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6.魔術改変
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◇
マロゥたちが試験を受けた日の放課後、ミスティアは採点を終え、学園長室へと向かっていた。
静かな廊下にリズムよくヒールの音を響かせながら、目的地である重厚かつ豪奢な扉の前で立ち止まる。
軽く呼吸を整えたあと、コンコンと扉を叩き、中にいる人物へと声をかけた。
「学園長、お忙しいなか失礼します。試験の報告にあがりましたので、入室許可を願います」
「入りたまえ」
しわがれた声の返答を聞き、ミスティアはゆっくりと、やや強張った面持ちで扉に手を掛ける。
彼女がこの星杖学園に赴任して四年が経つが、この部屋に入る瞬間だけは、未だに緊張してしまう。
――違うのだ、空気が。
見た目より簡単に開く扉の先は、肌を刺すような緊張に満ちた空気だった。その原因は、言わずもがなこの部屋の主にある。
アルバート・アルデバラン。
この星杖学園の学園長にして、星降りの杖の団長でもある。ミスティアを待ち受ける顔は柔和だったが、どこか威厳を感じさせる雰囲気を持つ、長い白ひげを蓄えた男性だ。
老齢のため前線から退いているが、それでもなお現代の魔術師における最強の一角として名を挙げられる。
そんな人物を前にすれば、団員の上位十パーセントに位置する『二等星』の階級を持つミスティアとて、萎縮してしまうのも無理はない。
「失礼します、学園長」
「うむ。試験官ご苦労だったね、ミスティアくん」
窓際に立っていたアルバートは、ひげを弄りながら大きな事務机へと移動し、年相応にゆったりと腰を下ろした。
その手には小型の魔晶板が握られており、画面にはとある生徒が模擬戦をしている映像が再生されている。
「……また、彼の映像を見ていらっしゃったんですか?」
魔晶板に記録されていたのは、先日行われた模擬戦闘の様子だ。そこには、ミスティアがよく知る――そして、まだ記憶に新しい人物の姿があった。
「マロゥ・アーヴィング……彼は実に面白い」
「ご冗談を……ミスター・アーヴィングは模擬戦闘の回数こそトップですが、一度も勝ったことがないのですよ?」
ミスティアは客観的事実を口にする。それと同時に、画面の中のマロゥが情けない悲鳴をあげながら吹き飛ぶ姿が映し出されていた。
彼女の言うとおり、マロゥはただの一度たりとも勝利を収めたことがない。だというのに、アルバートの好奇の目は曇ることなく、むしろ日ごとに輝きを増しているように思える。
「そうか、君の目にはそう映っているのじゃな」
「――っ」
事実を述べただけ――間違ったことは言っていないはずなのに、アルバートの失望ともとれる言葉に、ミスティアの心臓は跳ねあがる。
「た、確かにミスター・アーヴィングの素質は認めます。特に、保有魔力量は歴代で見ても上位……もっと真面目に訓練をすれば、将来は一等星にもなり得る才能があるとは思いますが……」
「真面目、ねぇ。ワシの目には、彼は真面目に取り組んでいるように見えるがの?」
「あっ、いえ……それは、その……」
取り繕うため慌てて切り出した話題が、更なる失望を招きそうになったミスティアは、二の句が継げないでいた。
事実、マロゥは詠唱へのこだわりを捨てないだけで、真剣に勝負や勉学と向き合っている。勝てないながらも諦めることなく挑戦し、筆記試験に関しては上々の結果であり、実技のほうも協議の結果、不正なしとなり最上位の成績を収めた。
「……ホッホッホ。いやあ、すまんのぅミスティアくん。別に君を責めているつもりはないんじゃ。まあ、無詠唱に慣れすぎてしまった君たち若い世代だと、詠唱文の丸暗記などせぬから、気がつかないのかもしれんのう」
「……と、言いますと?」
ミスティアはアルバートの言葉の真意が掴めずに首をかしげる。
そんな彼女に、アルバートは無言で二つめの魔晶板を取り出し、別の模擬戦をしているマロゥの映像を見せた。
しばらくすると、画面の中のマロゥはほぼ同時に詠唱を始める。
『虚空より出でし原初の力、我が身に宿り――ぐぼぁっ!』
『虚空より出でし永久の力、我が身に宿り――ぬぐぁっ!』
「っ、これは……!?」
