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さわこさんと、風邪 その3
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バテアさんとドラゴンのドラコさんは、お昼過ぎには戻ってこられました。
「無事、スア師匠にとりついていた魔法風邪ウイルスを駆除出来たわ」
バテアさんはそう言って笑っておられました。
その手には、何やら黒い物体が入っているフラスコのような物をお持ちでした。
なんでも、このフラスコの中に入っている黒い物体が魔法風邪ウイルスなんだそうです。
「……はぁ、こうして目で見えちゃうんですね、この世界の風邪って……」
私はびっくりしてしまったのですが
「あぁ、厳密に言うと、こいつは風邪そのものではないのよ。風邪を引いたり体調を崩した魔法使いにこっそりと取り憑いて、その魔力を奪って巨大化していく細菌といえばいいのかな」
バテアさんはそんな説明をしてくださいました。
……ですが、そもそも魔法に関する知識が致命的に欠乏しております私ですので、いくらバテアさんの説明をお聞きいたしましても、
『へぇ、そうなのですね』
くらいの返事を返すのがやっと程度にしか理解出来なかった次第でございます。
◇◇
あと、バテアさんをお乗せしておられたドラコさんなのですが……一度お会いしたことがありました。
以前、リットという街に出向いた際に、そこでバテアさんからも紹介されていた次第なんです。
ただ……
「申し訳ありません……私、ドラゴンさんを識別出来ないといいますか……」
私はそう言いながら、首をひねることしか出来ませんでした。
はい……ドラコさんには申し訳ないのですが……ホント、言葉の通りでございます。
今回こられたドラコさんが、リットの街でお会いしたあのドラゴンさんと同一人物……いえ、同一ドラゴンですよ、と、教えて頂いても
「……え? そうだったのですか!?」
と、驚くことしか出来なかった次第でして……
お店に来店くださいますお客様でしたら、ばっちりと覚えている私なのですが……
と、とにもかくにも、この一件に関しましては今後の課題にさせて頂けたら、と、思っている次第でございます。
◇◇
「ふぅ……どうにか元通りね」
そう言うと、バテアさんはカウンターの椅子に座ったまま右手を伸ばしておられました。
その手の先に、魔法陣が展開しています。
ほどなくすると、その魔法陣の中から転移ドアが出現いたしました。
いつものバテアさんの魔法でございます。
これで、バテアさんも各地に薬草などを採りに行くことが出来るようになったわけですね。
バテアさんは、それを何度か繰り替えされまして、
「……うん、問題ないわ」
満足そうな笑顔をその顔に浮かべておられた次第でございます。
「よかったですね。あ、何か飲み物を準備いたしましょうか?」
私が笑顔でそう言うと、バテアさんは
「あぁ、いいわさわこ。まだこれが残っているから」
そう言いながら、魔法袋の中から水筒を取り出されました。
バテアさんが出発なさる際にお渡しさせていただいた、あの水筒です。
中には梅干し湯が入っているはずです。
「いろいろドタバタしちゃってね、全然飲めなかったのよ」
そぅ言うと、バテアさんは水筒の蓋をあけて、その中身を飲み始められました。
「へぇ、酸っぱさがあるのに、それを甘さがうまく包み込んでいるっていうか……うん、美味しいわ」
バテアさんはそう言うと、その水筒の中身を一気に飲み干そうとなさいました。
すると
「バーちゃん、ベルにも飲ませてほしいニャ!」
そう言いながら、人型に変化したベルが、バテアさんの側に駆け寄って行きました。
そうなんです……
バテアさんがスア師匠の風邪を治しにいかれていた際に、ベルは梅干し湯を飲んでいたのですが
「これ、酸っぱ甘くておいしいニャ!」
と言って嬉しそうにお代わりを重ねていた次第なんです。
はい、すっかりこれを気に入ってくれたみたいです。
で、ですね、そんなベルの一言を受けたバテアさんは、
「こらベル! アタシはバーちゃんじゃないって言ってるでしょ! せめてアーちゃんにしなさいって」
苦笑しながらそう言われました。
「じゃあアーちゃんでいいから、それを飲ませて欲しいにゃ」
「じゃあって何よ、ベル。それ、直す気ないでしょう?」
「直そうとは思っているニャ。でも、確実に直せる自信はないニャ」
「ちょ、ベルってばそれどういうことよ」
「あーもう、どうでもいいから、梅干し湯を飲ませてほしいニャ、バーちゃん」
「コラ! 言ってる側からまたバーちゃんって……」
バテアさんが手になさっている水筒に向かって必死に手を伸ばしているベル。
そんなベルに、呼び方を直すようにと言いながら苦笑なさっているバテアさん。
2人は、どこか掛け合い漫才みたいな言葉を交わしながら、私の前で水筒の取り合いを演じていた次第でございます。
……なんて言いますか、少々ニュアンス的には違っているかもしれませんが、
