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第4巻 放浪の亡命者
第7章 エピローグNo.1
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「いよいよ明日出発じゃな?」
チャンドラは“うんうん”軽く頷いた。
ここは謁見と隣、待機室になっていたが、効率性を考え女王の部屋になっていた…まぁ、無理矢理移動したに過ぎないけどなぁ…いや~ここ2週間、怒涛の忙しさだった……翌日は馬鹿デカい大型船が来て、荷物の運搬、船の最終選定、訓練が一通り行った。
そしてようやく明日が出発日である!
「あの……ちょっと聞きたいけど……アゼルは?」
そう!コレがサシル共和国において1番の懸念である。帰還したその日からアゼルの姿を見ていない…ちょっと姿を見せなくても、すぐ会えると思っていた俺だが、出発の前日、つまり最終日に会えないとなると、流石に痺れを切らしてしまった。
「ん?何じゃ?アゼルはボコっ……自宅謹慎じゃ。今は子供の世話をしとるはずじゃ」
“今、ボコっていったよね!?ボコって……まさか、ド突いた?”俺そんなことを想像しながら血の気が引いた。
「残念ながら、直接会いに行けんのじゃ…」
チャンドラは一瞬暗い顔をした。
“それもそうである。サシル共和国の王である、ザビ一族はちょっと特殊な家系を持っており、民衆から羨ましがられると同時に人々から恐れられた。その理由はその特殊な家系により幼少期の頃から膨大な魔力備えつけていたのだ”
幼少期とは自我が芽生えていない頃…つまり、無意識に魔法をぶっ放す…要は誰にもでもぶっ放す人物…それが幼少期なのだ!”
「…そりゃ、無理だわ」
アゼルには一言、謝りたかったが、そういう状況では命がいくつあってもキリがない…。
苦肉ではあるが、手紙を書いてチャンドラからアゼルまで届けてくれるよう頼んでおいた。
「ところで“新大陸”とやらは大丈夫なんか?」
“新大陸”
未知の人?生物?からすれば大したことはないが、周りの人間から見れば新しいことにチャレンジするのだからスゲー恐ろしい存在だ。
しかも、新大陸さえないのかもしれないし、滝のように90度直角になって落ちるかもしれない。
「新大陸かぁ……本来なら危ない橋は通らないのじゃが…あの帝国の王じゃ。新大陸でも“ニコニコ”しながら率先して動いておろうなぁ…」
チャンドラは再び大きくため息をついた。
「ところで、その物体“シルバードラゴン”に間違いないじゃな?」
「おい!娘!ワシを誰だと思っておる?地上最強のシルバードラゴンじゃ!!」
シルバードラゴンは“バシ!バシ!”と尻尾を上下に叩く。どうやら“イライラ”しているみたいだ。
「そんなに怒るでない。ガルシアよ。良い仲間を持ったなぁ……なんだか羨ましいぞよ」
俺はそれを聞いて“本当か!?”と疑問に思ったんだが、隣いたシルバードラゴンを見て“ポッ”とツンデレみたいのような雰囲気を醸し出して“ホっ”と胸を撫で下ろした。
なぜなら、この2人が喧嘩になると個人の喧嘩ではなく国家間の喧嘩になるからだ……いや、レッドが介入すれば地球規模になるかもしれない。
「ほれ、もうすぐ船が出る時じゃ。さっさと行くがよい!」
“シッシ”という仕草をして準備を促す。俺も一瞬“イラッ”としたが、これも“ツンデレなのだろう…”と思い、聞き流した。
それを分かったシルバードラゴンは昔みた光景のように微笑んでいた……まぁ、まだ数年しか生まれないんだけど…
ーーー
“ドォン!!!”
と魔法銃が響き渡る。新大陸を目指す大型船がゆっくりと共にしかも確実に船から離れていく。
「ガルシア!!」
と何処らなのか俺の名前を呼んでいる声を聞いた。
“誰の声なんだ…?”
“キョロキョロ”と俺は目ぼしい人を見たがそれらしき人はいない…。
「こっちだよ!こっち!」
“いたーーー!!”と俺はやっと発見した!
