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第4話、自分に甘い先生。その名はゲンゴロウ
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183cm、85Kg(筋肉質)
体育教師か?と見間違うほどのその筋肉が特徴。レスラーっぽい。
ゲンゴロウは、ジョージ達の高校の国語教師である。
現代国語と古文を両方教える彼は、生徒会長に習ってかなり規律に厳しい。
元々は規律に厳しくないタイプだったらしいし自分には甘いその姿を見れば納得だが、かなり矛盾を孕んだ先生だ。
ただ一歩学校から出てしまえば体格の良いイケメンなおじさんであるし、結構女子にも人気がある。ファンレターも届いている。
タカシの周りにいる女子と関係を持っているらしいが、タカシの機転により問題にはなってない。
だがしかし、処罰を受けるべき人間であることは変わりない。
「どうしたの?早く歌を入れなよ」
「歌えねぇぞ!?なんだこの状況!」
放課後、鳥手はタカシに言われたカラオケ店に来ていた。
パーティルーム。数十人入れるだろう場所には他校も含めて10名ばかりが来ていた。
「……何か問題でも?」
「まずお前だよスワコ、なんで俺の腕にしがみついてんだよ」
「……だって、なんかここ怖いじゃない」
別にスワコに霊感があるとかそういうことではない。
問題は別にある。
「次にここにいる連中だよ、なんなんだここは」
「ここは罪を共有し合う場さ。ここにいるみんなは僕の友達。それがどうしたかい?」
ここにいる奴らは、男女入り乱れイチャイチャしている。
恋人同士?いや、そうではない。
「カラオケで乱行一歩手前のパーティかよ。聞いてねぇぞ」
「大丈夫。ここの店長とも友達だから」
「そーじゃねぇって。監視カメラの話はしてねぇよ。あーもーなんでゲンゴロウまで女子高生とチュッチュしてんだ」
「……ジョージくん、私怖い」
擦り寄るスワコ。なんでお前が鳥手に対して頬を染めてんだよ。
「別にジョージに乱行に参加しろとは言ってない。いや別にスワコとしても構わないよ?」
「構え。構わないわけねぇだろ不純異性交遊だ。てか本当に乱行始まんのかよ。その脱がす手を止めろゲンゴロウ!!」
「君に来て欲しかったのは話をするためだ」
「学校で話せよ」
「学校じゃ話せないからだよ」
「……」
佇まいを正し、真剣な顔で鳥手を見るタカシ。
「話ってのは、生徒会長から離れて僕について欲しいって話だ」
「は?……いや、話だけ聞いてやるぞ」
「僕は会長のやり方が気にくわない。人は皆過ちを犯すものなのだから許しあわなければ生きていけない。違うかい?」
「違うね。罪は罪だ。許される罪などありはしない」
「まぁまぁまって。最後まで聞いてよ。僕が言いたいのは、そのお咎めのためにジョージが罪を重ねることについてだ」
「ほう?」
「ジョージお前、どうした?全然僕らの顔を見てないけど」
「気にすんな、事情があるんだ」
「まぁいいが。それでさ、悪いことをしたらごめんなさいで良いじゃないか。過度な罰は恨みを買い、負の連鎖が生まれる。僕はたとえ君が不良だとしても仲良くするし、でも会長はそうじゃないだろう?僕と違って、僕やスワコちゃんとは違って、罪を持つ君を大事には出来ない」
「ん」
「一言で言おう、会長と君では釣り合わないよ」
「あーわかったわかった。俺と会長に何かあると踏んでるんだな?大間違いだよ。そこには互いへの憎悪しかない。確かに俺と会長じゃあ正反対の生き物だ。俺はクズで血で汚れた暴れ馬だ。だがな」
俺は両手を上に上げて、ニヤリと笑う。
「マリアは正義だ。あんまりマリア舐めんなよ」
