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第一作戦 千葉防衛
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一週間ぶりの学校。
高校三年の冬にもなると、大学受験を終えた途端、学校もほとんど来なくなる。
2月にもなった今、来るといえば、週に一回だけ。生存確認だとか、生徒に揶揄されるくらいの頻度だ。
私にとっては、少し、都合はいいかもしれない。
「受かった? よかったじゃん!」
「うん!」
またひとり、受験の結果が出て喜ぶクラスメイトがいた。
「羨ましいよ。来年も学生なんてさ。俺なんて、幹部候補生として徴兵されてるっていうのに」
まったく残念ではなさそうな様子で、会話に割り込むのは、親が軍の指揮官であるクラスメイト。
「まぁ、未だに戦いが続いてるっていう前線に投げ込まれるわけじゃないけど」
明らかにひとりに向かって言う先にいるのは、魔導士適正のあるクラスメイト。
この学校の生徒は、軍関連の生徒が多く、魔導士適性を持つ生徒も多数在籍している。
今は、戦いが激しくないため、戦時中のように魔導士という理由だけで、戦場に送り込まれはしないが、彼も正真正銘、魔導士だ。
一ヶ月後の卒業と同時に、デドリィの出現する前線に向かうことが決まっている。
「まぁた、やってるよ」
呆れたように隣に座った長澤亜美は、私が彼と同じように、卒業してから魔導士になることを知っているから、きっと気を使ってくれたんだろう。
「私があいつの栄養管理担当にでもなったら、毎日タンポポコーヒーでも淹れてやるわ」
小声でふざけるように告げた言葉に、何とも地味な嫌がらせだと笑ってしまう。
「……」
「?」
「ぁ、ううん! ま、尉官候補の栄養考えるような担当になれるなら、もっといい人捜したいなぁって」
あわよくば、彼氏に……! なんて、なんとも年相応な想像に心躍らせている長澤に、変わらないなぁなんて、つい笑ってしまう。
「そうだね。亜美ちゃん、料理も得意だから、胃袋抑えられるよ」
「ふっ……もちろんよ」
かわいさ人並あれば、最後はおいしいものをお腹一杯食べさせられる女がモテる!
と、豪語しつつ、恋愛論で友達とバトルになるところを見たことがあるが、実際モテるからこれまた口を閉じざる得ない。
「そういや、またデドリィの奴らの動きが活発になってきたらしいぞ」
「え……本当?」
「元前線基地が一晩で沈んだんだとか」
軍として世間に隠していることだが、軍関係が多い以上、噂は流れて来てしまう。
特に、まだ訓練を終了していないとはいえ、前線に配属される可能性がある学生は、少なからず関わりのある話だ。どうしても耳が傾いてしまう。
「また、戦いが起きるんじゃないかな」
一度は沈黙したデドリィがまた暴れだした。それだけで、十分にまた戦いが始まると予想するのは理解できる。
事実、戦いは”始まる”。
これでも一応、契約魔導士であるから、ある程度の情報は耳に入ってくる。
それこそ、その元前線基地が沈んだ7日前に。
*****
「久しぶりだな」
「夏目さん?」
学校から帰宅すると、何年かぶりの知り合いが、ソファに座っていた。
私の後見人であり、現自衛隊の准将である、夏目だ。
「学校はどうだ? もうすぐ高校も卒業だろ?」
「楽しいですよ。今は統一テストのおかげで、今は少しピリピリしてますけど」
「あーそりゃ、高校生にとっては大勝負だもんなぁ」
大変だ。と、心底同情するように眉を下げながら笑っている。
だが、すぐに眉は一文字に、口元は下がって、私を見つめた。
「お前さんにも、そんな安全な勝負させてやりたかったよ」
それは、平和な時間の終わりを告げていた。
この8年間、忘れることはなかった。いつか、戻ることになると。
けれど、戻るまでは、夏目の作ってくれた、この時間を大切にしようと。
だからもし、戻ることになったら、夏目が謝ることのないように、気の利いた言葉を述べようと、用意した。
「ごめ――」
「気にしないでください……! 私は、ぁ……」
用意してたんだけど……
「……ほ、本当に、気にしないでください」