その声の主は“アゼル”だ!アゼルはサシル城のてっぺん。つまり、最上階に立ちアゼルとチャンドラ間に出来た子供らしき人が立っていた。
「お、お前!その子供は……」
「俺とチャンドラの子だよ!…それより、新大陸頑張れよ!」
“いやいや!新大陸どころの話ではない”俺はパニックになってしまった。
何故なら出発直後の大型船である。そして無邪気な子供である。子供は純粋に楽しんでいるかもしれないが最新鋭の大型船である。
もし、純粋に魔法でぶっ放したら大型船が中止…それどころか跡形もなく無くなってしまうことも。
それを最悪の場合、計算すると国どころか、末代まで借金を背負う奴隷の町に成り下がってしまうかもしれない。だが、アゼルは覚悟を決めたのか最後の見送りに来ている。最初はビックリしたが“人生で最後かもしれない…”と腹にくくって目の前にいる……その覚悟に感服した。
「ガルシア!(新大陸で)帰ってきたら、イッパイ話を聞かせてくれよ!」
アゼルは“バシッ!”と親指を立てる。そして次の瞬間、両手で子供を持ち上げてこう叫んでいった!
「さぁ、子供よ!炎を出して祝福しょう!」
子供は何をするのか、あまり分かっていないがアゼルの指示通りに強力な魔法を出す。それはまるで祝福を祝うような巨大な炎だ。
俺も思わず“オォォ!!”と歓声の声を出す。もちろん、周りの周辺もそうだ。
「ガルシアよ。良い仲間に恵まれたのう」
隣にいるシルバードラゴンに対し、俺は“ツンデレ”を発動する。
俺の顔を“ほんのり”赤めながら“プイッ”と反対方向に向けた。
「そ、そんなこと無いからね /// 」
その直後、アゼルの背後からチャンドラのドロップキックをお見舞いしたのであった……もちろん子供は無事だ!子供は宝だからね(^^)
「……ある意味、お前の仲間達は凄いのう。。。」
「あぁ、ある意味、凄い……」
こうして、新大陸へ向けて1歩歩き出したのであった。
チャンドラは“うんうん”軽く頷いた。
ここは謁見と隣、待機室になっていたが、効率性を考え女王の部屋になっていた…まぁ、無理矢理移動したに過ぎないけどなぁ…いや~ここ2週間、怒涛の忙しさだった……翌日は馬鹿デカい大型船が来て、荷物の運搬、船の最終選定、訓練が一通り行った。
そしてようやく明日が出発日である!
「あの……ちょっと聞きたいけど……アゼルは?」
そう!コレがサシル共和国において1番の懸念である。帰還したその日からアゼルの姿を見ていない…ちょっと姿を見せなくても、すぐ会えると思っていた俺だが、出発の前日、つまり最終日に会えないとなると、流石に痺れを切らしてしまった。
「ん?何じゃ?アゼルはボコっ……自宅謹慎じゃ。今は子供の世話をしとるはずじゃ」
“今、ボコっていったよね!?ボコって……まさか、ド突いた?”俺そんなことを想像しながら血の気が引いた。
「残念ながら、直接会いに行けんのじゃ…」
チャンドラは一瞬暗い顔をした。
“それもそうである。サシル共和国の王である、ザビ一族はちょっと特殊な家系を持っており、民衆から羨ましがられると同時に人々から恐れられた。その理由はその特殊な家系により幼少期の頃から膨大な魔力備えつけていたのだ”
幼少期とは自我が芽生えていない頃…つまり、無意識に魔法をぶっ放す…要は誰にもでもぶっ放す人物…それが幼少期なのだ!”
