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終
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あれから何度もファブリスの元へ、ベノムは孫娘を送り込もうとした。しかしその都度にべもなく追い返される屈辱に耐えきれなくなった孫娘がとうとう祖父に泣きついた。孫娘可愛さに狡猾で完璧な策士だったベノムは何を血迷ったか第一魔界、第二魔界と協力して第三魔界の魔王の座を奪うことを考える。
自身の魔力の少なさについては第一、第二魔界の魔王である親族と共に、全ての魔界を統治する事が出来れば皆文句も言わないだろうという無理なこじつけで。
「偉大なる魔王ファブリス様。近頃第一魔界と第二魔界には頻繁に人間どもが攻め入ってきているようですぞ。ここは一つ、第三魔界に棲む強い魔族たちを援軍に送ってはいかがか?」
ベノムが内心はほくそ笑みながらも困った風な表情を繕って報告を上げる。この事態の黒幕は己である癖に、何も知らない体を装っているのだ。
「……強い魔族の中でも人間に害を成す事を喜ぶ者たちを送り込め。代わりに、第一魔界と第二魔界にいる人間に害を成す事を恐れる臆病者たちは、この第三魔界へと連れて来い」
「なるほど! それは非常に良い考えですぞ! そのような臆病者たちはお強いファブリス様の庇護の元で暮らせということですな!」
思いの外上手く事が運んで、ベノムは喜んでいるようだ。それを表情に出さぬよう、必死で堪えることを努力しているのが窺える。ファブリスはそんなベノムにも興味が無さそうに短く告げた。
「早く告げてこい」
「さすがは偉大なる魔王様! このベノム、しかと賜りまし……」
「今すぐ去れ」
最後まで言葉を言わせる事なく去れと命じたファブリスに、苛立った様子でピクピクとこめかみを痙攣させたベノム。それでもこの生意気な魔王は親族と共に謀反を起こして殺した上で、その混乱の最中に自分が新たな魔王の座につくことを思えば何とか許す事ができた。
「それでは失礼いたし……」
「去れ」
「く……ッ」
ベノムが玉座の間を去った後、ファブリスは斜め後ろの暗闇に立つサーシャに向かって優しく声を掛ける。その華奢な手を離すまいと掴みながら。
「なぁ、サーシャ。これからは誰もお前に文句は言わぬ。それどころか、新しい世界の始まりに感謝するであろう」
「ファブリス様、貴方の執念には負けました。まさか人間の勇者と交渉するだなんて……」
ある日ファブリスは魔王を倒しに来た勇気ある人間と交渉した。その人間はそう強くもないが、仲間の為に震える足でここまでやってきたのだった。
人間にも魔族にも利のある話を持ち掛けると、平和を愛するその人間は快く乗ってきた。
「いい加減、あの狸ジジイのダミ声にも我慢の限界だからな」
「ふふっ……、そんな事を言って。全て私の為なのでしょう」
「当然だ。サーシャがその条件ならば伴侶となっても良いと約束してくれたのだから、俺はその為に動いたまで」
美しい顔を嬉しそうに綻ばせた魔王は、サーシャの手をグイッと引っ張って引き寄せ、そのぷくりとした赤い唇を奪った。
◆◆◆
「何故……、何故こんな事に……」
第一魔界も第二魔界も灰となった。あれほど強い魔族を呼び寄せ謀反を起こして、脆弱な魔族と臆病者たちだけとなった第三魔界へと攻め込もうとしていたまさにその時、突如現れた一人の魔族によって一瞬で燃やし尽くされたのだ。
人間に害なす事を好む魔族、凶暴で見境のない魔族、ファブリスに敵意を持つ魔族はこの第一、第二魔界に集結していた。反対に、そうではない魔族たちは第三魔界へと集めていたから、ファブリスは魔界の大掃除をしたのである。
「ベノム、俺のことを見くびり過ぎたのではないのか? この程度のこと、人間の赤子の手をひねるより容易い」
「し、しかし……、魔王であるお前はあの第三魔界を離れる訳にはいかぬはず。今あの第三魔界には誰が……」
