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閑話 如月学園 飛鳥学院に侵入した者の末路
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飛鳥学院の敷地にあるカフェテラスで名前も名乗らずアルテミス・神前に暴言を吐いた者がいるという情報が如月家と水無月家に伝わり近くまで行って見れば水無月家のことを没落した家といい、この学園に所有者は居ないとまで言う始末さすがの文乃もこれには我慢ならなかったようで諜報組織を使ってどこの家の者か調べるよう指示をだし該当生徒がいないか照合を始めていた。理事長でもある如月鍵之助は如月が使った端末により飛鳥学院に何があったかを把握している。
(しかし、我が学園に侵入者とは、水無月家当主に顔向けできんな!)
如月鍵之助が頭を抱えている頃、侵入者の2人はというと無事逃げ切れたと安堵しているが如月財閥と水無月家を敵に回しておいて逃げ切れる訳も無く捕まるのも時間の問題だった。!
「おい、どうなってるんだ?聞いてた話と違うぞ!」
「さすがに少し強引過ぎましたか?どうにか追っ手は撒けたようですが、分が悪過ぎました!」
「分が悪いとかのレベルじゃないぞ!たぶん、俺たちはあちらこちらに指名手配されてるぞ!」
「とにかく本部に連絡を取らないと動くことも出来ないぞ!」
「そうしたいのは山々なのだが、どうやら俺たちは囲まれているらしいな?」
「はっ?ちょっと待ってください!私たちがカフェテラスから出て幾らも時間経ってないですよね?どうしてこれほどの人数に囲まれることになってるんですか?」
「本部に連絡取ることぐらい出来るでしょ?早く本部と本国に連絡しなさい!」
「無理ですね、3家に囲まれた挙げ句援軍を呼べないようにするための処理がすでにされているようです!それに仮に本部と連絡が取れたとしても援軍が、ここまで辿り着くのは不可能に近いですから・・・・」
ここでいう3家とは如月家、水無月家、四瑞家である。如月家は如月が端末を使ったことにより直ちに確保に向かうための人員を配置していた。水無月家はというと学院内に不審者が入った時点で対策がされており、学院のいたるところに諜報員が配置されていた。四瑞家は傍観するつもりでいたものの、雙葉の経営する芸能事務所に変な噂が出ないように見張りをつけていた。
ここ飛鳥学院には多くの王族やら皇族令嬢や子息がいるため安全にはかなり配慮されており、例え侵入者が入ったとしても簡単に隔離出来るようなシステムがいたるところに配置されており生徒や教員の安全が計られている。
(没落した家と言われるのは癪ですがいい感じに噂は広まってるようで何よりだわ!)
「奥様、これからあの者たちの確保に向かいますがいかがいたしましょう?」
「そうね、うちの学院に無断で侵入して来たのだからお義父さんのところに押し付けても構わないわよ!」
「ですが、奥様?」
「いいのよ、どうせ如月財閥も同じように調べてるはずだし下手したらこちらに押し付けかねないもの。押し付けられる前に押し付けてしまえばいいのよ!」
奥様と呼ばれた人物は水無月文乃である。文乃は如月財閥が独自に侵入者の洗い出しを始めたことを知っており、それが水無月家に押し付けて来るのではないかと心配しているのだった。
「さて、あなた方には逃げる道がありませんが、まだ無駄な足掻きをされますか?」
「・・・・・・」
「そうですか、残念ですが2度とこの地に来れないようにするしかありませんね!」
そういうと執事姿のの男は隠れていたであろう不審者をすべて捕らえて来ていた。学院に侵入した者たちは呆気に取られており何が起きたのかすら理解出来ずに拘束用道具をかけられ身動きが出来ない状態にされているのだった。
「ちょっと、あなた達こんなことしてタダで済むと思ってるの?」
「ここまで何も知らないで侵入して来た方も珍しいですね!ここはいろんな国の王族が集うため水無月家が管理して如月財閥がサポートしてる学校の敷地で治外法権が適用されてることすら知らないとは・・・・?」
「ち、治外法権だと?そ、そんなばかな・・・・」
「君たちは知らないようだから教えてあげるよ。この学院の敷地に入った時点で君たちは帰る場所すら、すでにないということをね!」
ここ飛鳥学院は見た目とは裏腹に最新のセキュリティが組まれており、足跡1つでも残せばそこから個人を特定するほどである。校舎や他の建造物は相手を油断させるために敢えて古く見せるようにしてありセキュリティ破壊対策としてのカモフラージュにもなっている。執事姿の男はここは治外法権であると説明していた通り飛鳥学院は1つの小国のような状態で勝手に侵入して来た者に対して水無月家当主の許可があれば極刑も可能である。
「なんだ、捕まえたのに処分してないのか?」
「はい、当主様からは情報を聞き出せないようであれば殺処分してもかまわないと許可を得てます。」
執事姿の男の言葉を聞き蒼褪める侵入者たちだが、どうにか生き延びようと情報を売ろうとするものも少なからずいたのだが、そこは水無月家と如月財閥の優秀な諜報員たちが情報を掴んでおり目新しい情報が出て来ることもないので執事姿の男は如月鍵之助にどうされますかと進言するものの結果は既に決まっていることに変わりはなく一度睦月学園に入れて更生の見込みが無ければその場で処分すると鍵之助は執事姿の男にいうのだった。
(しかし、我が学園に侵入者とは、水無月家当主に顔向けできんな!)
