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第17話 残り
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結局アデリアは自分が
珍しくて美味しそうなお菓子を食べたかったので、
ほとんどのドラヤキを無理矢理持っていってしまった。
前回と同じ広間でまた二人にされた
アーノルドとシャルロットは共になんだかぐったりした。
「あー。
やれやれ。
結局5個しか残らなかったな。」
アーノルドはぐったりしながら言った。
シャルロットが持ってきたのは30個以上はあったが、
アーノルドに残されたドラヤキは5個だけだった。
「……申し訳ありません(-_-)」
シャルロットとしてもなんでこんなことになったのか分からないが、
とりあえずドラヤキを守れなかったことを謝罪した。
「イヤイヤ。
どちらかと言えば謝るのはこっちだ。
どうにも母上には逆らえなくてな。
母上は無類の甘い物好きなんだ。
僕は母上に似たんだ。
母上は自分は甘い物すきなのに、
僕には太る太ると言って甘い物を食べさせないようにするんだ。」
アーノルドは不満げに言って、
とりあえず残ったドラヤキを食べようと言った。
アーノルドは残ったドラヤキのうちのひとつを手にとった。
シャルロットが焼いたドラヤキの生地は卵がたっぷり使ってあったので、
きれいな黄色に美味しそうな茶色い焼き目がきれいについて、
もった感触はふかふかだった。
見た目も美味しそうなドラヤキにアーノルドはパクリと食いつくと、
「!!
美味しい!!」
アーノルドはそう叫ぶと、
あっという間にペロリとドラヤキをひとつ平らげた。
珍しくて美味しそうなお菓子を食べたかったので、
ほとんどのドラヤキを無理矢理持っていってしまった。
前回と同じ広間でまた二人にされた
アーノルドとシャルロットは共になんだかぐったりした。
「あー。
やれやれ。
結局5個しか残らなかったな。」
アーノルドはぐったりしながら言った。
シャルロットが持ってきたのは30個以上はあったが、
アーノルドに残されたドラヤキは5個だけだった。
「……申し訳ありません(-_-)」
シャルロットとしてもなんでこんなことになったのか分からないが、
とりあえずドラヤキを守れなかったことを謝罪した。
「イヤイヤ。
どちらかと言えば謝るのはこっちだ。
どうにも母上には逆らえなくてな。
母上は無類の甘い物好きなんだ。
僕は母上に似たんだ。
母上は自分は甘い物すきなのに、
僕には太る太ると言って甘い物を食べさせないようにするんだ。」
アーノルドは不満げに言って、
とりあえず残ったドラヤキを食べようと言った。
アーノルドは残ったドラヤキのうちのひとつを手にとった。
シャルロットが焼いたドラヤキの生地は卵がたっぷり使ってあったので、
きれいな黄色に美味しそうな茶色い焼き目がきれいについて、
もった感触はふかふかだった。
見た目も美味しそうなドラヤキにアーノルドはパクリと食いつくと、
「!!
美味しい!!」
アーノルドはそう叫ぶと、
あっという間にペロリとドラヤキをひとつ平らげた。
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