「そう。察しのとおり、詠唱文が異なるのじゃ」
「詠唱ミス……? いやしかし、これは……」
巻き戻して映像を見直すと、魔術を発動するまでには至っていないが、きちんと術式は正常に構築されている。
邪魔さえ入らなければ、問題なく魔術を発動できるはずだ。
それを確認すると同時に、先ほどの実技試験のなかで感じた違和感の正体にも気付く。
――詠唱文が正式なものと違うのだ。
本来、詠唱魔術を使うには決められた詠唱文を一字一句間違えずに詠唱しなければならない。
だというのに、マロゥはそのルールをねじ曲げて魔術を発動しようとしていたのだ。その事実に気付いたミスティアは、驚きのあまり目を見開いていた。
「気付いたかね? 詠唱文の改変――」
アルバートはしばし沈黙し、続けた。
「この行いは、魔術の創造に等しい」
「魔術の創造……? そんなことが可能だとすれば、彼は……」
ミスティアの脳裏には、魔術師の始祖と呼ばれる者の名が浮かんでいた。術式という基礎を作り上げ、詠唱というルールを編み出した偉人。
そんな存在に比肩するようなことを、いち学生がやっているのだ。
「まあ、現時点ではその可能性があるかも……としか言えぬがな。本人は無自覚なようじゃし、今は静かに見守るとしようじゃないか」
「わかりました……ですが、一年生は来週から学外での実戦課題が始まります。彼の戦いかたは非常に危なっかしい。私たち教師陣の目が届かないところへ行かせても大丈夫なのでしょうか?」
マロゥに稀少な才覚があることは、アルバートの言葉で確信できた。
だが、それを発揮するには、実戦はあまりに危険すぎる。
驚異的な集中と、自己世界への深い没入。おそらくはそれが魔術改変の条件……しかし、それは防御と引き換えの諸刃の剣だ。
実戦においては死に繋がる。ミスティアはそれを危惧していた。
「なあに、彼はひとりじゃない。……それに、実戦課題と言っても、危険度の低いものを選んでおるからのう」
「しかし、万が一ということも……」
「いくら特別な才能があろうとも、彼だけ課題を免除するわけにはいかぬ。大丈夫、信じようじゃないか。ワシら自慢の生徒たちを」
ミスティアは、アルバートの言葉に黙って頷く。
その胸中には、不安とともに、マロゥの存在が大きな嵐を巻き起こすのでは……と、えも言われぬ不安が渦巻いていた。
マロゥたちが試験を受けた日の放課後、ミスティアは採点を終え、学園長室へと向かっていた。
静かな廊下にリズムよくヒールの音を響かせながら、目的地である重厚かつ豪奢な扉の前で立ち止まる。
軽く呼吸を整えたあと、コンコンと扉を叩き、中にいる人物へと声をかけた。
「学園長、お忙しいなか失礼します。試験の報告にあがりましたので、入室許可を願います」
「入りたまえ」
しわがれた声の返答を聞き、ミスティアはゆっくりと、やや強張った面持ちで扉に手を掛ける。
彼女がこの星杖学園に赴任して四年が経つが、この部屋に入る瞬間だけは、未だに緊張してしまう。
――違うのだ、空気が。
見た目より簡単に開く扉の先は、肌を刺すような緊張に満ちた空気だった。その原因は、言わずもがなこの部屋の主にある。
アルバート・アルデバラン。
この星杖学園の学園長にして、星降りの杖の団長でもある。ミスティアを待ち受ける顔は柔和だったが、どこか威厳を感じさせる雰囲気を持つ、長い白ひげを蓄えた男性だ。
老齢のため前線から退いているが、それでもなお現代の魔術師における最強の一角として名を挙げられる。
そんな人物を前にすれば、団員の上位十パーセントに位置する『二等星』の階級を持つミスティアとて、萎縮してしまうのも無理はない。
「失礼します、学園長」
「うむ。試験官ご苦労だったね、ミスティアくん」
窓際に立っていたアルバートは、ひげを弄りながら大きな事務机へと移動し、年相応にゆったりと腰を下ろした。
その手には小型の魔晶板が握られており、画面にはとある生徒が模擬戦をしている映像が再生されている。
「……また、彼の映像を見ていらっしゃったんですか?」
魔晶板に記録されていたのは、先日行われた模擬戦闘の様子だ。そこには、ミスティアがよく知る――そして、まだ記憶に新しい人物の姿があった。
「マロゥ・アーヴィング……彼は実に面白い」
「ご冗談を……ミスター・アーヴィングは模擬戦闘の回数こそトップですが、一度も勝ったことがないのですよ?」