『喧嘩するほど仲が良い』
そんな言葉が、私の脳裏に浮かんだ次第でございます。
バテアさんと私、そしてベル。
ここにリンシンさんとエンジェさんを加えた面々が、今、この家で一緒に暮らしている面々なわけですが、みんなとても仲良しでございます。
……これからも、みんなで仲良く過ごしていきたいな
水筒の取り合いをしているバテアさんとベルを見つめながら、私はそんなことを考えていた次第でございます。
◇◇
その夜……
居酒屋さわこさんの営業開始に合わせまして、私は壁に張り紙をいたしました。
その張り紙には、
『風邪の予防に、梅干し湯』
そう書いてあります。
寒さ厳しい折ですので、早速メニューに加えてみた次第でございます。
「へぇ、風邪の予防効果もあるんだね、この梅干し湯って」
「はい、そうなんですよ」
「じゃあ、早速一杯もらおうかな」
この日、最初のお客様のナベアタマさんが笑顔でそう言ってくださいました。
「はい、喜んで」
私は、そんなナベアタマさんに笑顔でお返事させて頂きまして、早速梅干し湯の準備をはじめました・
「ん?」
出来上がるまでの間に、と、そのチラシへ視線を向けておられたナベアタマさんが、疑問形の声をあげられました。
「……さわこさん、この風邪の予防に効果があるというのはわかったんだけど、その横に書いてある
『家庭円満にも』
って、どういうこと?」
ナベアタマさんはそう言いながら首をひねっておられます。
私は、そのお言葉をお聞きすると同時に、店内へ視線を向けました。
そんな私の視線の先には、バテアさんとベルの姿がございます。
バテアさんは、まだお客さんが少ないものですから、ベルの座布団の近くに立っておられます。
そこで、ベルを優しく撫でておられるバテアさん。
ベルも、バテアさんに撫でられてとても気持ちよさそうです。
お昼にですね、水筒を巡って取り合いを演じていた2人なのですが……最終的には、その中身を仲良く半分こしていた次第なんです。
「美味しいね、バーちゃん」
「そうね、さすがさわこが作ってくれた飲み物ね……って、結局バーちゃんなのねぇ……」
笑顔を浮かべていたベルと、苦笑なさっていたバテアさん。
はい、
この梅干し湯を飲んで、2人ともさらに仲良くなったと申しますか……
そんなことを思い出しながら、私はナベアタマさんに向かって笑顔を向けました。
「はい、効果抜群ですよ。私が保証いたします」
そう言うと、私はにっこり微笑みました。
この日、この張り紙のおかげもございまして、梅干し湯は結構な数の注文を頂いた次第でございます。
ーつづく
「無事、スア師匠にとりついていた魔法風邪ウイルスを駆除出来たわ」
バテアさんはそう言って笑っておられました。
その手には、何やら黒い物体が入っているフラスコのような物をお持ちでした。
なんでも、このフラスコの中に入っている黒い物体が魔法風邪ウイルスなんだそうです。
「……はぁ、こうして目で見えちゃうんですね、この世界の風邪って……」
私はびっくりしてしまったのですが
「あぁ、厳密に言うと、こいつは風邪そのものではないのよ。風邪を引いたり体調を崩した魔法使いにこっそりと取り憑いて、その魔力を奪って巨大化していく細菌といえばいいのかな」
バテアさんはそんな説明をしてくださいました。
……ですが、そもそも魔法に関する知識が致命的に欠乏しております私ですので、いくらバテアさんの説明をお聞きいたしましても、
『へぇ、そうなのですね』
くらいの返事を返すのがやっと程度にしか理解出来なかった次第でございます。
◇◇
あと、バテアさんをお乗せしておられたドラコさんなのですが……一度お会いしたことがありました。
以前、リットという街に出向いた際に、そこでバテアさんからも紹介されていた次第なんです。
ただ……
「申し訳ありません……私、ドラゴンさんを識別出来ないといいますか……」
私はそう言いながら、首をひねることしか出来ませんでした。
はい……ドラコさんには申し訳ないのですが……ホント、言葉の通りでございます。
今回こられたドラコさんが、リットの街でお会いしたあのドラゴンさんと同一人物……いえ、同一ドラゴンですよ、と、教えて頂いても
「……え? そうだったのですか!?」
と、驚くことしか出来なかった次第でして……
お店に来店くださいますお客様でしたら、ばっちりと覚えている私なのですが……
と、とにもかくにも、この一件に関しましては今後の課題にさせて頂けたら、と、思っている次第でございます。
◇◇
「ふぅ……どうにか元通りね」
そう言うと、バテアさんはカウンターの椅子に座ったまま右手を伸ばしておられました。
その手の先に、魔法陣が展開しています。
ほどなくすると、その魔法陣の中から転移ドアが出現いたしました。
いつものバテアさんの魔法でございます。
これで、バテアさんも各地に薬草などを採りに行くことが出来るようになったわけですね。
バテアさんは、それを何度か繰り替えされまして、
