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第5話、舞い踊る小さな子。その名はアゲハ
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アゲハと鳥手の関係はなんて事もない。
公園で1人踊る彼女が俺に話しかけてきて、たまに駄弁るようになっただけの関係だ。
カラフルで煌びやかな佇まいであるアゲハは、俺の掠れた心に癒しをくれる。
舞えば蝶々止まればお花、歩く姿は森の精って感じだ。
1人でいるときに何をしているのかは全くわからないが、たぶん花の香りを楽しんでいるのだろう。
翌日、つまるところは2月の20日。
鳥手はアゲハと合流し公園でだべっていた。
『今日は学校行かないんだね?』
「そうだぞ。毎日行くようなとこでもないしな」
『そうなのかな……?』
アゲハはヒラヒラと踊ったり、俺の腕にしがみついたりしている。
とても楽しそうだ。
「アゲハは可愛いなぁ」
『え?……どしたの?疲れたの?』
「なんで俺の頭がおかしくなったみたいな反応するんだよ。いや、少しな」
『私でよければ、お話聞くよ?』
「いや、大したことじゃないんだ。友達だと思っていた奴がなんか宗教団体のお偉いさんみたいになっていくのがどうもな」
『宗教?』
「その人の教えは間違いないからお前ら逆らうな!みたいな感じだぞ」
『ふぅん?』
「いやさ昨日のタカシいるだろ?」
『私をかばってくれた人!』
「そうそう。なんかもうわけわかんなくてさ。一般人も不良も先生もヤのつく人もみんなみんな味方につけるのな」
『人気者だね!』
「あのなぁ……」
『人気なことは良いことじゃないの?』
「うーんまぁどうなんだ?確かに俺こそ肩書きだけ見て差別してるのかもな。いや、でも先生が他校の未成年とやるのはどうなんだ……?いやそれこそ差別か?いやゲンゴロウ既婚者だよな……」
『ジョージさんの周りは大変だねぇ』
「そうなんだ。だからアゲハと話して癒されたいんだ」
『褒めても何も出ないからね!』
いくらフレンドリーだとして、誰とでも仲良くなれるとして、乱行の場でニコニコ相談を持ちかけるタカシは異常だ。
罪を罪だと認識できていない。
見て見ぬフリどころではない。
調べれば彼なら安心だと、ヤのつく人達の手引きもしているらしい。
イかれてる、立派な犯罪者である。
「……ん?」
鳥手の携帯電話が震える。
携帯電話を取り出し、相手を見る。
そこに映し出されていたのは、下手くそな手書きの【眼】
「もしもし」
「繋げ。アゲハは帰せ。近くにいるぞ」
『えーなになに?誰と話してるの?』
「いるってなにがだよ……いやアゲハ、少し離れておいて。たぶんここは危ないから」
受話器を話し、画像登録された【眼】をもう一度見る。
「……昼間から暴れろってのかよ【リーダー】!!」
振り返る。
そこには、金髪にジャラジャラとピアスをつけた不良が何かを振りかぶって立っていた!
公園で1人踊る彼女が俺に話しかけてきて、たまに駄弁るようになっただけの関係だ。
カラフルで煌びやかな佇まいであるアゲハは、俺の掠れた心に癒しをくれる。
舞えば蝶々止まればお花、歩く姿は森の精って感じだ。
1人でいるときに何をしているのかは全くわからないが、たぶん花の香りを楽しんでいるのだろう。
翌日、つまるところは2月の20日。
鳥手はアゲハと合流し公園でだべっていた。
『今日は学校行かないんだね?』
「そうだぞ。毎日行くようなとこでもないしな」
『そうなのかな……?』
アゲハはヒラヒラと踊ったり、俺の腕にしがみついたりしている。
とても楽しそうだ。
「アゲハは可愛いなぁ」
『え?……どしたの?疲れたの?』
「なんで俺の頭がおかしくなったみたいな反応するんだよ。いや、少しな」
『私でよければ、お話聞くよ?』
「いや、大したことじゃないんだ。友達だと思っていた奴がなんか宗教団体のお偉いさんみたいになっていくのがどうもな」
『宗教?』
「その人の教えは間違いないからお前ら逆らうな!みたいな感じだぞ」
『ふぅん?』
「いやさ昨日のタカシいるだろ?」
『私をかばってくれた人!』
「そうそう。なんかもうわけわかんなくてさ。一般人も不良も先生もヤのつく人もみんなみんな味方につけるのな」
『人気者だね!』
「あのなぁ……」
『人気なことは良いことじゃないの?』
「うーんまぁどうなんだ?確かに俺こそ肩書きだけ見て差別してるのかもな。いや、でも先生が他校の未成年とやるのはどうなんだ……?いやそれこそ差別か?いやゲンゴロウ既婚者だよな……」
『ジョージさんの周りは大変だねぇ』
「そうなんだ。だからアゲハと話して癒されたいんだ」
『褒めても何も出ないからね!』
いくらフレンドリーだとして、誰とでも仲良くなれるとして、乱行の場でニコニコ相談を持ちかけるタカシは異常だ。
罪を罪だと認識できていない。
見て見ぬフリどころではない。
調べれば彼なら安心だと、ヤのつく人達の手引きもしているらしい。
イかれてる、立派な犯罪者である。
「……ん?」
鳥手の携帯電話が震える。
携帯電話を取り出し、相手を見る。
そこに映し出されていたのは、下手くそな手書きの【眼】
「もしもし」
「繋げ。アゲハは帰せ。近くにいるぞ」
『えーなになに?誰と話してるの?』
「いるってなにがだよ……いやアゲハ、少し離れておいて。たぶんここは危ないから」
受話器を話し、画像登録された【眼】をもう一度見る。
「……昼間から暴れろってのかよ【リーダー】!!」
振り返る。
そこには、金髪にジャラジャラとピアスをつけた不良が何かを振りかぶって立っていた!
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