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勇者召喚に巻き込まれたらしい
4▽魔法でやらかし友達出来た△
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無駄に息ピッタリな絶叫を披露した奴らは絶賛混乱中。それはもう、開いた口が塞がらないってこの事か~、全員すげえ口が開いてるから1人くらいアゴ外れる奴いるんじゃね?という変な感想が思いつくくらいにアホ面晒してくれている。
俺に笑いを提供してくれてありがとな!と俺は心置きなく笑ってる。
~~~~~~~~~~~~
そろそろ3分くらい経ったか?コイツらいつまでアホ面晒してるつもりだよ。笑い疲れただろうが。
しかも暇すぎたから魔法の使い方も取得しちゃったけど別に良いよな。飛行魔法ってのがあったから今はそれでフヨフヨ浮かんで遊んでる
この中で1番に復活するのは誰だろな?誰でもいいから早く復活しねえかなーって思って秘書くん改め宰相くんの周りをゆっくり飛びながらジーッと見てたら復活してくれた。見てるだけでも案外なんとかなるもんだな
「ハッ!も、申し訳ない。私とした事が…シキ様、少々お待ちしていただいてもよろしいでしょうか?」
…復活してくれたのはいいんだが、宰相くんは態度がだいぶ変わってた。ステータスが凄かったからか?ま、敬意を持ってくれるのは悪い気はしないし良いか
宰相くんの俺は言葉にニコッと笑ってから頷いた。それにしても宰相くんなんか顔赤いけどそんなにアホ面晒したことが恥ずかしかったのか?
って思ってると宰相くんが
パンパン!
と手を叩いて
「皆様!いつまで惚けられているおつもりですか!まだやる事は残っておりますよ!」
とよく通る声で言った。するとその声のおかげか次々と復活していって
「す、すまなかったな。驚き過ぎて思考がフリーズしておった」
と王様が言ったので俺は
「ちょっと退屈してただけだから別にいいよ」
と返した。あと数分遅かったら寝ようかと思ったけどな!って考えてたのは勿論言わない。
「それより今から何やるの?」
「うむ、今からは我々の簡単に自己紹介をしようと思う。名前と役職を言うから、どちらかを覚えておいてほしい。城内で何か困った事があった時に役立つだろうからな」
「へーちょっと待ってな。たぶんここにメモ帳あったはずだから…あった!良し、これで名前とかはなんとかなるな。次は…」
今はまだカラオケ店のベストを着ていたのでそのポケットの中にメモ帳を入れていたはず、と思ったけどやっぱあったな。良かった良かった
でも机無いと書きづらいな。全属性使えるみたいだし木属性とかあるだろうから作るか!
ずっと飛んでたけど集中したいから一旦降りる。魔力の使い方はさっきので掴んだから、あとはイメージかな。目を瞑った方がイメージしやすいから目を瞑る。
……高さは80㎝くらいで、色は黒かな。表面は滑らかがいいけど形はシンプルで椅子も付けるか。魔力がスルッて出てった感覚があったからもう出来てるかな?と目を開けたら目の前にちゃんとイメージ通りの机と椅子が出来ていた。
さすが俺!って自分を褒めてたら周りがなんか五月蝿いことに気がついた。何かあったのかと思って周りを見たらなんかやたら目をキラキラさせた奴らに机が取り囲まれてた。そしていつの間にか机と椅子は俺の目の前から消えていた。そしてかなり離れたところでこの部屋にいたほとんどの奴らに囲まれてるっぽい
ん?なんで机出したばっかなのにそんな遠くにあるわけ?と状況が理解できてない俺。机と椅子出しただけでどうしてこうなってんだ?しかも折角出したのに囲まれてて使えないし。ヘルプの意味を込めて何故か隣にいた宰相くんを見ると説明してくれた
「えっとですね、シキ様。シキ様は今、魔力の感じから木属性の魔法をお使いになられましたよね?」
「え?うん、そのはずだけど?」
