ガルシア戦記

千山一

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第3巻 最強龍の帰還

第1章 ロンギル山No.2

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「まったく、何をやっているんですか……」

ラウルは部屋中に響くほど、ため息をついた。
俺も何も言い返せず“すまん…”とだけ、呟いた。
“だって、本当に気分が悪かったんだからだよ…”
ーーいや~愉快、愉快、ガハハハ!まさか、噴水の如くゲロを吐くとはwww
俺の中のベーヤンが爆笑した。そして、俺が“イラッ”ときた。
“おい!ベーヤン!そこまで言うことないだろう!”
ベーヤンに対して反論した。
ーーいや~ゴメン!ゴメン!いつも、爆笑しているが、あまりにもタイミングが良すぎるなさから…プププッ!

イラッ!!!

ベーヤンは俺の中では、よく分からないがバカにしているのだけは凄く分かった。
“なんで、こんなバカと一緒なんだろう…”
イライラして狂いそうな自分自身が、冷静にいられるように今までのことを振り返った。俺は応接間の隣に位置する、控え場…まぁ、控え場というのは汚い、狭い、器具がショボいというイメージがあるがここの控え場は違う!
控え場の作りは、約25畳で豪華な作りとなっていた。そして、広々とした空間があり、とてもリラックスすることができた。

「何ぶつぶつ言っているのですか?
さぁ、今日の失敗は今から取り替えさないといけません」

ラウルは本を取り出して真剣に読み込む。俺は“何しているのだろう…?”と思い、質問をした。

「なぁ、何しているの?」
「スケジュール帳です。スケジュール帳はどんな依頼が来るかもしれないので少なくとも3パターンは用意しています。その3パターンのどれが最適かを判断してより効率率の良い。よりこの国が発展すべきか実行しているんです。だから、どっかのバカができることでもないんですよ…おっと、要らないことを喋りすぎましたね。忘れてください」

“忘れるか!!”俺は心の中でツッコミを入れた。ちなみにベーヤンは、ずっと爆笑である。

「…うん、この方が良いでしょう。ガルシア王、ちょっといいですか?あなたにはドラゴンの討伐に行ってもらいます!いいですね!」

ラウルは“パタンッ”と本を閉じると、俺の顔を見て真剣に指令を出した。俺も“えーーーッ”とあからさまな顔で嫌がって見せた。

「どんなに嫌がっても結構です!……が、何故このようなドラゴン討伐を出したいのかを説明します。まず、第一に王は凄く強いのが分かっていますから“死なないのであろう”と見越して行ってもらおうという点です」
「……仮にもドラゴン討伐は死なないと見越した点ということにしょう。たとえ60%で討伐出来たとしても40% で死ぬよ。市民が悲しむよ!」

ラウルはその反応を聞いて“どんな観察をするのか?”を様子を見た。
“……ラウルはピクリとも動かない。どうなっているんだ!”

「大丈夫です!一時的に悲しむかもしれませんが、国が安定して通常通り国は動きます。何故なら、どんな役職にもガルシア王は関わっていませんから」

“しまった!!!俺が歴訪に行く時、どこか爪痕を残しておけば良かった……”と俺は後悔というドン底に落ちてしまった。

「そして、最後に…」

“えっ!まだあるの?”と俺は少し動揺した。何故なら、本来なら“自由に生きて、どんなに人がどう思われようがどうでも良いということが俺の信念”だったのだが、王様みたい人気というスポットに当てると、どうしても“欲”ということが少なからず出てしまったからであった。

「ガルシア王!あなたはダラダラして絶対、気が抜けています。だから無料奉仕で積極的に動くようにして人気を維持するのです。いや!人気バロメーターもプラスに変換できるかもしれません」
「やります!いや、やらせて下さい!」

俺はその言葉を聞いて、即座に賛成の返答をした。
“だって、人気になりたいもん!”

それに対して、ラウルは初めて動揺してしまった。何故なら、この男に対して“絶対、何かしでかす”と思って警戒心MAXまで上昇した。
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