30 / 198
第2巻 親友との誓い
第2章 海上の侵入者 No.1
しおりを挟む
「諸君、おはよう!」
「………」
船員達は“ゴシゴシ”と甲板を磨いていた。
「あれ、聞こえないの?おは…」
ガルシアは言いかけた時、突然後ろから“バシッ”と、ど突くかれた。
「いてーなぁ!何すんだよ!」
よく見たら“ガストン”である。
いつも笑顔が似合うガストンだったが、ここまで冷たい目を見るのが初めてだ。
「船酔いはマシか?」
「おかげさんで……」
“ガストンの目が怖い”それぐらいガストンは怒っていた。
“勘弁してくれよ…”
「じゃ、殴っていいんだな?」
「まて!まて!ちょっと待て!!!俺が何したんだよ!!」
俺は、訳が分からず殴られそうになったので、ガストンは止めた。
「何をした?……あぁ、分からなかったのか?じゃ、言ってやろう…」
ガストンは胸ぐら掴み、ガルシアの顔が接近して叫んでいった。
「クラーケンを倒して、抱きついた時は良かった。歓迎ムードだったからな!だが、それからは良くなかった!
ゲロを撒き散らし、船員達、大半はゲロまみれになるわ……。“これはヤバい”と思って、部屋に入ろうとした時、全部の食料をゲロまみれになるわ……おかげで、食料0だ!以上の理由で殴ろうと思うのだが、殴っていいよな?殴らせろよ!!」
ガストンは、ブチギレ寸前の所で、踏ん張っていた。
“仕方がない…ここは、素直に謝っておくか”
「あぁ、いい……グフっ」
ガルシアはその返答に対して言いかけた所で、思いっきり殴ってしまった。
「なにすん……ごめんなさい」
ガルシアは無意義に殴られたもんだから、咄嗟に声を荒げたが、野生のカンで“今は殴られた方がいい”と警報を鳴らした。なぜなら、ガストンの顔が鬼の形相だったからだ。
「よし!これで解決!まぁ、俺は正直、怒りが収まらんと思うけど…解決できたし、綺麗サッパリ忘れるよ!!」
ガストンはそう宣言して平常な顔に戻った。
「まぁ、他の連中は怒りが収まらんと思うけど、上が終わりといえば終わりだからな。まぁ、感情は勝手に決めれんから……」
“そういえば前に船酔いをしている時、夜遅くまでドンチャン騒ぎだったよな…”と思いつつ、腕を組む。
ガルシアは“チラッ”周りの様子を見る。何も言わないけど明らかに怒っているみたいだ。
「そういえば、クラーケンの件で頭がいっぱいだったけど、少しずつ食料が減ってたみたいなんだよな」
ガストンは“ニヤニヤ”しながら、こちらの方に向いた。
「そこでだ!ダマスア王国に着くまでにつかまえといてくれ」
ガストンは“最高の笑顔”で肩を叩いた。
「えっ?俺?いやだよ、他の人…」
ガルシアはそう言いかけた時、前言撤回した。なぜなら、ガストンはメンチを切っていたからだ。
「分かったよ…探し出すよ」
ガルシアはため息をついて了承した。それを見た、ガストンは再び“最後の笑顔”に戻っていた。
“クソーーー!!あの事件(噴水事件)が無ければ強気で反論したのに…”
ーーー数時間後
俺は捜索を片っ端から探し始めた。
他の船員に聞いても無視…もしくは嫌味を言う。本当に困難を極めた。
「架空の人間を使って食べたんじゃねーか?」
などと、妄想を膨らませた矢先の出来事だった。俺は諦めて、いないであろう人を探す。
「ん?」
そこには、明らかに人の足の痕跡を見つけることが出来た。その時まで気持ちが萎えていたのだが、発見したと同時に緊張が増し、剣を抜いた。
「………」
“ドキドキしてきた…”もしかしたら、見つけた瞬間、襲いかかるかもしれない。ガルシアは部屋のドアを閉めてからゆっくり、ゆっくり箱を退けていた。
すると、わずかながら“今、隠したのだろう”という跡が確認できた。
“ここしかない!”
そう確信したガルシアはゆっくり両手を上げた。
どれぐらい時間が経ったのだろうか?もしかしたら、数秒だったかもしれない。
それぐらい緊張感がこの部屋に張り詰めていた。
「おーい。見つかった?」
ガストンは突然、勢いよくドアが開く!
ガルシアは反射に剣を振り下ろす。
カン!!
