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19話、囚われの姫は残念ながら、王子様は迎えに来てくれませんでした
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「……生きてる?ご飯の時間だよ」
あの後タカシたちに連れられ、私はどこかのビルに監禁されていた。
その一角は監禁部屋のようになっていて、私は壁に両手両足を繋がれ、すでに2日が経っていた。
「……改めて、こんにちは【視聴者】。元気?」
「元気よ【隠者】。まったく、いたいけなお嬢様を監禁なんて、そんなに私の筋肉が欲しかったのかしら」
そうだよ、と。
スワコは言う。
「……自分で言うくらい、やっぱり良い筋肉ね。いつまでも撫でていられるわ」
「締まりのない顔ね」
はぁ、とため息を吐く。
「……さて、会長?あなたはどうやってここを出るの?」
「え?」
「……あるんでしょ秘策が。まぁこの建物にはパスコードがないと入れない。……それに、私の【隠者】でこの建物の中の人の心は読めない。出ることは難しいと思うけど」
「出ることなんて考えてはいないわ。どうせここ、私が足を折っていった人たちの会社なんでしょ?出れるとは到底思えないわ」
「……そっか。じゃあ助けを求めるのね?」
「それも無理よ。鳥手は助けに来ないわ。聞いてたでしょ。私は嫌われちゃったの。助けに来るにしても、もう2日よ?」
お手上げだわ。私は言う。
「でもいいの。今はスワコのおかげで、とてもよく眠れるのよ」
とても静か。
10年くらいずっと【心の声】を聞き続けた私にとって、この静けさはとてもありがたい。
「私は死ぬなら鳥手の腕の中で死にたかったけれど、あんたのとこも意外とアリかなと思えてるわよ」
「縁起でもないこと言うなよ。まるでこれから死ぬみたいな、そんな弱気の発言は【裏路地のリーダー】から聞きたくなかった」
「……あら、どうしたのタカシくん」
「捜索結果、報告しようと思ってね」
護衛としてヤクザを2人連れながら、タカシが部屋に入って来る。
「まず、鳥手姉は見つけられなかった。2日経ち、僕たちは鳥手姉などいないと結論づけた」
「……??え?そんなバカなわけないでしょ、だって聞いてたよね?あの時私と、ジョージ君と、お姉さんでの会話を」
「取手姉がいないと結論づけた決定的な理由は家系図にある」
「……市役所に押し入ったの?私の【隠者】無しに?」
「あぁ。だが無かったんだ。家系図、戸籍謄本、家族証明になるものは市役所にもまして鳥手の部屋にもね。そこで僕たちはこう考えた。スワコ、お前何か隠してないか?」
ギョッとするスワコ。
歯をきしませ、タカシを睨む。
「……私がジョージ君達の協力者だっていうのかな」
「なかったのは鳥手家だけではない。都城マリア、桜庭リョウタ、あんたもだよ八坂スワコ。さらに僕の家のもなくてもう何が何だか」
タカシの後ろのヤクザが1人、スワコに銃を向ける。
「市役所側の紛失ってーわけじゃないよね。明らかにピンポイントすぎる。誰かが盗んだ?どうやって?お前じゃないのか?お前の【隠者】以外に誰ができる?」
「……違う、私何もしてないよ。さ……最初から私を嵌めるつもりだったんだな。そうやって、疑いの目を向けて、始末する理由を探してたんだな!」
パァン!と、銃声が響く。
スワコの二の腕が撃たれた!
くっ……と小さく呟く。
「……話が違うじゃないかタカシ君。作戦に協力すれば、私と会長に危害は加えないって、言ったじゃないか!」
「はっはっは。叫び声とかあげないんだね。女の子なのにすごいや。いや、別に約束は守るつもりだよ?罪は許し合うもの。だから僕らを謀った罪は、この銃弾1発で許してあげるよ」
腕を抑えうずくまるスワコの胸ぐらを掴むタカシ。
「あ、そうだ、もう一つ僕らに内緒にしてることがあるよな?」
「……最初から、私は何も秘密になんかしてないよ」
「じゃあジョージはどこ行ったんだ。全く見つけられない、この近くにいるわけでもなさそうだし、どこにいるか【知覚】出来ないんだよ!おや?おやおや?知覚?どっかで聞いたことあるね。ほら、スワコ、お前が【隠者】を使ったんじゃないのか?」
「……そ、んな、まさか」
キッと私を睨むスワコ。
いや、え?私?