如月鍵之助が頭を抱えている頃、侵入者の2人はというと無事逃げ切れたと安堵しているが如月財閥と水無月家を敵に回しておいて逃げ切れる訳も無く捕まるのも時間の問題だった。!
「おい、どうなってるんだ?聞いてた話と違うぞ!」
「さすがに少し強引過ぎましたか?どうにか追っ手は撒けたようですが、分が悪過ぎました!」
「分が悪いとかのレベルじゃないぞ!たぶん、俺たちはあちらこちらに指名手配されてるぞ!」
「とにかく本部に連絡を取らないと動くことも出来ないぞ!」
「そうしたいのは山々なのだが、どうやら俺たちは囲まれているらしいな?」
「はっ?ちょっと待ってください!私たちがカフェテラスから出て幾らも時間経ってないですよね?どうしてこれほどの人数に囲まれることになってるんですか?」
「本部に連絡取ることぐらい出来るでしょ?早く本部と本国に連絡しなさい!」
「無理ですね、3家に囲まれた挙げ句援軍を呼べないようにするための処理がすでにされているようです!それに仮に本部と連絡が取れたとしても援軍が、ここまで辿り着くのは不可能に近いですから・・・・」
ここでいう3家とは如月家、水無月家、四瑞家である。如月家は如月が端末を使ったことにより直ちに確保に向かうための人員を配置していた。水無月家はというと学院内に不審者が入った時点で対策がされており、学院のいたるところに諜報員が配置されていた。四瑞家は傍観するつもりでいたものの、雙葉の経営する芸能事務所に変な噂が出ないように見張りをつけていた。
ここ飛鳥学院には多くの王族やら皇族令嬢や子息がいるため安全にはかなり配慮されており、例え侵入者が入ったとしても簡単に隔離出来るようなシステムがいたるところに配置されており生徒や教員の安全が計られている。
(没落した家と言われるのは癪ですがいい感じに噂は広まってるようで何よりだわ!)
「奥様、これからあの者たちの確保に向かいますがいかがいたしましょう?」
「そうね、うちの学院に無断で侵入して来たのだからお義父さんのところに押し付けても構わないわよ!」
「ですが、奥様?」
「いいのよ、どうせ如月財閥も同じように調べてるはずだし下手したらこちらに押し付けかねないもの。押し付けられる前に押し付けてしまえばいいのよ!」
奥様と呼ばれた人物は水無月文乃である。文乃は如月財閥が独自に侵入者の洗い出しを始めたことを知っており、それが水無月家に押し付けて来るのではないかと心配しているのだった。
「さて、あなた方には逃げる道がありませんが、まだ無駄な足掻きをされますか?」
「・・・・・・」
「そうですか、残念ですが2度とこの地に来れないようにするしかありませんね!」
そういうと執事姿のの男は隠れていたであろう不審者をすべて捕らえて来ていた。学院に侵入した者たちは呆気に取られており何が起きたのかすら理解出来ずに拘束用道具をかけられ身動きが出来ない状態にされているのだった。
「ちょっと、あなた達こんなことしてタダで済むと思ってるの?」
「ここまで何も知らないで侵入して来た方も珍しいですね!ここはいろんな国の王族が集うため水無月家が管理して如月財閥がサポートしてる学校の敷地で治外法権が適用されてることすら知らないとは・・・・?」
「ち、治外法権だと?そ、そんなばかな・・・・」
「君たちは知らないようだから教えてあげるよ。この学院の敷地に入った時点で君たちは帰る場所すら、すでにないということをね!」
ここ飛鳥学院は見た目とは裏腹に最新のセキュリティが組まれており、足跡1つでも残せばそこから個人を特定するほどである。校舎や他の建造物は相手を油断させるために敢えて古く見せるようにしてありセキュリティ破壊対策としてのカモフラージュにもなっている。執事姿の男はここは治外法権であると説明していた通り飛鳥学院は1つの小国のような状態で勝手に侵入して来た者に対して水無月家当主の許可があれば極刑も可能である。
「なんだ、捕まえたのに処分してないのか?」
「はい、当主様からは情報を聞き出せないようであれば殺処分してもかまわないと許可を得てます。」
執事姿の男の言葉を聞き蒼褪める侵入者たちだが、どうにか生き延びようと情報を売ろうとするものも少なからずいたのだが、そこは水無月家と如月財閥の優秀な諜報員たちが情報を掴んでおり目新しい情報が出て来ることもないので執事姿の男は如月鍵之助にどうされますかと進言するものの結果は既に決まっていることに変わりはなく一度睦月学園に入れて更生の見込みが無ければその場で処分すると鍵之助は執事姿の男にいうのだった。
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