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勇者召喚に巻き込まれたらしい
8▽俺の殺気はヤバイらしい△
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ドッペルは猛スピードで近づいてきたが、俺にはゆっくり来ていると感じた。おかしいと思って周りを見渡すと、周りもゆっくりだと感じたから体感速度が延びたのかな?不思議なこともあるもんだな~と思いながらドッペルの繰り出す剣を全て防いでいたら、ドッペルが剣を繰り出しながら
「お前、手を抜いているな。俺を舐めているのか?」
と言ってきた。いやー実際に舐めてるからな~殺気もぜんぜんだし、とは言いづらい。当たり障りのない言い訳をしておくか
「手は抜いてるけど、舐めてはないって。」
うん、これでいいだろ。と思ったが、ドッペルはよくなかったみたいだ。顔を真っ赤にして怒った顔してる。こえーこえー(笑)
「やはり手を抜いていたのか!なぜ手を抜く?」
「うーん、ヤル気が出ねえから。やるんだったらちゃんと殺気を出せよ。つまんねえ」
衛兵に囲まれた時のがいい殺気してたぞ?数が多かったからかは知らんが、この程度の殺気なら犬が吠えてきたくらいにしか思わねえっての。と思いながらそう言ったが、ドッペルは意味が分からないという顔をしていた。
「何を言っている、殺気ならちゃんと出しているだろ!周りを見てみろ!ほとんどの人が青い顔をしているだろうが!」
ん?と思って周りを見渡すとドッペルの言う通り、確かに青い顔をしている野次馬達がいた。
「なんでアンタらそんな青い顔してんの?」
疑問をぶつけてみたら、唯一青い顔をしてなかった2mくらいありそうなガタイのいい男が出てきて
「アルの殺気がとても強いからよ。ここにいる騎士以外の人達は今までに感じたことの無い危機感を、騎士の者はアルの本気の殺気に畏怖を感じているの」
と答えた。アルってドッペルの事か?それよりなぜに女言葉?あれか、いわゆるオカマってやつか。あんな良いガタイしてんのにオカマって、身体交換してほしいぜ…
てかこの程度で危険を感じてんの?驚きだな。だから俺は
「この程度が危険?何言ってんだお前ら。
殺気ってのはこうやって出すんだよ」
と言って俺の出せる殺気の2割くらいを出してみた。そうしたら野次馬のほとんどが気絶したっぽい。立ってるのは王様と俺の質問に答えた奴とポルフィだけだった。立ってると言っても、もう少し殺気を強めたら倒れそうなくらいにギリギリな感じだ。ドッペルはというと、辛うじて剣は構えているものの顔が凄く青くなっていた。そして
「俺の負けだ」
と宣言した。なので殺気を引っ込めたが、この程度で負けを認めるとかどーゆう事だよ。と勝ったがなんか納得いかねえ
「なんで負けを宣言した?まだ本気でぶつかっていないだろ」
俺が不貞腐れた感じで言ったら、ドッペルが
「そんな禍々しい殺気を出せる奴に俺は勝てる気がしないんでな」
と言った。でもこれくらいは普通だろ。叔父に連れてかれた戦場ではこんな感じの殺気で溢れかえってたぞ?それに
「まだ殺気、2割くらいしか出してなかったぞ」
「…あ~うん、シキ。何も無い時はあれ以上殺気出すなよ?」
ポルフィが何とも言えない表情でそう言ってきた
「何で」
「殺気に当てられて大半の者が失神するからだよ」
「俺の殺気そんなにヤバイの?」
「ああ」
「ハァ分かったよ」
と言ってまだ双剣の形にしてたデトルーオを元のネックレスの姿に戻すと、後ろから複数の気配がした。嫌な予感がしたから無視しようと思ったが
「シキ様、ようやく見つけましたわ」
と言われてしまった。なので
ギギギ
と顔を後ろに向けるとそこには、さっきのドレスよりフリルが3倍程増えたドレスを持った例の恐ろしいメイドさん5人がいた。しかも凄い笑顔の
ヤバイ、すっかり忘れてた。俺の顔から血の気が引いた気がした。
「お前、手を抜いているな。俺を舐めているのか?」
と言ってきた。いやー実際に舐めてるからな~殺気もぜんぜんだし、とは言いづらい。当たり障りのない言い訳をしておくか
「手は抜いてるけど、舐めてはないって。」
うん、これでいいだろ。と思ったが、ドッペルはよくなかったみたいだ。顔を真っ赤にして怒った顔してる。こえーこえー(笑)
「やはり手を抜いていたのか!なぜ手を抜く?」
「うーん、ヤル気が出ねえから。やるんだったらちゃんと殺気を出せよ。つまんねえ」
衛兵に囲まれた時のがいい殺気してたぞ?数が多かったからかは知らんが、この程度の殺気なら犬が吠えてきたくらいにしか思わねえっての。と思いながらそう言ったが、ドッペルは意味が分からないという顔をしていた。
「何を言っている、殺気ならちゃんと出しているだろ!周りを見てみろ!ほとんどの人が青い顔をしているだろうが!」
ん?と思って周りを見渡すとドッペルの言う通り、確かに青い顔をしている野次馬達がいた。
「なんでアンタらそんな青い顔してんの?」
疑問をぶつけてみたら、唯一青い顔をしてなかった2mくらいありそうなガタイのいい男が出てきて
「アルの殺気がとても強いからよ。ここにいる騎士以外の人達は今までに感じたことの無い危機感を、騎士の者はアルの本気の殺気に畏怖を感じているの」
と答えた。アルってドッペルの事か?それよりなぜに女言葉?あれか、いわゆるオカマってやつか。あんな良いガタイしてんのにオカマって、身体交換してほしいぜ…
てかこの程度で危険を感じてんの?驚きだな。だから俺は
「この程度が危険?何言ってんだお前ら。
殺気ってのはこうやって出すんだよ」
と言って俺の出せる殺気の2割くらいを出してみた。そうしたら野次馬のほとんどが気絶したっぽい。立ってるのは王様と俺の質問に答えた奴とポルフィだけだった。立ってると言っても、もう少し殺気を強めたら倒れそうなくらいにギリギリな感じだ。ドッペルはというと、辛うじて剣は構えているものの顔が凄く青くなっていた。そして
「俺の負けだ」
と宣言した。なので殺気を引っ込めたが、この程度で負けを認めるとかどーゆう事だよ。と勝ったがなんか納得いかねえ
「なんで負けを宣言した?まだ本気でぶつかっていないだろ」
俺が不貞腐れた感じで言ったら、ドッペルが
「そんな禍々しい殺気を出せる奴に俺は勝てる気がしないんでな」
と言った。でもこれくらいは普通だろ。叔父に連れてかれた戦場ではこんな感じの殺気で溢れかえってたぞ?それに
「まだ殺気、2割くらいしか出してなかったぞ」
「…あ~うん、シキ。何も無い時はあれ以上殺気出すなよ?」
ポルフィが何とも言えない表情でそう言ってきた
「何で」
「殺気に当てられて大半の者が失神するからだよ」
「俺の殺気そんなにヤバイの?」
「ああ」
「ハァ分かったよ」
と言ってまだ双剣の形にしてたデトルーオを元のネックレスの姿に戻すと、後ろから複数の気配がした。嫌な予感がしたから無視しようと思ったが
「シキ様、ようやく見つけましたわ」
と言われてしまった。なので
ギギギ
と顔を後ろに向けるとそこには、さっきのドレスよりフリルが3倍程増えたドレスを持った例の恐ろしいメイドさん5人がいた。しかも凄い笑顔の
ヤバイ、すっかり忘れてた。俺の顔から血の気が引いた気がした。
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