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勇者召喚に巻き込まれたらしい
16▽勇者くんとの、会話?△
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さて、魔族の2人も強制退場させた事だし気絶してる奴ら起こすか
…気絶ってどうやって治すんだっけ?回復させたら勝手に起きるか?確か回復魔法とかいうのがあったな。回復なら…なんだ?英語だとヒーリングか?いや、それは治癒だな。まあそれでもいっか。要はイメージだろ
もちろん既に縄は解いてあるぞ
「『ヒーリング』」
とりあえず縛られてた3人に手を向けて魔法を使ってみた。光が3人のほうに向かって行って、体に吸収されたみたいだ。たぶん成功したと思う
しばらく観察してたら2分くらいで男の…風雅とか言ったか?ソイツが目を覚ました。
ちなみに勇者くんと聖女ちゃんはソファに座ってポルフィと王様、あと使用人の人達が相手している
「ん…どうして、俺、床?」
風雅とかいうのがそう言った。ん?何が言いたかったんだ?そういえばコイツ自己紹介の時も口数少なかったな。おかげで言いたかったことがわかんね
俺が暗号(笑)を解読しようと頑張ってるのに、言葉を発した本人は他の2人を起こし始めていた。無視かよ、いい度胸だな?おい。と思ったがまあ病み上がり(?)だから殴ったりするのは止めといた。俺もそこまで鬼じゃねからな?
「2人とも起きろ」
風雅がそう声をかけたら
「…ん」
と賢者さんが起きた。
魔獣使いの奴の方はというと
「う~ん…あと3時間~」
だそうだ。いやいや寝てる場合じゃねえだろ。せめてベッド行けよ
「響、起きなさい!起きないと貴女のご飯食べちゃうわよ!」
いきなり母親みたいな事を賢者さんが言い出した。母親ってあんな感じなんだろうか…死鬼には母親がいねえからよく分かんねえな。
でもさすがに「ご飯」って言われて起きる奴はいねえだろ
と思ったのだが…
ガバッ
「ご飯!」
と言って起きた。嘘だろ…どんだけ食い意地張ってんだよ
他の2人はいつもの事なのか諦めた顔をしている
「毎回思うけど響よくご飯って言われて起きれるわね…」
「不思議」
全く以て同感だよ。そんなに食うことが好きなのか?
「だってご飯美味しいじゃん!食べ損ねたら損だよ!」
「まだこの世界のご飯が美味しいとか分からないじゃない」
「それでも食べるのは動くのと同じくらい好きだからいいの!」
「まあ単純で起こすの楽でいいけどね」
「むぅ…理琉今あたしの事バカにした?」
「してないわよ?気の所為でしょ」
「ふーんならいっか~」
うん、魔獣使いがバカなのはわかった。
さて、そろそろ死鬼と交代だな。
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うーん、零と交代したのはいいけどなんでその時の記憶が無いんだろ?零は俺の記憶とか全部知ってるのに…
っと、そんな事より勇者くん大丈夫かな?かなりボロボロだったけど…様子みてみるか
「えっと…有薗くんと二宮さん、でいいのか?大丈夫?」
「えっあ、ああ。うん。大丈夫だよ。皆さん親切に手当とかしてくれたし」
「…私も大丈夫」
そんなに驚く事か?それに聖女ちゃんに怯えられてね?ちょっと話しかけただけだろ…まあ慣れてるからいいや
「あの…ありがとう。古城くんのおかげで助かったよ」
なんか勇者くんにお礼言われたな。けど俺は何もしてねえし。零が戦いたいって言ったから代わっただけなんだよな
「そりゃよかったな。まあ俺が助けたわけじゃねえけど…」
ボソッと最後のやつを呟いたが
「え?それはどういう事?確かに古城くんが戦っていたよね」
どうやら聞こえていたらしい。面倒だな~誤魔化そ
「ん?何の事だ?」
「いや、今古城くん俺が助けたわけじゃないって言わなかった?」
「言ったか?んな事」
「言ったと思ったんだけどな…ゴメン僕の気の所為だったみたい」
「あっそう。なら俺もう行くわ」
よっしゃー!なんとか誤魔化せた…よな?
あ~疲れた。王様に聞いてどっかで寝よ
「王様、これってまだパーティーやんの?」
「いや、この状況では続けるのは無理だろう。だから1週間後の国民に勇者様方をお披露目する日にパーティーを再びやろうと思う」
1週間後にお披露目会ね~大変だな勇者くん達
「へーじゃあもう寝てもいい?眠いんだけど」
「ん?そうか…なら部屋に案内させよう」
部屋あんのか。どんな部屋なんだろな…
何て考えてたら俺はどこからか現れた40代くらいの執事さんに部屋まで案内するから来い、的な事を言われたのでついて行った。
…で10分くらい経ったんだけどまだ着かないのか?