魔王が玉座を空ければ、必ず諍いが起こるはず。第三魔界の魔王であるファブリスがここにいるならば、誰がその座を守っているのか。
「俺の魔力の半分を預けたサーシャが、魔王代理として治めておるわ」
「な……っ! 乱心したか! あのような人間との半端者は我ら魔族を裏切るに違いない! 騙されておるのだ!」
「謀反を起こし、魔王の座につこうとしていたお前が言うのか? それに、これからサーシャはこの地を治める予定の者たちとの架け橋になる大切な立場の者だ」
ベノムは皺くちゃの瞼を大きく開いてファブリスを見た。もう息子も甥っ子も、共に謀反を謀った魔族も一匹残らずファブリスに燃やし尽くされて、残るは自分だけ。この灰しか残らぬ地に誰が来るというのか。
「な、なにを……」
「第一魔界は人間に明け渡す。第二魔界も同様だ。この地は人間の治める地となり、これからは魔族と人間は共存してゆくことになった」
「まさか!」
「その為に邪魔な魔族はお前に命じて第一、第二魔界へ送ったであろう。第三魔界に残るは、人間と共存しても良いと考える平和的な魔族たちだけだ」
あれほど歴代の魔王たちに策士だと言われて重宝されたベノムは、己の策によって全てを失った。
「い、偉大なる魔王ファブリス様! どうかこのベノム、これからも貴方様のお役に立ちますがゆえ、どうか此度のことはお許しいただけませんか?」
さすが狡猾な狸ジジイである。この期に及んでファブリスに命乞いをするのだから、ある意味ずる賢い自分というものを貫いている。
「……ベノム」
「は、はい! 何なりと!」
「お前のダミ声にはうんざりだ」
「へ……?」
小さな狸ジジイの身体は、跡形もないほどに細切れとなって散らばった。
灰だらけになった魔界は、これからあの勇者を中心とした人間たちが新しい国を作ってゆくだろう。面倒臭がり屋のファブリスが治めるのは第三魔界のみ。それも、人間とのハーフであるサーシャと共に、ヒトとの共存をしていくのだ。
「さぁ、我が愛しい伴侶サーシャのところへ帰ろうか」
半分をサーシャに預けたとはいえ、膨大な魔力を有するファブリスは一瞬で第三魔界へと転移する。そこに残ったのはファブリスの独り言だけ。
「今晩は新しい国の礎を祝って、優しく優しく飽くまで抱いてやろうぞ」
~fin
自身の魔力の少なさについては第一、第二魔界の魔王である親族と共に、全ての魔界を統治する事が出来れば皆文句も言わないだろうという無理なこじつけで。
「偉大なる魔王ファブリス様。近頃第一魔界と第二魔界には頻繁に人間どもが攻め入ってきているようですぞ。ここは一つ、第三魔界に棲む強い魔族たちを援軍に送ってはいかがか?」
ベノムが内心はほくそ笑みながらも困った風な表情を繕って報告を上げる。この事態の黒幕は己である癖に、何も知らない体を装っているのだ。
「……強い魔族の中でも人間に害を成す事を喜ぶ者たちを送り込め。代わりに、第一魔界と第二魔界にいる人間に害を成す事を恐れる臆病者たちは、この第三魔界へと連れて来い」
「なるほど! それは非常に良い考えですぞ! そのような臆病者たちはお強いファブリス様の庇護の元で暮らせということですな!」
思いの外上手く事が運んで、ベノムは喜んでいるようだ。それを表情に出さぬよう、必死で堪えることを努力しているのが窺える。ファブリスはそんなベノムにも興味が無さそうに短く告げた。
「早く告げてこい」
「さすがは偉大なる魔王様! このベノム、しかと賜りまし……」
「今すぐ去れ」
最後まで言葉を言わせる事なく去れと命じたファブリスに、苛立った様子でピクピクとこめかみを痙攣させたベノム。それでもこの生意気な魔王は親族と共に謀反を起こして殺した上で、その混乱の最中に自分が新たな魔王の座につくことを思えば何とか許す事ができた。
「それでは失礼いたし……」
「去れ」
「く……ッ」
ベノムが玉座の間を去った後、ファブリスは斜め後ろの暗闇に立つサーシャに向かって優しく声を掛ける。その華奢な手を離すまいと掴みながら。
「なぁ、サーシャ。これからは誰もお前に文句は言わぬ。それどころか、新しい世界の始まりに感謝するであろう」