「本来木属性の魔法とは、植物の種などから自在に成長させて使うものなのです。なので花や実等の大きさは変えることが出来ても形は変えることが出来ないのです。ここまではご理解いただけましたか?」
「うん」
「なのでどう頑張っても完全な家具の形にするのは不可能です。ですが、シキ様は植物の種を使わないで、しかも立派な家具の形にしてしまった。だから現在机が囲まれている状態な訳です」
「つまり、俺は有り得ないはずの事をやっちゃった感じ?」
「そうなりますね」
「これ称号の異常者ってやつ関係ある?」
「恐らく。
もう一度ステータスを開いて確認してみてはいかがですか?効果を知りたいものを強く思えば効果の説明が出ますよ」
「へー便利だな。やってみる
ステータスオープン」
ステータスが出てきたので読むのも面倒だから早速称号の効果を確認する
(異常者、異常者…なんか自分が異常者って認めたみたいで複雑な気持ちだな)
§§§§§§§§§§§§
異常者
──────────
様々な事において常軌を逸した者に贈られる称号
普通では出来ないような事も出来るかもしれない…と思っていましたが出来ちゃったようですね
──────────
§§§§§§§§§§§§
なんかステータスのシステム?にも呆れられたぞ俺。とりあえずこの説明を宰相くんに伝えるか。
「……って事らしい。称号じゃなくて俺が原因っぽいんだけど」
説明に書いてあったことをそのまま宰相くんに伝えた。宰相くんはちょっと呆然としてたけど今回はすぐに立ち直って
「それは…流石シキ様ですね。システムですら驚かせるとは」
「そりゃどうも。ところで宰相くん達の自己紹介はしねえの?」
「そうですね、さすがにこの状況では私が何を言っても意味が無いでしょう…陛下もこの輪に参加してしまっているので、陛下が正気に戻ってくだされば自己紹介をやると思います。
それより宰相くんとは何ですか?」
えっマジで?王様参加してんの?
うわぁホントにいたよ。1番キラキラした目して、しかも囲んでる集団の先頭にいる。
これ絶対正気に戻るの時間かかるだろ。て事は…
「えぇ~それまで待たないといけねえのかよ。
ん?宰相くんってのはアダ名、みたいな?名前分かんなかったし、宰相閣下って呼ばれてたじゃん?」
「確かに私は宰相ですが…このまま待っているのも退屈なので私だけ先に自己紹介してもよろしいですか?」
「うんいいよ~」
「それでは自己紹介させていただきますね。
私の名はポルフィリオ・フォン・ノースロップ。役職は陛下より宰相を任せられており、貴族としては公爵の位におります。宜しくお願い致します。」
スッと仕事モードみたいな感じになった。イケメンがキリッとするとイケメン度が上がるんだな。
ポルフィリオ・フォン・ノースロップか~長いな、名前。ポルフィリオ、ポルフィリオ。うーん、ポルだと変だからポルフィでいっかな?ちょっと可愛い感じになったけど
「長いからポルフィって呼んでいい?俺の事は死鬼って呼び捨てでいいから」
「私はポルフィでいいのですが…呼び捨てでもよろしいのですか?私は最初、嫌な態度をとったはずですが」
堅苦しいの苦手だし、話してみて良い奴だって分かったからな~それに嫌な態度をとったって自覚がある奴なら大丈夫だろう!
「うん。もう気にしてないし。
友達になりたいと思ったからな。だから話し方も敬語じゃない方がいいな~ダメか?」
なんかポルフィと友達になれたら楽しそうだしな。
ダメ?ダメ?って期待を込めた眼差しでジーッとポルフィを見てると、ポルフィがフッと笑って
「分かったよ。シキがそう言うならそうさせてもらう。都合のいい話かもしれないが、俺も友人になれたらいいと思ってたからな。」
と言った。
ポルフィ普段は俺って言ってるのか。さっきまでの真面目な感じとのギャップが凄いな。と思ったけど、友達になれそうなので今はどうでもいい事だな
「良かった。よろしくな~ポルフィ」
「こちらこそよろしく、シキ」
と言って握手を交わす。
俺がポルフィと友情を築いていた間も他の奴らはずっと机と椅子を調べてた。アイツらはいつになったら自己紹介してくれるんだ?
