ラプラスの悪魔

抹茶氏

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序章【文化祭編】

狂乱

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魔物が現れたと聴こえた場所まで走った。でもそこには魔物の様な姿は見えなかったが何人もの生徒が倒れていた。
「魔物は?それに倒れている人たちは…大丈夫、まだ息をしているし目立った外傷もない」
しかし、その代わりに生徒の顔には変な仮面を着けていた。それには“本当の自分に自身をもて”と書かれている。
「これを全員が着けているなんて、魔物の仕業なの?それになんかまた地響きがするし」
すると奥の通路で人影が見え、こちらが見ていることに気づいたように歩いていこうとしている。
「あっ待って」
「俺が強いんだ!俺が一番なんだ!」
教室の壁を破壊して制服を着たバケ…いや、生徒が出てきた。
見た感じうちの学校の生徒であるのは間違いないが、明らかに見たことのない生徒だった。顔には仮面を着けていてやはりあの仮面には操ったり、精神に攻撃するような効果があったのだろう。
「なんで俺じゃ、俺じゃだめなのかよ!」
「っ!どうやら話ができなさそうね」
それに周りを破壊していくせいで倒れている他の生徒を避けてコイツから逃げることもできなさそうだ。だとしたらここで、コイツの動きを止めさせれば体育館に行ける。
「貴方には悪いけど、ちょっと眠ってもらうよ!『泡の拘束(バブルジェイル)』『泡の銃(バブルガン)』」
どちらもミカから教わった魔術で最初に拘束し、次の技を確実に当てる組み合わけなのだが。
「これで立ってられるとか、それになんかデカくなってない君?」
「毎日鍛えてたのに、これじゃ何の意味が」
「あれ、落ち着いてきた?」
「先生、俺、俺は…」
これなら横を通り抜けられるかな、それにしてもこの仮面はいったい。そんなことより今は体育館に行かないと。
「わ…か月、さん?」
「え?」
今、教室の中から要の声が。
「若月さん…良かった、無事で」
「この教室と要君を見たらとても無事じゃなさそう」
本人は気づいていないのか、やはり要の顔にも仮面が着いていた。でも要は異常な行動をしていない。
「あはは、そうだね」
「ねぇ何があったの?どうしてこんなことに?」
「俺もわからない。けど一瞬視界が悪くなって、突然俺の友達が暴れだして…あいつは今、どこに?」
「廊下で何かつぶやいているよ。それに、要君も何か自分のことでおかしい所とかない?」
「俺は特に何も」
どういうこと?じゃあ仮面は何の意味が
「危ない時雨!」
「どうしてなんだ!」
コイツまた動き出したか、それに仮面の色が変わっている。また動きを止めないと。
「若月さんは人助けをしようとしているんだよね。だったらここは俺が彼の暴走を止めるから、他の人達を助けに行って」
「それだと要君は…ううん、大丈夫なんだね。わかった、言ってくる」
「あぁ、ただ避け続ければいいだけの簡単な仕事ですよ」
そう言うと要は背中を叩いて、任せたと言った。
ーーーーーーーー
「さて、行って来いとは言ったものの。神崎先輩、元野球部が何してるんですか?野球部は皆のお手本となる偏見のある部活ですよね」
「グワァア!」
「じゃあ静かになるまで俺が相手になってあげますよ」
ーーーーーーーー
委員長のせいで体育館から結構離れていたのでここに来るまで時間がかかったけどほとんどの生徒は倒れている。おかげでスムーズに行けたけど体育館の中も何も聞こえない。
「やっぱりおかしい、静かすぎる。あの生徒だけが暴走するなんて」
入ってみると体育館の中は暗く、大量の椅子に生徒が人形の様に座っている。ここの生徒は仮面を着けていない。てことはこの体育館には別の何かがいるのか。
「リコ?」
ステージの上にはリコと何人かがいた。
「リコ?大丈夫リコ?」
他の生徒と同じ様にリコにも反応がない。一体何が起きたの?
するといきなりステージのライトが全部ついて、男と切り株を被った囚人服の人が現れた。
「レディース アンド ジェントルメン!どうも!私はこの喜劇の監督をします、ニールと申します!そして!」
「……25…」
「はい、ありがとうございます!25の悪魔さんで、お送りします!」
何だこの人達は、よくわからないけどこの事件に関わっているに違いない。
「貴方たちが魔物なの?」
「そうだよ!私はあの方に認めてもらうためにこの喜劇を見せようとしているのさ!」
と男は言う。それにしても完全に見た目は人なのにこれが魔物なのか、これを倒すとなるとちょっと気が引ける。
「で、なんで貴方だけ自由に動けるんですか?仮面も着けていないようだし、25の悪魔さんは何をしていたんですか?」
「……俺は仕事をしていた。この女は気配がない。だから今、声を聞いてやっと見えた」
「それは貴方がそんなダサい被り物着けているからじゃないのですか?まぁ別に劇にはまさかな展開が必要ですからね」
