王女は魔道師団長の愛に溺れる

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 「ユーイン様の形?……っ!!」

 意識した訳じゃないのに、ユーインを包み込む蜜壺がきゅうんと締まり、熱した鉄のように熱く固い雄茎の形が伝わってきた。

 ──すごい……こんなのが私の中に……

 リーリアは急に激しい羞恥に襲われる。

 「あ……あの……」

 「わかったんですね……いい子……」

 「あっ……んっ、あっ、あぁっ……!」

 優しい律動が、リーリアから痛みも怖さも忘れさせ、奥から新たな蜜を溢れさせた。
 
 「あなたのナカはこれからこの形になるんです……私だけの形に。他のモノを受け入れるなんて許さない。生涯私だけです」

 そんなの、これまでだってずっとそうだった。ユーインはいつも、どんな時もリーリアのすべて。
 それはこれからも変わらない。

 「私にはずっとユーイン様だけ……ユーイン様だけです」

 「リーリア……リーリア……っ!!」

 リーリアは激しさを増すユーインの動きから目が離せなかった。
 切なげに顔を歪める姿がとても官能的で、彼にこんな顔をさせているのは自分なのだと思うと、どうしようもなく心が満たされる。
 そう思うとまた蜜が溢れ、それをユーインがかきまわす音が耳に響き、感度を膨れ上がらせた。
 
 「あっ……あぁ……あっ、あっあぁぁっ!!」

 花芽を優しく擦られ、ビリビリとした甘い痺れが下腹部に広がった。
 そのままユーインは、雄茎をギリギリまで引き抜き一気に奥まで突いた。
 その瞬間、リーリアの頭の中は真っ白に染まる。
 今までに感じたことのない、激しい快感の波をどうしたらいいのかわからなくて、首を左右に振って訴えるも、ユーインの動きは止まらない。

 「っ、愛しています、リーリア……!!」

 「あぁっ、あ────!!」

 より一層質量を増した雄茎がリーリアの最奥を穿つと、リーリアは声にならない悲鳴を上げて達した。
 ユーインはそれを満足そうに見届けると、自身もリーリアの中に精を放った。

 うまく身体が動かせず、しかも意識も手放しそうなリーリアをユーインが抱き寄せ、包み込む。

 「……ユーイン……様……」

 「リーリア……安心して眠って」

 「でも……」

 ──眠ったら、ユーイン様が帰ってしまうかもしれない

 こんな夜の後、ひとりで目覚めるのはきっととても寂しい。

 「約束したでしょう、もう不安にさせないと……だから安心して眠って」
 
 優しい手が、安心させるように頭を撫でる。
 温かい胸の温もりに包まれて、リーリアはいつの間にか意識を手放していた。


 ***


 「ん……ぅ……」

 ──暖かい……それに、とってもいい香り……

 滑らかで暖かい何かに包まれているような感覚。
 そして鼻を掠めるのはリーリアの思い出の香り。
 それは、世界で一番大切な人の匂い。

 「……ユーイン様……」

 「はい」

 「………………え?」

 聞こえてくるはずのない声に、寝ぼけていたリーリアの頭は瞬時に覚醒した。

 「おはようございます、リーリア」

 目を開けるとそこには、少し気怠げに微笑む色気ダダ漏れの魔道師団長様の姿が。

 「ユ、ユ、ユーイン様!?きゃあっ!!」

 見慣れた自分の寝台だが、いつもと違うのはリーリアがユーインの腕の中にいて、しかもふたりとも生まれたままの姿だということ。
 突如昨夜の出来事が脳裏に浮かび、リーリアの顔は火を噴いたように熱くなる。

 「ふふ……ふたりで寝坊してしまいましたね」

 ふと窓の方へ目をやると、カーテンから漏れる光が少しだけ強い。
 時刻はおそらく昼前くらいだろうか。

 「あ、あの……ユーイン様、どうして……?」

 外聞を考えれば、彼はここにいるべきではない。
 真面目なユーインの事だ。てっきり朝早くに戻ってしまうのだろうと思っていた。
 ユーインは心配するなとでも言うように、優しくリーリアの頬に手を添えた。

 「……もう不安にさせないと、約束しましたから」

 「ユーイン様……」

 
 


 


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