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18・続記・ハメハマリ大王の苦悩
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18【蝉と少女】続記・ハメハマリ大王の悟りの章
※本編とは余り繋がりの薄い物語です。
帝国属国である小島の国主ハメハマリ大王69世は城のルーフバルコニーから夕焼けの空を見ていた。
大王なので飯も女もカードゲームのレアカードも全て手に入る不自由はない、政治は優秀な部下に任せて置けば良い、先代の王すなわち私の親父が引き篭もる私を心配して王族の永久保護を条件に帝国の属国なった、しだかって戦争も無い、他でも巻き込まれる様な戦争は無い世界は頭が良くなりすぎた。
ハッキリ言ってやる事が無いのである、いや正確に言えば何もできない馬鹿なのである、当たり前である、生まれた時から大王候補なので努力もした事は無い、だから成長もしていない……女もカードゲームも飽きた、カードゲームも相手が側近の少女では巧みにギリギリの所で態(ワザ)と負けてくる、何回やっても負けれない、ある意味負けてる。
私を勝たせた後、
ワザートラシク
「王様強いー」
とかっ言ってキャバクラ女みたいな対応してくる、馬鹿にしてやがる馬鹿ではあるが、だか責める気は無い、それも彼女の仕事だ、仕事がある彼女が羨ましい……
悩んだあげく我が国と同様の帝国属国であり近隣島国のサッカーリ王と書面で相談して見たがサカリ王は話にならない馬鹿と言うより悩む知力も無いアホだった……
自己啓発本を探して見たが王様の悩みを解決してくれる事が書かれた本など存在しないのである、当たり前である、世間では王様は強さの象徴である。
そのうち心が病んできた……
働きたいと言っても危ないからと言って国は何もさせてくれない、これで籠の中の金の鳥と同じではないか、いや金の鳥は籠の中かで満足している(たぶんな)、私とは違うのだ、鳥は籠の中にいるのが仕事なのである羨ましい、私は鳥以下だ……追い込まれている人が羨ましい、いや本当に追い込まれた事が無い私がそんな事、言う資格は無いのである、もはや考える事も他の人と比較する事も私には許されないのである、自殺することすら許されない、帝国から派遣された側近の人形みたいな少女が常に私を見張っている……自殺したら、恐らくアンドロイドの可能性もあるが少女が責任を取らされる、したがって甘ちゃんの私はできない。
答えはない。
絶対に答えはない。
逃げ道も無い。
ある意味で孤独な戦争である。
死んでも歴史に名が残る、それだと死んだことにはならない、忘れられた時が人間の本当の死である。
生まれ持って永久に生きる屍である。
…………やっとわかった永久に悩むのが私の神から与えられた聖なる仕事である。
少女が膳を運んできた、良い匂いがしてきた、今日の晩飯はすき焼きか……
読者も一緒にどうだ? 今用意させる、今日はワシは食欲が無い、好きなカードデッキあげるからワシの野菜全部コッソリ食べてくれ肉は自分で食う。
酒けもあるぞ、何何未成年だから飲めないって、飲んじゃえ飲んじゃえ君達はワシと違って自由だろ、決まりは破る為にあるんじゃ。(終)19へ続く。
※この話しはフィックションです。お酒は20歳になってからで。
※アンドロイドとは(化学的、生物学的に合成され、血と肉をもち、人間の姿かたちをした人造人間)
※本編とは余り繋がりの薄い物語です。
帝国属国である小島の国主ハメハマリ大王69世は城のルーフバルコニーから夕焼けの空を見ていた。
大王なので飯も女もカードゲームのレアカードも全て手に入る不自由はない、政治は優秀な部下に任せて置けば良い、先代の王すなわち私の親父が引き篭もる私を心配して王族の永久保護を条件に帝国の属国なった、しだかって戦争も無い、他でも巻き込まれる様な戦争は無い世界は頭が良くなりすぎた。
ハッキリ言ってやる事が無いのである、いや正確に言えば何もできない馬鹿なのである、当たり前である、生まれた時から大王候補なので努力もした事は無い、だから成長もしていない……女もカードゲームも飽きた、カードゲームも相手が側近の少女では巧みにギリギリの所で態(ワザ)と負けてくる、何回やっても負けれない、ある意味負けてる。
私を勝たせた後、
ワザートラシク
「王様強いー」
とかっ言ってキャバクラ女みたいな対応してくる、馬鹿にしてやがる馬鹿ではあるが、だか責める気は無い、それも彼女の仕事だ、仕事がある彼女が羨ましい……
悩んだあげく我が国と同様の帝国属国であり近隣島国のサッカーリ王と書面で相談して見たがサカリ王は話にならない馬鹿と言うより悩む知力も無いアホだった……
自己啓発本を探して見たが王様の悩みを解決してくれる事が書かれた本など存在しないのである、当たり前である、世間では王様は強さの象徴である。
そのうち心が病んできた……
働きたいと言っても危ないからと言って国は何もさせてくれない、これで籠の中の金の鳥と同じではないか、いや金の鳥は籠の中かで満足している(たぶんな)、私とは違うのだ、鳥は籠の中にいるのが仕事なのである羨ましい、私は鳥以下だ……追い込まれている人が羨ましい、いや本当に追い込まれた事が無い私がそんな事、言う資格は無いのである、もはや考える事も他の人と比較する事も私には許されないのである、自殺することすら許されない、帝国から派遣された側近の人形みたいな少女が常に私を見張っている……自殺したら、恐らくアンドロイドの可能性もあるが少女が責任を取らされる、したがって甘ちゃんの私はできない。
答えはない。
絶対に答えはない。
逃げ道も無い。
ある意味で孤独な戦争である。
死んでも歴史に名が残る、それだと死んだことにはならない、忘れられた時が人間の本当の死である。
生まれ持って永久に生きる屍である。
…………やっとわかった永久に悩むのが私の神から与えられた聖なる仕事である。
少女が膳を運んできた、良い匂いがしてきた、今日の晩飯はすき焼きか……
読者も一緒にどうだ? 今用意させる、今日はワシは食欲が無い、好きなカードデッキあげるからワシの野菜全部コッソリ食べてくれ肉は自分で食う。
酒けもあるぞ、何何未成年だから飲めないって、飲んじゃえ飲んじゃえ君達はワシと違って自由だろ、決まりは破る為にあるんじゃ。(終)19へ続く。
※この話しはフィックションです。お酒は20歳になってからで。
※アンドロイドとは(化学的、生物学的に合成され、血と肉をもち、人間の姿かたちをした人造人間)
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