氷姫のひとりごと

ぴぴみ

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─愛とは一体どんなものかしら…?


私は、おとぎ話の中のお姫様に憧れて、いつか王子様と結婚するのだと夢見ていました。


愛らしく笑っていれば、気に入ってもらえるのだと教わって生きてきました。


時折、それを媚びだとか、甘えだと、私に嫌味を言う方もいらっしゃいましたが、それがどうしたというのでしょう。


だって、物語の中のお姫様もライバルを蹴落として、王子様と結ばれました。


恋は、戦いなのです。


婚約者だからと何の努力もせず、王子様のお側にいるのは、怠慢です。


少しは、愛される努力をすべきなんですわ。
だって、誰が、笑顔もなく正論を言うだけの女性を愛するでしょう?


少しくらいドジで、ぬけている女の子の方が好きなのではなくて?


私は、間違ってはおりません。
だって、人前で好意をあらわにするのも、
触れて、愛情を伝えるのも普通のことですもの。


私が殿方に好かれるのは、それ相応の努力をしているからだし、かわいいからです。


あ。かわいいというのは、別に顔立ちのことだけではありません。性格も含めてです。


笑っている女性は、素敵でしょう?
明るいオーラをまとっている人には、皆、近づきたいでしょう?


どうか、皆様、私のところに来てください。
きっと、幸せになれますから。


氷姫など放っておいて…。


あの方の側にいたら、じめっとしたものが移ってしまいますわよ?


私は、基本、女性には好かれないですけど、それが、とても誇らしい。


だって嫉妬されているってことでしょう?


母はいつも言っていました。
嫉妬されない女は悲しいって…。


本当にそう思いますわ。
人生一度きりですもの。思うままに生きられるなら、そうすべきです。


私は、物語のお姫様と同じように幸せになりますわ。
どうか、見ていてくださいませ。


輝く未来は、すぐそこに…
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