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『闇の世界』脱出編 ーオンブル国ー
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ドーーーーン!!ドーーーーン!!ドーーーーン!!ドーーーーン!!ドーーーーン!!
「ひゃあ、こりゃあいつら木っ端微塵だぁ!」
カンが、コンの仇を取れたことに笑みを浮かべていると、ミサイルの爆発で辺りを包んでいた煙が徐々に晴れてきた。
「ふん、肉片も残らね…ん?」
ドンがバズーカ砲を肩に担ぎながら様子を伺っていると、煙の向こうに四人分の人影のようなものがうっすらと浮かび上がった。
「ば、馬鹿な!?あいつら…コンの発明で身体が固まっていたはず…。」
「ヒャハハハハハ、こんなんで、わいらがやられるわきゃないやろ!」
煙が晴れると同時にゼロの高笑いが響き渡った。
「…どうやって…な!?」
ドンが四人の姿を見ると、皆、ゼロと光の線で頭が繋がられていた。
「…その人間らに生気や殺気が全く感じられねぇ、…そうか、お前が操ってるってわけか。」
「ヒャハハハハハ、察しのとおりや!わいは確かに自分じゃ身動きでけへんが、人間を操るぐらい容易いことや!ミサイルのひとつやふたつ…いや、何百何千撃ち落とすよう操るのも容易いわ。ヒャハハハハハ!」
「ドン兄貴、もう一度…。」
ヒューーーッ、ドーーン! グチャッ!
カンがドンに話し掛けた瞬間、真上から落ちてきた物体がカンを押し潰した。
「カン!!…ひっ、ごごごゴーン様ぁぁ。」
現れたのは、ロイの掛けた力が解け、怒りに狂ったゴーンだった。あまりの殺気に、ドンは焦りだした。
「…んぁ、ウルス族?…ちっ、ラファエロの野郎か、余計な応援をよこしやがって!…おい、あのガキども何か様子がおかしくねぇか?」
「あ、あの、ゴーン様の為に、我々が人間たちを固まらせました。生け捕りにするのが簡単かと…。」
「んぁ!?」
へこへこするドンをゴーンがギロリと睨んだ。
「余計なことしやがって!こいつらはもう生け捕りなんてしねぇ!皆殺しなんだよ!」
「で、でも、デヴィルド王様が生け捕りにと…。」
「うるせぇ!!!」
ゴーンは大声で怒鳴りながら、押し潰したカンの死体をドンに向かって蹴り飛ばした。
ドン!
カンの死体をロイがゼロで受け止めた。…正確には、ゼロが操ったロイが、であるが。
「…何の真似だ?てか、普通に動けるのか?」
「ロイに意識があったら、きっとこうしたやと思ったら自然と操ってもうたわ。」
ゼロが動かぬロイの顔に視線を向けながら答えた。
「ん?剣か?…話す…ほほぅ、お前、妖剣か?」
「…あんたに答える義理はないわ…。」
「…確かに。…直ぐに破壊されるんだからな!!」
ゴーンは、複雑に伸びた鋭いヒレに両手を回し、ボキッと折ると両手に構えた。
「ウルス族、お前は余計なことするなよ!うおぉぉぉぉ!」
ゴーンがロイに斬りかかった。
「ふんっ、全く今日は血の気の多い日やなぁ。」
カキーン!
ゼロはロイを操り、自分でゴーンの攻撃を受け止めて、弾き返した。
「ちっ、人間だけなら一瞬で終わるのによぉ!めんどくせぇ!」
ゴーンは持っていたヒレの一部を捨て、右手を口の中に突っ込み、肩の付け根まで腕いっぱいを押し込んだ。
「…何や?」
ゼロは、ゴーンの行動が読めずに、少し警戒した。
ゴーンは、口に入れた右腕を一気に引き出した。すると、その手には黄金に輝く剣が握られていた。
「…何や…随分と神々しい物出しよって。」
ゴーンは何も答えず、その剣を思いっきり横一文字に振った。
すると一直線の鋭い風の層が発生し、ロイたちに向かって襲いかかった。
「…何や…たかが風やないか…。」
カンッ!ガチャンッ!
