り物に乗ってこられるのかな、と想像した次第でございます。
例えば魔法の絨毯とか
例えば魔法の箒とか
ひょっとしたら、映画やアニメなどで拝見した魔法使いのようにドラゴンなどの使い魔に乗ってこられるのかもしれませんね……
バテアさんがドラコさんの到着を待たれている間に、私はそんな考えを巡らせていた次第です。
そんな事を考えながら、私は厨房へと移動いたしました。
スア師匠にお飲み頂ける、風邪に効く飲み物でも準備しようと思った次第でございます。
食べ物は、症状次第では喉を通らないかもしれませんからね。
準備いたしましたのは、梅干しと生姜、それに蜂蜜と水飴の4種類です。
梅干しは先日作成した物を使用いたします。
今年漬けた梅を始めて使用するのですが……私は、味見といたしまして1つ容器から取り出し、それを口にいたしました。
……うん
いい塩梅に出来上がっておりました。
酸っぱさがほどよく口の中に広がっています。
これならお店でも出せますし、これから作成いたします飲み物にもバッチリ使用出来ますね。
私は早速作業を開始いたしました。
梅干しの種を取り除きまして、潰していきます。
それをお鍋にいれまして、くつくつ中火で煮こんでいきます。
ここに、すりおろした生姜を加え、さらにくつくつ煮こんでいきます。
湯気が立ち始めたところで、蜂蜜と水飴を加えて味を調えます。
水飴は隠し味程度に、蜂蜜の方を多めにするのが私流です。
これで梅干し湯が完成でございます。
体の芯からあったまりまして、風邪引きさんから風邪の予防にまで広く効能が見込める飲み物でございます。
私がおばあちゃんから教えてもらいました、直伝の一品……と、そこまで大げさに言う程手が込んでいるわけではないんですけどね。
「……うん、こんなもんかな」
味見を終えた私は、お鍋の中身を水筒へ移していきました。
私の世界で購入いたしましたステンレス製の水筒でございます。
これなら、少々時間が経過いたしまても、冷めることはございません。
……もっとも、バテアさんがお持ちになられておられます魔法袋に入れておけば、そんな心配もしなくていいのですが……まぁ、そこは気持ちの問題ということで。
「さーちゃん、それ美味しそうニャ」
私が、水筒にお鍋の中身を入れ終えたところで、ベルが声をかけてまいりました。
どうやらベルは私が作業を終えるのを待って、それから声をかけてくれたようです。
最近のベルは、こんな感じで私の作業が一段落するまで待ってくれることが多いのです。
以前は、私が何をしていようがお構いなしといいますか、自分が話したいと思ったらすぐに話しかけてきておりましたので、それだけ気を利かせることが出来るようになったのかもしれませんね。
「ベルも、少し飲んでみますか?」
「ニャ! 飲んでみたいニャ!」
私の言葉に、ベルは満面の笑顔を浮かべました。
その時でございます。
「ニャ?」
そんなベルが耳をピクピク動かしました。
同時に、お店の外へ視線を向けていきます。
「ドラコが着いたわ」
バテアさんはそう言われると、立ち上がり、お店の外へ向かって足早に進んでいかれました。
「あ、バテアさん、これを」
私は、水筒をバテアさんにお渡しいたしました。
「さわこ、これは?」
「はい梅干し湯です。よかったらスア師匠さんにお渡しくださいな」
「ん、わかったわ。ありがとうさわこ」
バテアさんは、笑顔で水筒を手にとると、そのままお店の外へと移動なさいました。
私も、お見送りを兼ねてその後を追いかけました。
「……え?」
その先で、私は思わず目を丸くいたしました。
バテア青空市の後方……その空地にドラコさんはおられました。
そこには、一頭のドラゴンがいたのでございます。
はい……見間違うはずがございません。
映画やアニメで見たことがごさいます、手足が短くて、胴が大きくて、首が長い……そんなドラゴンがそこにいたのでございます。
その大きなドラゴンさんを見つめながら、私はその背中の方を一生懸命見つめていました。
はい、このドラゴンの背中にドラコさんが乗っておられる……そう思ったものですから、一言ご挨拶を申し上げようと思っているのですが……
「あれ? ドラコさんはどこに……」
私は思わず首をひねってしまいました。
そのドラゴンさんの背中には誰も乗っていなかったのです。
「さわこ、どうかしたの?」
そのドラゴンさんに向かって移動されているバテアさんが、首をひねりながら私に声をかけてくださいました。
「あ、はい、ドラコさんにご挨拶をと思ったのですが……ドラコさんはどこにおられるのでしょう?」
私がそう申し上げましたところ、
「何を言ってるのさわこ? ドラコなら目の前にいるじゃない」
そう仰られました。
すると、そのドラゴンさんが私に視線を向けてこられました。
『どうも~ドラコでございます~』
同時に、そんな言葉が私の脳内に響いて来た次第でございます。
これは後で知ったのですが……このドラゴンさんは口で人の言葉を話せないそうでして、その代わりに相手の脳内に直接魔法で話しかけてこられるのだそうでございます。
先ほど、お店の中でバテアさんだけでなく、私にまで声が聞こえてきていたのは、バテアさんの正確な位置が把握出来なかったそうでして、バテアさんがおられると思われるあたり一帯に向かって魔法を使用なさったために、バテアさんの近くにおりました私もその声をお聞きすることが出来たそうなんです。
……と、まぁ、そんなわけで……
はい……魔法使いのドラコさん……って、このドラゴンさんが、魔法使いのドラコさんその方だった次第でございます。
「……え? ど、ドラゴンさんが、魔法使いさん?」
私は、思わず目を丸くしながら、そのドラゴンさんを見つめておりました。
な、なんと申しますか……この世界にはいろんな方がおられるのですね……
そんな事を考えながら私は、
「あ、私さわこと申します。バテアさんがいつもお世話になって……」
そんな声をおかけいたしながら頭を下げました。
するとドラコさんは
『いえいえ~私の方がいつもお世話されているんですよ~』
そう言いながら、その長い首を下げて、頭を下げ返してくださいました。
……あれ?
そういえば、以前、森でお会いしたドラゴンさんがいたような……そういえばあのお方、名前はなんと言われましたっけ……
◇◇
その後……バテアさんはドラコさんの背にのられまして、そのまま出発なさいました。
「じゃ。さわこ行ってくるわ。スア師匠がホントに風邪を引いていたら、その風邪を倒して帰って来るから」
最後にそんな言葉を残されたバテアさん。
「はい、くれぐれもおきをつけて」
そう言いながら、私はバテアさんとドラコさんに手を振っておりました。
……ん? 風邪を倒す?
その言葉に若干違和感を覚えた私だったのですが。
「さーちゃん、梅干し湯を早く飲みたいにゃ」
一緒にお2人を見送ったベルが、私の腕を引っ張りながらそう言いました。
そうですね……お2人も出立なさったことですし、ベルと一緒に飲み物でも飲みながらバテアさんのお帰りをお待ちすることにしようと思います。
ーつづく
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