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灯りを持ってガウンを着込んで、意気込んでユージンの部屋の前まで来るとなんだか騒がしい。
「どうしたの?」
「はっ、これはローレルご令嬢!」
ユージンの部屋の護衛騎士の二人がピシッと頭を下げる。動きが二人とも同じでとっても綺麗だったから星一つあげちゃう。
「あ、アスティ!」
「わたくしの名前を呼ばないでくださる? とても不快だわ」
吐き気が込み上げる。吐いたらどうするの?
部屋の前にいたのは案の定キモオタ。
ジュンから情報はもらって心構えは一応してたものの、やっぱり気持ち悪いものは気持ち悪いわ。
「ユージンに会いに来たの。ここを開けてくださる?」
「ですが殿下からは誰も通すなと……」
「問題ありませんわ。わたくし、殿下の婚約者ですもの。ね、開けてくださいな」
にっこりと上目遣いで媚を売るように護衛騎士を見つめる。あら、顔が赤い。ちょろい。別に今はいいけど、私以外の人を入れちゃダメよ。
「あなたは帰ってくださる? というか、 こんな夜半に皇太子の部屋に来るなんて一体どんな用事なのかしら。殿下にはわたくしから伝えておいてあげてもよろしくてよ?」
「な、なら、俺も一緒の部屋に、ぐふっ、ぐふふっ」
「いやよ。恋人同士の語らいを邪魔しないで」
「で、でもぉ、アスティちゃんの身体が大変なことになるかもしれないよぉ?」
死ね、この変態キモオタ男。
「意味がわからないわ。別に殿下にならなにをされてもいいもの。早く部屋に帰って。わたくしと殿下の関係に口を出さないで」
ツンっとそっぽを向く。
それにユージンがなにかをするんじゃなくて、私がなにかするんだもの。媚薬なんて、きっとユージンがかわいいことになってるに違いないわ。
瞳が潤んで、もうダメ……。みたいなユージンになってるに違いないわ。
そんなの絶対にかわいいじゃない!
わくわくしてきたわ!
「早く開けて?」
「は、はいっ!」
ユージンの部屋に侵入大成功~!
「……ん、だ、れ、?」
部屋に入ってユージンを探してると、掠れた甘い声が部屋に響く。
なんか声がエロいわ!
自分がやろうとしてることがとっても大変なことなんじゃないかってドキドキしてきた。今さらやめるつもりはないけど。
「ユージン、どこ、ですの?」
「あすてぃ……? なんで、ここに?」
衣擦れの音が聴こえて、ユージンは現在ベッドの上にいるのだろうと推測。
なんて都合のいい。きっとユージンもあんあん言わされたかったのね、私に。大丈夫よ、私は小さくてもいいの。だって挿れるときに痛くなさそうだもの。
だから、全然恥ずかしくないわ。
「アスティ、どうしたの、かな?」
「まだ寝るのには早いもの。ユージンとお話しようと思って」
にっこりと微笑むと、暗闇で見えなかったユージンが私に近づく。
……あら? 媚薬を盛られたって話だったから、もっと顔が赤くてもういっぱいいっぱいになってると思ったんだけど……そんなことないわね。
確かに頬はピンク色だけど、側から見ると変な雰囲気はない……。
なんだか拍子抜け。男には効かなかったのかしら。
「ダメ、だよ? 夜に男の部屋なんて……」
「婚約者だもの。普通でしょう?」
「っ、は、そう、かな……」
うーん、そんなに息も荒くないわね。
私の想像してた媚薬に盛られた人と全然違う。
もっとね、はぁはぁって息が荒くて、もう力が抜けてくったりとして、顔を赤くして瞳を潤ませて、もうだめぇ、気持ちよくなりたいよぉってなってるイメージだったの。
でも、ユージンは比較的ハキハキと話してるし、笑う余裕もあるみたい。困ったように微笑むユージンをジッと見つめる。
とっても綺麗な顔。私の好きな顔だわ。
「っ、あんま、見ないで?」
「つい。だって、ユージンの顔はとても綺麗で好きなの。ユージンも遠慮しなくていいって言ったから……」
「いや、うん、そう、なんだけど、ちょっと、いまは……。とにかく、帰って……?」
いつもこんなにジッと見つめてもなにも言わない。やっぱり媚薬効果かしら。発情しちゃうのかしら。
私に? 好きでもない私に発情しちゃうの?