バタン!と勢いよく扉が開き、室内の全員が扉を向く。
「赤ノ羽高校生徒会長のマリアだ!全員手を挙げ動きを止めろ!!」
体育教師か?と見間違うほどのその筋肉が特徴。レスラーっぽい。
ゲンゴロウは、ジョージ達の高校の国語教師である。
現代国語と古文を両方教える彼は、生徒会長に習ってかなり規律に厳しい。
元々は規律に厳しくないタイプだったらしいし自分には甘いその姿を見れば納得だが、かなり矛盾を孕んだ先生だ。
ただ一歩学校から出てしまえば体格の良いイケメンなおじさんであるし、結構女子にも人気がある。ファンレターも届いている。
タカシの周りにいる女子と関係を持っているらしいが、タカシの機転により問題にはなってない。
だがしかし、処罰を受けるべき人間であることは変わりない。
「どうしたの?早く歌を入れなよ」
「歌えねぇぞ!?なんだこの状況!」
放課後、鳥手はタカシに言われたカラオケ店に来ていた。
パーティルーム。数十人入れるだろう場所には他校も含めて10名ばかりが来ていた。
「……何か問題でも?」
「まずお前だよスワコ、なんで俺の腕にしがみついてんだよ」
「……だって、なんかここ怖いじゃない」
別にスワコに霊感があるとかそういうことではない。
問題は別にある。
「次にここにいる連中だよ、なんなんだここは」
「ここは罪を共有し合う場さ。ここにいるみんなは僕の友達。それがどうしたかい?」
ここにいる奴らは、男女入り乱れイチャイチャしている。
恋人同士?いや、そうではない。
「カラオケで乱行一歩手前のパーティかよ。聞いてねぇぞ」
「大丈夫。ここの店長とも友達だから」
「そーじゃねぇって。監視カメラの話はしてねぇよ。あーもーなんでゲンゴロウまで女子高生とチュッチュしてんだ」
「……ジョージくん、私怖い」
擦り寄るスワコ。なんでお前が鳥手に対して頬を染めてんだよ。
「別にジョージに乱行に参加しろとは言ってない。いや別にスワコとしても構わないよ?」
「構え。構わないわけねぇだろ不純異性交遊だ。てか本当に乱行始まんのかよ。その脱がす手を止めろゲンゴロウ!!」
「君に来て欲しかったのは話をするためだ」
「学校で話せよ」
「学校じゃ話せないからだよ」
「……」
佇まいを正し、真剣な顔で鳥手を見るタカシ。
「話ってのは、生徒会長から離れて僕について欲しいって話だ」
「は?……いや、話だけ聞いてやるぞ」
「僕は会長のやり方が気にくわない。人は皆過ちを犯すものなのだから許しあわなければ生きていけない。違うかい?」
「違うね。罪は罪だ。許される罪などありはしない」
「まぁまぁまって。最後まで聞いてよ。僕が言いたいのは、そのお咎めのためにジョージが罪を重ねることについてだ」
「ほう?」
「ジョージお前、どうした?全然僕らの顔を見てないけど」
「気にすんな、事情があるんだ」
「まぁいいが。それでさ、悪いことをしたらごめんなさいで良いじゃないか。過度な罰は恨みを買い、負の連鎖が生まれる。僕はたとえ君が不良だとしても仲良くするし、でも会長はそうじゃないだろう?僕と違って、僕やスワコちゃんとは違って、罪を持つ君を大事には出来ない」
「ん」
「一言で言おう、会長と君では釣り合わないよ」
「あーわかったわかった。俺と会長に何かあると踏んでるんだな?大間違いだよ。そこには互いへの憎悪しかない。確かに俺と会長じゃあ正反対の生き物だ。俺はクズで血で汚れた暴れ馬だ。だがな」
俺は両手を上に上げて、ニヤリと笑う。
「マリアは正義だ。あんまりマリア舐めんなよ」
バタン!と勢いよく扉が開き、室内の全員が扉を向く。
「赤ノ羽高校生徒会長のマリアだ!全員手を挙げ動きを止めろ!!」
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