俺に笑いを提供してくれてありがとな!と俺は心置きなく笑ってる。
~~~~~~~~~~~~
そろそろ3分くらい経ったか?コイツらいつまでアホ面晒してるつもりだよ。笑い疲れただろうが。
しかも暇すぎたから魔法の使い方も取得しちゃったけど別に良いよな。飛行魔法ってのがあったから今はそれでフヨフヨ浮かんで遊んでる
この中で1番に復活するのは誰だろな?誰でもいいから早く復活しねえかなーって思って秘書くん改め宰相くんの周りをゆっくり飛びながらジーッと見てたら復活してくれた。見てるだけでも案外なんとかなるもんだな
「ハッ!も、申し訳ない。私とした事が…シキ様、少々お待ちしていただいてもよろしいでしょうか?」
…復活してくれたのはいいんだが、宰相くんは態度がだいぶ変わってた。ステータスが凄かったからか?ま、敬意を持ってくれるのは悪い気はしないし良いか
宰相くんの俺は言葉にニコッと笑ってから頷いた。それにしても宰相くんなんか顔赤いけどそんなにアホ面晒したことが恥ずかしかったのか?
って思ってると宰相くんが
パンパン!
と手を叩いて
「皆様!いつまで惚けられているおつもりですか!まだやる事は残っておりますよ!」
とよく通る声で言った。するとその声のおかげか次々と復活していって
「す、すまなかったな。驚き過ぎて思考がフリーズしておった」
と王様が言ったので俺は
「ちょっと退屈してただけだから別にいいよ」
と返した。あと数分遅かったら寝ようかと思ったけどな!って考えてたのは勿論言わない。
「それより今から何やるの?」
「うむ、今からは我々の簡単に自己紹介をしようと思う。名前と役職を言うから、どちらかを覚えておいてほしい。城内で何か困った事があった時に役立つだろうからな」
「へーちょっと待ってな。たぶんここにメモ帳あったはずだから…あった!良し、これで名前とかはなんとかなるな。次は…」
今はまだカラオケ店のベストを着ていたのでそのポケットの中にメモ帳を入れていたはず、と思ったけどやっぱあったな。良かった良かった
でも机無いと書きづらいな。全属性使えるみたいだし木属性とかあるだろうから作るか!
ずっと飛んでたけど集中したいから一旦降りる。魔力の使い方はさっきので掴んだから、あとはイメージかな。目を瞑った方がイメージしやすいから目を瞑る。
……高さは80㎝くらいで、色は黒かな。表面は滑らかがいいけど形はシンプルで椅子も付けるか。魔力がスルッて出てった感覚があったからもう出来てるかな?と目を開けたら目の前にちゃんとイメージ通りの机と椅子が出来ていた。
さすが俺!って自分を褒めてたら周りがなんか五月蝿いことに気がついた。何かあったのかと思って周りを見たらなんかやたら目をキラキラさせた奴らに机が取り囲まれてた。そしていつの間にか机と椅子は俺の目の前から消えていた。そしてかなり離れたところでこの部屋にいたほとんどの奴らに囲まれてるっぽい
ん?なんで机出したばっかなのにそんな遠くにあるわけ?と状況が理解できてない俺。机と椅子出しただけでどうしてこうなってんだ?しかも折角出したのに囲まれてて使えないし。ヘルプの意味を込めて何故か隣にいた宰相くんを見ると説明してくれた
「えっとですね、シキ様。シキ様は今、魔力の感じから木属性の魔法をお使いになられましたよね?」
「え?うん、そのはずだけど?」
「本来木属性の魔法とは、植物の種などから自在に成長させて使うものなのです。なので花や実等の大きさは変えることが出来ても形は変えることが出来ないのです。ここまではご理解いただけましたか?」
「うん」
「なのでどう頑張っても完全な家具の形にするのは不可能です。ですが、シキ様は植物の種を使わないで、しかも立派な家具の形にしてしまった。だから現在机が囲まれている状態な訳です」
