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第27話 新作
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二人が揃って料理場に行くと、
アーノルドは一応王子なので、
料理長や使用人たちは恐縮したが、
アーノルドは邪魔をしないから作るところが見てみたいと言った。
シャルロットは張り切っていたが顔は無表情のままだった。
しかし毎日シャルロットを見ている使用人たちは
『シャルロットさまが珍しく張り切っている!!』
シャルロットの僅かな変化を見逃さなかった。
無愛想ながらも優しいシャルロットは使用人たちから好かれており、
使用人たちは珍しくやる気がみなぎっているシャルロットを応援しようと張り切り始めた。
料理長を始め、他の使用人たちは、
シャルロットがドラヤキに生クリームを入れてみたいと言ったので、
一斉に材料や道具を揃え、
アンコはまだ余りがあったので、
料理長には生クリームを泡立てもらって、
シャルロットは試食用に小さめのドラヤキの生地を沢山焼いた。
せっかくだからと使用人たちの分も生クリーム入りのドラヤキを作り、
使用人たちは恐縮したが、
アーノルドも一緒に皆で食べてみた。
「おいしい!!!」
アーノルドも使用人たちも、
騒ぎを聞き付けて料理場にやって来たルミリアも、
生クリーム入りのドラヤキを絶賛した。
さらに、
「なぁ、これに苺も入れてみていいか?」
「!!!!?(-_-)!!??!」
アーノルドの天才的な発案により
この日、『苺生クリームドラヤキ』が完成した。
~~~~~~~~~~~~~~
【バーベル国王】
「ねぇ!?
あの二人ほんと何目指してるの??」
【カイン宰相】
「…………………………」
アーノルドは一応王子なので、
料理長や使用人たちは恐縮したが、
アーノルドは邪魔をしないから作るところが見てみたいと言った。
シャルロットは張り切っていたが顔は無表情のままだった。
しかし毎日シャルロットを見ている使用人たちは
『シャルロットさまが珍しく張り切っている!!』
シャルロットの僅かな変化を見逃さなかった。
無愛想ながらも優しいシャルロットは使用人たちから好かれており、
使用人たちは珍しくやる気がみなぎっているシャルロットを応援しようと張り切り始めた。
料理長を始め、他の使用人たちは、
シャルロットがドラヤキに生クリームを入れてみたいと言ったので、
一斉に材料や道具を揃え、
アンコはまだ余りがあったので、
料理長には生クリームを泡立てもらって、
シャルロットは試食用に小さめのドラヤキの生地を沢山焼いた。
せっかくだからと使用人たちの分も生クリーム入りのドラヤキを作り、
使用人たちは恐縮したが、
アーノルドも一緒に皆で食べてみた。
「おいしい!!!」
アーノルドも使用人たちも、
騒ぎを聞き付けて料理場にやって来たルミリアも、
生クリーム入りのドラヤキを絶賛した。
さらに、
「なぁ、これに苺も入れてみていいか?」
「!!!!?(-_-)!!??!」
アーノルドの天才的な発案により
この日、『苺生クリームドラヤキ』が完成した。
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【バーベル国王】
「ねぇ!?
あの二人ほんと何目指してるの??」
【カイン宰相】
「…………………………」
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