綿パンを失くした

りんごちゃん

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 前のベッドとは違うベッドだ。
 そんな全然関係ないことを考えてる間に、ベッドの上に降ろされる。

「依ちゃん、止めなくていいの? 本当にヤるよ?」
「っ、いまさら、いわないでよぉ」
「あー、ほんと依ちゃんかわいい。だいすき」

 その言葉に顔が赤くなる。
 嬉しい、って思ってる。御岳くんのその言葉が嬉しい自分がいて、心臓がギュッてなる。
 思わず両腕で顔を隠した。

「やだ、見たい」
「ぁ、や……んんっ!」

 御岳くんは顔を隠してた私の腕を掴むと、ベッドへ縫い付ける。やだ、と言おうとすると、キスされた。
 キス。一番最初にされたとき以外されなかったキス。混乱する。
 しかも唇と唇を合わせる可愛らしいものじゃなくて、やっぱり舌を入れて私の舌を絡めとる。一番最初のキスよりも、なんだかねちっこくて激しい。
 息ができない。

「は、依ちゃん、鼻で息して」
「も、ふ、んぁ……」

 一回離れたと思ったらなんのアドバイス、それ。もう苦しいと伝えようとする前に、御岳くんがまたキスをする。
 口の中に御岳くんの唾液が流れ込んできて、思わず飲んでしまった。
 鼻で息はしてるけど、どんどん身体は熱くなっていって、頭が真っ白になっていく。
 あ、と思ったときにはビクリと身体が跳ねて、ただキスをされただけなのにイッてしまった。

「ふ、ぁ、あ、」
「依ちゃん、すごい。キスでイッたんだ」
「ゃ、はぁーっ、んんっ」
「乳首もすごいコリコリ。おっぱい、やっぱり大きくなったね」
「ふ、あっ、みたけく、ちが」

 いつの間にか服は脱がされて下着だけ。
 私の小さな胸を隠すブラと、ツルツルヒラヒラのパンツ。ブラをズラして、御岳くんがピンと勃ちあがった乳首を指で摘む。
 久しぶりに御岳くんに乳首を指で捏ねられて快感に頭がおかしくなりそう。
 ずっとずっと待ち望んでた快感。御岳くんの顔が見える。

「下着、綿パンじゃなくなっちゃったんだ」
「ふっ、ぁ、だってぇ」
「俺は依ちゃんの綿パンも好きだったけど」
「んーっ、んんぅ!」

 痛いぐらいに乳首を引っ張られた。
 痛いのになんでだか気持ち良くなって、シーツをギュッと握り締める。
 また、イッちゃいそう。今日はどれだけ御岳くんとエッチをするんだろうと思うと、期待から愛液が下着を濡らす。

「こんなの着て合コンなんて行って、どうするつもりだった?」
「ひっ、~~~~~っ!」
「クリちゃん、撫でただけでイッちゃったね。依ちゃん、ね。俺以外に抱かれるつもりだったの?」
「んーっ、いっちゃ、またいっちゃうからぁ……!」

 おまんこの入り口付近を焦らすように撫でられる。それでも敏感な肌はすぐにイッてしまいそうで怖い。
 ふるふると首を振ると、御岳くんの動きが止まった。
 突然止められた手に涙目になりながら御岳くんを見上げる。御岳くんはにっこりと笑ってた。

「依ちゃん、答えて」
「ゃ、んっ! こたえる、こたえるからぁっ!」
「いい子。俺がいない間どうしてたの?」

 御岳くんの手が離れて、私をジッと見つめる。身体が切なくてたまんない。
 御岳くんの服の袖を掴みながら震える唇で、おそるおそる口を開いた。

「じぶんでしか、やってない」
「ふーん。でも、今日は他の男見つけに来てたんでしょ?」
「っ、だって、それは!」

 しょうがないじゃない。だって、もうやだったんだもん。

「みたけくんが、わたしのこと、むしするし、ほかのおんなのこと、いっしょにいるから……」
「あー、もう、ほんと依ちゃんかわいい」
「ん~~~~~ッ!」

 御岳くんの指が私のナカに入ってくる。自分のじゃない、ゴツゴツとした男の人の長い指。
 さっきからもうどこを触られても気持ち良くて、本当に頭がおかしくなる。

 もうやだ。もっとほしい。

「依ちゃん、かわいい」
「あっ、やっ、も、いったばっかで、ふぅん~~~~~~ッ」
「イキまくりだね~。今までよりも敏感。やっぱり一人じゃ満足できなかった?」
「んっ、ああぁっ! らっ、めえっ!」