「つまり、俺は有り得ないはずの事をやっちゃった感じ?」
「そうなりますね」
「これ称号の異常者ってやつ関係ある?」
「恐らく。
もう一度ステータスを開いて確認してみてはいかがですか?効果を知りたいものを強く思えば効果の説明が出ますよ」
「へー便利だな。やってみる
ステータスオープン」
ステータスが出てきたので読むのも面倒だから早速称号の効果を確認する
(異常者、異常者…なんか自分が異常者って認めたみたいで複雑な気持ちだな)
§§§§§§§§§§§§
異常者
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様々な事において常軌を逸した者に贈られる称号
普通では出来ないような事も出来るかもしれない…と思っていましたが出来ちゃったようですね
──────────
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なんかステータスのシステム?にも呆れられたぞ俺。とりあえずこの説明を宰相くんに伝えるか。
「……って事らしい。称号じゃなくて俺が原因っぽいんだけど」
説明に書いてあったことをそのまま宰相くんに伝えた。宰相くんはちょっと呆然としてたけど今回はすぐに立ち直って
「それは…流石シキ様ですね。システムですら驚かせるとは」
「そりゃどうも。ところで宰相くん達の自己紹介はしねえの?」
「そうですね、さすがにこの状況では私が何を言っても意味が無いでしょう…陛下もこの輪に参加してしまっているので、陛下が正気に戻ってくだされば自己紹介をやると思います。
それより宰相くんとは何ですか?」
えっマジで?王様参加してんの?
うわぁホントにいたよ。1番キラキラした目して、しかも囲んでる集団の先頭にいる。
これ絶対正気に戻るの時間かかるだろ。て事は…
「えぇ~それまで待たないといけねえのかよ。
ん?宰相くんってのはアダ名、みたいな?名前分かんなかったし、宰相閣下って呼ばれてたじゃん?」
「確かに私は宰相ですが…このまま待っているのも退屈なので私だけ先に自己紹介してもよろしいですか?」
「うんいいよ~」
「それでは自己紹介させていただきますね。
私の名はポルフィリオ・フォン・ノースロップ。役職は陛下より宰相を任せられており、貴族としては公爵の位におります。宜しくお願い致します。」
スッと仕事モードみたいな感じになった。イケメンがキリッとするとイケメン度が上がるんだな。
ポルフィリオ・フォン・ノースロップか~長いな、名前。ポルフィリオ、ポルフィリオ。うーん、ポルだと変だからポルフィでいっかな?ちょっと可愛い感じになったけど
「長いからポルフィって呼んでいい?俺の事は死鬼って呼び捨てでいいから」
「私はポルフィでいいのですが…呼び捨てでもよろしいのですか?私は最初、嫌な態度をとったはずですが」
堅苦しいの苦手だし、話してみて良い奴だって分かったからな~それに嫌な態度をとったって自覚がある奴なら大丈夫だろう!
「うん。もう気にしてないし。
友達になりたいと思ったからな。だから話し方も敬語じゃない方がいいな~ダメか?」
なんかポルフィと友達になれたら楽しそうだしな。
ダメ?ダメ?って期待を込めた眼差しでジーッとポルフィを見てると、ポルフィがフッと笑って
「分かったよ。シキがそう言うならそうさせてもらう。都合のいい話かもしれないが、俺も友人になれたらいいと思ってたからな。」
と言った。
ポルフィ普段は俺って言ってるのか。さっきまでの真面目な感じとのギャップが凄いな。と思ったけど、友達になれそうなので今はどうでもいい事だな
「良かった。よろしくな~ポルフィ」
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