可哀想なユージン。初恋の人には好きでいてもらえなくて、今から私に身も心も寝取られちゃうんだから。
乾いた唇をぺろりと舌で湿らせる。
「ねぇ、ユージン。私、遠慮しなくていいのよね?」
「もちろん。アスティは、自由にしていいんだ、よ」
じゃあ自由にする。
ユージンから言質を取って、満面の笑みを浮かべる。
本当は媚薬とかそんなの使わなくても私の魅力にひれ伏す予定だったんだけど……仕方ないわよね。そう考えるとあのキモオタはよくやったのかしら。いえ、あいつはクソ野郎。よくやってないわ。クズよ。
ユージンの手を取り、ベッドに移動。少しユージンの手が熱い気がする。手袋もなにもしてない素肌越しだからかしら。
恥ずかしくないわよ。だって、自分からならいいもの。
「っ、ちょ、アスティ? そっちはベッドだから……」
「知ってるわ」
知ってて移動するのよ。初めてがソファーの上とかいやよ。夢がないじゃない。
「わたくし、決めてたの。お泊りなんだから、ユージンの初めてをもらおうって」
「それ、普通逆……というか、アスティも初めて、だよね」
「当たり前じゃないっ! わたくしは誰にでも身体を許すようなそんなふしだらな女じゃないわっ!」
調べられているのは知ってたけど、そんな当たり前のことを聞かれるなんて腹が立つ。
私は正真正銘の処女よ。男に身体を許したことなんて一度もないわ! 私は私が認めた男以外には身体を許さないもの。
……だから前世も処女だったのよね。三十路近くで処女なんて、少し問題ありだったと反省してるわ。
「ちょ、アスティ?」
「ユージンはわたくしのものだもの。絶対絶対ドルテラ様には返さない」
ユージンをベッドの上に押し倒す。
案外簡単に押し倒されてくれた。あとはガウンを脱いでネグリジェ一枚になる。とってもスケスケではないけど、まあまあスケスケ。少なくとも私の身体の線は丸見え。美しい私の身体の線を思う存分見るがいいわ。
ユージンの身体の上に馬乗りになったのはいいけど……。これ、なかなか恥ずかしいわね。
えーっと、最初はやっぱりキス、からよね。
「目、目をつぶって」
「アスティ、ごめんね。君を、不安にさせてたのは、わかった、から、少し、落ち着こう?」
「じゃあもういいわよ。キスは諦めるっ!」
これ以上ないくらい落ち着いてるもの。
目を閉じてくれないならキスは諦める。それにキスは神聖なものっていうし、セフレとはキスできないって人もいるから、キスは仕方ないわ。諦める。
他は諦めないけどね。
ユージンのガウンを左右に引っ張ると、引き締まった素肌が現れる。ま、まさかガウンの下は裸なの? パジャマはどこなの?
これはちょっと予定にはなかったわ。
で、でも落ち着くのよ、私。手が震えてるわ。ダメダメ。絶対今夜なの。思い立ったが吉日なの。
この行為を止めるなんて言葉は私の辞書にはないわ。
震える指先で、ユージンの肌をなぞる。
細いだけだと思ってたユージンの身体は意外と厚くて筋肉質で、そんなギャップに心臓がドキドキする。
きめ細やかな白い肌。かわいいピンク色の乳首。なにもしてないのに、そこは勃ってる。
「っ、あ、」
固い乳首の先端をなぞると、ユージンが小さく喘いだ。かわいいわ。
それに気を良くして、身体を屈めてユージンの素肌へと口付ける。
なんだかユージンの身体がとっても熱い。
「だ、だめだって、アスティ…….んっ、くっ」
私の動きを止めようとしたユージンの乳首をそっと口に含んだ。なんだか甘い気がする。
私にされるがままのユージンは本当に可愛らしくて、もっとそんなかわいい顔が見たい。
そう思って、チロチロと舌先でユージンのかわいい乳首を舐めると、ユージンがまるで声を抑えるかのように口元を手で覆った。
「ふふふ、ユージンかわいい」
「っ、はっ、」
指で乳首を捏ねながら、首筋へとキスをする。
かわいいが爆発しそう。
でも、本命はここじゃないのよね。
「ユージンの小さいの、ちゃんとかわいがってあげるわね」
「ちいさいの……?」
ユージンの身体の上から退いて、下に移動。そして着ていたガウンを全て脱がす。
現れるソレ。
「ひいぇっ……!」
予定ではとってもかわいらしいはずのソレが、どうしよう。これは予想外だわっ!
