2 / 2
【Episodo.1 「ハジマリの鐘」が響く…1】◆
しおりを挟む
少年である者は、水灰色の髪色にロングウルフカットだが尻尾は三つ編みで、少しつり目で左目は緑で右目は翠のオッドアイの瞳をしている。
少年は、世界を支えている大樹の麓の村で生まれた者の名は≪アシッド・キースベルク≫という。
「…ふぅ、今日はこれぐらいにするか…」
アシッドは、畑に生えていた人参を収穫していると不意に空を見上げる。
「なんか、風がざわつくんだよな…」
「何かが、起きなければいいんだけど…何たって、今日は成人の儀だしな…」
村の習わしで、十六になる者は成人の儀を行う事になっている。
それは、大樹の中にある神殿に祀られている鍵に二人一組で向かい触って戻って来ることである。
「…それにしても、もう十六年なのか…」
アシッドは、この世界に来る前は別の世界で生きていたのだが事情があって此方の世界に転生をした。
「早いもんだなぁ…」
アシッドは、人参が入った籠を持って畑から離れて近くにある自宅へと向かう。
ーーーー…
ーーー…
アシッドの自宅は、村から少しだけ離れた位置に存在している。
それは、アシッドには両親が居ないからである。
「シーナ達にも、人参を分けてやるかな…多いし」
「もう、こんな時間か…村の入り口に行かないとな」
アシッドは、柱に掛けてあった時計を見てから茶色のジャケットのような上着を着てから自宅を出ていくと、広場の近くを通ると物騒な白い軍服を着た騎士団らしき集団と村長のさが話をしている。
反対の方には、焦げ茶髪のポニーテールに空色の瞳をした少女であるシーナと赤髪のショートに緑の瞳をした少年であるジルが、二人して物陰に隠れているのが見える。
「(あ、!アシッド!)」
シーナは、アシッドに気付いて手招きをするとアシッドはバレないようにシーナ達がいる物陰に向かう。
「(何なんだ、あの集団…)」
「(アルトヴァイルド皇国の皇国騎士団だよっ…)」
「(村を包囲されて、村長と話を始めたんだよ…)」
「(話を少しだけ聞いたんだけどよ、なんか…大樹にある鍵が欲しいとか)」
「(鍵?でも、あれは抜けないだろ)」
そう、大樹にある鍵は鍵穴に入ったまま抜けないのである。
「(…とりあえず、ほとぼりが冷めるまで大樹の神殿にいこうよっ)」
シーナの提案に、アシッドとジルはお互いを見てから頷いて三人は裏道から大樹の神殿に向かう。
ーーーーー…
ーーーー…
ーーー…
三人は、遥か昔からある神殿の中に入って奥へと向かう。
「それにしても、相変わらずの広さだよなー」
「そうだな、…村は、大丈夫…」
アシッドは、村の状態が気になって後ろを振り返ると同時に爆発音が外から聞こえてくると、シーナは頭を押さえて座り込む。
「な、何っ?」
「まさか、村が…?」
「戻ろうぜ、何が起きてるか確認しないと…」
何人かの走ってくるような音が、聞こえてくるとジルはそちらを見ると数人の白い騎士団の人達がやってくる。
「子供が三人居たぞ!」
「邪魔になる、子供も関係なく殺せっ!」
その声を切っ掛けに、無数の矢が一斉に放たれるがジルはシーナを立たせてアシッドへと押し付けると同時に、その放たれた矢はジルの背中に無数に刺さる。
「ジルっ…!!」
「早く、行けっ!」
「シーナを連れて、早くっ」
「や、やだよっ!」
「ジルを、ジルを、置いていくなんて…っ!!」
「アシッドっ、頼む…」
「シーナを連れて…」
◆選択肢◆
●「わかった、シーナを連れて安全な場所に逃げるから安心しろ」
●「駄目だ、三人で一緒に逃げるんだ」
※読者様の選択肢が、多かった方に話が進みますので御協力をお願いします。
ーーーーー
少年は、世界を支えている大樹の麓の村で生まれた者の名は≪アシッド・キースベルク≫という。
「…ふぅ、今日はこれぐらいにするか…」
アシッドは、畑に生えていた人参を収穫していると不意に空を見上げる。
「なんか、風がざわつくんだよな…」
「何かが、起きなければいいんだけど…何たって、今日は成人の儀だしな…」
村の習わしで、十六になる者は成人の儀を行う事になっている。
それは、大樹の中にある神殿に祀られている鍵に二人一組で向かい触って戻って来ることである。
「…それにしても、もう十六年なのか…」