「……うん、問題ないわ」
満足そうな笑顔をその顔に浮かべておられた次第でございます。
「よかったですね。あ、何か飲み物を準備いたしましょうか?」
私が笑顔でそう言うと、バテアさんは
「あぁ、いいわさわこ。まだこれが残っているから」
そう言いながら、魔法袋の中から水筒を取り出されました。
バテアさんが出発なさる際にお渡しさせていただいた、あの水筒です。
中には梅干し湯が入っているはずです。
「いろいろドタバタしちゃってね、全然飲めなかったのよ」
そぅ言うと、バテアさんは水筒の蓋をあけて、その中身を飲み始められました。
「へぇ、酸っぱさがあるのに、それを甘さがうまく包み込んでいるっていうか……うん、美味しいわ」
バテアさんはそう言うと、その水筒の中身を一気に飲み干そうとなさいました。
すると
「バーちゃん、ベルにも飲ませてほしいニャ!」
そう言いながら、人型に変化したベルが、バテアさんの側に駆け寄って行きました。
そうなんです……
バテアさんがスア師匠の風邪を治しにいかれていた際に、ベルは梅干し湯を飲んでいたのですが
「これ、酸っぱ甘くておいしいニャ!」
と言って嬉しそうにお代わりを重ねていた次第なんです。
はい、すっかりこれを気に入ってくれたみたいです。
で、ですね、そんなベルの一言を受けたバテアさんは、
「こらベル! アタシはバーちゃんじゃないって言ってるでしょ! せめてアーちゃんにしなさいって」
苦笑しながらそう言われました。
「じゃあアーちゃんでいいから、それを飲ませて欲しいにゃ」
「じゃあって何よ、ベル。それ、直す気ないでしょう?」
「直そうとは思っているニャ。でも、確実に直せる自信はないニャ」
「ちょ、ベルってばそれどういうことよ」
「あーもう、どうでもいいから、梅干し湯を飲ませてほしいニャ、バーちゃん」
「コラ! 言ってる側からまたバーちゃんって……」
バテアさんが手になさっている水筒に向かって必死に手を伸ばしているベル。
そんなベルに、呼び方を直すようにと言いながら苦笑なさっているバテアさん。
2人は、どこか掛け合い漫才みたいな言葉を交わしながら、私の前で水筒の取り合いを演じていた次第でございます。
……なんて言いますか、少々ニュアンス的には違っているかもしれませんが、
『喧嘩するほど仲が良い』
そんな言葉が、私の脳裏に浮かんだ次第でございます。
バテアさんと私、そしてベル。
ここにリンシンさんとエンジェさんを加えた面々が、今、この家で一緒に暮らしている面々なわけですが、みんなとても仲良しでございます。
……これからも、みんなで仲良く過ごしていきたいな
水筒の取り合いをしているバテアさんとベルを見つめながら、私はそんなことを考えていた次第でございます。
◇◇
その夜……
居酒屋さわこさんの営業開始に合わせまして、私は壁に張り紙をいたしました。
その張り紙には、
『風邪の予防に、梅干し湯』
そう書いてあります。
寒さ厳しい折ですので、早速メニューに加えてみた次第でございます。
「へぇ、風邪の予防効果もあるんだね、この梅干し湯って」
「はい、そうなんですよ」
「じゃあ、早速一杯もらおうかな」
この日、最初のお客様のナベアタマさんが笑顔でそう言ってくださいました。
「はい、喜んで」
私は、そんなナベアタマさんに笑顔でお返事させて頂きまして、早速梅干し湯の準備をはじめました・
「ん?」
出来上がるまでの間に、と、そのチラシへ視線を向けておられたナベアタマさんが、疑問形の声をあげられました。
「……さわこさん、この風邪の予防に効果があるというのはわかったんだけど、その横に書いてある
『家庭円満にも』
って、どういうこと?」
ナベアタマさんはそう言いながら首をひねっておられます。
私は、そのお言葉をお聞きすると同時に、店内へ視線を向けました。
そんな私の視線の先には、バテアさんとベルの姿がございます。
バテアさんは、まだお客さんが少ないものですから、ベルの座布団の近くに立っておられます。
そこで、ベルを優しく撫でておられるバテアさん。
ベルも、バテアさんに撫でられてとても気持ちよさそうです。
お昼にですね、水筒を巡って取り合いを演じていた2人なのですが……最終的には、その中身を仲良く半分こしていた次第なんです。
「美味しいね、バーちゃん」
「そうね、さすがさわこが作ってくれた飲み物ね……って、結局バーちゃんなのねぇ……」
笑顔を浮かべていたベルと、苦笑なさっていたバテアさん。
はい、
この梅干し湯を飲んで、2人ともさらに仲良くなったと申しますか……
そんなことを思い出しながら、私はナベアタマさんに向かって笑顔を向けました。
「はい、効果抜群ですよ。私が保証いたします」
そう言うと、私はにっこり微笑みました。
この日、この張り紙のおかげもございまして、梅干し湯は結構な数の注文を頂いた次第でございます。
ーつづく
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