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19.拒絶
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ジロちゃんは笑顔を張り付けたまま、手に持っていた袋から何かを取り出すと、見せつけるようにそれを地面へ叩きつけた。
ガラスで出来たそれは、ガシャンと音を立てて無惨に砕け散っていく。
原型を無くしたそれは、ワンカップの瓶だった。
「ジロちゃん、それ……」
「話を聞いて真っ先にあの場所に向かいましたよ。また勝手に逃げ出してあそこに戻ったんじゃないかって」
俺が使っていた、酒飲み用のカップ瓶。連れ去られて以降路地裏で置き去りになっていたやつだ。
「何をするつもりだったかは知りませんが、ちゃんとここに戻って来てくれたことは嬉しいですよ」
ジロちゃんは追い討ちをかけるように袋から折り畳まれた見覚えのあるダンボールを取り出すと、地面に投げ捨て足でぐしゃりと踏みつけた。
「だけど、不安要素は払拭しておかないと」
俺の部屋だったものが、綺麗に磨かれた革靴で何度も何度も踏み潰されていく。
別にあんな瓶とダンボールなんて、所詮ただのゴミだ。だけど俺にとっては唯一の私物と呼べる存在であり拠り所だった。
どんなに暖かなベッドでも、路地裏の薄っぺらいダンボールで横たわっている時の方がよっぽどよく眠れた。
酔っ払いどもの馬鹿みたいな笑い声。ギラギラしたネオン。露出の多い服に身を包んだ姉ちゃん。
それらを上機嫌で眺める路地裏での生活。
「これで貴方の居場所はここだけですね。さぁカツキさん、一緒に帰りましょう」
俺の大切なものが、呆気なく壊されていった。
◇◇◇
「ジロちゃ……ッ!ごめ、」
部屋に入るなり手を掴まれ、強引にベッドに押し倒される。
「ごめんって!もう黙って外行ったりしな……いッ!」
若い青年相手に筋力差では勝てない。身に付けていたものを全て剥ぎ取られ、下の穴に乱暴に指を差し込まれた。
「カツキさん、どうして外に行ったんですか?何処にも行かないでって言ったのに!」
「ご、ごめ……!」
「言い訳なんて聞きたくない!」
ジロちゃんはそう言うなり、自分のネクタイを口に突っ込んで俺の言葉を封じた。
こうなってしまった彼の耳には何を言っても届かない。その証拠にぶつぶつと小言を繰り返す。
「いっそ手錠でも買いましょうか、ああそうだ、買おう、今すぐ縛り付けて、二度と離れないように」
「んーッ、ん、んん……!」
諦めて力を抜くと、ジロちゃんは覆い被さってそそり勃ったものを挿入した。勿論ゴムなんて付けてくれやしない。
「僕をっ、僕の全部を受け入れて下さいよ……!」
「んぐ、んん……ッ!」
みちみちと無理矢理拡がっては、彼のものが奥へと侵入していく。痛みに悶える俺なんて気にも留めず、己の欲望を発散する為だけに必死に腰を振っていた。
「カツキさん、カツキさん、カツキさんカツキさんカツキさん……ッ!どうして言うことを聞いてくれないんですか?どうして僕を拒絶するんですか?どうしてっ、どうして、どうして……!」
「ん、んんぅ、んんん」
「言い訳は聞きたくないって、言ったでしょう!」
もう逃げないよって、言ったんだけどな。
勃起させて、顔を歪めながら腰を振る姿は痛々しくて見ていられなかった。
「お願いですっ、お願い、僕を受け入れて下さい……あなたにまで拒絶されたら、僕はっ、どうすれば……」
怒りに身を任せて歪んだ欲望をぶつけていた彼は、やがて嗚咽をあげながら涙を溢した。
泣きたいのはこっちなのに、どうして彼が泣くのだろう。何をそんなに恐れているのだろう。
これだけ酷い仕打ちを受けているにも関わらず、綺麗な顔をぐちゃぐちゃに歪めながらすがり付く彼を振り払うことは出来なかった。
言葉に出来ない代わりに、痛みに痺れる手を必死に動かして彼の背中をそっと抱き締める。
「カツキさん……?」
「ん、んんん」
俺の行動が予想外だったのか、ジロちゃんは動きを止めると涙で潤んだ目でこちらを見下ろしてきた。
何とか言葉にできないかともごもごと口を動かしたが、彼はいつかの日と同じように涙を引っ込めると、暗い目をしたまま俺を睨み付けてぼそりと呟いた。
「今更媚びたところで許しませんよ」
靴擦れの跡が残る俺の足を持ち上げ律動を再開される。
ああ、これはもう駄目だ。手の尽くしようが無い。彼の抱える傷は俺が思っていた以上に根深かったようだ。