いざ、言葉にしようとしたら、まったく気が利いていない気がして、結局、同じ言葉を繰り返すしかしてない。
しかし、夏目は驚いた表情をした後、困ったように頭をかいた。
「参ったな……気を遣わせてたのは、俺の方かぁ……」
「いや、そんな……!」
「いやいや。こんなところで、悠里に『契約魔導士なら、戦うのは仕方がないことです』なんて言われた日には、ショックで胃に穴が開くよ」
考えていたことと全く同じ答えに、つい口端から声が漏れそうになる。
契約魔導士なら戦いは仕方ないことだ。軍的に、本当に逆らいようのない、義務なんだから。
そこに私的な感情は持ち込まないし、持ち込めない。だからこその、気遣いのつもりだったけど、意味がなかったらしい。
「ごめんな」
「謝らないでください」
仕方ないことなんだから。
「わかった。だから、今の謝罪は、これから話すもっと重要なことを、君に相談しなかったことについてだ」
言葉の雰囲気が、真剣さを帯びたもへ変わる。
「まず、マリアナ海溝よりデドリィ活動時の反応を検知。各海域においても、海水温の上昇が確認された。
デドリィが本格的に活動を再開させたとみて、間違いない。
前回のような大規模な戦いが起きることは確実。ならば、そのための準備が必要だ」
物資などのことだろう。
私の場合は、実戦から離れていたこともあるから、まずは訓練からかもしれない。ある程度は、学校でも行われていたが、それでもだいぶ違いはあるだろう。
「訓練はもちろんだが、忘れてないか?」
「?」
「君の部隊だ」
「……部隊」
「部隊」
「部隊!? 私が!? 持つんですか!?」
やっぱり忘れてたか。って表情で、笑われる。
「だって、私いつも単独で」
「それは、君の年齢が8歳だったからだ。いくら契約魔導士とはいえ、指揮経験のなし。戦術も戦法も、何も知らない子供についていける魔導士はいないさ」
最もだ。
だから、前は、ほぼ全ての作戦が単独だった。
「それ、今でもほとんど変わりませんが!?」
「多少は違う。もちろん、不安要素があることは認める。だが、契約魔導士をいつまでも単独で運用するわけにはいかないのも事実」
理解できないわけじゃ、ない。
契約魔導士は、本来、魔導士の最上位。戦場において、常に最前で、勇敢に、デドリィを殲滅する代名詞だ。
仲間の士気はもちろん、物理的に一人でこなせない任務の時、部隊の指揮が全くできないでは話にならない。
そのため、可能性ありと判断された時から、各国、幹部候補生と同じように何かしらの指揮を学ばせる機会を設けている。
無論、私も受けてはいる。
が、しかし。
合わないのだ。性格的に。
しかも、友達にお願いするのとは、全くもって違う。年上の、ベテランに、命を預けて、自分の作戦に従え。なんて、言えない。絶対に言えない。
ムリムリムリ。
「だからこそ、こちらで部隊を編成させてもらった」
「へ……!?」
言葉を詰まらせながらも、目で訴えれば、にっこりと微笑まれたまま頷かれた。
「部隊は”魔導大隊”。
”大隊”と銘打ってるが、残念ながら中国のような、魔導士と一般兵の混在大隊を作れる技術もなければ、アメリカのように純粋な魔導士だけで大隊を作れるほど、魔導士がいるわけでもない。
だから、これはただのかっこつけとでも思ってくれ。人数としては、小隊規模だ。
ただし。配属している魔導士は、君についてこられる実力はもちろん、部隊指揮が可能な尉官を配属。
作戦やそのほか必要事項において、君のサポートに入れるような人物ばかりだ」
話を聞いている限り、ものすごい優遇度合いだ。
特別待遇過ぎて、清々しく恨まれそう。
「契約魔導士だしな」
「実力とか色々合ってません」
「だとしても、戦いで最前線を張るのは、君だ」
それは、否定できない。おそらく事実だし。
「だからこその、仲間だ」
そう言われ、顔を合わせたのが、現在の部隊。
案の定、訓練でも、実戦でも、自分との経験の差を感じるし、この人たちの指揮をして、命を預かれと言われても、困ってしまう。
逃げようとは思わない。けど、正直に言えば、自分から離れて、動かないでほしい。
「はぁ……」
ひとりでデドリィ全てを倒せるわけじゃない。だからこそ、必要だってこともわかる。
