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『闇の世界』脱出編 ーオンブル国ー
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「…ひゃあ、あいたあいた。意外と楽勝だったじゃねぇか!」
「カンは見てただけじゃない!そりゃ楽勝よ。」
「お前ら喧嘩はよせ!早くゴーン様を捜すよ。…おや?」
穴から三体の魔族が現れた。それぞれ体毛の色味の濃淡と体格に違いがあるが、鎧を纏った人型の熊のような姿である。
「…ふん。ウルス族やないか…。」
ゼロが呟いた。
「…ゼロ、ウルス族ってのはヤバイの?」
ロイのゼロを握る力が増した。
「なんやロイ、びびっとるんか?手がびっしょりやないか!」
「ロイ!しっかりしろよ!」
グルトの声に、ロイだけでなく、フルールとテヒニクも武器を構えた。
「ひぁあ、あいつら戦闘体勢じゃん!どうするよぉ、ドン兄貴ぃ!」
一番背が小さく濃い茶色をしたウルス族が言った。
「あいつらだろ?ラファエロ様に生け捕りにしろって言われた人間ってのは。」
一番背が高く、淡い茶色をしたドンと呼ばれたウルス族が答えた。
「ちゃちゃっとやっちゃいましょー!そーれ!!」
すると、二体の真ん中にいた背の高さも色味も中間のウルス族が、肩に担いだバズーカ砲をロイたちに向かって発砲した。
ドーーーーン!!
「うわぁぁ嘘だろ!!」
「きゃああああああ!」
物凄い風圧がロイたちを襲い、目を開けることもできなかった。モクモクとした煙がロイたちを包み込んだ。
「コン!お前は俺様の指示を待てよ!」
「いいじゃない、デヴィルド王様は短期でラファエロ様の命が危ないって言われたんだからさ!…ほら、バッチリよ!」
煙が晴れると、ロイたちが姿を現した。
「どうよ!」
コンが自慢げに言った。
「はいはいはい、コンの発明はさっすがですね!」
一番下のカンがグルトに近づいた。そのまま、グルトの顔に近づき頬をペシペシと叩いた。
カンカンッ!
「すげぇ、ほんとにカッチンカッチンだよ!」
ロイたち四人は、金属のようにカチンカチンに固まっていた。ドンが固まったテヒニクに近づき、よいしょに肩に乗せるように担いで立ち上がった。
「よし!早速ラファエロ様に…。」
「わいには効かへんでぇ!」
「何だ!?」
突然の声に、ウルス族は戸惑いキョロキョロと見回した。
「ここやここ!勇者の剣や!」
ゼロにはコンの発明は全く効いていなかった。
「なんだぁ!?剣がしゃべってるよ、ドン兄貴。変なのー。」
「へぇ、初めて見た。こりゃ、あたしの新しい発明にひと役買ってくれるかもしれないわね。」
コンがゼロに近づき、触ろうとした瞬間、ゼロは白く発光した。
「わいに触れていいんは、主人だけや!」
次の瞬間、ゼロの口から真っ白な炎が飛び出しコンの頭を包み込んだ。
「コーーン!!」
バタンッ…。
首から上で焼けて消滅したコンの身体が網の上に倒れ、そのまま隙間から落下していった。
「…さて、さっさとロイを蘇らせてやらんといかんわな。」
「てめぇ、コンに何しやがんだ!!…ぶっ殺す!!」
「ドン兄貴、コンの姉貴は…死んじまったんか!?」
「カン…直ぐにコンの仇をとるから見とけや!」
ドンは、担いだテヒニクをゼロに向かって投げ飛ばした。
「あかんなぁ、きれいな姉ちゃんには優しくせんと。」
ゼロはまた白く発光し、ぶつかる寸前でテヒニクをピタリと宙で止め、ゆっくりと網の上に下ろした。
「ドン兄貴、こいつ何なんだ!?魔族か?」
「カン、慌てんじゃねぇ!たかだか剣だ、自分で身動きも取れねぇ存在なんだからよ!」
ドンはそう言いながら、コンが遺していったバズーカ砲を手に取り、何やらスイッチをいじるとゼロたちに向けた。
「…自分で身動きもとれん…か。舐められたもんやなぁ。逸話じゃない部分もあるんやでぇ!」
「何を訳の分からねぇこと言ってやがんだぁ!」
