指と声で支配された日

mayu

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あなたの舌が、わたしをほどいていく

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ベッドに押し倒されたあと、彼はすぐに私の服を脱がせることはしなかった。
スカートの上から、ふわりと手のひらを這わせて——

「まゆ……焦らないで、ゆっくり、ね」

彼の声があまりにも優しくて、余計に身体が火照っていく。
スカートの中に手が滑り込む。ショーツは、もうびしょ濡れだった。

「さっきから……こっちが堪らなくなるくらい、濡れてたよね」

布越しに撫でられるたびに、そこからじわっと熱が湧いて、腰が勝手に揺れてしまう。
濡れすぎているのが恥ずかしくて、顔を逸らしたその瞬間——

「全部、舐めてあげる。まゆの感じるとこ、ぜんぶ……」

そう囁かれて、ぞくりと背筋が震えた。

ゆっくりとショーツを脱がされ、太ももを開かれていく感覚。
彼の手が、熱を持った肌の内側を撫でていく。

「こっち向いて。ちゃんと……俺の顔、見てて」

うつぶせになった彼の頭が、太ももの間に沈んでいく。
その瞬間、熱い吐息がそっと触れて、息が止まりそうになった。

——ぬる、っと。
舌が、濡れた奥をすくい上げた。

「ん……あっ……やっ……ぁ」

腰が跳ねるのを抑えられない。
けれど彼は、それが嬉しいように、唇でやさしく、ゆっくり、花びらを吸い上げていく。

甘く、ねっとりと、何度も。
舌先が奥を探るたび、身体の中がじんじんと熱くなっていく。

唇が、つぷっと音を立てる。
まるで大事な果実を味わうように、丹念に、丁寧に、私のそこを食べるように愛してくる。

「まゆ、すごい……こっちが呑まれそう」

熱く濡れた舌が、奥まで差し込まれて——
喉の奥から、切ない声が漏れていく。

舌先が小さな突起を撫で、吸い、押し潰すように甘く刺激すると、意識が何度もふっと遠のきそうになった。

「や、あっ……そこ、っ……い、イク……」

波のような快感が、身体を何度も飲み込んでいく。
でも彼はやめない。何度も、何度も、優しく、そして時に激しく、舌で私を壊しにかかる。

「可愛い……声、たくさん聞かせて」

唇が、舌が、そこに生まれた快感を何度も溢れさせて——
私は、自分の声が誰のものかわからなくなるほど、泣きながら感じ続けていた。



「……やだ……そんなに、ずっと……舐めたら……っ」

息も絶え絶えになりながら、私は彼の頭を押し返そうとした。
けれど、力が入らない。
それどころか、触れた髪の柔らかさと、そこから伝わる彼の熱が愛しくて、私はそっと指を絡めてしまっていた。

「まゆ……まだイけるよ、ほら……」

そう囁きながら、彼はまたゆっくりと、舌を滑り込ませてくる。
ねっとりと、まるで蜜をすくうように——

「や……あっ、だめ……だめ、だめ……っ、もう……」

何度も、何度も、優しく吸われて、舌を這わされて、
奥の奥まで蕩けるような快感が広がっていく。

脚が震える。
お腹の奥が、きゅん、とつままれるように痙攣する。

「そんなに……声、出して……可愛いよ、まゆ」

彼の言葉が、下半身から登ってきて脳まで届くみたいだった。
快感の波が何度も押し寄せて、涙が滲む。

「ああ……もう、どうにかなっちゃう……っ」

濡れすぎて、唇と舌が触れるたび、ぐちゃ、といやらしい音が響く。
恥ずかしい。でも、それがまた身体を熱くさせる。

舌先が、突起を円を描くように優しく撫でながら、
時折、ちゅ、と音を立てて吸われるたびに、腰が勝手に跳ねてしまう。

まるで吸い尽くされるみたいに、何度も、何度も舐められて——
私は、ひとつの塊のような快感に溺れていた。

「んぁっ……っ、もう、やだ……やだぁ……っ」

声が上ずって、指先がベッドシーツを掴んで離せない。
腰は震えて、舌を受け入れるたび、奥からじゅわっと熱が漏れた。

「大丈夫。まゆの全部、俺が気持ちよくしてるだけ……」

彼の舌が奥を押し広げるたびに、世界がゆらいで見えた。
快感の波が止まらない。息をすることすら、忘れてしまいそうになる。

——これ以上、舐められたら。
ほんとうに、壊れてしまいそう。

でも、止めてなんて言えなかった。
この人の舌で、もっと溺れていたかった。


---

「……可愛いね、まゆ。こんなに濡れて……いっぱい、感じたね」

顔を上げた彼の唇は濡れていて、目がとろけるほど優しくて。
そんな彼に、私は、もう自分の全部を許していた。


「もう……だめ……ほんとに、無理……」

まゆは、彼の髪を撫でながら、力なくそう呟いた。

指先が痺れて、身体がずっと小刻みに震えている。
なのに、まるで飢えたように、身体の奥が、彼を求めて疼いている。

「ほんとに?……身体、こんなに素直なのに」

彼の声は、どこまでも優しく、でも有無を言わせない熱を孕んでいた。

「もう充分感じたでしょ……?」

「感じた……感じたの……でも……それ以上は……っ」

言葉にならない吐息をこぼしながら、まゆは彼の胸にすがりついた。
抱き寄せられた瞬間、裸の肌が触れ合い、びりっとした電流のような快感が走る。

彼の手が、背中から腰へ、そして脚の付け根をゆっくりなぞる。

「挿れないで……お願い、今日は……」

そう懇願する声は、泣きそうに掠れていた。

けれど彼は——静かに、でも強くまゆの顎を指先で持ち上げ、目を覗き込んだ。

「嘘つき。……まゆ、こっちからぎゅって、締めてきてるよ?」

その言葉に、まゆは羞恥で顔を覆った。
確かに、自分でもわかる。
彼の指が触れるたび、奥の奥が勝手に求めて締めつけてしまっていた。

「……まゆの、全部が欲しいよ」

ベッドにまゆを仰向けに寝かせると、彼は脚の間にゆっくりと腰を沈めてきた。

熱い何かが、まゆのそこに触れる。

——だめ、挿れないで。

そう願ったはずなのに、まゆの脚は、自分から彼の腰に絡みついていた。

「あ……や、ぁ……っ、やっぱり……だめ、だめぇ……っ」

ゆっくりと押し広げられていく感覚。
唇を塞ぎたくなるほど、甘くて、深くて、どうしようもなく気持ちいい。

「んぁっ……っ、あ、ああ……」

少しずつ、彼がまゆの奥に溶け込んでいくたび、身体が熱く満たされていく。

「ゆっくり、入ってく……ね……奥、トロトロで、吸い込まれてる」

言葉責めのように囁かれながら、彼はまゆのすべてを埋めていく。
止めて、なんてもう言えなかった。

「お願い……いっぱい、可愛がって……」

気がつけば、自分から彼の背中を引き寄せていた。
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