JOB CHANGE

サクタマ

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第1章 目覚め

10☆

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宿の部屋に戻った俺は、ステータスプレートを確認する。

ーーー
[名前] 国城 護 [年齢] 29
[職業] 荷物持ちポーターLv5 UP
[スキル] 近距離武器Lv2 UP
      中距離武器Lv2 UP
      短剣術Lv2 UP
      弓術Lv2 UP
      投擲術Lv1
      格闘術Lv6 
      回復魔法Lv1 NEW
      生活魔法Lv3 UP
      魔力感知Lv5 UP
      魔力操作Lv3 UP
      身体強化Lv5 
      状態異常耐性Lv5
      気配察知Lv4 UP
      気配遮断Lv2 NEW
      危険察知Lv3 UP
      鑑定Lv4 UP
      解体術Lv1 
      マッピングLv2 NEW
[固有スキル] 言語理解
        収納空間
        転職
[加護] 創造神の加護
[称号] 異世界人
ーーー

「やっぱりだ。観るだけでもスキルが取得できる!」

ちょっとした実験とは、魔法を観ることで取得できるか否か。

実験は良い成果が得られて、俺は回復魔法を取得した。

今はまだヒールしか使えないが、Lvが上がることで他の魔法も使えるようになる。

もしかしたら、攻撃魔法である火や水といった属性魔法も覚えられるかもしれない。

「教本は……っと、その前にオウグさんの所に行くか」

ブレードディアの角を剣に加工してもらいにオウグさんの武器屋に向かう。



「ブレードディアの角か……」

オウグさんに角を渡し、武器作成の依頼をする。

「メスの角じゃから30cmほどの短剣しか作れんが良いかの?」

「えぇ、それでお願いします。代金はいくらぐらいですか?」

「そうじゃのぉ、短剣4本で1000Gじゃな」

渡した角で短剣として使える真っ直ぐな部分が4箇所あったため4本加工が出来るそうだ。

「では、短剣を2本で500G。残りは素材の買い取りでお願いできますか?」

「……ふむ。それなら2本で300Gでよいぞ。余る素材はこっちで好きに加工するからの」

それで良いかと言い、オウグが手を出してくるので、握手をしてお願いしますと応える。

「代金は物が出来たら支払ってくれ。完成は……2日後じゃ」

3日後の朝に来ると応えて、武器屋を出る。



宿屋の部屋に戻って夕食までの時間を魔法の教本を読むことにした。

一般的に属性魔法には相性があり、火は風に強く、水に弱い。

火〉風〉土〉水〉火となっているようだ。

光と闇は互いに強くもあり弱くもある。

ただし、火の初級魔法火球ファイアーボールでは風の中級魔法風槍ウィンドランスに打ち負けるし、火の中級魔法火槍ファイアーランスは水の初級魔法水球ウォーターボールに打ち勝つ。

初級のボール系は中級のランス系に負ける。

扱えるランクの差=実力の差となる。


「属性魔法を使ってみたいけど、部屋の中でするのはまずいよな」

ある程度魔法が使えるようになったら、開けた場所で練習することを決め、夕食を食べに食堂に降りた。


「マモル君、もうブレードディアを狩ったんだって?」

驚いた表情でマルサが聞いて来たので、たまたまですよと返しておく。

いつもの夕飯にブレードディアの肉が追加されたのはギルドからの好意らしい。

癖が少なく美味しかった。

肉が固そうなイメージがあったのだが、柔らかかった。


部屋に戻ってからは就寝まで(気絶するまで)電灯を使う。

20回目が打ち止めとなった。




翌朝、寝坊することなくギルドに向かった俺はルフルさんの列に並ぶ。

「今日はランクUPのための試験を行います。試験の内容は魔物の討伐です。試験官として私が付いていきますので宜しくお願い致します」

欲望と妬みの視線が俺を一瞬で刺した。

「よ、よろしく、おねがい、します」

準備があるので少し待つことになった。

どうか、誰も絡んできませんようにと心から願うのだった。

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