 クリトリスを摘まれて潮を吹いてイッてしまう。
 これでなんかいめ? わかんない。でも気持ちいいよぉ……。

「まひろぉ……」
「……やっと、名前で呼んだ」

 チュッとまひろが私の瞼にキスをする。唇はそのまま私の身体をなぞって、首筋や胸、太ももに強く吸い付く。
 そのたびに私は声を出してしまうのに、まひろは楽しそう。

「依ちゃん、俺も我慢できないんだけど、挿れていい?」

 ボーッとしてる間に準備を終えたらしいまひろが私のおまんこにおちんちんを擦り付ける。まひろのおちんちんの先端部分がクリトリスを擦って、それだけでも快楽が私の身体を走る。
 でも、違う。私の求めてるものは違くて、まひろはそれをわかってるはずなのに、どうして今さら聞くの?

「ほしい……の、まひろのおちんちん、おくに、いれ……ん"ーーーーっ!」
「はっ、あぁ、久しぶりの依ちゃん……ッ!」

 まひろが入ってきて、ビクンッと跳ねてイッてしまう。
 久しぶりだからか最初はちょっと拒んでしまったけど、すぐにまひろのものを飲み込んだ。
 一年と半年ぐらい振りのまひろのおちんちん。硬くて太いそれが私の子宮まで貫いてくる。

「まひろっ、まひろぉ……!」
「っ、依、」

 腕を伸ばすとまひろが私が抱き締めやすいように身を屈めてくれる。ギュッとまひろの首に腕を回すと、まひろの体温が近くで感じられてすごく安心した。
 耳元でまひろが私の名前を呼ぶ。それだけできゅぅんとお腹の奥が切なくなる。

 ずっとこうして欲しかった。これが良かった。
 まひろに揺さぶられながら、まひろに名前を呼ばれるたびにきゅんきゅんとおまんこがまひろのおちんちんを締め付ける。

「っ、依、そんなに締め付けられると……は、」
「ぅん、は、ぅ~~~~~~ッ!」

 私のナカでまひろが絶頂する。ゴム越しに感じるまひろの精液がどんどん私のナカを見たしてく。
 それと同時に私も絶頂する。もう気持ちよすぎてそれしか考えられない。

「ひぐぅっ!」

 まひろのおちんちんが抜けて、余韻に浸るひまもなく、またまひろのおちんちんがナカに入ってくる。
 イッたばかりの敏感な身体なのに。だめ、って思うのに、私の唇は弧を描いてまひろのおちんちんを悦んでる。
 頭と身体が全く別のことを考えてる。
 バラバラになっちゃいそう。

「ん、は、依ちゃん、ちょっと態勢変えるよ」
「え、は、んんんんーーーっ!」
「やばっ、」

 まひろがなにか言った。そう思った途端、まひろが私の身体とシーツの間に腕をいれて、私を抱き上げるとそのまま起き上がる。
 座ったまひろの膝の上にいる。まひろの顔が私の顔の近くにあって、いつもよりもまひろのおちんちんがお腹の奥に突き刺さってる気がする。

「ひぅっ! これ、おくぅ、ぁ、やーっ、うごいちゃ、ーーーッ!」
「依かわいい。かわいい。だいすき。俺の依……」
「ゔ、くぅ、んっ! ぁ~~~~ッ!」

 まひろの腰が動くたび、子宮の入り口をこじ開けられちゃうんじゃないかってぐらいおちんちんで強くノックされる。
 もうまひろのおちんちんで子宮コンコンされるたびにイッてる。頭おかしくなる。

「ぅ、しゅきぃ」
「依」
「まひろ、しゅきぃ、ぁっ、ンンッ! だいしゅきなのぉっ!」

 そう言いながらまひろにキスをする。
 ただ触れるだけのキスをして、まるで犬みたいにぺろりとまひろの唇を舐めた。
 そしたらまひろのおちんちんがなんだかお腹の奥で大きくなった気がして……?

「ッ! は、俺も、依のこと愛してるからね……は、!」
「ひっ、んん"~~~~~~」
「一生縛り付けて逃してやんない」
「ぁっ、いぐっ、いっちゃ、ふん~~~~~っ!」

 まひろとキスをしながら私はまた絶頂に達した。
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