アシッドは、この世界に来る前は別の世界で生きていたのだが事情があって此方の世界に転生をした。
「早いもんだなぁ…」
アシッドは、人参が入った籠を持って畑から離れて近くにある自宅へと向かう。
ーーーー…
ーーー…
アシッドの自宅は、村から少しだけ離れた位置に存在している。
それは、アシッドには両親が居ないからである。
「シーナ達にも、人参を分けてやるかな…多いし」
「もう、こんな時間か…村の入り口に行かないとな」
アシッドは、柱に掛けてあった時計を見てから茶色のジャケットのような上着を着てから自宅を出ていくと、広場の近くを通ると物騒な白い軍服を着た騎士団らしき集団と村長のさが話をしている。
反対の方には、焦げ茶髪のポニーテールに空色の瞳をした少女であるシーナと赤髪のショートに緑の瞳をした少年であるジルが、二人して物陰に隠れているのが見える。
「(あ、!アシッド!)」
シーナは、アシッドに気付いて手招きをするとアシッドはバレないようにシーナ達がいる物陰に向かう。
「(何なんだ、あの集団…)」
「(アルトヴァイルド皇国の皇国騎士団だよっ…)」
「(村を包囲されて、村長と話を始めたんだよ…)」
「(話を少しだけ聞いたんだけどよ、なんか…大樹にある鍵が欲しいとか)」
「(鍵?でも、あれは抜けないだろ)」
そう、大樹にある鍵は鍵穴に入ったまま抜けないのである。
「(…とりあえず、ほとぼりが冷めるまで大樹の神殿にいこうよっ)」
シーナの提案に、アシッドとジルはお互いを見てから頷いて三人は裏道から大樹の神殿に向かう。
ーーーーー…
ーーーー…
ーーー…
三人は、遥か昔からある神殿の中に入って奥へと向かう。
「それにしても、相変わらずの広さだよなー」
「そうだな、…村は、大丈夫…」
アシッドは、村の状態が気になって後ろを振り返ると同時に爆発音が外から聞こえてくると、シーナは頭を押さえて座り込む。
「な、何っ?」
「まさか、村が…?」
「戻ろうぜ、何が起きてるか確認しないと…」
何人かの走ってくるような音が、聞こえてくるとジルはそちらを見ると数人の白い騎士団の人達がやってくる。
「子供が三人居たぞ!」
「邪魔になる、子供も関係なく殺せっ!」
その声を切っ掛けに、無数の矢が一斉に放たれるがジルはシーナを立たせてアシッドへと押し付けると同時に、その放たれた矢はジルの背中に無数に刺さる。
「ジルっ…!!」
「早く、行けっ!」
「シーナを連れて、早くっ」
「や、やだよっ!」
「ジルを、ジルを、置いていくなんて…っ!!」
「アシッドっ、頼む…」
「シーナを連れて…」
◆選択肢◆
●「わかった、シーナを連れて安全な場所に逃げるから安心しろ」
●「駄目だ、三人で一緒に逃げるんだ」
※読者様の選択肢が、多かった方に話が進みますので御協力をお願いします。
ーーーーー
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
アルファポリス恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
*他サイトでも公開中
なろう日間総合ランキング2位に入りました!
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
キモおじさんの正体は…
クラッベ
ファンタジー
乙女ゲームの世界に転生し、ヒロインとなったナディア。
彼女はゲーム通りにいかない悪役令嬢のビビアンに濡れ衣を着せ、断罪イベントの発生を成功させる。
その後の悪役令嬢の末路は、ゲーム通りでは気持ち悪いおっさんに売られていくのを知っているナディアは、ざまぁみろと心の中で嘲笑っていた。
だけどこの時、この幸せが終わりを迎えることになるとは、ナディアは思っても見なかったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
はじめましてー(ノ´∀`*)
次の展開が気になってしまい、妄想をしそうです(*´∀`)♪
それと、選択肢を入れるって斬新でいいと思います!
Episode1で、早速の選択肢っ!
私は、2個目の選択肢って考えたんですが此処は一個目でっ!
では、執筆がんばってください!
応援団してますっ!
退会済ユーザのコメントです