「なぁ、まだ着かないの?」
「申し訳ございません。あと少しで着きますのでもう暫く我慢して下さい」
って言われた。うーん、さすが城。広いな
そっから2分くらいで部屋に着いた、らしい
らしいっていうのは本当にここを使っていいのか分かんねえからだ。俺が使うには明らかにおかしい…
「ここがシキ様に泊まっていただく部屋でございます。何か御用がございましたらベッドの横にあるベルを鳴らしてください」
「ああ、わかった」
「それでは失礼致します」
と言って執事さんは部屋を出ていった。
いや、ちょっと待てよ。本当にここ使うの?装飾品とかすげぇ豪華なんだけど。しかも広いし。10m×10mくらいあるんですけど…
…気絶ってどうやって治すんだっけ?回復させたら勝手に起きるか?確か回復魔法とかいうのがあったな。回復なら…なんだ?英語だとヒーリングか?いや、それは治癒だな。まあそれでもいっか。要はイメージだろ
もちろん既に縄は解いてあるぞ
「『ヒーリング』」
とりあえず縛られてた3人に手を向けて魔法を使ってみた。光が3人のほうに向かって行って、体に吸収されたみたいだ。たぶん成功したと思う
しばらく観察してたら2分くらいで男の…風雅とか言ったか?ソイツが目を覚ました。
ちなみに勇者くんと聖女ちゃんはソファに座ってポルフィと王様、あと使用人の人達が相手している
「ん…どうして、俺、床?」
風雅とかいうのがそう言った。ん?何が言いたかったんだ?そういえばコイツ自己紹介の時も口数少なかったな。おかげで言いたかったことがわかんね
俺が暗号(笑)を解読しようと頑張ってるのに、言葉を発した本人は他の2人を起こし始めていた。無視かよ、いい度胸だな?おい。と思ったがまあ病み上がり(?)だから殴ったりするのは止めといた。俺もそこまで鬼じゃねからな?
「2人とも起きろ」
風雅がそう声をかけたら
「…ん」
と賢者さんが起きた。
魔獣使いの奴の方はというと
「う~ん…あと3時間~」
だそうだ。いやいや寝てる場合じゃねえだろ。せめてベッド行けよ
「響、起きなさい!起きないと貴女のご飯食べちゃうわよ!」
いきなり母親みたいな事を賢者さんが言い出した。母親ってあんな感じなんだろうか…死鬼には母親がいねえからよく分かんねえな。
でもさすがに「ご飯」って言われて起きる奴はいねえだろ
と思ったのだが…
ガバッ
「ご飯!」
と言って起きた。嘘だろ…どんだけ食い意地張ってんだよ
他の2人はいつもの事なのか諦めた顔をしている
「毎回思うけど響よくご飯って言われて起きれるわね…」
「不思議」
全く以て同感だよ。そんなに食うことが好きなのか?
「だってご飯美味しいじゃん!食べ損ねたら損だよ!」
「まだこの世界のご飯が美味しいとか分からないじゃない」
「それでも食べるのは動くのと同じくらい好きだからいいの!」
「まあ単純で起こすの楽でいいけどね」
「むぅ…理琉今あたしの事バカにした?」
「してないわよ?気の所為でしょ」
「ふーんならいっか~」
うん、魔獣使いがバカなのはわかった。
さて、そろそろ死鬼と交代だな。
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うーん、零と交代したのはいいけどなんでその時の記憶が無いんだろ?零は俺の記憶とか全部知ってるのに…
っと、そんな事より勇者くん大丈夫かな?かなりボロボロだったけど…様子みてみるか
「えっと…有薗くんと二宮さん、でいいのか?大丈夫?」
「えっあ、ああ。うん。大丈夫だよ。皆さん親切に手当とかしてくれたし」
「…私も大丈夫」
そんなに驚く事か?それに聖女ちゃんに怯えられてね?ちょっと話しかけただけだろ…まあ慣れてるからいいや
「あの…ありがとう。古城くんのおかげで助かったよ」
なんか勇者くんにお礼言われたな。けど俺は何もしてねえし。零が戦いたいって言ったから代わっただけなんだよな
「そりゃよかったな。まあ俺が助けたわけじゃねえけど…」
ボソッと最後のやつを呟いたが
「え?それはどういう事?確かに古城くんが戦っていたよね」
どうやら聞こえていたらしい。面倒だな~誤魔化そ
「ん?何の事だ?」
「いや、今古城くん俺が助けたわけじゃないって言わなかった?」
「言ったか?んな事」
「言ったと思ったんだけどな…ゴメン僕の気の所為だったみたい」
「あっそう。なら俺もう行くわ」
よっしゃー!なんとか誤魔化せた…よな?
あ~疲れた。王様に聞いてどっかで寝よ
「王様、これってまだパーティーやんの?」
「いや、この状況では続けるのは無理だろう。だから1週間後の国民に勇者様方をお披露目する日にパーティーを再びやろうと思う」
1週間後にお披露目会ね~大変だな勇者くん達
「へーじゃあもう寝てもいい?眠いんだけど」
「ん?そうか…なら部屋に案内させよう」
部屋あんのか。どんな部屋なんだろな…
何て考えてたら俺はどこからか現れた40代くらいの執事さんに部屋まで案内するから来い、的な事を言われたのでついて行った。
…で10分くらい経ったんだけどまだ着かないのか?
「なぁ、まだ着かないの?」
「申し訳ございません。あと少しで着きますのでもう暫く我慢して下さい」
って言われた。うーん、さすが城。広いな
そっから2分くらいで部屋に着いた、らしい
らしいっていうのは本当にここを使っていいのか分かんねえからだ。俺が使うには明らかにおかしい…
「ここがシキ様に泊まっていただく部屋でございます。何か御用がございましたらベッドの横にあるベルを鳴らしてください」
「ああ、わかった」
「それでは失礼致します」
と言って執事さんは部屋を出ていった。
いや、ちょっと待てよ。本当にここ使うの?装飾品とかすげぇ豪華なんだけど。しかも広いし。10m×10mくらいあるんですけど…
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