部屋中に床が鳴り響く。ガストンの方に向き、俺は思わず
「あぶねーじゃねーか!!」
と叫んでしまった。
「おい?アレ?」
ガストンは“信じられない…”のような顔をして、指を指していた。俺は“なんだよ”というような顔をして箱の方に向いた。
そこには崩れ落ちた箱と失神して漏らしそうな…いや、漏らした少年がいた。
「なんじゃこりゃ!!」
「………」
船員達は“ゴシゴシ”と甲板を磨いていた。
「あれ、聞こえないの?おは…」
ガルシアは言いかけた時、突然後ろから“バシッ”と、ど突くかれた。
「いてーなぁ!何すんだよ!」
よく見たら“ガストン”である。
いつも笑顔が似合うガストンだったが、ここまで冷たい目を見るのが初めてだ。
「船酔いはマシか?」
「おかげさんで……」
“ガストンの目が怖い”それぐらいガストンは怒っていた。
“勘弁してくれよ…”
「じゃ、殴っていいんだな?」
「まて!まて!ちょっと待て!!!俺が何したんだよ!!」
俺は、訳が分からず殴られそうになったので、ガストンは止めた。
「何をした?……あぁ、分からなかったのか?じゃ、言ってやろう…」
ガストンは胸ぐら掴み、ガルシアの顔が接近して叫んでいった。
「クラーケンを倒して、抱きついた時は良かった。歓迎ムードだったからな!だが、それからは良くなかった!
ゲロを撒き散らし、船員達、大半はゲロまみれになるわ……。“これはヤバい”と思って、部屋に入ろうとした時、全部の食料をゲロまみれになるわ……おかげで、食料0だ!以上の理由で殴ろうと思うのだが、殴っていいよな?殴らせろよ!!」
ガストンは、ブチギレ寸前の所で、踏ん張っていた。
“仕方がない…ここは、素直に謝っておくか”
「あぁ、いい……グフっ」
ガルシアはその返答に対して言いかけた所で、思いっきり殴ってしまった。
「なにすん……ごめんなさい」
ガルシアは無意義に殴られたもんだから、咄嗟に声を荒げたが、野生のカンで“今は殴られた方がいい”と警報を鳴らした。なぜなら、ガストンの顔が鬼の形相だったからだ。
「よし!これで解決!まぁ、俺は正直、怒りが収まらんと思うけど…解決できたし、綺麗サッパリ忘れるよ!!」
ガストンはそう宣言して平常な顔に戻った。
「まぁ、他の連中は怒りが収まらんと思うけど、上が終わりといえば終わりだからな。まぁ、感情は勝手に決めれんから……」
“そういえば前に船酔いをしている時、夜遅くまでドンチャン騒ぎだったよな…”と思いつつ、腕を組む。
ガルシアは“チラッ”周りの様子を見る。何も言わないけど明らかに怒っているみたいだ。
「そういえば、クラーケンの件で頭がいっぱいだったけど、少しずつ食料が減ってたみたいなんだよな」
ガストンは“ニヤニヤ”しながら、こちらの方に向いた。
「そこでだ!ダマスア王国に着くまでにつかまえといてくれ」
ガストンは“最高の笑顔”で肩を叩いた。
「えっ?俺?いやだよ、他の人…」
ガルシアはそう言いかけた時、前言撤回した。なぜなら、ガストンはメンチを切っていたからだ。
「分かったよ…探し出すよ」
ガルシアはため息をついて了承した。それを見た、ガストンは再び“最後の笑顔”に戻っていた。
“クソーーー!!あの事件(噴水事件)が無ければ強気で反論したのに…”
ーーー数時間後
俺は捜索を片っ端から探し始めた。
他の船員に聞いても無視…もしくは嫌味を言う。本当に困難を極めた。
「架空の人間を使って食べたんじゃねーか?」
などと、妄想を膨らませた矢先の出来事だった。俺は諦めて、いないであろう人を探す。
「ん?」
そこには、明らかに人の足の痕跡を見つけることが出来た。その時まで気持ちが萎えていたのだが、発見したと同時に緊張が増し、剣を抜いた。
「………」
“ドキドキしてきた…”もしかしたら、見つけた瞬間、襲いかかるかもしれない。ガルシアは部屋のドアを閉めてからゆっくり、ゆっくり箱を退けていた。
すると、わずかながら“今、隠したのだろう”という跡が確認できた。
“ここしかない!”