ミスティアは客観的事実を口にする。それと同時に、画面の中のマロゥが情けない悲鳴をあげながら吹き飛ぶ姿が映し出されていた。
彼女の言うとおり、マロゥはただの一度たりとも勝利を収めたことがない。だというのに、アルバートの好奇の目は曇ることなく、むしろ日ごとに輝きを増しているように思える。
「そうか、君の目にはそう映っているのじゃな」
「――っ」
事実を述べただけ――間違ったことは言っていないはずなのに、アルバートの失望ともとれる言葉に、ミスティアの心臓は跳ねあがる。
「た、確かにミスター・アーヴィングの素質は認めます。特に、保有魔力量は歴代で見ても上位……もっと真面目に訓練をすれば、将来は一等星にもなり得る才能があるとは思いますが……」
「真面目、ねぇ。ワシの目には、彼は真面目に取り組んでいるように見えるがの?」
「あっ、いえ……それは、その……」
取り繕うため慌てて切り出した話題が、更なる失望を招きそうになったミスティアは、二の句が継げないでいた。
事実、マロゥは詠唱へのこだわりを捨てないだけで、真剣に勝負や勉学と向き合っている。勝てないながらも諦めることなく挑戦し、筆記試験に関しては上々の結果であり、実技のほうも協議の結果、不正なしとなり最上位の成績を収めた。
「……ホッホッホ。いやあ、すまんのぅミスティアくん。別に君を責めているつもりはないんじゃ。まあ、無詠唱に慣れすぎてしまった君たち若い世代だと、詠唱文の丸暗記などせぬから、気がつかないのかもしれんのう」
「……と、言いますと?」
ミスティアはアルバートの言葉の真意が掴めずに首をかしげる。
そんな彼女に、アルバートは無言で二つめの魔晶板を取り出し、別の模擬戦をしているマロゥの映像を見せた。
しばらくすると、画面の中のマロゥはほぼ同時に詠唱を始める。
『虚空より出でし原初の力、我が身に宿り――ぐぼぁっ!』
『虚空より出でし永久の力、我が身に宿り――ぬぐぁっ!』
「っ、これは……!?」
「そう。察しのとおり、詠唱文が異なるのじゃ」
「詠唱ミス……? いやしかし、これは……」
巻き戻して映像を見直すと、魔術を発動するまでには至っていないが、きちんと術式は正常に構築されている。
邪魔さえ入らなければ、問題なく魔術を発動できるはずだ。
それを確認すると同時に、先ほどの実技試験のなかで感じた違和感の正体にも気付く。
――詠唱文が正式なものと違うのだ。
本来、詠唱魔術を使うには決められた詠唱文を一字一句間違えずに詠唱しなければならない。
だというのに、マロゥはそのルールをねじ曲げて魔術を発動しようとしていたのだ。その事実に気付いたミスティアは、驚きのあまり目を見開いていた。
「気付いたかね? 詠唱文の改変――」
アルバートはしばし沈黙し、続けた。
「この行いは、魔術の創造に等しい」
「魔術の創造……? そんなことが可能だとすれば、彼は……」
ミスティアの脳裏には、魔術師の始祖と呼ばれる者の名が浮かんでいた。術式という基礎を作り上げ、詠唱というルールを編み出した偉人。
そんな存在に比肩するようなことを、いち学生がやっているのだ。
「まあ、現時点ではその可能性があるかも……としか言えぬがな。本人は無自覚なようじゃし、今は静かに見守るとしようじゃないか」
「わかりました……ですが、一年生は来週から学外での実戦課題が始まります。彼の戦いかたは非常に危なっかしい。私たち教師陣の目が届かないところへ行かせても大丈夫なのでしょうか?」
マロゥに稀少な才覚があることは、アルバートの言葉で確信できた。
だが、それを発揮するには、実戦はあまりに危険すぎる。
驚異的な集中と、自己世界への深い没入。おそらくはそれが魔術改変の条件……しかし、それは防御と引き換えの諸刃の剣だ。
実戦においては死に繋がる。ミスティアはそれを危惧していた。
「なあに、彼はひとりじゃない。……それに、実戦課題と言っても、危険度の低いものを選んでおるからのう」
「しかし、万が一ということも……」
「いくら特別な才能があろうとも、彼だけ課題を免除するわけにはいかぬ。大丈夫、信じようじゃないか。ワシら自慢の生徒たちを」
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