「どうしたの?」
「はっ、これはローレルご令嬢!」
ユージンの部屋の護衛騎士の二人がピシッと頭を下げる。動きが二人とも同じでとっても綺麗だったから星一つあげちゃう。
「あ、アスティ!」
「わたくしの名前を呼ばないでくださる? とても不快だわ」
吐き気が込み上げる。吐いたらどうするの?
部屋の前にいたのは案の定キモオタ。
ジュンから情報はもらって心構えは一応してたものの、やっぱり気持ち悪いものは気持ち悪いわ。
「ユージンに会いに来たの。ここを開けてくださる?」
「ですが殿下からは誰も通すなと……」
「問題ありませんわ。わたくし、殿下の婚約者ですもの。ね、開けてくださいな」
にっこりと上目遣いで媚を売るように護衛騎士を見つめる。あら、顔が赤い。ちょろい。別に今はいいけど、私以外の人を入れちゃダメよ。
「あなたは帰ってくださる? というか、 こんな夜半に皇太子の部屋に来るなんて一体どんな用事なのかしら。殿下にはわたくしから伝えておいてあげてもよろしくてよ?」
「な、なら、俺も一緒の部屋に、ぐふっ、ぐふふっ」
「いやよ。恋人同士の語らいを邪魔しないで」
「で、でもぉ、アスティちゃんの身体が大変なことになるかもしれないよぉ?」
死ね、この変態キモオタ男。
「意味がわからないわ。別に殿下にならなにをされてもいいもの。早く部屋に帰って。わたくしと殿下の関係に口を出さないで」
ツンっとそっぽを向く。
それにユージンがなにかをするんじゃなくて、私がなにかするんだもの。媚薬なんて、きっとユージンがかわいいことになってるに違いないわ。
瞳が潤んで、もうダメ……。みたいなユージンになってるに違いないわ。
そんなの絶対にかわいいじゃない!
わくわくしてきたわ!
「早く開けて?」
「は、はいっ!」
ユージンの部屋に侵入大成功~!
「……ん、だ、れ、?」
部屋に入ってユージンを探してると、掠れた甘い声が部屋に響く。
なんか声がエロいわ!
自分がやろうとしてることがとっても大変なことなんじゃないかってドキドキしてきた。今さらやめるつもりはないけど。
「ユージン、どこ、ですの?」
「あすてぃ……? なんで、ここに?」
衣擦れの音が聴こえて、ユージンは現在ベッドの上にいるのだろうと推測。
なんて都合のいい。きっとユージンもあんあん言わされたかったのね、私に。大丈夫よ、私は小さくてもいいの。だって挿れるときに痛くなさそうだもの。
だから、全然恥ずかしくないわ。
「アスティ、どうしたの、かな?」
「まだ寝るのには早いもの。ユージンとお話しようと思って」
にっこりと微笑むと、暗闇で見えなかったユージンが私に近づく。
……あら? 媚薬を盛られたって話だったから、もっと顔が赤くてもういっぱいいっぱいになってると思ったんだけど……そんなことないわね。
確かに頬はピンク色だけど、側から見ると変な雰囲気はない……。
なんだか拍子抜け。男には効かなかったのかしら。
「ダメ、だよ? 夜に男の部屋なんて……」
「婚約者だもの。普通でしょう?」
「っ、は、そう、かな……」
うーん、そんなに息も荒くないわね。
私の想像してた媚薬に盛られた人と全然違う。
もっとね、はぁはぁって息が荒くて、もう力が抜けてくったりとして、顔を赤くして瞳を潤ませて、もうだめぇ、気持ちよくなりたいよぉってなってるイメージだったの。
でも、ユージンは比較的ハキハキと話してるし、笑う余裕もあるみたい。困ったように微笑むユージンをジッと見つめる。
とっても綺麗な顔。私の好きな顔だわ。
「っ、あんま、見ないで?」
「つい。だって、ユージンの顔はとても綺麗で好きなの。ユージンも遠慮しなくていいって言ったから……」
「いや、うん、そう、なんだけど、ちょっと、いまは……。とにかく、帰って……?」
いつもこんなにジッと見つめてもなにも言わない。やっぱり媚薬効果かしら。発情しちゃうのかしら。
私に? 好きでもない私に発情しちゃうの?