ゼロは、風を自分で受け止めようとしたが、風は受け止めた刃を突き抜け、刃の先端部分を破壊した。
「ぐおっ!…ちっ、ほんまに最悪な日やで。」
「まだ序の口だ。」
ゴーンがニヤリと笑った。
「ひゃあ、こりゃあいつら木っ端微塵だぁ!」
カンが、コンの仇を取れたことに笑みを浮かべていると、ミサイルの爆発で辺りを包んでいた煙が徐々に晴れてきた。
「ふん、肉片も残らね…ん?」
ドンがバズーカ砲を肩に担ぎながら様子を伺っていると、煙の向こうに四人分の人影のようなものがうっすらと浮かび上がった。
「ば、馬鹿な!?あいつら…コンの発明で身体が固まっていたはず…。」
「ヒャハハハハハ、こんなんで、わいらがやられるわきゃないやろ!」
煙が晴れると同時にゼロの高笑いが響き渡った。
「…どうやって…な!?」
ドンが四人の姿を見ると、皆、ゼロと光の線で頭が繋がられていた。
「…その人間らに生気や殺気が全く感じられねぇ、…そうか、お前が操ってるってわけか。」
「ヒャハハハハハ、察しのとおりや!わいは確かに自分じゃ身動きでけへんが、人間を操るぐらい容易いことや!ミサイルのひとつやふたつ…いや、何百何千撃ち落とすよう操るのも容易いわ。ヒャハハハハハ!」
「ドン兄貴、もう一度…。」
ヒューーーッ、ドーーン! グチャッ!
カンがドンに話し掛けた瞬間、真上から落ちてきた物体がカンを押し潰した。
「カン!!…ひっ、ごごごゴーン様ぁぁ。」
現れたのは、ロイの掛けた力が解け、怒りに狂ったゴーンだった。あまりの殺気に、ドンは焦りだした。
「…んぁ、ウルス族?…ちっ、ラファエロの野郎か、余計な応援をよこしやがって!…おい、あのガキども何か様子がおかしくねぇか?」
「あ、あの、ゴーン様の為に、我々が人間たちを固まらせました。生け捕りにするのが簡単かと…。」
「んぁ!?」
へこへこするドンをゴーンがギロリと睨んだ。
「余計なことしやがって!こいつらはもう生け捕りなんてしねぇ!皆殺しなんだよ!」
「で、でも、デヴィルド王様が生け捕りにと…。」
「うるせぇ!!!」
ゴーンは大声で怒鳴りながら、押し潰したカンの死体をドンに向かって蹴り飛ばした。
ドン!
カンの死体をロイがゼロで受け止めた。…正確には、ゼロが操ったロイが、であるが。
「…何の真似だ?てか、普通に動けるのか?」
「ロイに意識があったら、きっとこうしたやと思ったら自然と操ってもうたわ。」
ゼロが動かぬロイの顔に視線を向けながら答えた。
「ん?剣か?…話す…ほほぅ、お前、妖剣か?」
「…あんたに答える義理はないわ…。」
「…確かに。…直ぐに破壊されるんだからな!!」
ゴーンは、複雑に伸びた鋭いヒレに両手を回し、ボキッと折ると両手に構えた。
「ウルス族、お前は余計なことするなよ!うおぉぉぉぉ!」
ゴーンがロイに斬りかかった。
「ふんっ、全く今日は血の気の多い日やなぁ。」
カキーン!
ゼロはロイを操り、自分でゴーンの攻撃を受け止めて、弾き返した。
「ちっ、人間だけなら一瞬で終わるのによぉ!めんどくせぇ!」
ゴーンは持っていたヒレの一部を捨て、右手を口の中に突っ込み、肩の付け根まで腕いっぱいを押し込んだ。
「…何や?」
ゼロは、ゴーンの行動が読めずに、少し警戒した。
ゴーンは、口に入れた右腕を一気に引き出した。すると、その手には黄金に輝く剣が握られていた。
「…何や…随分と神々しい物出しよって。」
ゴーンは何も答えず、その剣を思いっきり横一文字に振った。
すると一直線の鋭い風の層が発生し、ロイたちに向かって襲いかかった。
「…何や…たかが風やないか…。」
カンッ!ガチャンッ!
ゼロは、風を自分で受け止めようとしたが、風は受け止めた刃を突き抜け、刃の先端部分を破壊した。
「ぐおっ!…ちっ、ほんまに最悪な日やで。」
「まだ序の口だ。」
ゴーンがニヤリと笑った。
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