気が、重い。
これからのことを考えて、ため息ばかりが出てしまう。
高校三年の冬にもなると、大学受験を終えた途端、学校もほとんど来なくなる。
2月にもなった今、来るといえば、週に一回だけ。生存確認だとか、生徒に揶揄されるくらいの頻度だ。
私にとっては、少し、都合はいいかもしれない。
「受かった? よかったじゃん!」
「うん!」
またひとり、受験の結果が出て喜ぶクラスメイトがいた。
「羨ましいよ。来年も学生なんてさ。俺なんて、幹部候補生として徴兵されてるっていうのに」
まったく残念ではなさそうな様子で、会話に割り込むのは、親が軍の指揮官であるクラスメイト。
「まぁ、未だに戦いが続いてるっていう前線に投げ込まれるわけじゃないけど」
明らかにひとりに向かって言う先にいるのは、魔導士適正のあるクラスメイト。
この学校の生徒は、軍関連の生徒が多く、魔導士適性を持つ生徒も多数在籍している。
今は、戦いが激しくないため、戦時中のように魔導士という理由だけで、戦場に送り込まれはしないが、彼も正真正銘、魔導士だ。
一ヶ月後の卒業と同時に、デドリィの出現する前線に向かうことが決まっている。
「まぁた、やってるよ」
呆れたように隣に座った長澤亜美は、私が彼と同じように、卒業してから魔導士になることを知っているから、きっと気を使ってくれたんだろう。
「私があいつの栄養管理担当にでもなったら、毎日タンポポコーヒーでも淹れてやるわ」
小声でふざけるように告げた言葉に、何とも地味な嫌がらせだと笑ってしまう。
「……」
「?」
「ぁ、ううん! ま、尉官候補の栄養考えるような担当になれるなら、もっといい人捜したいなぁって」
あわよくば、彼氏に……! なんて、なんとも年相応な想像に心躍らせている長澤に、変わらないなぁなんて、つい笑ってしまう。
「そうだね。亜美ちゃん、料理も得意だから、胃袋抑えられるよ」
「ふっ……もちろんよ」
かわいさ人並あれば、最後はおいしいものをお腹一杯食べさせられる女がモテる!
と、豪語しつつ、恋愛論で友達とバトルになるところを見たことがあるが、実際モテるからこれまた口を閉じざる得ない。
「そういや、またデドリィの奴らの動きが活発になってきたらしいぞ」
「え……本当?」
「元前線基地が一晩で沈んだんだとか」
軍として世間に隠していることだが、軍関係が多い以上、噂は流れて来てしまう。
特に、まだ訓練を終了していないとはいえ、前線に配属される可能性がある学生は、少なからず関わりのある話だ。どうしても耳が傾いてしまう。
「また、戦いが起きるんじゃないかな」
一度は沈黙したデドリィがまた暴れだした。それだけで、十分にまた戦いが始まると予想するのは理解できる。
事実、戦いは”始まる”。
これでも一応、契約魔導士であるから、ある程度の情報は耳に入ってくる。
それこそ、その元前線基地が沈んだ7日前に。
*****
「久しぶりだな」
「夏目さん?」
学校から帰宅すると、何年かぶりの知り合いが、ソファに座っていた。
私の後見人であり、現自衛隊の准将である、夏目だ。
「学校はどうだ? もうすぐ高校も卒業だろ?」
「楽しいですよ。今は統一テストのおかげで、今は少しピリピリしてますけど」
「あーそりゃ、高校生にとっては大勝負だもんなぁ」
大変だ。と、心底同情するように眉を下げながら笑っている。
だが、すぐに眉は一文字に、口元は下がって、私を見つめた。
「お前さんにも、そんな安全な勝負させてやりたかったよ」
それは、平和な時間の終わりを告げていた。
この8年間、忘れることはなかった。いつか、戻ることになると。
けれど、戻るまでは、夏目の作ってくれた、この時間を大切にしようと。
だからもし、戻ることになったら、夏目が謝ることのないように、気の利いた言葉を述べようと、用意した。
「ごめ――」
「気にしないでください……! 私は、ぁ……」
用意してたんだけど……
「……ほ、本当に、気にしないでください」
いざ、言葉にしようとしたら、まったく気が利いていない気がして、結局、同じ言葉を繰り返すしかしてない。
しかし、夏目は驚いた表情をした後、困ったように頭をかいた。
「参ったな……気を遣わせてたのは、俺の方かぁ……」