可哀想なユージン。初恋の人には好きでいてもらえなくて、今から私に身も心も寝取られちゃうんだから。
乾いた唇をぺろりと舌で湿らせる。
「ねぇ、ユージン。私、遠慮しなくていいのよね?」
「もちろん。アスティは、自由にしていいんだ、よ」
じゃあ自由にする。
ユージンから言質を取って、満面の笑みを浮かべる。
本当は媚薬とかそんなの使わなくても私の魅力にひれ伏す予定だったんだけど……仕方ないわよね。そう考えるとあのキモオタはよくやったのかしら。いえ、あいつはクソ野郎。よくやってないわ。クズよ。
ユージンの手を取り、ベッドに移動。少しユージンの手が熱い気がする。手袋もなにもしてない素肌越しだからかしら。
恥ずかしくないわよ。だって、自分からならいいもの。
「っ、ちょ、アスティ? そっちはベッドだから……」
「知ってるわ」
知ってて移動するのよ。初めてがソファーの上とかいやよ。夢がないじゃない。
「わたくし、決めてたの。お泊りなんだから、ユージンの初めてをもらおうって」
「それ、普通逆……というか、アスティも初めて、だよね」
「当たり前じゃないっ! わたくしは誰にでも身体を許すようなそんなふしだらな女じゃないわっ!」
調べられているのは知ってたけど、そんな当たり前のことを聞かれるなんて腹が立つ。
私は正真正銘の処女よ。男に身体を許したことなんて一度もないわ! 私は私が認めた男以外には身体を許さないもの。
……だから前世も処女だったのよね。三十路近くで処女なんて、少し問題ありだったと反省してるわ。
「ちょ、アスティ?」
「ユージンはわたくしのものだもの。絶対絶対ドルテラ様には返さない」
ユージンをベッドの上に押し倒す。
案外簡単に押し倒されてくれた。あとはガウンを脱いでネグリジェ一枚になる。とってもスケスケではないけど、まあまあスケスケ。少なくとも私の身体の線は丸見え。美しい私の身体の線を思う存分見るがいいわ。
ユージンの身体の上に馬乗りになったのはいいけど……。これ、なかなか恥ずかしいわね。
えーっと、最初はやっぱりキス、からよね。
「目、目をつぶって」
「アスティ、ごめんね。君を、不安にさせてたのは、わかった、から、少し、落ち着こう?」
「じゃあもういいわよ。キスは諦めるっ!」
これ以上ないくらい落ち着いてるもの。
目を閉じてくれないならキスは諦める。それにキスは神聖なものっていうし、セフレとはキスできないって人もいるから、キスは仕方ないわ。諦める。
他は諦めないけどね。
ユージンのガウンを左右に引っ張ると、引き締まった素肌が現れる。ま、まさかガウンの下は裸なの? パジャマはどこなの?
これはちょっと予定にはなかったわ。
で、でも落ち着くのよ、私。手が震えてるわ。ダメダメ。絶対今夜なの。思い立ったが吉日なの。
この行為を止めるなんて言葉は私の辞書にはないわ。
震える指先で、ユージンの肌をなぞる。
細いだけだと思ってたユージンの身体は意外と厚くて筋肉質で、そんなギャップに心臓がドキドキする。
きめ細やかな白い肌。かわいいピンク色の乳首。なにもしてないのに、そこは勃ってる。
「っ、あ、」
固い乳首の先端をなぞると、ユージンが小さく喘いだ。かわいいわ。
それに気を良くして、身体を屈めてユージンの素肌へと口付ける。
なんだかユージンの身体がとっても熱い。
「だ、だめだって、アスティ…….んっ、くっ」
私の動きを止めようとしたユージンの乳首をそっと口に含んだ。なんだか甘い気がする。
私にされるがままのユージンは本当に可愛らしくて、もっとそんなかわいい顔が見たい。
そう思って、チロチロと舌先でユージンのかわいい乳首を舐めると、ユージンがまるで声を抑えるかのように口元を手で覆った。
「ふふふ、ユージンかわいい」
「っ、はっ、」
指で乳首を捏ねながら、首筋へとキスをする。
かわいいが爆発しそう。
でも、本命はここじゃないのよね。
「ユージンの小さいの、ちゃんとかわいがってあげるわね」
「ちいさいの……?」
ユージンの身体の上から退いて、下に移動。そして着ていたガウンを全て脱がす。
現れるソレ。
「ひいぇっ……!」
予定ではとってもかわいらしいはずのソレが、どうしよう。これは予想外だわっ!
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