「劇が何とか知らないけど皆を解放してよ。じゃなきゃコレを御見舞するよ」
「なんですかそのシャボン玉はそんなので脅したって何にもならないですよ」
「面白い魔術だ。まさかこの世界にこのような魔術があるとは。ニール、まともに戦ったとしても引き分けになるだろう。それにあの方は死人を出さないことが条件でいずれこの生徒達はは解放するんだ。解放するのが早くなるだけだから条件を出してやれ」
「は?嫌だよ、私はあの方に少しでも早く認められたいんだ!だが、いい事を思いついた。このステージにいる生徒達は私が認めた将来優秀な魔術士になるような者達だ。だから条件はこうだ、ここにいる生徒全員を戦闘不能にすれば解放してやろう」
リコが将来優秀な魔術士に?だとしても皆を助けるためにここにいる生徒全員と戦うなんて
「…どうやって戦うの?」
「おっいいね。ヤル気あるね。じゃあちょっとだけヒントを教えてやるよ。ここにいる生徒は全員俺が操っている。けど全員は動かせない。人間は複雑だからな、出来て2人くらいだ。だからここにいる生徒は…11人だから6ステージあると考えればいい、じゃあ準備はいいか?始めるぞ!」
「ちょっ、『泡の拘束』」
いきなり操られた生徒が2人が突っ込んできた。けど流石に動きが単純なのですぐに動きを止めれた。
「流石にこれは止めれるな、じゃあこれはどうだ?」
おそらく第2ステージが始まり、今度は2人が別々の行動をして拘束されないような動きをしている。けど、まだまだ動きは読める。
そして第3、第4と続いて第5ステージで
「ほらほらどうしたの?他の魔術は使えないのか?ほらコッチは4つの魔術を使ってやるよ!」
「くっ」
どんどん成長して動きに無駄がなくなっていってる。それにここまで来ると拘束だけだと拘束される前に泡を破壊して来るからなかなかきまらない。仕方ない、一度爆発して動けないところを捕まえるか。
「『泡の爆弾』そして」
予想どおりに周囲を爆発させて吹き飛ばせば何も出来ないから簡単に拘束出来た。
「いい動きだ。そして最後は」
「リコ」
「そう、ここにいた生徒の中で唯一知り合いの彼女がラスボスだ。私も貴方の動きを何回も見たから楽勝ですよ。それに彼女は運動神経もかなりいい、だからこそ魔法剣士なんかもいいのかもしれないな。っとおしゃべりはここまでにしよう。では彼女にはコレを持たせて」
するとニールはリコに剣を持たせた。
「私も本気で操るから、ちょっとでもすきをさらしてみろ。死ぬぞ」
相手はリコだ、だから怪我なんてさせたくないけど。皆を解放させるため。
「『泡の」
「『詠唱破壊』(スペルブレイク)」
「えっ?魔術が」
「ゲームオーバーだ」
次の瞬間右腕と右の横腹に鋭い痛みが走った。
「あっ、え、、なん、え」
「言っただろ生徒の人数は11人、2人ずつ操るって。最後は1人だけとは誰も言ってないぞ」
「じゃあ、さ、ごの、もう、ひとりは」
「最後のステージはこのリコちゃんと、"25の悪魔"が私に操られていました!てことで残念、魔術以外でも何か出来ると思っていたのに」
卑怯だ、そんな言葉も発せなくなっている。
「すまないな、お嬢ちゃん。だがあいつの条件で負けたんだ。それに向こうも終わったみたいだな」
向こうって要?まさか…
「若月さん、はぁ、はぁ、っ!どっどういうことだ?!お前ら時雨と李琴に何した!」
「ほう、要が勝ったのか」
「殺す!お前ら2人とも、ぶっ殺してやる!」
やめて、もう逃げて、せめて要だけでも
「オラッ!……は?李琴?なんで」
「……」
「残念だけど彼女は私に操られていてね。今は自我は無いよ」
そして要も混乱していてそのままリコによって斬られた。
「はあ、ニール。ルール違反だ」
「…そうだな、まあ彼女程の人材を見つけたんだきっとお許しになるだろう」
最後にそんな言葉を聞いた。けどなんの意味もなさそうだ。
ーーーーーーーー
「…月さ…若月さんどうしたんですか?」
「うっ、えっと今は何を?」
時間が戻った。そう、時間が戻ったのだ。
「何って大事な話があるから屋上にって」
また繰り返される。また殺される。
「ちょっと聞いているんですか?」
あいつらと、どう戦えばいいんだ。1人は生徒を操って私の戦い方を学習していく、もう1人は私の魔術を阻止してくる。
そして何よりも、時間が戻るタイミングが丁度良すぎる。誰かが私が死ぬタイミングで時間を戻しているのか?それよりも
「ごめん、委員長。私、」
すると地震が起きた。きっとこれが魔物の出現と関係している。
「私行かないと!」
そしてまた要のいた所と体育館ヘ向かう。
「あっ、行ってしまったか。…さて、どうなることやら、観察しておきますか。ってあれ?舞鉢さんじゃないですか、どうしたんですか?」
「…そうね、何から言おうか、迷っているわ」
「へー、いくつも質問があるんですね。じゃあここはもう時期危険になりますから、屋上に行って話しましょう」
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