「いや、そんな……!」
「いやいや。こんなところで、悠里に『契約魔導士なら、戦うのは仕方がないことです』なんて言われた日には、ショックで胃に穴が開くよ」
考えていたことと全く同じ答えに、つい口端から声が漏れそうになる。
契約魔導士なら戦いは仕方ないことだ。軍的に、本当に逆らいようのない、義務なんだから。
そこに私的な感情は持ち込まないし、持ち込めない。だからこその、気遣いのつもりだったけど、意味がなかったらしい。
「ごめんな」
「謝らないでください」
仕方ないことなんだから。
「わかった。だから、今の謝罪は、これから話すもっと重要なことを、君に相談しなかったことについてだ」
言葉の雰囲気が、真剣さを帯びたもへ変わる。
「まず、マリアナ海溝よりデドリィ活動時の反応を検知。各海域においても、海水温の上昇が確認された。
デドリィが本格的に活動を再開させたとみて、間違いない。
前回のような大規模な戦いが起きることは確実。ならば、そのための準備が必要だ」
物資などのことだろう。
私の場合は、実戦から離れていたこともあるから、まずは訓練からかもしれない。ある程度は、学校でも行われていたが、それでもだいぶ違いはあるだろう。
「訓練はもちろんだが、忘れてないか?」
「?」
「君の部隊だ」
「……部隊」
「部隊」
「部隊!? 私が!? 持つんですか!?」
やっぱり忘れてたか。って表情で、笑われる。
「だって、私いつも単独で」
「それは、君の年齢が8歳だったからだ。いくら契約魔導士とはいえ、指揮経験のなし。戦術も戦法も、何も知らない子供についていける魔導士はいないさ」
最もだ。
だから、前は、ほぼ全ての作戦が単独だった。
「それ、今でもほとんど変わりませんが!?」
「多少は違う。もちろん、不安要素があることは認める。だが、契約魔導士をいつまでも単独で運用するわけにはいかないのも事実」
理解できないわけじゃ、ない。
契約魔導士は、本来、魔導士の最上位。戦場において、常に最前で、勇敢に、デドリィを殲滅する代名詞だ。
仲間の士気はもちろん、物理的に一人でこなせない任務の時、部隊の指揮が全くできないでは話にならない。
そのため、可能性ありと判断された時から、各国、幹部候補生と同じように何かしらの指揮を学ばせる機会を設けている。
無論、私も受けてはいる。
が、しかし。
合わないのだ。性格的に。
しかも、友達にお願いするのとは、全くもって違う。年上の、ベテランに、命を預けて、自分の作戦に従え。なんて、言えない。絶対に言えない。
ムリムリムリ。
「だからこそ、こちらで部隊を編成させてもらった」
「へ……!?」
言葉を詰まらせながらも、目で訴えれば、にっこりと微笑まれたまま頷かれた。
「部隊は”魔導大隊”。
”大隊”と銘打ってるが、残念ながら中国のような、魔導士と一般兵の混在大隊を作れる技術もなければ、アメリカのように純粋な魔導士だけで大隊を作れるほど、魔導士がいるわけでもない。
だから、これはただのかっこつけとでも思ってくれ。人数としては、小隊規模だ。
ただし。配属している魔導士は、君についてこられる実力はもちろん、部隊指揮が可能な尉官を配属。
作戦やそのほか必要事項において、君のサポートに入れるような人物ばかりだ」
話を聞いている限り、ものすごい優遇度合いだ。
特別待遇過ぎて、清々しく恨まれそう。
「契約魔導士だしな」
「実力とか色々合ってません」
「だとしても、戦いで最前線を張るのは、君だ」
それは、否定できない。おそらく事実だし。
「だからこその、仲間だ」
そう言われ、顔を合わせたのが、現在の部隊。
案の定、訓練でも、実戦でも、自分との経験の差を感じるし、この人たちの指揮をして、命を預かれと言われても、困ってしまう。
逃げようとは思わない。けど、正直に言えば、自分から離れて、動かないでほしい。
「はぁ……」
ひとりでデドリィ全てを倒せるわけじゃない。だからこそ、必要だってこともわかる。
気が、重い。
これからのことを考えて、ため息ばかりが出てしまう。
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