ドンがバズーカ砲の引き金を引くと、無数のミサイルが発射され、ゼロたちに襲いかかった。
「カンは見てただけじゃない!そりゃ楽勝よ。」
「お前ら喧嘩はよせ!早くゴーン様を捜すよ。…おや?」
穴から三体の魔族が現れた。それぞれ体毛の色味の濃淡と体格に違いがあるが、鎧を纏った人型の熊のような姿である。
「…ふん。ウルス族やないか…。」
ゼロが呟いた。
「…ゼロ、ウルス族ってのはヤバイの?」
ロイのゼロを握る力が増した。
「なんやロイ、びびっとるんか?手がびっしょりやないか!」
「ロイ!しっかりしろよ!」
グルトの声に、ロイだけでなく、フルールとテヒニクも武器を構えた。
「ひぁあ、あいつら戦闘体勢じゃん!どうするよぉ、ドン兄貴ぃ!」
一番背が小さく濃い茶色をしたウルス族が言った。
「あいつらだろ?ラファエロ様に生け捕りにしろって言われた人間ってのは。」
一番背が高く、淡い茶色をしたドンと呼ばれたウルス族が答えた。
「ちゃちゃっとやっちゃいましょー!そーれ!!」
すると、二体の真ん中にいた背の高さも色味も中間のウルス族が、肩に担いだバズーカ砲をロイたちに向かって発砲した。
ドーーーーン!!
「うわぁぁ嘘だろ!!」
「きゃああああああ!」
物凄い風圧がロイたちを襲い、目を開けることもできなかった。モクモクとした煙がロイたちを包み込んだ。
「コン!お前は俺様の指示を待てよ!」
「いいじゃない、デヴィルド王様は短期でラファエロ様の命が危ないって言われたんだからさ!…ほら、バッチリよ!」
煙が晴れると、ロイたちが姿を現した。
「どうよ!」
コンが自慢げに言った。
「はいはいはい、コンの発明はさっすがですね!」
一番下のカンがグルトに近づいた。そのまま、グルトの顔に近づき頬をペシペシと叩いた。
カンカンッ!
「すげぇ、ほんとにカッチンカッチンだよ!」
ロイたち四人は、金属のようにカチンカチンに固まっていた。ドンが固まったテヒニクに近づき、よいしょに肩に乗せるように担いで立ち上がった。
「よし!早速ラファエロ様に…。」
「わいには効かへんでぇ!」
「何だ!?」
突然の声に、ウルス族は戸惑いキョロキョロと見回した。
「ここやここ!勇者の剣や!」
ゼロにはコンの発明は全く効いていなかった。
「なんだぁ!?剣がしゃべってるよ、ドン兄貴。変なのー。」
「へぇ、初めて見た。こりゃ、あたしの新しい発明にひと役買ってくれるかもしれないわね。」
コンがゼロに近づき、触ろうとした瞬間、ゼロは白く発光した。
「わいに触れていいんは、主人だけや!」
次の瞬間、ゼロの口から真っ白な炎が飛び出しコンの頭を包み込んだ。
「コーーン!!」
バタンッ…。
首から上で焼けて消滅したコンの身体が網の上に倒れ、そのまま隙間から落下していった。
「…さて、さっさとロイを蘇らせてやらんといかんわな。」
「てめぇ、コンに何しやがんだ!!…ぶっ殺す!!」
「ドン兄貴、コンの姉貴は…死んじまったんか!?」
「カン…直ぐにコンの仇をとるから見とけや!」
ドンは、担いだテヒニクをゼロに向かって投げ飛ばした。
「あかんなぁ、きれいな姉ちゃんには優しくせんと。」
ゼロはまた白く発光し、ぶつかる寸前でテヒニクをピタリと宙で止め、ゆっくりと網の上に下ろした。
「ドン兄貴、こいつ何なんだ!?魔族か?」
「カン、慌てんじゃねぇ!たかだか剣だ、自分で身動きも取れねぇ存在なんだからよ!」
ドンはそう言いながら、コンが遺していったバズーカ砲を手に取り、何やらスイッチをいじるとゼロたちに向けた。
「…自分で身動きもとれん…か。舐められたもんやなぁ。逸話じゃない部分もあるんやでぇ!」
「何を訳の分からねぇこと言ってやがんだぁ!」
ドンがバズーカ砲の引き金を引くと、無数のミサイルが発射され、ゼロたちに襲いかかった。
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