「ファブリス様、貴方の執念には負けました。まさか人間の勇者と交渉するだなんて……」
ある日ファブリスは魔王を倒しに来た勇気ある人間と交渉した。その人間はそう強くもないが、仲間の為に震える足でここまでやってきたのだった。
人間にも魔族にも利のある話を持ち掛けると、平和を愛するその人間は快く乗ってきた。
「いい加減、あの狸ジジイのダミ声にも我慢の限界だからな」
「ふふっ……、そんな事を言って。全て私の為なのでしょう」
「当然だ。サーシャがその条件ならば伴侶となっても良いと約束してくれたのだから、俺はその為に動いたまで」
美しい顔を嬉しそうに綻ばせた魔王は、サーシャの手をグイッと引っ張って引き寄せ、そのぷくりとした赤い唇を奪った。
◆◆◆
「何故……、何故こんな事に……」
第一魔界も第二魔界も灰となった。あれほど強い魔族を呼び寄せ謀反を起こして、脆弱な魔族と臆病者たちだけとなった第三魔界へと攻め込もうとしていたまさにその時、突如現れた一人の魔族によって一瞬で燃やし尽くされたのだ。
人間に害なす事を好む魔族、凶暴で見境のない魔族、ファブリスに敵意を持つ魔族はこの第一、第二魔界に集結していた。反対に、そうではない魔族たちは第三魔界へと集めていたから、ファブリスは魔界の大掃除をしたのである。
「ベノム、俺のことを見くびり過ぎたのではないのか? この程度のこと、人間の赤子の手をひねるより容易い」
「し、しかし……、魔王であるお前はあの第三魔界を離れる訳にはいかぬはず。今あの第三魔界には誰が……」
魔王が玉座を空ければ、必ず諍いが起こるはず。第三魔界の魔王であるファブリスがここにいるならば、誰がその座を守っているのか。
「俺の魔力の半分を預けたサーシャが、魔王代理として治めておるわ」
「な……っ! 乱心したか! あのような人間との半端者は我ら魔族を裏切るに違いない! 騙されておるのだ!」
「謀反を起こし、魔王の座につこうとしていたお前が言うのか? それに、これからサーシャはこの地を治める予定の者たちとの架け橋になる大切な立場の者だ」
ベノムは皺くちゃの瞼を大きく開いてファブリスを見た。もう息子も甥っ子も、共に謀反を謀った魔族も一匹残らずファブリスに燃やし尽くされて、残るは自分だけ。この灰しか残らぬ地に誰が来るというのか。
「な、なにを……」
「第一魔界は人間に明け渡す。第二魔界も同様だ。この地は人間の治める地となり、これからは魔族と人間は共存してゆくことになった」
「まさか!」
「その為に邪魔な魔族はお前に命じて第一、第二魔界へ送ったであろう。第三魔界に残るは、人間と共存しても良いと考える平和的な魔族たちだけだ」
あれほど歴代の魔王たちに策士だと言われて重宝されたベノムは、己の策によって全てを失った。
「い、偉大なる魔王ファブリス様! どうかこのベノム、これからも貴方様のお役に立ちますがゆえ、どうか此度のことはお許しいただけませんか?」
さすが狡猾な狸ジジイである。この期に及んでファブリスに命乞いをするのだから、ある意味ずる賢い自分というものを貫いている。
「……ベノム」
「は、はい! 何なりと!」
「お前のダミ声にはうんざりだ」
「へ……?」
小さな狸ジジイの身体は、跡形もないほどに細切れとなって散らばった。
灰だらけになった魔界は、これからあの勇者を中心とした人間たちが新しい国を作ってゆくだろう。面倒臭がり屋のファブリスが治めるのは第三魔界のみ。それも、人間とのハーフであるサーシャと共に、ヒトとの共存をしていくのだ。
「さぁ、我が愛しい伴侶サーシャのところへ帰ろうか」
半分をサーシャに預けたとはいえ、膨大な魔力を有するファブリスは一瞬で第三魔界へと転移する。そこに残ったのはファブリスの独り言だけ。
「今晩は新しい国の礎を祝って、優しく優しく飽くまで抱いてやろうぞ」
~fin
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いつも感想いただけて励みになっております!
ありがとうございました(*´╰╯`๓)♬