「……ジョージ君だね?あれだけ私は嫌われたとか言ってたくせに、大人しくしているようでジョージ君を動かしてたんだな!?それで内部撹乱を起こさせて、私を踏み台にしようとしたのだな!」
ぱちん!と顔を叩かれる。
音のわりに衝撃が強かったらしく、二日間つけっぱなしだったコンタクトと、ウィッグが飛んでいく。
銀色の短髪。
青い瞳。
「……変装、だったの?」
「おいおいおいおい、ちょっとよくわかんないんだけど、一体何がどうなってるんだ?一体どこからどこまでが本当なんだ……っ!?」
タカシの護衛2人が持つ拳銃が私の足元に投げ飛ばされてくる。
次にその護衛はまるで頭を殴られたかのようによろけ、さらに壁まで吹っ飛ばされる。
「……っ、スワコ貴様!」
ガキリ。タカシがジャケットの中から拳銃を取り出しスワコに向ける。
「スワコじゃないだろ、どこ見てんだバーカ」
腰からくの字に折れ曲がったタカシは、そのまま床を転がってゆく。
「囚われの姫は残念ながら、王子様は迎えに来てくれませんでした」
「あっあぁ……」
2日ぶりの生意気な声。
そして、なにもないところから現れた、ヘルメットにライダースーツの男。
私の目に、涙が溜まる。
「お前のことは嫌いだけどさ、王子様が来ないんじゃ、俺が来るのも仕方ないよな。姉貴」
「っ……この、むかえにくるのがおそいんだよばーか!」
こらえきれなかった涙が頬を伝う。
一度溢れると、もう止まらなかった。
泣きじゃくる私の手かせ足枷を拳銃で破壊し、鳥手は私を抱きしめる。
「ばか!ばかばか!ほんとうにきらわれたかとおもったんだよー?」
「よしよし、泣くな泣くな。俺が姉貴のこと嫌いなことなんていつものことだろうが。なに気にしてんだよ」
「……ジョージ君の姉が会長だったのね。すっかり騙されたわ」
「お、スワコ。お!?お前撃たれてんじゃん!大丈夫か!?」
「……こんなの、無傷よ」
「いやだから無理があるわ」
スワコを抱きかかえるために一旦姉貴を下ろす。
……、いや降りてくれない。
「あの、ちょっとマリア?」
「やだー。ほかのおんなのとこにいかないでー!」
「子供かよ」
「んだとこらー、おねえちゃんのおとななところ、おみまいしてやろーかー!きんしんそーかんじゃこらー!」
「しょうがないなぁ」
パチン、と指を鳴らす鳥手。
扉のところで待機していたのだろう、そこにはリョウタが立っていた。
「終わったぜ、姉貴とスワコ連れ帰るぞ」
「はいさー、無事で何よりさー」
「……え?私?連れてかれるの?」
「当たり前だろ、姉貴を監禁しやがって。次はお前の番だかんな」
あの後タカシたちに連れられ、私はどこかのビルに監禁されていた。
その一角は監禁部屋のようになっていて、私は壁に両手両足を繋がれ、すでに2日が経っていた。
「……改めて、こんにちは【視聴者】。元気?」
「元気よ【隠者】。まったく、いたいけなお嬢様を監禁なんて、そんなに私の筋肉が欲しかったのかしら」
そうだよ、と。
スワコは言う。
「……自分で言うくらい、やっぱり良い筋肉ね。いつまでも撫でていられるわ」
「締まりのない顔ね」
はぁ、とため息を吐く。
「……さて、会長?あなたはどうやってここを出るの?」
「え?」
「……あるんでしょ秘策が。まぁこの建物にはパスコードがないと入れない。……それに、私の【隠者】でこの建物の中の人の心は読めない。出ることは難しいと思うけど」
「出ることなんて考えてはいないわ。どうせここ、私が足を折っていった人たちの会社なんでしょ?出れるとは到底思えないわ」
「……そっか。じゃあ助けを求めるのね?」
「それも無理よ。鳥手は助けに来ないわ。聞いてたでしょ。私は嫌われちゃったの。助けに来るにしても、もう2日よ?」
お手上げだわ。私は言う。
「でもいいの。今はスワコのおかげで、とてもよく眠れるのよ」
とても静か。
10年くらいずっと【心の声】を聞き続けた私にとって、この静けさはとてもありがたい。
「私は死ぬなら鳥手の腕の中で死にたかったけれど、あんたのとこも意外とアリかなと思えてるわよ」
「縁起でもないこと言うなよ。まるでこれから死ぬみたいな、そんな弱気の発言は【裏路地のリーダー】から聞きたくなかった」
「……あら、どうしたのタカシくん」
「捜索結果、報告しようと思ってね」
護衛としてヤクザを2人連れながら、タカシが部屋に入って来る。
「まず、鳥手姉は見つけられなかった。2日経ち、僕たちは鳥手姉などいないと結論づけた」
「……??え?そんなバカなわけないでしょ、だって聞いてたよね?あの時私と、ジョージ君と、お姉さんでの会話を」
「取手姉がいないと結論づけた決定的な理由は家系図にある」
「……市役所に押し入ったの?私の【隠者】無しに?」
「あぁ。だが無かったんだ。家系図、戸籍謄本、家族証明になるものは市役所にもまして鳥手の部屋にもね。そこで僕たちはこう考えた。スワコ、お前何か隠してないか?」
ギョッとするスワコ。
歯をきしませ、タカシを睨む。
「……私がジョージ君達の協力者だっていうのかな」
「なかったのは鳥手家だけではない。都城マリア、桜庭リョウタ、あんたもだよ八坂スワコ。さらに僕の家のもなくてもう何が何だか」
タカシの後ろのヤクザが1人、スワコに銃を向ける。
「市役所側の紛失ってーわけじゃないよね。明らかにピンポイントすぎる。誰かが盗んだ?どうやって?お前じゃないのか?お前の【隠者】以外に誰ができる?」
「……違う、私何もしてないよ。さ……最初から私を嵌めるつもりだったんだな。そうやって、疑いの目を向けて、始末する理由を探してたんだな!」
パァン!と、銃声が響く。
スワコの二の腕が撃たれた!