俺の言葉は一生、彼に届くことはないだろう。
『拒絶してるのは、ジロちゃんの方でしょ』
ガラスで出来たそれは、ガシャンと音を立てて無惨に砕け散っていく。
原型を無くしたそれは、ワンカップの瓶だった。
「ジロちゃん、それ……」
「話を聞いて真っ先にあの場所に向かいましたよ。また勝手に逃げ出してあそこに戻ったんじゃないかって」
俺が使っていた、酒飲み用のカップ瓶。連れ去られて以降路地裏で置き去りになっていたやつだ。
「何をするつもりだったかは知りませんが、ちゃんとここに戻って来てくれたことは嬉しいですよ」
ジロちゃんは追い討ちをかけるように袋から折り畳まれた見覚えのあるダンボールを取り出すと、地面に投げ捨て足でぐしゃりと踏みつけた。
「だけど、不安要素は払拭しておかないと」
俺の部屋だったものが、綺麗に磨かれた革靴で何度も何度も踏み潰されていく。
別にあんな瓶とダンボールなんて、所詮ただのゴミだ。だけど俺にとっては唯一の私物と呼べる存在であり拠り所だった。
どんなに暖かなベッドでも、路地裏の薄っぺらいダンボールで横たわっている時の方がよっぽどよく眠れた。
酔っ払いどもの馬鹿みたいな笑い声。ギラギラしたネオン。露出の多い服に身を包んだ姉ちゃん。
それらを上機嫌で眺める路地裏での生活。
「これで貴方の居場所はここだけですね。さぁカツキさん、一緒に帰りましょう」
俺の大切なものが、呆気なく壊されていった。
◇◇◇
「ジロちゃ……ッ!ごめ、」
部屋に入るなり手を掴まれ、強引にベッドに押し倒される。
「ごめんって!もう黙って外行ったりしな……いッ!」
若い青年相手に筋力差では勝てない。身に付けていたものを全て剥ぎ取られ、下の穴に乱暴に指を差し込まれた。
「カツキさん、どうして外に行ったんですか?何処にも行かないでって言ったのに!」
「ご、ごめ……!」
「言い訳なんて聞きたくない!」
ジロちゃんはそう言うなり、自分のネクタイを口に突っ込んで俺の言葉を封じた。
こうなってしまった彼の耳には何を言っても届かない。その証拠にぶつぶつと小言を繰り返す。
「いっそ手錠でも買いましょうか、ああそうだ、買おう、今すぐ縛り付けて、二度と離れないように」
「んーッ、ん、んん……!」
諦めて力を抜くと、ジロちゃんは覆い被さってそそり勃ったものを挿入した。勿論ゴムなんて付けてくれやしない。
「僕をっ、僕の全部を受け入れて下さいよ……!」
「んぐ、んん……ッ!」
みちみちと無理矢理拡がっては、彼のものが奥へと侵入していく。痛みに悶える俺なんて気にも留めず、己の欲望を発散する為だけに必死に腰を振っていた。
「カツキさん、カツキさん、カツキさんカツキさんカツキさん……ッ!どうして言うことを聞いてくれないんですか?どうして僕を拒絶するんですか?どうしてっ、どうして、どうして……!」
「ん、んんぅ、んんん」
「言い訳は聞きたくないって、言ったでしょう!」
もう逃げないよって、言ったんだけどな。
勃起させて、顔を歪めながら腰を振る姿は痛々しくて見ていられなかった。
「お願いですっ、お願い、僕を受け入れて下さい……あなたにまで拒絶されたら、僕はっ、どうすれば……」
怒りに身を任せて歪んだ欲望をぶつけていた彼は、やがて嗚咽をあげながら涙を溢した。
泣きたいのはこっちなのに、どうして彼が泣くのだろう。何をそんなに恐れているのだろう。
これだけ酷い仕打ちを受けているにも関わらず、綺麗な顔をぐちゃぐちゃに歪めながらすがり付く彼を振り払うことは出来なかった。
言葉に出来ない代わりに、痛みに痺れる手を必死に動かして彼の背中をそっと抱き締める。
「カツキさん……?」
「ん、んんん」
俺の行動が予想外だったのか、ジロちゃんは動きを止めると涙で潤んだ目でこちらを見下ろしてきた。
何とか言葉にできないかともごもごと口を動かしたが、彼はいつかの日と同じように涙を引っ込めると、暗い目をしたまま俺を睨み付けてぼそりと呟いた。
「今更媚びたところで許しませんよ」
靴擦れの跡が残る俺の足を持ち上げ律動を再開される。
ああ、これはもう駄目だ。手の尽くしようが無い。彼の抱える傷は俺が思っていた以上に根深かったようだ。
俺の言葉は一生、彼に届くことはないだろう。
『拒絶してるのは、ジロちゃんの方でしょ』
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