「…そりゃ、無理だわ」
アゼルには一言、謝りたかったが、そういう状況では命がいくつあってもキリがない…。
苦肉ではあるが、手紙を書いてチャンドラからアゼルまで届けてくれるよう頼んでおいた。
「ところで“新大陸”とやらは大丈夫なんか?」
“新大陸”
未知の人?生物?からすれば大したことはないが、周りの人間から見れば新しいことにチャレンジするのだからスゲー恐ろしい存在だ。
しかも、新大陸さえないのかもしれないし、滝のように90度直角になって落ちるかもしれない。
「新大陸かぁ……本来なら危ない橋は通らないのじゃが…あの帝国の王じゃ。新大陸でも“ニコニコ”しながら率先して動いておろうなぁ…」
チャンドラは再び大きくため息をついた。
「ところで、その物体“シルバードラゴン”に間違いないじゃな?」
「おい!娘!ワシを誰だと思っておる?地上最強のシルバードラゴンじゃ!!」
シルバードラゴンは“バシ!バシ!”と尻尾を上下に叩く。どうやら“イライラ”しているみたいだ。
「そんなに怒るでない。ガルシアよ。良い仲間を持ったなぁ……なんだか羨ましいぞよ」
俺はそれを聞いて“本当か!?”と疑問に思ったんだが、隣いたシルバードラゴンを見て“ポッ”とツンデレみたいのような雰囲気を醸し出して“ホっ”と胸を撫で下ろした。
なぜなら、この2人が喧嘩になると個人の喧嘩ではなく国家間の喧嘩になるからだ……いや、レッドが介入すれば地球規模になるかもしれない。
「ほれ、もうすぐ船が出る時じゃ。さっさと行くがよい!」
“シッシ”という仕草をして準備を促す。俺も一瞬“イラッ”としたが、これも“ツンデレなのだろう…”と思い、聞き流した。
それを分かったシルバードラゴンは昔みた光景のように微笑んでいた……まぁ、まだ数年しか生まれないんだけど…
ーーー
“ドォン!!!”
と魔法銃が響き渡る。新大陸を目指す大型船がゆっくりと共にしかも確実に船から離れていく。
「ガルシア!!」
と何処らなのか俺の名前を呼んでいる声を聞いた。
“誰の声なんだ…?”
“キョロキョロ”と俺は目ぼしい人を見たがそれらしき人はいない…。
「こっちだよ!こっち!」
“いたーーー!!”と俺はやっと発見した!
その声の主は“アゼル”だ!アゼルはサシル城のてっぺん。つまり、最上階に立ちアゼルとチャンドラ間に出来た子供らしき人が立っていた。
「お、お前!その子供は……」
「俺とチャンドラの子だよ!…それより、新大陸頑張れよ!」
“いやいや!新大陸どころの話ではない”俺はパニックになってしまった。
何故なら出発直後の大型船である。そして無邪気な子供である。子供は純粋に楽しんでいるかもしれないが最新鋭の大型船である。
もし、純粋に魔法でぶっ放したら大型船が中止…それどころか跡形もなく無くなってしまうことも。
それを最悪の場合、計算すると国どころか、末代まで借金を背負う奴隷の町に成り下がってしまうかもしれない。だが、アゼルは覚悟を決めたのか最後の見送りに来ている。最初はビックリしたが“人生で最後かもしれない…”と腹にくくって目の前にいる……その覚悟に感服した。
「ガルシア!(新大陸で)帰ってきたら、イッパイ話を聞かせてくれよ!」
アゼルは“バシッ!”と親指を立てる。そして次の瞬間、両手で子供を持ち上げてこう叫んでいった!
「さぁ、子供よ!炎を出して祝福しょう!」
子供は何をするのか、あまり分かっていないがアゼルの指示通りに強力な魔法を出す。それはまるで祝福を祝うような巨大な炎だ。
俺も思わず“オォォ!!”と歓声の声を出す。もちろん、周りの周辺もそうだ。
「ガルシアよ。良い仲間に恵まれたのう」
隣にいるシルバードラゴンに対し、俺は“ツンデレ”を発動する。
俺の顔を“ほんのり”赤めながら“プイッ”と反対方向に向けた。
「そ、そんなこと無いからね /// 」
その直後、アゼルの背後からチャンドラのドロップキックをお見舞いしたのであった……もちろん子供は無事だ!子供は宝だからね(^^)
「……ある意味、お前の仲間達は凄いのう。。。」
「あぁ、ある意味、凄い……」
こうして、新大陸へ向けて1歩歩き出したのであった。
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