くっ……と小さく呟く。
「……話が違うじゃないかタカシ君。作戦に協力すれば、私と会長に危害は加えないって、言ったじゃないか!」
「はっはっは。叫び声とかあげないんだね。女の子なのにすごいや。いや、別に約束は守るつもりだよ?罪は許し合うもの。だから僕らを謀った罪は、この銃弾1発で許してあげるよ」
腕を抑えうずくまるスワコの胸ぐらを掴むタカシ。
「あ、そうだ、もう一つ僕らに内緒にしてることがあるよな?」
「……最初から、私は何も秘密になんかしてないよ」
「じゃあジョージはどこ行ったんだ。全く見つけられない、この近くにいるわけでもなさそうだし、どこにいるか【知覚】出来ないんだよ!おや?おやおや?知覚?どっかで聞いたことあるね。ほら、スワコ、お前が【隠者】を使ったんじゃないのか?」
「……そ、んな、まさか」
キッと私を睨むスワコ。
いや、え?私?
「……ジョージ君だね?あれだけ私は嫌われたとか言ってたくせに、大人しくしているようでジョージ君を動かしてたんだな!?それで内部撹乱を起こさせて、私を踏み台にしようとしたのだな!」
ぱちん!と顔を叩かれる。
音のわりに衝撃が強かったらしく、二日間つけっぱなしだったコンタクトと、ウィッグが飛んでいく。
銀色の短髪。
青い瞳。
「……変装、だったの?」
「おいおいおいおい、ちょっとよくわかんないんだけど、一体何がどうなってるんだ?一体どこからどこまでが本当なんだ……っ!?」
タカシの護衛2人が持つ拳銃が私の足元に投げ飛ばされてくる。
次にその護衛はまるで頭を殴られたかのようによろけ、さらに壁まで吹っ飛ばされる。
「……っ、スワコ貴様!」
ガキリ。タカシがジャケットの中から拳銃を取り出しスワコに向ける。
「スワコじゃないだろ、どこ見てんだバーカ」
腰からくの字に折れ曲がったタカシは、そのまま床を転がってゆく。
「囚われの姫は残念ながら、王子様は迎えに来てくれませんでした」
「あっあぁ……」
2日ぶりの生意気な声。
そして、なにもないところから現れた、ヘルメットにライダースーツの男。
私の目に、涙が溜まる。
「お前のことは嫌いだけどさ、王子様が来ないんじゃ、俺が来るのも仕方ないよな。姉貴」
「っ……この、むかえにくるのがおそいんだよばーか!」
こらえきれなかった涙が頬を伝う。
一度溢れると、もう止まらなかった。
泣きじゃくる私の手かせ足枷を拳銃で破壊し、鳥手は私を抱きしめる。
「ばか!ばかばか!ほんとうにきらわれたかとおもったんだよー?」
「よしよし、泣くな泣くな。俺が姉貴のこと嫌いなことなんていつものことだろうが。なに気にしてんだよ」
「……ジョージ君の姉が会長だったのね。すっかり騙されたわ」
「お、スワコ。お!?お前撃たれてんじゃん!大丈夫か!?」
「……こんなの、無傷よ」
「いやだから無理があるわ」
スワコを抱きかかえるために一旦姉貴を下ろす。
……、いや降りてくれない。
「あの、ちょっとマリア?」
「やだー。ほかのおんなのとこにいかないでー!」
「子供かよ」
「んだとこらー、おねえちゃんのおとななところ、おみまいしてやろーかー!きんしんそーかんじゃこらー!」
「しょうがないなぁ」
パチン、と指を鳴らす鳥手。
扉のところで待機していたのだろう、そこにはリョウタが立っていた。
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