そう確信したガルシアはゆっくり両手を上げた。
どれぐらい時間が経ったのだろうか?もしかしたら、数秒だったかもしれない。
それぐらい緊張感がこの部屋に張り詰めていた。
「おーい。見つかった?」
ガストンは突然、勢いよくドアが開く!
ガルシアは反射に剣を振り下ろす。
カン!!
部屋中に床が鳴り響く。ガストンの方に向き、俺は思わず
「あぶねーじゃねーか!!」
と叫んでしまった。
「おい?アレ?」
ガストンは“信じられない…”のような顔をして、指を指していた。俺は“なんだよ”というような顔をして箱の方に向いた。
そこには崩れ落ちた箱と失神して漏らしそうな…いや、漏らした少年がいた。
「なんじゃこりゃ!!」
0
あなたにおすすめの小説
(完結)姑が勝手に連れてきた第二夫人が身籠ったようですが、夫は恐らく……
泉花ゆき
恋愛
蘭珠(ランジュ)が名門である凌家の嫡男、涼珩(リャンハン)に嫁いで一年ほど経ったころ。
一向に後継ぎが出来ないことに業を煮やした夫の母親は、どこからか第二夫人として一人の女性を屋敷へ連れてくる。
やがてその女が「子が出来た」と告げると、姑も夫も大喜び。
蘭珠の実家が商いで傾いたことを口実に、彼女には離縁が言い渡される。
……けれど、蘭珠は知っていた。
夫の涼珩が、「男女が同じ寝台で眠るだけで子ができる」と本気で信じているほど無知だということを。
どんなトラブルが待っているか分からないし、離縁は望むところ。
嫁ぐ時に用意した大量の持参金は、もちろん引き上げさせていただきます。
※ゆるゆる設定です
※以前上げていた作の設定、展開を改稿しています
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
借金5億で異世界転移、よりによって金本位制の世界だった
夜明け一葉
ファンタジー
32歳の個人トレーダー・佐藤慧は、5年間の雪辱を賭けたトレードで5億円の借金を抱え、意識を失った。目覚めると、そこは剣と魔法が存在する見知らぬ世界だった。常識が通じない異世界で、金貨を見るだけで嘔吐する「金アレルギー」を抱えながら、若き冒険者リナと出会い、生き延びる術を探し始める。諦めることだけができなかった男が、新たな世界で再び立ち上がる異世界サバイバル譚。
処刑から始まる私の新しい人生~乙女ゲームのアフターストーリー~
キョウキョウ
恋愛
前世の記憶を保持したまま新たな世界に生まれ変わった私は、とあるゲームのシナリオについて思い出していた。
そのゲームの内容と、今の自分が置かれている状況が驚くほどに一致している。そして私は思った。そのままゲームのシナリオと同じような人生を送れば、16年ほどで生涯を終えることになるかもしれない。
そう思った私は、シナリオ通りに進む人生を回避することを目的に必死で生きた。けれど、運命からは逃れられずに身に覚えのない罪を被せられて拘束されてしまう。下された判決は、死刑。
最後の手段として用意していた方法を使って、処刑される日に死を偽装した。それから、私は生まれ育った国に別れを告げて逃げた。新しい人生を送るために。
※カクヨムにも投稿しています。
あやかし家族 〜五人の兄と愛され末妹〜
南 鈴紀
キャラ文芸
妖狩りにより両親を奪われ、囚われの身となった半妖の少女・鈴音は浄化の狐火を利用するだけの道具のように扱われていた。呪いにより成長は止まり、容姿も思考も幼いまま、感情が消え失せてもなおただ生かされるままに生きていた。
しかし妖保護部隊本部第一部隊との出会いにより、鈴音の止まっていた時間が動き出す。
掴みどころはないが頼れる氏神・雅仁、兄には厳しいが弟妹には優しい狼の妖・千里、人間嫌いだが人当たりの良い振りが得意な人間・遥杜、可愛いもの好きで元気いっぱいの猫又・鴇羽、大人しいが思いやりに溢れる猫又・瑠璃。
五人の兄と過ごす時間の中で、無いものだらけだった鈴音にもやがて大切なものが増えていく。
妖×家族の心温まる和風ファンタジー。
道化たちの末路
希臘楽園
ファンタジー
母亡き後、継承権もない父と愛人母娘が公爵家を狙い始めた。でも私には王太子という切り札がいる。半年間、道化たちが踊るのを、私たちは静かに楽しんで見ていた。AIに書かせてみた第3弾。今回も3000文字程度のお気楽な作品です。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる