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勇者召喚に巻き込まれたらしい
9▽オカマは怒らせるとヤバイ△
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5人のメイドさん達がジリジリと俺に近づいてきた。だから俺は急いで1番近くにいたドッペルの後ろに隠れた。そしてドッペルの後ろから顔だけ出して
「俺は絶対そんなの着ねえからな!」
とメイドさん達に言ったが、メイドさん達は相変わらず笑顔で
「いえいえ、絶対に着ていただきますわ。シキ様であればこのドレスは必ず似合うはずですもの」
と返された。クソ、俺は絶対あんなの着たくねえ。こうなったら…
「ポルフィ、メイドさん達止めといて。俺はこの国から出てく!」
と言ってすぐに飛行魔法で飛び上がった。そしたら慌てた様子のドッペルに腕を掴まれた。
「おい、ドッペル!手を離しやがれ!」
「お前ドレスとかでメイドが5人もついたってことは勇者召喚で呼ばれた奴だろ?それなら今この国を出ていかれたら困る!だから手は離さん。ていうかドッペルってなんだ!」
「んな事俺の知ったこっちゃないわ!だいたい、俺は男だぞ!ドレスなんか着れるか!」
こうなったら実力行使だ、とドッペルの腹を全力で殴って手を剥がした。なのに次はオカマ野郎に後ろから両肩をガシッと拘束された。王様とポルフィはドッペルを介抱してる。メイドさん達は嬉嬉としてこちらを見ている
「もう、大人しくしなさい。あのドレス可愛いじゃない。きっとよく似合うわ」
オカマ野郎が説得してきた。でも俺は健全なる男子高校生だぞ!ドレスが似合うとか言われても嬉しくもなんともねえ。だから
「お前と一緒にすんな!離せオッサン!」
と言ってなんとか腕を外そうとしてたら
ブチッ
って嫌な音が聞こえた気がした。恐る恐る後ろにいるオカマ野郎の方を見ると、鬼のように恐ろしい顔をしていた。こめかみに怒りマークが浮いて見えた。すげぇ初めて本物の見た
オカマ野郎は物凄く低い声で
「てめぇ、誰がオッサンだゴラァァァ!」
と言った。そして俺は次の瞬間、オカマ野郎に鳩尾を殴られてた
「カハッ…」
俺の肺から空気が全て出ていき、少しの間息が出来なくなった。その衝撃で飛行魔法を解けてしまったが、なんとか無事に着地した。だがホットしてたら、再びオカマ野郎の拳がさっきと同じ所にはいった。
これはヤベェ、と思ったが既に遅くて、俺の意識はブラックアウトしていった。
意識が薄くなっていってる時にオカマ野郎の
「あら、ちょっとやりすぎちゃったわ」
と言う声が聞こえた気がした。
オカマ怖え
~~~~~~~~~~~~~
どれくらい時間が経ったのか分からないが俺の意識が浮上してきた。俺は椅子に座らせられているみたいだ。目はまだ開けれないが、周りの会話は聞こえてきた。声からしてポルフィと王様、ドッペル、オカマ野郎がいるみたいだ
「凄く似合ってるな」
「羨ましいわ~」
「シキが起きたら絶対怒るぞ」
「ポルフィリオ~こんな奴ほっといて俺構ってよ」
という感じの会話が聞こえた。似合ってる?誰が、何をだ?そろそろ目が開けれそうだったので開けてみた。すると俺が1番に目に入ったのは誰かが着ているドレスだった。
ちょっと待て、これは首の角度からして俺がドレスを着ているのか?問いただすために顔を上げたらポルフィが1番に気がついて
「シキ、起きたか。すまん、その、俺では止められなかった」
と本当にすまなさそうに言った。だがポルフィは悪くねえ。止めようとしてくれただけでも感謝したい
問題はその後の3人だ。
「やっと起きたのね。貴方の寝ている間にメイド達がドレスを着せてくれたわよ~よかったわね」
「よく似合っているぞ、シキ殿」
「お前、その格好でポルフィリオを誘惑したら許さねえぞ」
と言って来た。オカマ野郎、王様、ドッペルの順だ。寝ている間?気絶している間、の間違いだろうが!それに似合ってても嬉しくねえし、ポルフィを誘惑とか意味ねえわ!
それにさっきは忘れてたが、よく考えたら殺気出すだけでよかったわ。と思って殺気を滲ませながら
「おはよ。さぁて、ポルフィ以外の3人。何かこの世に言い残すことはあるか?」
と笑顔で言った。きっと俺は物凄く悪い笑顔をしてる事だろう
「俺は絶対そんなの着ねえからな!」
とメイドさん達に言ったが、メイドさん達は相変わらず笑顔で
「いえいえ、絶対に着ていただきますわ。シキ様であればこのドレスは必ず似合うはずですもの」
と返された。クソ、俺は絶対あんなの着たくねえ。こうなったら…
「ポルフィ、メイドさん達止めといて。俺はこの国から出てく!」
と言ってすぐに飛行魔法で飛び上がった。そしたら慌てた様子のドッペルに腕を掴まれた。
「おい、ドッペル!手を離しやがれ!」
「お前ドレスとかでメイドが5人もついたってことは勇者召喚で呼ばれた奴だろ?それなら今この国を出ていかれたら困る!だから手は離さん。ていうかドッペルってなんだ!」
「んな事俺の知ったこっちゃないわ!だいたい、俺は男だぞ!ドレスなんか着れるか!」
こうなったら実力行使だ、とドッペルの腹を全力で殴って手を剥がした。なのに次はオカマ野郎に後ろから両肩をガシッと拘束された。王様とポルフィはドッペルを介抱してる。メイドさん達は嬉嬉としてこちらを見ている
「もう、大人しくしなさい。あのドレス可愛いじゃない。きっとよく似合うわ」
オカマ野郎が説得してきた。でも俺は健全なる男子高校生だぞ!ドレスが似合うとか言われても嬉しくもなんともねえ。だから
「お前と一緒にすんな!離せオッサン!」
と言ってなんとか腕を外そうとしてたら
ブチッ
って嫌な音が聞こえた気がした。恐る恐る後ろにいるオカマ野郎の方を見ると、鬼のように恐ろしい顔をしていた。こめかみに怒りマークが浮いて見えた。すげぇ初めて本物の見た
オカマ野郎は物凄く低い声で
「てめぇ、誰がオッサンだゴラァァァ!」
と言った。そして俺は次の瞬間、オカマ野郎に鳩尾を殴られてた
「カハッ…」
俺の肺から空気が全て出ていき、少しの間息が出来なくなった。その衝撃で飛行魔法を解けてしまったが、なんとか無事に着地した。だがホットしてたら、再びオカマ野郎の拳がさっきと同じ所にはいった。
これはヤベェ、と思ったが既に遅くて、俺の意識はブラックアウトしていった。
意識が薄くなっていってる時にオカマ野郎の
「あら、ちょっとやりすぎちゃったわ」
と言う声が聞こえた気がした。
オカマ怖え
~~~~~~~~~~~~~
どれくらい時間が経ったのか分からないが俺の意識が浮上してきた。俺は椅子に座らせられているみたいだ。目はまだ開けれないが、周りの会話は聞こえてきた。声からしてポルフィと王様、ドッペル、オカマ野郎がいるみたいだ
「凄く似合ってるな」
「羨ましいわ~」
「シキが起きたら絶対怒るぞ」
「ポルフィリオ~こんな奴ほっといて俺構ってよ」
という感じの会話が聞こえた。似合ってる?誰が、何をだ?そろそろ目が開けれそうだったので開けてみた。すると俺が1番に目に入ったのは誰かが着ているドレスだった。
ちょっと待て、これは首の角度からして俺がドレスを着ているのか?問いただすために顔を上げたらポルフィが1番に気がついて
「シキ、起きたか。すまん、その、俺では止められなかった」
と本当にすまなさそうに言った。だがポルフィは悪くねえ。止めようとしてくれただけでも感謝したい
問題はその後の3人だ。
「やっと起きたのね。貴方の寝ている間にメイド達がドレスを着せてくれたわよ~よかったわね」
「よく似合っているぞ、シキ殿」
「お前、その格好でポルフィリオを誘惑したら許さねえぞ」
と言って来た。オカマ野郎、王様、ドッペルの順だ。寝ている間?気絶している間、の間違いだろうが!それに似合ってても嬉しくねえし、ポルフィを誘惑とか意味ねえわ!
それにさっきは忘れてたが、よく考えたら殺気出すだけでよかったわ。と思って殺気を滲ませながら
「おはよ。さぁて、ポルフィ以外の3人。何かこの世に言い残すことはあるか?」
と笑顔で言った。きっと俺は物凄く悪い笑顔をしてる事だろう
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